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スペシャル あの一言
2024年09月08日(日)
最新TV速報
【あの一言】
[2024年09月] [2024年08月] [2024年06月] 
慶應義塾大学大学院教授・岸博幸
<NNNニュース>政策金利を0.25%に・日銀が追加利上げを決定
今回のこの利上げは拙速。正直いって、日本経済はそこまで景気がいいわけではない。働く人の実質賃金も上がっていないし、成長率とかいろんなものを見ると、正直景気はあまりいいとは言えない。デフレ30年の影響は残っており、実体経済がまだ強くなってない中で金利を多少でも上げると、中小零細企業が影響を受けて、あと住宅ローンにも影響がある。かえって恵まれてない側がより一層影響を受ける。今回上げたのは本当に実体経済への影響っていう点で大丈夫かと非常に心配。
2024/07/31 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

カマラハリス副大統領(VTR)
<JNN NEWS>民主党・ハリス副大統領・個人攻撃のトランプ前大統領に反撃
ドナルド、私に言いたいことがあるならば面と向かって言いなさい。
2024/07/31 TBSテレビ[ひるおび]

女性ラッパー・ミーガンザスタリオン(VTR)
<JNN NEWS>民主党・ハリス副大統領・個人攻撃のトランプ前大統領に反撃
私たちは初の女性大統領誕生という歴史を作るんだ。
2024/07/31 TBSテレビ[ひるおび]

弁護士・萩谷麻衣子
<ピックアップNEWS>国から秘書給与詐取の疑い・広瀬議員事務所を家宅捜索
裏金といい、議員給与の詐取の疑いといい、国民が本当に物価高と賃金上がらずに苦しんでいるというのに、国会議員というのは違法な手を使っても吸い取れるところから吸い取ろうとするのかと愕然とする。過去も同じような事例でも、裁判所は、名義貸しのようなものは、国会議員としての信用を悪用して国民の信頼を傷つけるものであって、極めて悪質な犯行であると判断している。広瀬議員が関係者と口裏を合わせて何か工作しようとするようなところがあったとしたら今後逮捕される可能性もある。同じように実態がほぼないのに親族を秘書にしていて議員の公設秘書の給与を国から支給を受けているという議員が他にもいないのかちょっと襟を正してほしい。
2024/07/31 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

明海大学教授・小谷哲男
ハリス氏が巻き返す方策は
バイデン政権がやってきたことは格差問題。それよりも激戦州にいる日々の請求書を支払うのさえ難しい人たちが結果を決めるわけでそこをハリスがやらないと勝ち目がない。ある意味MAGAをぱくってもいい。
2024/07/30 BSフジ[プライムニュース]

前駐米大使・杉山晋輔
ハリス氏が巻き返す方策は
ハリス副大統領はもともとディフェンディングチャンピオン側だが今やチャレンジャーになっているので、これからネガティブキャンペーンなどが起きるだろうからそれを極小化して、今までの実績をできるだけ訴えて今の新しいもの感が続けられれば相当強い。自分がやったらこうだというのを新しいイメージで訴えられるか。激戦州の人たちをつかめるかどうか。
2024/07/30 BSフジ[プライムニュース]

元外務副大臣・佐藤正久
ナゼ・秘密漏えい・不正受給・パワハラ・不正飲食・不祥事続く防衛省・自衛隊の問題点
極めて残念。自衛隊OBとしても非常に申し訳なく思う。一番遵法精神を高く持って、規律を維持しないといけない実力集団、武装集団の自衛隊でこういう形で不正が行われていたと。特に金品をもらっていることについては、本当に前代未聞で言語道断と言わざるを得ない。
2024/07/30 BS日テレ[深層NEWS]

元海上自衛隊自衛艦隊司令官・香田洋二
ナゼ・秘密漏えい・不正受給・パワハラ・不正飲食・不祥事続く防衛省・自衛隊の問題点
自衛官は本来的に「お金のことは言うな」の世界だが、相対的に危険にさらされる隊員たちを親身に面倒みていたのかどうか、そこの甘さ、隊員との意識のずれというものが結果的にこうなった組織的な面もある。
2024/07/30 BS日テレ[深層NEWS]

元海上自衛隊自衛艦隊司令官・香田洋二
ナゼ・秘密漏えい・不正受給・パワハラ・不正飲食・不祥事続く防衛省・自衛隊の問題点
非常に厳しい憲法違反と言われた自衛隊から始めて60年、70年間で築き上げてきたことを、結果としてある意味一時的に完全にぶち壊してしまったことについては一切申し開きができない。
2024/07/30 BS日テレ[深層NEWS]

元防衛相・自民党安保調査会長・小野寺五典
米国“核の傘”日韓それぞれの対応
日本の感覚はかなり特殊。こんなに周りの国がどんどん核を持ち、配備をし、照準を定めている中で、韓国の抑止力として(核を)持っておくべきだという強い議論というのは(むしろ)普通。色々な国を見ても、核の脅威にさらされている国というのはそういうことをする。ただ、個人的には日本は核を持ってはいけないと思っている。いざというときの米国との関係を目に見える形でやっておくべきだし、詰めておく必要がある。
2024/07/29 BSフジ[プライムニュース]

政策研究大学院大学理事・副学長・教授・道下徳成
日米韓が直面している脅威&課題
自衛隊と韓国軍は戦力構造が違う。韓国軍は陸中心。日本は海と空が強くて陸が最後の守り。朝鮮半島有事が起きた場合、日本も協力はすると思うが、朝鮮半島の中で戦うのは米軍と韓国軍だけ。日本は日本海などで米国を支援する。間接的には協力するが、直接的に韓国軍と一緒に戦うわけではない。
2024/07/29 BSフジ[プライムニュース]

政策研究大学院大学理事・副学長・教授・道下徳成
日米“指揮統制”強化の狙い
日本に米国の統合軍司令部ができるのは大変好ましいこと。より多くのスタッフが来るので、より緊密な連携もできる。米国の日本防衛、地域の安全保障へのコミットメントが強化される象徴にもなる。四つ星の一番偉い人が来るのか、一つ下の方が来るのかで議論が分かれている。ハワイにいる親分が四つ星なのに、日本にいる下で働く人が四つ星だとなると、どっちが偉いのか、わからずに指揮系統に混乱が起きる可能性がある。
2024/07/29 BSフジ[プライムニュース]

笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄
勢い・ハリス氏・副大統領候補誰に?
誰になるかはまだわからない。なぜかというと大統領との相性もあるから。ただ、相性を横に置いて考えれば、いかに激戦州で勝てるかということになるので、そうなるとペンシルベニア州は落としたくないので、巷ではシャビロ知事が最有力候補ではないかということになっている。泥仕合になったときはペンシルベニア州の知事がいた方が有利。
2024/07/29 BS日テレ[深層NEWS]

キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司
<徹底解説・ニュース最前線>「台湾は半導体ビジネスを奪った」
トランプ氏は中国大陸と台湾の区別がよくついていない。有事の時に米兵の血を流してまでも台湾を守るという判断をするのかについてはかなり疑問。
2024/07/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュース最前線>激戦州の戦いに異変か・鍵を握る副大統領候補は?
ラストベルトは理念とかよりも実利で動く。ハリス氏がラストベルトで勝ち抜くためには素養だけでなく経済的にインフレ率を抑えるなどの政策が必要。
2024/07/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司
<徹底解説・ニュース最前線>トランプ氏・副大統領候補がアキレス腱?
バンス氏は白人至上主義的、白人労働者を守ると言っていたのに実は妻は移民。バンス氏の妻はインド系移民の2世。ヒンドゥー教式の結婚式を挙げている。トランプ・バンスになったら移民が来るのではなど批判が出ている。
2024/07/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司
<徹底解説・ニュース最前線>トランプ氏・ハリス副大統領と戦いにくい?
人種の問題や性別の問題はセンシティブな問題で気をつけてやらないといけない部分だがトランプ氏が最も墓穴を掘りやすい部分でもある。
2024/07/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司
<徹底解説・ニュース最前線>“後継”ハリス氏に勢い・対トランプ戦略は
トランプ氏にとって最大のネックは大統領経験者として初めて有罪評決を受けていること。次男が有罪評決を受けたバイデン氏はその部分を責められなかった。ハリス氏は検察官対犯罪者という構図を浮かび上がらせるという意味ではトランプ氏の弱点を突いた。
2024/07/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュース最前線>トランプ氏・ハリス副大統領と戦いにくい?
トランプ陣営としてはハリス氏が踊ったりとか、大きな口をあけて笑ったりしたことがあまり上品ではないとして批判したが、これが逆に若者から支持を集めるようになってしまった。この一例だけ見てもトランプ陣営がうまく批判しきれていないことがよくわかる。トランプ陣営から女性、非白人蔑視みたいな言葉が出てくれば、トランプ氏にとっては致命的になってくる可能性もある。ハリス氏自体も戦略的にトランプ氏からの批判を引き出すようなことをやっている可能性もある。
2024/07/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

国際教養大学大学院客員教授・小西克哉
バイデン氏撤退で激変!どうなる米国大統領選
今回、バンスを選んだのは結果として大失敗だった。おそらくバイデンが大統領候補として出てくるだろうと予想してバンスでも大丈夫だと共和党の重鎮も思ったのだろう。ところがバイデンは失脚してしまった。中西部ラストベルトをとる場合、その州の中のどういう人たちが浮動層なのか、例えば中西部ラストベルト郊外の女性にバンスのマガのメッセージは反発を受ける。そういう人たちをバンスではとれない。
2024/07/28 BS朝日[激論!クロスファイア]

早稲田大学教授・中林美恵子
バイデン氏撤退で激変!どうなる米国大統領選
本来、共和党の大会など見ない人たちまでもが共和党大会を見ていた。(トランプ氏が)結構融和的なことを言い、共和党はすごくまとまっていて勢いがあるようだとまで言われ、それが全国に伝播していた。この流れをうまくつかめばトランプ氏も相当、浮動票がとれたと思うが、最後の最後でトランプ氏の本音が出てしまい浮動票が逃げてしまった。
2024/07/28 BS朝日[激論!クロスファイア]

慶應義塾大学教授・渡辺靖
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
来月、民主党大会があるが、ガザ情勢が結構民主党の中でも分裂要因になりかねない。そのため、できるだけ早い段階で、停戦和平の道筋をつけようというふうにするのではないか。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
万が一共和党政権になり、ましてや議会も取られるということになったら、おそらく相当方向性が変わるため、政権が変わっても変わらないような種を仕掛けることにバイデン大統領は全力を尽くす可能性がある。バイデン政権は特に環境問題で、そこまで早くしなくてもいいものをどんどん実施している。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
今世論調査を見ると、ウィスコンシン州ミシガン州はそれなりに接戦だが、ペンシルベニア州はちょっとトランプ氏に溝を開けられている。ここを何とかひっくり返そうと思ったらやはりペンシルベニア州知事のシャピロ氏というのは大変確率の高い副大統領候補。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

元駐米大使・佐々江賢一郎
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
トランプ氏の誤算は副大統領候補にバンス氏を選んだこと。バンス氏はミニトランプと言われているが、中絶とか女性問題で、むしろ足を引っ張っている。下手をするとこれがアキレス腱になる可能性が出てきた。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
中絶問題が特に女性の票を左右するというふうに言われている。2022年の中間選挙で実は共和党による赤い津波が起こるのではないかと言われた選挙があった。この時に最高裁の判断で中絶に関するロー対ウェイドの判決が覆されたが、これにいきりたった女性たちが民主党をかなり支えて上院で民主党が勝ったという事実もある。もし有権者、そして女性たちがこの中絶問題に集中すると相当ハリス氏に優位になる可能性が出てくる。特にバンス副大統領候補はトランプ氏以上にかなり極端なので不利になる可能性が出ている。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

慶應義塾大学教授・渡辺靖
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
トランプ氏はもうちょっと穏健なイメージで無党派層穏健派を取りに行きたい。一方でバンス氏が岩盤支持層を固めていくという役割分担が働かなくなってしまった。今回バイデン氏が撤退したことでトランプ氏の高齢が逆に目立つことになり、民主党の候補者も変わり、メディアの関心が銃撃事件から一気にハリス氏に移っている。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

政治経済コンサルタント・ジョセフクラフト
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
米国で戦後、現職の副大統領が出馬して当選した例は1988年のジョージ・ブッシュパパ・ブッシュだけ。大統領の負債を引き継いでしまうので、なかなか難しく、ハードルが高いため。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
それこそ民主党ははっきりした敵がないと、なかなかまとまらない党。そういう中でトランプ氏の存在が何よりも大きな接着剤になっている。ハリス氏がどこまで繊細にそして米国の民主党の難しい構成にちゃんとガバナンスを利かせられるのかという課題がまだまだ残っている。
2024/07/28 NHK総合・東京[]

慶應義塾大学教授・渡辺靖
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
民主党というのは共和党に比べると結構支持母体というのが多種多様で、それをまとめる時にはある種の熱気というのがどうしても必要。これまでの歴代大統領を見ても、ケネディとかクリントン、オバマ氏など、熱気をかり立てた人が輝く党なので、そういう存在にハリス氏がなれれば、勢いもさらに増してくるのではないか。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

政治経済コンサルタント・ジョセフクラフト
ハリス氏vsトランプ氏へ・米国大統領選の行方は
トランプ氏は党大会の演説で決定打を打つチャンスを逸してしまった。演説自体はあまり良くなかった。民主党の方はもうダメだというところから一気に回復してきた。民主党の本当の問題は投票率。民主党員がしらけてしまって投票に出向かないことが懸念されるが、ハリス氏になったことでこれが一気に活性化し、活気づいて今非常に民主党側が盛り上がっている。民主党がこれをどうやって維持していくのか、トランプ氏がどうやって巻き返すのかが今後のポイント。
2024/07/28 NHK総合・東京[日曜討論]

同志社大学特別客員教授・元村有希子
敦賀原発2号機・規制委が再稼働“認めず”
岸田政権は再稼働を進めてエネルギーとして原子力を使い続けていこうと決めているので、それに水を差す形になった。この原発が活断層の上にあったというのは運が悪いということではなく、日本という地震の巣の上に立っている原発の宿命。そのことをきちんと踏まえてリスクをちゃんと想像して原子力政策を立てているのかということを問い直している。日本原電という会社は原子力を夢のエネルギーとして使おうとするために作られた各電力会社からの出資会社だが、そういうところに今まで以上に巨額のお金をつぎ込み続けていいのかということも問われている。
2024/07/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

自民党・元外務副大臣・佐藤正久
米国“もしトラ”への備え・日米関係どうなる
今の日米関係は軍事的には力関係としては米国が上。リスクの共有という部分をやらなければ同盟というのは機能しない。その意味で集団的自衛権といわれたらそこまでやらないと対等にならない。対等になれば地位協定の見直しとか、基地共同使用という部分もやらないと安全保障を日米で負担を分かち合うといってもそこは迫力がないと言わざるを得ない。
2024/07/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

上智大学教授・前嶋和弘
米国大統領選・ハリス氏候補者指名へ・波乱の大統領選・トランプ氏と支持率拮抗
今年は前の2回、16年20年に比べてそもそも大接戦。日本では結構ほぼトラとか、かなり勘違いされている方がいるが、ものすごい大接戦。
2024/07/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

上智大学教授・前嶋和弘
米国大統領選・ハリス氏候補者指名へ・波乱の大統領選・トランプ氏と支持率拮抗
(ハリス氏の躍進が続く)ピークは来月の民主党の党大会まで。そこまではハリス旋風が続くかもしれないが、そこからは本当に抜きつ、抜かれつの争いとなり11月の選挙戦に行くだろう。
2024/07/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

共同通信・客員論説委員・杉田弘毅(VTR)
後継者ハリスでムード一変・米国大統領選の行方を占う
トランプ氏に色々な劇的なことがあり、トランプショーがずっと続くはずだった。ところが、民主党がお株を奪った形になってカマラハリスショーが続いている。結果的にこのタイミングに(撤退したのは)なかなか絶妙。女性・黒人は常に白人男性によって虐げられていると、その虐げられている象徴が中絶の判決で女性の権利が奪われたと、もう一つはハリス氏が検事としてやってきたので明らかに自分は正義の味方で、悪い奴を裁くのが私の仕事だという物語を作っている。(トランプ氏は)自分が有罪になって刑務所に入らないようにうまく逃げ切ろうとしているが私はそういうことを許さないというのは有効な物語ではある。
2024/07/27 BS-TBS[Bizスクエア]

日本経済新聞コメンテーター・秋田浩之
特集・混迷の中東・ウクライナ情勢
結論から言うとトランプ大統領になった場合、危ないアプローチをウクライナ問題でとってしまう可能性がある。24時間以内に解決するというのは要するに現状固定、領土をウクライナにあきらめさせるということ以外に考えつかない。事実上のウクライナの領土割譲を容認することになる。これは1938年9月にチェコスロバキア割譲を求めたナチスドイツの要求を受け入れた結果、それが第二次世界大戦のきっかけを作ったことを彷彿させる。
2024/07/27 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

明海大学教授・小谷哲男
特集・混迷の中東・ウクライナ情勢
24時間以内に解決などと言っているが、トランプ氏のウクライナ問題解決の手法は決まっていない。側近の間でも考え方がバラバラ。ウクライナに勝たせないといけないと考えているグループとロシアには勝てないと考えているグループ。大統領に誰がなるかということより議会がどうなるかの方が重要。議会で上下両院を共和党がとるようなことになればウクライナ支援は止まってしまう。
2024/07/27 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

日本経済新聞コメンテーター・秋田浩之
特集・民主党次の焦点・副大統領候補は誰に?
最後のこの州を落としたら負ける、取れば勝つという逆算から副大統領を選ぶことになる。そうなってくるとペンシルベニアの知事が有力。
2024/07/27 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

明海大学教授・小谷哲男
特集・民主党次の焦点・副大統領候補は誰に?
ハリス氏が側近に自分が持っていない物を持っている人をピックアップして欲しいと言っていたことがわかっている。
2024/07/27 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

東京大学先端科学技術研究センター准教授・小泉悠
ロシア軍「バイク部隊」大量に配備・実態は・ロシア国防省「機動性生かした作戦可能」
これまでバフムトでの攻防戦にせよ、アウディウカの攻防戦にせよ、1日1000人とかのロシア兵を死なせたわけだが、毎日1000人死んでいるわけでは当然ない。ならすとこれまでの2年5ヶ月の戦争で月に5000人は死んでいないだろう。逆に去年とか今年もそうだが、ロシア側が言っているのは1日1000人の割合で志願兵を確保できている。多少割引くにしても、死んでいる以上の人間を取っているということ。全体としてみると兵隊の数を維持できているし、攻勢を維持し続けることができている。
2024/07/26 BS日テレ[深層NEWS]

FTキャスター・桜庭薫
オープンAIが・検索サービス
今の検索はキーワードを打ち込みながら目当てに近づいていくというやり方だが、生成AIの場合は話しながら質問していくので打ち込む手間が省ける。今より付加価値は高まると受け止められる可能性が高く、有料化が進むとの見方が多い。そうなると広告のあり方も大きく変わる。打ち込む場合は広告を入れやすいが自動応答システムの場合はそれが難しい面もある。FT米国西海岸エディター・リチャードウォーターズ記者は「グーグルの天下が続いている検索事業の広告収入が大きく減り、グーグルの天下が終わる可能性すらある」と指摘していた。検索事業の新たな時代というのは意外と早くやってくる可能性もある。
2024/07/26 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

防衛大学校名誉教授・立山良司
イスラエルの出方・ガザの現状
バイデン大統領とネタニヤフ首相との間で実際にどうやってガザの停戦を合意させて実現していくという話をし、それを受けてカタールで間接交渉が再開されることになるのではないか。イスラエルとしても状況は厳しく、人質が110人ぐらいガザにいると言われているが、そのうちの40人ぐらいは既に亡くなっている。つまり4分の3以上が亡くなっている。もはや時間がない。トランプ氏が出てくるまで待っているわけにはいかない。イスラエル軍も兵員が足りなくなっている。
2024/07/25 BS-TBS[報道1930]

明海大学教授・小谷哲男
イスラエルの出方・ガザの現状
ネタニヤフ首相からするとトランプ氏が再選されることがベストシナリオ。だからこそ今回関係修復に行く。そこはバイデン大統領はよくわかっていて自分の任期中に停戦交渉をまとめたいと思っている。バイデン氏、ハリス氏2人が個別に会談を設定しているのはグッドコップ、バッドコップの役割をそれぞれが演じ、バイデン大統領の間でないと停戦交渉はまとまらないという形で説得している。
2024/07/25 BS-TBS[報道1930]

トランプ前大統領(SNS)
<米国・PBS>ハリス副大統領が遊説
ハリス氏が大統領になったら米国は更に侵略されることになるだろう。米国全体が恒久的に破壊されるだろう。
2024/07/24 NHK BS[ワールドニュース]

ジョージクルーニー(声明)
<JNN NEWS>米国大統領選挙・ジョージクルーニーさん・ハリス氏支持を表明
ハリス副大統領の歴史的な挑戦を支援するために、できることは何でもしたい。
2024/07/24 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]

ハリス副大統領(VTR)
ハリス副大統領・民主党上下両院トップが支持表明
11月の勝利のため、これからの時間を民主党の結束に費やすと誓う。戦えば私たちが勝つ。
2024/07/24 NHK総合・東京[NHKニュース]

議会上院・シューマー院内総務(VTR)
ハリス副大統領・民主党上下両院トップが支持表明
われわれはハリス副大統領への支持を表明するために、今日ここにいる。
2024/07/24 NHK総合・東京[NHKニュース]

チートル長官(公聴会22日)
警備・警護担当トップ・チートル長官が辞任
トランプ氏に対する暗殺未遂は、シークレットサービスにおいてこの数十年で最も重大な失敗だ。
2024/07/24 NHK総合・東京[おはよう日本]

トランプ前大統領(SNS)
警備・警護担当トップ・チートル長官が辞任
バイデン・ハリス政権は、私を適切に守らなかった。
2024/07/24 NHK総合・東京[おはよう日本]

バイデン大統領(声明)
警備・警護担当トップ・チートル長官が辞任
このような事件は二度と起きてはならない。
2024/07/24 NHK総合・東京[おはよう日本]

民主党・ハリス副大統領(VTR)
ハリス氏「我々は勝つ」選挙本部で勝利を決意
戦う準備はできているか?われわれが戦う時はわれわれが勝つ。
2024/07/23 TBSテレビ[ひるおび]

バイデン大統領(電話)
ハリス氏「我々は勝つ」選挙本部で勝利を決意
皆さんにお願いしたい。ハリス氏を応援してほしい。彼女は最高だ。
2024/07/23 TBSテレビ[ひるおび]

早稲田大学教授・中林美恵子
<NEWSドリル>民主党の大統領候補選び・バイデン氏撤退で異例事態
選出方法について混乱が起きる可能性はある。それなりの熟議をして結局ハリス氏が勝ちぬいたのだという形にしたいというのが民主党の本音。ただ、本当に対抗する候補が出てきてしまった場合には民主党内がガタガタになる。
2024/07/23 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

作家エッセイスト・吉永みち子
<NEWSドリル>民主党の選挙戦略は?バイデン大統領・撤退の影響
ハリスさんは人気がないとよく言われているが、それは疑問。やっぱり女性の中での人気はどうなのかとか、例えば有色系の人種の中での人気はどうかとか、もうちょっと細かい分析しないと、彼女の不人気というのがよくわからない。能力的に問題があるというようなことを言っている人いるが、例えばバイデンさんから移民政策を任されたが、これは誰がやってもうまくいかない政策であり、彼女が矢表に立った。それだけで能力を判定していいのだろうかと思う。
2024/07/23 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

早稲田大学教授・中林美恵子
<NEWSドリル>民主党の選挙戦略は?バイデン大統領・撤退の影響
実は女性が結構投票に行くのではないかというふうに言われている。今後いろんな人が投票に行くときにいろんな世論調査が出てくると思うが、例えば非白人の人がどれくらい支持に回ってくれるのか、少なくとも今のところ女性のサポートがぐっと上がるというようなデータがちょろちょろ出始めてきているので、共和党にとってはそういったところは手ごわい部分になるのではないかとも考えられる。
2024/07/23 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

早稲田大学教授・中林美恵子
<NEWSドリル>民主党の選挙戦略は?バイデン大統領・撤退の影響
いくつかの激戦州で結局は首の皮一枚の差で勝った人が選挙人を総取りすることになるので、そこを争うことになる。そうすると、接戦州をとにかく制さなければなんともならないということで、いろんな名前が挙がっていて、接戦州のミシガン州のウィットマー知事はすごく民主党の中でも力があって、強いという女性のイメージを持っている。ご本人はちょっと前に、指名を依頼されても受けないということを言った。
2024/07/23 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

早稲田大学教授・中林美恵子
<NEWSドリル>民主党の選挙戦略は?バイデン大統領・撤退の影響
(民主党に)プラスに働くような流れにはなってきている。いずれにしてもバイデン氏があまりにもテレビ討論会で見苦しいところを見せてしまい、これを何とか切り替えるという意味ではこの交代しかなかったのではないか。ただしハリス氏にも非常に大きな課題があり、上院議員を4年務めただけで米国国民にあまりよくは知られていない。安全保障とか外交とか国家にとって非常に重要なテーマについてなかなか経験がないとか挙げたらきりがない問題がある。
2024/07/23 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ウクライナ・ゼレンスキー大統領(SNS)
バイデン氏・選挙戦撤退を表明・“ハリス副大統領を後継に”
米国の超党派の支えとともに行われてきたウクライナの自由のための戦いへの揺るぎないバイデン大統領の支援に感謝している。これは、これまでもこれからも重要だ。
2024/07/22 NHK総合・東京[NHKニュース]

アメリカン大学・アランリクトマン教授(VTR)
バイデン氏・選挙戦撤退を表明・“ハリス副大統領を後継に”
民主党がバイデン大統領の助言に従いハリス氏のもとで団結できればまだ勝てるチャンスがあるだろう。団結できなければ愚かな結果になり、トランプ前大統領が勝利した2016年と同じ状況になるだろう。
2024/07/22 NHK総合・東京[NHKニュース]

戦略コンサルタント・立教大学ビジネススクール・田中道昭教授
静養中バイデン氏は今・家族会議で撤退表明決断
バイデン氏が指名したわけで、本来であれば民主党は一枚岩にならないといけないところだが、ハリス氏では勝てるかどうかわからないというところで、なかなか一枚岩になれない。一方でカリフォルニア州知事・ニューサム氏がハリス支持を表明し、一枚岩になる可能性はかなりでてきている。
2024/07/22 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

鈴木彩加記者
静養中バイデン氏は今・家族会議で撤退表明決断
専門家は今回のタイミングについて先週の共和党大会で高まったトランプ氏への注目や勢いを削ぐことができるとして悪いタイミングではないと指摘している。この局面をどのように生かすことができるか、無党派層をどのように囲い込むことができるかが、民主党にとっては課題となっている。
2024/07/22 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

トランプ前大統領(電話)
バイデン氏・選挙戦撤退を表明・“ハリス副大統領を後継に”
(バイデン大統領は)わが国史上最悪の大統領として語り継がれるだろう。ハリス氏のほうがバイデン氏よりも倒しやすい。
2024/07/22 NHK総合・東京[NHKニュース]

カマラハリス副大統領(声明)
バイデン氏・選挙戦撤退を表明・“ハリス副大統領を後継に”
バイデン大統領の支持を得られたことを光栄に思う。この指名を勝ち取るつもりだ。
2024/07/22 NHK総合・東京[NHKニュース]

岸田首相(VTR)
バイデン氏・選挙戦撤退を表明・“ハリス副大統領を後継に”
政治的に最善の判断をする、そういった思いでの判断であると認識する。日米同盟は言うまでもなく、わが国の外交安全保障の基軸。よって今後の動きを注視していきたい。
2024/07/22 NHK総合・東京[NHKニュース]

バイデン大統領(声明)
バイデン氏・選挙戦撤退を表明・“ハリス副大統領を後継に”
民主党や国にとっては、私が選挙戦から退き、大統領としての残りの任期の全うに集中することが最良だと信じている。
2024/07/22 NHK総合・東京[NHKニュース]

国際ジャーナリスト・春名幹男
米国・民主党の大統領候補に・ハリス副大統領以外の人物も
2024年の大統領選挙については米国国民はバイデンさんとトランプさんのこの2人が戦う選挙は嫌だという人が大多数だった。それが一人いなくなったわけでフレッシュな候補が民主党から出てくることになる。最終的には一本化すればハリス氏は相当な力になる。
2024/07/22 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

国際ジャーナリスト・春名幹男
米国・民主党の大統領候補に・ハリス副大統領以外の人物も
ウィットマー氏はミシガン州の知事。つまりラストベルトの知事をやっている。そこは激戦州でトランプ前大統領が今のところ優勢。これを民主党はなんとか打ち破りたい。彼女なら取れるわけ。ペンシルベニアでも取れそうだし、ウィスコンシンでも取れそう。つまり重厚長大の産業があまり発展していない産業があるところで彼女は取れる可能性がある。トランプ前大統領にとってはウィットマー氏が戦いにくい。
2024/07/22 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

別府正一郎キャスター
<詳しく>今後どうなる?
バイデン氏の撤退発表の前に行われていた世論調査でも一部ではハリス氏とトランプ氏との対決となった場合、ほぼ互角の戦いになるとしていたものがあった。トランプ氏はバイデン氏の高齢を批判してきたが、自身も78歳でハリス氏より20歳近く上。高齢批判がブーメランのように今度は自分に戻ってくる可能性がある。2人の間の討論会になれば州の司法長官だったハリス氏との討論はトランプ氏にとってバイデン氏を相手にするよりは難易度が上がる可能性がある。
2024/07/22 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]

ジャーナリスト・木村太郎
民主党“ポストバイデン”候補者は?木村太郎&前嶋和弘W解説
トランプ氏に勝てる方法は1つしかない。それは女性内閣を作ること。カマラハリス大統領候補にミシガン州知事のグレッチェンウィットマー氏を副大統領候補に並べてやるとこの次の選挙の最大の争点の1つ、妊娠中絶の問題。有権者の半分である女性票を持っていける可能性がある。もしかしたら勝てる要素はそこにあるかもしれない。
2024/07/21 フジテレビ[Mr.サンデー]

働きかた研究所代表・平田未緒
どうなる?私たちの「年金」
個人での備えというのも必要だと思う。ただ、備えようにも備えられないという方もいるということに目を向ける必要がある。投資には資金がいるわけだが、その資金がなくて目の前のことをやっている人に「投資で自分の自助努力で将来に備えなさい」というのは酷なことではないかなというふうに思っている。
2024/07/21 NHK総合・東京[日曜討論]

順天堂大学・藤原帰一特任教授(VTR)
<風をよむ>欧州でも…政治家への暴力増加
ヨーロッパでもアメリカでも政治社会の分断は極端に広がっている。社会の分断が政治の暴力化につながるという現象を見ることができる。暴力によって自己実現をすれば、それを支持する人も増えていくだろう。力によって政治を変えようとする人の数が決して多くないとしても、その活動によって政治社会が変わってしまう可能性が常にある。
2024/07/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
4円超の急騰は為替介入か・2日で5兆円投入の推計
日米の金利差が今の状況を招き、円安を招いているということだったが、どうやらそうではなさそうだ。日本の国力とか経済とか財政に対する信任、信頼が揺らいでおり、それで円安から円高に戻れなくなっている。例えば購買力平価が120円台に戻るなどあり得るのかという話になってきている。我々が今やる必要があるのはアベノミクス時代の議論。1万円札の原価は20数円なのでバンバン札を刷ればいいというような勢いで、それに国民も含めて拍手を送った、その構造に対して国の信頼というのが問題にされている。アベノミクスの失敗を総括するところから日本の再生というのが出てくる。
2024/07/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ジャーナリスト・青木理
暗殺未遂…トランプ氏が演説・バイデン氏さらに撤退圧力
今回銃撃後の一番印象的なあの写真を撮った人は、AP通信であのブラックライブズマターの時の現場写真を撮ってピューリッツァー賞を受賞した人。往々にしてメディアが歴史を象徴するような映像を作る。米国でいえばベトナム戦争も、イラク戦争の時もそうだった。あの写真が今後何十年か我々の記憶に定着するような写真になるのか、あるいはパラダイムチェンジによってそれが一瞬の写真として消え去っていくのか、このあたりが気になるところ。
2024/07/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

弁護士・野村修也
<注目ニュースこの後どう動く?>中林解説・トランプ氏・指名受諾演説・会場で感じた変化
トランプ氏から金正恩総書記とうまくやれるという言葉が出てきた。これが妥協だとすればあまり望ましくない話。それから日本に対して防衛費を負担するようにと言ってくる可能性が高いのも気になる。経済についてはドル高円安というのは望ましくないという判断で、トランプ氏になれば円安が是正される可能性はあるが、一方でインフレに対する懸念も強くある。トランプ氏は減税するとも言っているが、減税すると基本的には内需が拡大し、それでまたインフレになる。インフレになればこれを抑制するために金利を上げることになり、結果的にはまた円安の方に触れることになる。経済政策がチグハグ。
2024/07/21 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

早稲田大学教授・中林美恵子
<注目ニュースこの後どう動く?>中林解説・トランプ氏・指名受諾演説・会場で感じた変化
トランプ氏の演説は最初は神妙に始まったが、後半になったら、すっかりトランプ節に戻ってしまい、原稿からどんどん脱線して、会場は相当興奮していた。
2024/07/21 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

国際政治学者・順天堂大学・藤原帰一特任教授(VTR)
銃撃事件後の演説・トランプ前大統領・政治姿勢は…
反対が強くなりすぎた。世論調査ではバイデン支持がさらに大きく下がる可能性が生まれてきてしまった。そうするとバイデンがおりないと民主党が大統領選挙で負けるという状況が実際に生まれてしまう。近日中に大きな変化が生まれる可能性がある。
2024/07/20 NHK総合・東京[サタデーウオッチ9]

国際政治学者・順天堂大学・藤原帰一特任教授(VTR)
銃撃事件後の演説・トランプ前大統領・政治姿勢は…
(トランプ氏の指名受諾)演説のほとんどの部分はこれまでのトランプ氏の民主党政権に対する非難に終始していた。前と変わらないトランプ氏の姿と言った方が正確だろう。
2024/07/20 NHK総合・東京[サタデーウオッチ9]

明海大学教授・小谷哲男
特集・トランプ氏再登板シナリオ・経済・マーケットへの影響
米国の半導体産業を台湾が奪ったというのはトランプが言っていたのではなく、予備選に出てきたラマスワミが言いだしていたこと。彼が囁いてこれを言っている。台湾の防衛費に関しても個別のアドバイザーの影響力がやや見える発言になっているが、選挙中の発言であり、これが政策になるわけではない。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト・矢嶋康次
特集・トランプ氏再登板シナリオ・経済・マーケットへの影響
米国の次期政権の話と合わせて考えると、今マーケットでは来年、米国の利下げが3~4回起こり、それが景気をサポートするということが大前提になっている。トランプ政権が政策を動かすと国内はインフレになるので、利下げどころの話ではなくなる。大前提を変えなくてはならないのかというところでみんな不安になっている。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄
特集・トランプ氏再登板シナリオ・経済・マーケットへの影響
米国に雇用とか生産設備を持ってくるという明確なゴールがあるのでその方向においてはいろいろ発言し圧力をかける。トランプ前政権の時、安倍元首相や駐日大使は、とにかくトランプ氏には日本はこれだけ米国に投資をしてこれだけ米国に雇用を作っているということを繰り返しいうことでなんとか関係を維持している側面があった。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト・矢嶋康次
特集・トランプ氏再登板シナリオ・経済・マーケットへの影響
米国に向かう欧州企業、日本企業が増えた。産業政策をうまくやると世界の企業が米国に工場を含めて行く可能性が出てきている。米国、日本企業は儲かるが、問題は企業が米国で工場を立地してしまうと雇用も税金も米国に行ってしまうことになるので日本経済としては非常に悩ましい問題。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

明海大学教授・小谷哲男
特集・バイデン氏撤退表明か・米国民主党の新たな候補は
現実的に考えればハリス氏しかいない。ニューサム知事、ウィットマー知事も準備ができていない。民主党の中の混乱を最小限に抑えるためにもハリス氏を指名するのが一番きれいで党内をまとめやすい。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

明海大学教授・小谷哲男
特集・バイデン氏撤退表明か・米国民主党の新たな候補は
金曜日だけで民主党議員10名以上が一気にバイデン氏の撤退を求めるという流れができている。来週中には表立っては撤退の声をあげていなかった民主党幹部も下から突き上げられて表の場で言わざるを得なくなる。民主党全体が上院も下院もとれなくなる事態というのは最悪の事態なのでそこを避けたい。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄
特集・米国共和党副大統領候補・バンス氏の人物像と政策
MAGA党支持者というのは白人で、低所得で中西部に住んでいる人。衰退産業にいてなかなか将来が苦しい人たち。その辺のストーリーを自分の家のストーリーにしたのがバンス氏であり、トランプ氏よりはるかに実態を知っている。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

明海大学教授・小谷哲男
特集・米国共和党副大統領候補・バンス氏の人物像と政策
バンス上院議員は環境に応じて自分の思想を変えるカメレオンのような政治家。10年前までは民主党支持者であり、2016年の選挙の時はトランプ氏をヒトラー呼ばわりしていた。その後、急速にトランプ氏に近づいて前回の上院議員選挙の際はトランプ氏の支持を得るようになっている。今はMAGA党の理論家になっていて、トランプ氏の後継者の筆頭。一気に共和党をMAGA党に変える、そういう思いを込めた人選。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・杉山大志
「ほぼトラ」?・エネルギー政策は
トランプ政権は中国製のものは入れたがらない。日本は中国製のEVに補助金を付けて国内で売っていて、米国や欧州は関税をかけるという真逆のことをしている。日本も日本のメーカーのことを考えて議論することが必要。気候変動については、パリ協定が2050年にCO2ゼロにするという、できないことを約束したが、グローバルサウスは議題にすらしない。中国もインドも化石燃料を使っている。日本の国益を考えた上でエネルギー政策を考え直して、行政を整備していく必要がある。
2024/07/20 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

武蔵野大学法学部政治学科准教授・杉野綾子
「ほぼトラ」?・エネルギー政策は
まだどちらに転んでもおかしくない状況。米国大統領選の支持率は、討論会のあと、一時3.4ポイント差ぐらいでトランプ氏有利に差が開いたが、襲撃事件が反映されていない直近の数字だとまた2.7差ほどに縮んだ。この先、何がポイントとしてつくか、まだわからない。
2024/07/20 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・杉山大志
「ほぼトラ」?・エネルギー政策は
共和党系のシンクタンクの人たちはやる気に満ちており第2次トランプ政権に対し具体的なところまで書き込んでいる。大きな方向性はバイデン政権がやっていた民主党のリベラル的な政策を全部ひっくり返すということ。エネルギーでいえばグリーンディールをひっくり返す。
2024/07/20 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

武蔵野大学法学部政治学科准教授・杉野綾子
「ほぼトラ」?・エネルギー政策は
エネルギー政策の民主党と共和党の対立は、1970年代の石油危機から続いている。米国のエネルギーについて、民主党側は消費抑制、共和党側は規制に反対の立場で対立してきて根は深い。それぞれが一枚岩かといえばそうではなく、テキサス、ルイジアナは油田だらけでそこで勝った民主党議員は石油産業を大事にするし、そうした産業がなく環境を重視することが多い地域であれば、共和党といえども環境を重視する。党だけではくくれないところが複雑。
2024/07/20 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・杉山大志
「ほぼトラ」?・エネルギー政策は
日本のエネルギー政策はバイデンに引きずられる形でグリーンや気候変動一辺倒だった。はっきりいえば安全保障や経済が心配な状況になっている。日本はこれを機にエネルギー政策を考え直す必要がある。
2024/07/20 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

明治大学教授・海野素央
トランプ氏・暗殺未遂事件・大統領選の行方は
民主党の中で孤立しているバイデン氏は、コロナの感染で隔離され、時間があるので、今選挙戦について自分を振り返っている。やはりオバマ氏が「勝利する可能性は激減した」とそして「現実を考えてもらいたい」とバイデン氏に伝えたことでバイデン氏が撤退決意する確率が60%ぐらい出てきた。
2024/07/19 ひるおび[ひるおび]

上智大学・前嶋和弘教授
<NEWSドリル>米国大統領選の鍵を握る・どうなる?激戦州の動向
この差というのはまだまだ大接戦。例えば前回の2020年の場合、バイデンさんは常に5ポイントぐらいリードしていた。その前のヒラリー・クリントさんとトランプさんの2016年の時も3とか4だったからまだまだ分からない。日本の中で言われているような「ほぼトラ」っていうのはムードに流されすぎ。
2024/07/19 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

TVプロデューサー・デーブスペクター
<NEWSドリル>米国大統領選の鍵を握る・どうなる?激戦州の動向
(大統領選は)激戦州どころか、その中の3つの州ぐらいで決まる。50州あっても7州、そのまた少ない3つの州ぐらいに絞られたところで決まる。選考人の制度が良くないのだが、今まで700回も変えようという打診とかがあったが動かなかった。
2024/07/19 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

脳科学者・中野信子
<NEWSドリル>事件後初・支持者へ演説・トランプ氏が語った要旨
東洋思想では政治的な指導者として選ばれる人というのは天が守る人、天が指名した人。米国でもそういう人が支持されるのは面白い現象。一方でこのタイミングでコロナに感染してしまったバイデン氏とをどうしても比較してしまう。民主党支持の人であっても運のいい人悪い人、どっちをリーダーに選びますかって言われた時にどっちに投票するのかの社会実験のようにも見える。
2024/07/19 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

TVプロデューサー・デーブスペクター
<NEWSドリル>民主党の大統領選戦略・高齢不安・バイデン氏は?
一説によると大統領選前に(バイデン)大統領が辞職してハリス副大統領が自動的に大統領になって現職の強みで臨むのが有利ではないかという説もある。どう動くか、本当にこの1週間が大きい意味を持つのではないか。
2024/07/19 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

トランプ前大統領(演説)
<フラッシュNEWS>速報・米国・銃撃事件後初・トランプ前大統領が演説
自身のメッセージ希望と強さのメッセージを伝えにやってきた。数か月後に私たちは素晴らしい勝利を手にする。米国史上最も偉大な4年間を経験することになるだろう。新しい安全、繁栄、そして自由の時代を始める。どのような人種、どのような宗教どのような肌の色の人たちでも団結し、そして社会の傷・分裂は速やかに癒やされる。全ての米国の人々のために私は立候補した。米国の半分の人達だけではない。献身と信じる心をもって誇りをもって今回米国合衆国大統領候補の指名を受諾する。
2024/07/19 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

トランプ前大統領(演説)
<フラッシュNEWS>速報・米国・銃撃事件後初・トランプ前大統領が演説
暗殺者の銃弾はあと0.25インチで私の命を奪うところだった。右側のチャートの方を見た。さらにもう少し(チャートを)見ようとした時、びゅーっという音がこだました。何か、自分の右耳に強く当たったことがわかった。銃弾がかすめ去った。右手を右耳に当てたら手が血まみれになった。あらゆるところに血が飛び散った。その時すぐに攻撃を受けているとわかった。そしてすぐに地面にしゃがみ込んだ。私は守られていた。命を救われた。神が私を守ってくれていたからだ。
2024/07/19 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

日本経済新聞・脇祐三客員編集委員
<グローバルアイ>世界の選挙・政権へのノーが続く
(イラン大統領選挙の)決選投票で投票率が10ポイント近く上がり、投票数が約600万増えた。第一回目の投票で革命体制に批判的な人は投票に行かなかったが、保守強硬派をぎゃふんと言わせてやろうとした人が投票しそれがまるまる改革派の票につながった。経済状況に改善には制裁の緩和が必要で、そのためには米国との協調に前向きな姿勢が必要と次の大統領と政府の一部が言い始めているが、すべては最高指導者ハメネイ師がどのぐらいの裁量を大統領に与えるかにかかっている。革命防衛隊の反米姿勢は極めてかたく、さらに米国でトランプ政権が復活しイラン批判を強めることが予想されるがその場合は歩みよりが難しくなる。
2024/07/17 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

日本経済新聞・脇祐三客員編集委員
<グローバルアイ>世界の選挙・政権へのノーが続く
フランスでは二回目の選挙で極右内閣阻止のばねが働き、パリでは左翼主義者を中心に自由の勝利だという歓声があがったが、議席数をよく見ると左翼連合も過半数には遠く及ばない。大統領の与党連合は極右内閣誕生は防いだが、大幅に議席を減らしている。極右は第三位とはいえ前回選挙と比較すればものすごく議席が増えている。明確な勝者なき選挙ではあるが、はっきりしているのは中道への支持が落ち込み両極への分裂が進んだということ。左翼と与党が極右阻止では一致していたが、政策は水と油。この夏はパリで五輪パラリンピックがあるので総辞職したアタル首相の内閣が職務を続けるが、その後が全く見えない。国民連合・ルペン氏は勝利の時期が先延ばしされただけと言っている。
2024/07/17 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

日本経済新聞・脇祐三客員編集委員
<グローバルアイ>世界の選挙・政権へのノーが続く
どこの国でも政権と与党にノーの声が噴出している。既存の大政党に逆風が吹いている。これまでの政治路線の継続に反対する動きが目立つ。この数年間の大幅な物価上昇、インフレの影響が大きい。足元でインフレ率が下がって各国政府は経済政策の影響が出ているとしているが、有権者は前回の時と比べて生活が厳しくなっているという不満がある。インフレが引き金となりロシアのウクライナ侵攻などの外的要因であってもその不満が自国政権・与党に向かっている。
2024/07/17 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

日本経済新聞・脇祐三客員編集委員
<グローバルアイ>世界の選挙・政権へのノーが続く
英国では一昨年、去年と、最大のキーワードが「生活費の危機」だった。これはメディアの見出しに頻繁に出てくる。それぐらい物価上昇への不満が強い。加えて党の権力闘争で首相が次々と代わっていく保守党へのうんざり感が大きかった。今回の選挙は国民の考えとずれてきた保守党に対するレッドカードと捉えることができる。
2024/07/17 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

イーロンマスク(SNS)
マスク氏・トランプ氏支援団体に献金予定か
米国にこれほどタフな候補者がいたのはセオドアルーズベルト元大統領が最後だった。
2024/07/16 NHK総合・東京[ニュース・気象情報]

バイデン大統領(VTR)
トランプ氏を標的に・バイデン氏・発言は間違い
その言葉を使ったのは間違いだった。標的にするとは言っていない。彼に焦点を当てる。彼の政策に焦点を当てるという意味だった。
2024/07/16 テレビ朝日[ANNニュース]

軍事ライター・文谷数重
<NEWSドリル>特定秘密巡り不適切運用・海自艦船で多発する背景
人手不足が原因であるというのを偉いOBの人なんかが言うが、これは責任転嫁。もともと情報の扱いの立て付けをちゃんと精査しないでやって、さらにそれを政治が決めた時に自分たちは何も言わなかった。今回に限ってそうなったのは人手が足りないのが原因だという言い方は良くない。これは人手を増やしても解決しない問題。
2024/07/16 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

軍事ライター・文谷数重
<NEWSドリル>特定秘密巡り不適切運用・海自艦船で多発する背景
そもそも、この戦闘指揮所(CIC)でこのような情報を扱っていいのか、逆にCICで扱うような情報を特定秘密にしていいのかという問題がある。実務をやっていて、しかもその(情報の)タイムスパンは1時間とか2時間、長くても1日2日の内容。これは秘密の賞味期限が短い。ソナーで発見した潜水艦の目標とか、レーダー情報はだいたい1時間とか、長くても1日2日経てば秘密にしても意味がなくなる。そういうものまでを秘密にしてしまったのがそもそも間違い。特定秘密の線引きが広すぎる。2014年にこの話を決めた時には相当無理して決めたが、政治主導でやってしまった結果、中身を精査しなかったためにこういうことになってしまう。
2024/07/16 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

作家・エッセイスト・吉永みち子
<NEWSドリル>特定秘密巡り不適切運用・海自艦船で多発する背景
何が特定秘密なのかということの線引きが全然できていない。これは特定秘密だと言われたら特定秘密になってしまう。こういう制度を作ることは非常にまずい。防衛予算もそうだが、最初に規模ありきで結局何が必要なのかも精査されないままに金額を決めるからその問題が私たちの目に見えなくなる。全部を秘密にしてしまうと私たちは後で何が問題が起きていて、今どういう状況なのかというのを全く知ることもできなければ後で検証することもできなくなってしまう。
2024/07/16 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

軍事ライター・文谷数重
<NEWSドリル>防衛費増額・防衛産業支援・海自疑惑・政府方針・影響か
潜水艦というものは特殊すぎて、そう簡単に作れない。特殊な硬材をまず丸める。丸めた厚板を溶接するというのがあって、これは普通の造船所ではできない。そこら辺の建築なんかの施工ではできない内容なので極めて難しく、(できるのが)1社しかない2社しかないとなるとやっぱり今回のようなことが起きる。
2024/07/16 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

軍事ライター・文谷数重
<NEWSドリル>裏金作りや不適切接待?海自と川崎重工の関係
戦車があっても中国との対峙にあまり役に立たない。潜水艦の数を増やしたが今の潜水艦も古いタイプは南シナ海でも厳しい。
2024/07/16 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

玉川徹
生出演・吉村知事イチオシ・万博・見どころは?
そもそも論で言うと、それ(責任の所在)は事業を始める時に決まってなければいけないこと。もう来年の4月から始まるっていう今の時点で決まってないというところにまず疑問を持っている。
2024/07/15 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

吉村洋文大阪府知事
生出演・吉村知事イチオシ・万博・見どころは?
(赤字が出たら)ルール上で言っているのは、万博協会が最終的に責任を負うというふうに言っているが、それは違うだろうというふうに思っている。最終的にそれをどうするのかっていうのを考えた時に国であり大阪府市であり、経済界も入ってしっかり協議しなきゃいけない。
2024/07/15 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

上智大学教授・前嶋和弘
大統領選・バイデン大統領・トランプ氏・拮抗する支持率・暗殺未遂事件・影響は
今年の春に米国ではまさに市民戦争という映画がヒットし、これは南北戦争を意味する言葉だが、まさに内戦を扱っている。研究者の中でももう米国は民主主義ではないという人もいる。民主主義と権威主義の真ん中だが、それが一番怖いと指摘する研究者すらいる。これから大統領選挙はもめにもめてどうしても2001年1月6日の議会襲撃事件と今回のことがオーバーラップしてしまう。そう考えると本当に言葉に詰まってしまう。
2024/07/15 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

上智大学教授・前嶋和弘
大統領選・バイデン大統領・トランプ氏・拮抗する支持率・暗殺未遂事件・影響は
あの討論会があっても、(2人の支持率は)最大で4%ぐらいしか離れなかった。ということはいかに今、分断で圧倒的に民主党支持者と共和党支持者が離れていてどちらかにわっと行かないのが米国。今バイデン氏とトランプ氏の差がほんのちょっと少なくなったという段階でありこれも誤差の範囲。今後トランプ氏が共和党党大会に出できて、自分が安全だったから大丈夫だったとPRし、そこでおそらく数ポイント上がって、1か月間ぐらいずっとトランプ氏有利で進むのだろう。
2024/07/15 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

慶應義塾大学准教授・鶴岡路人
<徹底解説・ニュース最前線>NATO”想定”トランプ氏返り咲きも
今回のNATOの支援策はトランプ氏の大統領返り咲きを想定したものではないかと指摘しているヨーロッパがどれだけウクライナ支援の意思があったとしても武器弾薬が供与できなければ米国の肩代わりは出来ない。
2024/07/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

明海大学教授・小谷哲男
<徹底解説・ニュース最前線>NATO”想定”トランプ氏返り咲きも
大統領選挙と同時に行われる上下両院選挙で共和党が勝利し上下両院を押さえると、米国からの支援が一切止まる。
2024/07/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

明海大学教授・小谷哲男
<徹底解説・ニュース最前線>トランプ氏銃撃・その瞬間の映像は
暗殺をのがれ生き残ったトランプ氏は、倒れた後も立ち上がり血を流しながらもこぶしを立ててファイトと叫んでいた。それをAP通信の記者が星条旗も含めてトランプ氏を写真に収めまさに米国史に残る写真を撮影した。トランプ氏の持っている強運というものも感じたし、何よりも米国人が最も求める強いリーダー像を見せた。
2024/07/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

岸田総理大臣(SNS)
Xでお見舞いのコメント・岸田総理「一刻も早い回復をお祈り」
民主主義に挑戦する暴力には毅然と立ち向かわなければならない。トランプ前大統領の一刻も早い回復をお祈りしている。
2024/07/14 BS朝日[News Access]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
トランプ前大統領・銃撃され負傷
トランプ前大統領は会場で自分は大丈夫だということで、手を高く上げるポーズを行ったが、この写真が全米にかなり強くアピールをしている。米国の大統領というのは単に政治のリーダーであるだけではなく、陸海空海兵4軍の最高司令官も務めているのでこういう強い大統領選時の大統領というのは選挙にも当然アピールする。一方でバイデン大統領が全体として精彩を欠くだけにこの波紋は広がっていく。今後の選挙戦の中心はトランプ前大統領ということになりそう。
2024/07/14 日本テレビ[シューイチ]

トランプ前大統領(SNS)
トランプ前大統領・銃撃され負傷
右耳の上部を貫通するように銃撃を受けた。ビュンビュンという銃声が聞こえ、銃弾が皮膚を裂くのを感じ、すぐに何かがおかしいと分かった。私たちの国でこのような行為が行われるとは信じられない。
2024/07/14 日本テレビ[シューイチ]

前安芸高田市長・石丸伸二
石丸氏“軍師”が分析…今後のシナリオ・来年の都議選“進出”も?
何百人もの人は手を挙げるべき。人を待つべきではないし、誰かに頼るべきではない。自分でやれというのが私の第一声になる。人に頼っているから日本の政治がダメになり、日本の国がダメになっている。
2024/07/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

早稲田大学・中林美恵子教授
トランプ前大統領の演説中に発砲音・命に別条なし
犯人がどういった動機だったのか、どちらの陣営の人間なのか、あるいはまったく関係がないのか、それによって選挙に与える影響がまったく違ってくる。これが逆にバイデン氏を応援しているような人であった場合には、大変な非難になるだろうし、選挙戦に影響を与えトランプ氏が有利になる可能性がある。
2024/07/14 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
<今週知っておきたいNEWS>バイデン“致命的”言い間違い…撤退論に影響
問題の本質は単なる言い間違いではない。実は米国大統領というのは常に核のボタンと添い寝をしていると言ってもいい存在。米国大陸を核ミサイルが狙っている時に深夜でも軍事補佐官が大統領を起こして核ミサイルで反撃をするというような場合、最後は大統領の決断ということになる。このことから考えても単に米国国民の大統領だけではなくて、日本をはじめとする西側同盟国の大統領でもあり、そういう中で大統領というのは常にどんな時でも万全の判断ができなくてはならない。バイデン大統領がもし再選をされて任期を全うした場合、84歳と言われている。そういう万全の体制があるのかどうか、この一点について世界中から懸念が出ている。
2024/07/14 日本テレビ[シューイチ]

元外務事務次官・薮中三十二
速報・選挙集会・複数の発砲音・トランプ氏負傷か
皮肉なことに銃規制に反対というのがトランプさんの立場で、むしろバイデンさんが銃規制が必要だとか言っている中で、こういう事件が起きた。こうやってこぶしを上げて見せている姿というのは選挙戦から言うとトランプさんに有利に働く可能性がある。
2024/07/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]

前安芸高田市長・石丸伸二
看板政策は何か…石丸伸二氏・生出演・政治屋一掃への覚悟は
(政治屋一掃は)根源的な自分のスタンスである。自分は政治家になりたいわけではまったくない。政治家はあくまでも手段でしかなく、政治家以外の方法がとれるのであればそれでもまったく問題はない。今、果たすべき役割が政治家なのかなと思っている。政治家を目的にしてしまうと次の選挙をとりたいと、そのための手練手管を使いだすが、これが一番たちが悪いと思っている。
2024/07/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

エコノミスト・エミンユルマズ
特集・外国人エコノミストが分析・年後半のマーケット
米国では誰が大統領になるにせよ、結局、なかなか大統領が決まるまで時間がかかりそうな展開が想定される。
2024/07/13 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

エコノミスト・エミンユルマズ
特集・連日の為替介入観測も…・円安進行どこまで?
152円という強い抵抗線があったのがそこを超してしまった。160円で介入してもすぐに元に戻ってしまう。(介入の)タイミングが完璧に遅すぎた。合わせて日銀と財務省の連携が取れていない。日銀がタカ派的なメッセージを出していれば効果はあったはずだが、日銀がハト派的なメッセージを出している中で、(財務省が)介入するすると言っているのはするする詐欺みたいにしか見えない。152円で介入が来ると思って待っていた人たちは全部損切してしまい買い戻してしまった。3兆円使って2~3円しか下がっていない。放置するとまたすぐ元に戻ってしまうだろう。
2024/07/13 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・連日の為替介入観測も…・円安進行どこまで?
米国財務省が容認していなければ日本は絶対に介入できない。2022年の介入の時にイエレンには報告が上がっておらず、あまりよくわかっていなかった。今回に関しては完全に容認している。米国側が介入に対して問題視しているということはない。
2024/07/13 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・日経平均が最高値更新・好調の背景と先行き
今年になって日本の1100兆円ある個人マネーに注目が集っている。1つはNISAで、これは企業側も意識していて、去年までは大手投資家に対して企業価値をどう高めるかというアピールをしていたが、今年になって株式分割をする企業が非常に増えているのは個人投資家が買いやすいように分割しているから。個人マネーが流れてくると上がらないかもしれないが、個人マネーによって下支えされ、下落リスクが減るので、個人マネーが買いやすい株を注目している海外投資家は少なくない。
2024/07/13 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・日経平均が最高値更新・好調の背景と先行き
金余りでどうやったら資金を投資に向けられるかということ。あまりマクロ経済がどうだとか、企業決算とかは関係がない。余っているお金を一番割安なところに仕向けている。それがタイミング的にいうと6月末から今の段階であり、日本株に資金が流れている。
2024/07/13 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・日経平均が最高値更新・好調の背景と先行き
外国人投資家と話をすると、バブルとはいわないが、あまりにもリスクを軽視して楽観視している投資家が非常に多いと言っている。とにかくなんでもいいから投資している。2025年は見えないリスクが潜在的にあり、地政学リスク、トランプリスク、いろんな予想外のリスクが出てくるので一概にイケイケドンドンではまずい状態であり、気をつけておいた方がいい。
2024/07/13 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
度重なる言い間違いで・バイデン氏撤退論に拍車?
バイデンは週明けないし2週間後には退任発表せざるを得ない状況まで追い込まれている。今、24名が公式に退任を要求しているが、そのほとんどが下院議員。バイデンでは無理というのは民主党執行部でナンシーペロシやオバマ元大統領を使って説得工作に出ているのではないか。
2024/07/13 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄
バイデン氏・撤退か継続か・米国大統領選の行方
バイデン氏をちゃんと説得をしてあきらめさせることができるか。どうもいまオバマ元大統領とペロシ元下院議長がいろいろ話をしているらしく、こういう人たちがちゃんとまとまってバイデン氏に会って説得するということが時期としてはあると思う。それができなければ民主党に自浄能力はないし、民主党も非常に苦しくなる。
2024/07/12 BS-TBS[報道1930]

シドニー大学米国研究センター・ジャレットモンドシャイン研究ディレクター(VTR)
“バイデン撤退要求”議員も支援者も次々に
トランプ前政権と比較するとバイデン政権ではほとんど情報リークはなかった。しかし、それが討論会で一変した。バイデン氏の戦略の一環で意図的に流すものではなくホワイトハウスからリークが出ており、ホワイトハウス内部に反対意見や不一致がある。
2024/07/12 BS-TBS[報道1930]

シドニー大学米国研究センター・ジャレットモンドシャイン研究ディレクター(VTR)
“バイデン撤退要求”議員も支援者も次々に
バイデン政権内部の多くの人があの討論会のパフォーマンスを見て驚いた。実はバイデン大統領はここ数年、自分の側近としか接してこなかった。内輪のメンバーに限定し他のホワイトハウスのスタッフが大統領に接する機会を制限してきた。プロンプターを使わずに自由に発言する姿を見せることもあまりなく、驚いたことに大統領のために働く多くのスタッフが彼の今の状態を知らなかった。
2024/07/12 BS-TBS[報道1930]

米国・バイデン大統領(VTR)
<JNN NEWS>“高齢不安”バイデン大統領・ゼレンスキー氏を「プーチン大統領」と紹介
決断力と勇気のあるウクライナの大統領に引き継ぎたいと思う。みなさん、プーチン大統領です。
2024/07/12 TBSテレビ[ひるおび]

番組アナウンサー
<JNN NEWS>“高齢不安”バイデン大統領・ゼレンスキー氏を「プーチン大統領」と紹介
(バイデン大統領は)すぐに気づいて訂正したが、その後の会見でも「ハリス副大統領」と言うべきところを「トランプ副大統領」と言い間違えた。
2024/07/12 TBSテレビ[ひるおび]

脳科学者・中野信子
<フラッシュNEWS>東大授業料で波紋
教育格差が経済格差とほぼイコールであるとすでに言及されている。ただでさえ、教育にかかるコストは上がっているのに、能力があっても経済力のない人はもう日の目を見ることすらできない。(日本は)そういう人を生かせない国であるということであり、教育にかけたコストを回収できる国ではなくなっている。東大を卒業しても出来のいい生徒は外資に行ってしまう。2番手3番手の人は官僚にすらならずに国内のいい企業に行く。国のために働けない学生を税金をかけて育てる意味がどこにあるのかという話になっている。そういう構造をまずは是正しないといけないが、それを誰がどうやるのという問題がある。
2024/07/12 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

FT・グローバルビジネスコラムニスト・ラナフォルーハー
<FT Today>米国大統領選挙と関税政策
誰が大統領になっても関税は導入される。最近、世界のCEOが集まる会合に出席したがWTO体制前の1995年に戻ると想定する人はいなかった。今は新しい世界と誰もが認識し、より多極化し地域化が進む。大惨事になるとは限らないが過去数十年とは大きく異なる世界になる。
2024/07/12 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

早稲田大学・中林美恵子教授(電話)
<もっと知りたい!NEWS>“バイデン撤退論”人気俳優も見限る
そもそも現状は前例がない状況なので、(民主党には)奇想天外なことをやる以外にもう手はない。逆転ホームランを打つしかない。これは歴史に残る異例さではないか。
2024/07/12 テレビ朝日[グッド!モーニング]

ゼレンスキー大統領(VTR)
ゼレンスキー大統領“米国大統領選の結果待たず支援強化を”
今こそ影から抜け出し強い決断を下す時だ。11月や他の月を待たずに行動する時だ。
2024/07/10 日本テレビ[ヒルナンデス!]

拓殖大学客員教授・名越健郎
<NEWSドリル>ロシア本土の攻撃めぐり・容認示した欧州に反発か
春以降(欧州で)謎の爆発火災が連続して起きている。全てロシアが関与しているという証拠はないが、ポーランド、英国、ドイツ、フランスこれについてはその容疑者が逮捕されていて、捜査の結果、ロシアの工作員が背後にいるという疑惑が強まっている。ロシアはNATOと対峙するのを一番嫌がっていて核の恫喝もしている。それと並んでこういう社会をかく乱する攻撃を行っている。
2024/07/10 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

米国・バイデン大統領(VTR)
首脳会議始まる・バイデン氏「NATOかつてなく強固」
NATOは今かつてなく強固だ。プーチンによるウクライナへの侵略戦争は続いている。プーチンがとどまらないことは分かっているが、間違いなくウクライナはプーチンを止められるし止めるだろう。
2024/07/10 日本テレビ[NNNストレイトニュース]

インド・モディ首相(テロップ)
インド・ロシア首脳会談・モディ首相「戦争は解決策にならない」
罪のない子どもたちの死は非常につらい。戦争は解決策にならない。
2024/07/10 日本テレビ[ストレイトニュース]

解説委員・奥谷龍太
<ワールドEYES>特集・日本人学校バス襲撃・背景と波紋
事件の犯人がどのような動機でスクールバスを襲ったのかについては2週間余りたった今もまだ明らかにされていない。そうした中、大手ネット企業が先月末、相次いで反日感情をあおる投稿を規制すると一斉に発表した。大手ネット企業がこうした取り締まりを発表するのは極めて異例で、中国政府がネット上の反日世論が関係しているとみていることを示している。
2024/07/10 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]

米国FRB・パウエル議長(VTR)
FRB議長「もはや過熱していない」
経済のリスクはインフレだけではない。利下げが遅れれば景気や雇用が必要以上に悪化する可能性もある。
2024/07/10 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

BSテレ東解説委員・豊嶋広
FRB議長「もはや過熱していない」
パウエル議長は「米国経済はもはや過熱していない」という押さえ方をしている。シティグループの米国政策金利予想として9月会合から8会合連続で計2%の利下げを行うという予測を出してきた。夏休み明けの9月からいよいよ利下げが始まるのではないかというのがマーケットの間で強まっている。11日にCPI消費者物価指数が出るので、そこで利下げの道筋が確認できるかどうかが焦点。
2024/07/10 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

防衛大学校教授・広瀬佳一
“もしトラ”に備える世界・何に注目…
バイデンさんの不安だけでなくショルツさん、マクロンさんの欧州議会選挙での敗退などもあって非常に影響力が低下しているが、フォンデアライエンさんエストニア首相のカラスさんなど対ロ強硬派がEUやNATOの執行部になり、EUの役割にも注目したい。インドやグローバルサウスに対する外交の主役はEUになるだろう。これまでNATOが中心だった武器支援をEUも一緒に引っ張っていく。
2024/07/09 BS-TBS[報道1930]

ITジャーナリスト・三上洋
<NEWSドリル>自治体の委託先企業被害・サイバー攻撃で情報流出
マイナンバーの仕組みとICチップが付いているマイナンバーカードの仕組みは、とても安全なもので、そこからの流出は起きにくく、ほぼ考えにくい。ただしマイナ保険証や、今年度中には運転免許証も一体化される。そうなるとマイナンバーカードと運転免許証を紐づける作業は、外部委託する可能性があり、その会社が大丈夫かということにはなってくる。今回のことを糧にして十分安全対策をとる必要がある。
2024/07/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

作家・エッセイスト・吉永みち子
<NEWSドリル>自治体の委託先企業被害・サイバー攻撃で情報流出
日本はセキュリティに対する意識も低いし、能力的にも決して高いとは言えないような状況。
2024/07/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ITジャーナリスト・三上洋
<NEWSドリル>自治体の委託先企業被害・サイバー攻撃で情報流出
銀行口座自体は口座番号を知られたとしてもお金を直接盗み取られることはないが、収入とか家族構成とかがばれてしまう可能性はある。
2024/07/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ITジャーナリスト・三上洋
<NEWSドリル>自治体の委託先企業被害・サイバー攻撃で情報流出
マイナンバーとそれぞれの情報というのは一元化されているわけではなく、全部それぞれ別の省庁なり別のところでそれぞれ分散管理しているので、マイナンバーなりマイナンバーカードが、仮にやられたとしても芋づる式に全部取られるわけではない。今までのデータとマイナンバーカードを紐付ける作業を外部委託するので、その外部委託の会社が安全か、さらにその会社が孫請け、ひ孫請けをしていないかどうか自治体や国がちゃんとチェックしないといけない。
2024/07/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正
<ピックアップNEWS>フランス国民議会選挙・左派連合が躍進・極右政党失速・政権への影響は?
マクロンの中道勢力は年金の受給年齢を65まで引き上げるとしていて、そこで決定的に人気がないので票が急進左派に行った。こちらの経済政策はマクロンからみればばらまきで財政再建の問題が出てくる。フランスでは慣例として第一党に組閣を命じることができるが、過半数を持っているところがないからとりあえず9月末ぐらいまでアタリ首相が続投する形でオリンピックパラリンピックの間は政治休戦する。その間にどの政策で連立が組めるかということ。
2024/07/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

不服従のフランス」・メランション党首(VTR)
<ピックアップNEWS>フランス国民議会選挙・左派連合が躍進・極右政党失速・政権への影響は?
大統領は辞任するか我々の中から首相を選ぶかの、どちらかでなければならない。
2024/07/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

日本経済新聞・大塚節雄編集委員
ソニーG・三菱電など半導体に5兆円
AI、脱炭素、EVは将来大きく伸びると期待される基盤技術分野。そこを足掛かりに攻めていく。ソニーグループは半導体画像センサーの増産、東芝・ロームはAI向けデータセンターやEV向けパワー半導体を増産。日の丸半導体の復興の鍵を握るラピダスはロジック半導体で最先端の2ナノメートルの量産を目指している。これらの動きを強力に後押ししているのが経済産業省。支援策として3.9兆円の補助金を用意していて、うち3兆円を国内外の主要な半導体企業に充てる。今回の5兆円の投資に関しても1.5兆円を国が補助する。経産省は半導体関連の売り上げを現在の5兆円から2030年に15兆円に増やそうとしていて、失敗の許されない巨大プロジェクトになっている。
2024/07/09 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

バイデン大統領(VTR)
撤退圧力強まる中・バイデン大統領“選挙戦継続”改めて強調
私が40歳のように見えるのは知っているが、少しは歳をとっている。冗談はさておき私は長い間この仕事をしてきた。我々が団結すれば、かつてなく米国の未来は明るいと感じている。
2024/07/08 日本テレビ[ヒルナンデス!]

共同通信社特別編集委員・久江雅彦
<NEWSドリル>都議補選で逆風収まらず・次期衆院選・自民の戦略は
都知事選というのは個人の戦いだが、都議の補選というのは小選挙区とエリア的にも相似形。受験でいうと総選挙の模擬試験のようなもの。政党の勢い、あるいは岸田さんに対する評価が如実に表れるバロメーターとなる。自民党では(8選挙区のうち)2つはかたくて2つは接戦という見方だったが、結局、勝ったのは2つで、この結果は次の岸田さんであれ、誰がやるのであれ、東京は小選挙区が25が30に増えることを考えると、岸田さんでは戦えないという見方が党内では大勢を占めている。
2024/07/08 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

岸田総理(VTR)
岸田総理「結果出す努力続ける」
安倍元総理の思いや志をしっかり受け継ぎ、次の世代につなげていかねばならない。歯を食いしばって信頼を回復し、政治改革・党改革を進めないといけない。
2024/07/08 テレビ朝日[グッド!モーニング]

小池百合子都知事
東京都知事選開票速報
この度、都民の皆様方の力強いご支持を賜り、三期目の都政の舵取りをお任せいただいた。今回はこれまでなかったような選挙戦だった。1つの知事をめぐり、私を含め56人が立候補という状況で、ポスターの掲示、さらには脅迫も受けたり、街頭では野次の大合唱があったり、経験したことがないような選挙戦だった。想定をしていなかったような事態に対しどう法的な整理ができるのか今回の選挙を通じて痛感した。
2024/07/07 NHK総合・東京[東京都知事選開票速報]

東海大学教授・金慶珠
露と急接近!北朝鮮・金正恩政権の戦略と思惑
ここにきて韓国内で核武装論をめぐる議論のようなものは結構出てきている。日本だと核武装論を議論すること自体、滅相もないという雰囲気だが、韓国はここ数年で大きく変わった。それは北朝鮮が事実上の核保有国になったという意識が背景にある。先月、韓国統一省傘下の統一研究院が核武装に対する世論調査を行ったが、大体7割前後で独自に核武装すべきだというふうになっている。2021年では71%ぐらいあったが、今年に入ってからは67%ぐらい。
2024/07/07 BS朝日[激論!クロスファイア]

民主党・クレイグ下院議員(テロップ)
新たにバイデン大統領に撤退要求・民主党下院議員「勝利できない」
大統領選から身を引き、新世代のリーダーが踏み出せるようにすることを求める。
2024/07/07 フジテレビ[FNN Live News days]

バイデン大統領(テロップ)
新たにバイデン大統領に撤退要求・民主党下院議員「勝利できない」
私、以上の適任者はいない。
2024/07/07 フジテレビ[FNN Live News days]

寺島実郎
<風をよむ>新紙幣…日本人とおカネは
1871年、明治4年に円という単位の通貨を日本が採用したとき、1ドル1円でスタートさせて、その後戦争に敗れて日本円の価値はドッジラインで360円にされた。そこから我々の先輩たちが頑張って産業力を高めて外貨を稼いで日本円は安すぎるって圧力を食らうようになってじわじわと円高にいってピーク時には79円まできたが、それが今や半分の価値になってしまった。真剣に働くとか技術を磨くとかで産業力というものを高めるっていうところで通貨のいわゆる国際価値をじわりじわりと高めていくのが健全な道筋。通貨に対する信頼を取り戻していくという原理原則をしっかり見つめるところに 日本人が今立ち返らなきゃいけないところにまで来ている。
2024/07/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

麗澤大学経済学部・中島真志教授(VTR)
<風をよむ>新紙幣…日本人とおカネは
かなり急激に円安が進んでいるので、毎月何兆円とかという金額が海外に流れている。これはボディーブローのように日本経済に効いてくる。やっぱり人々の信頼というのが大事で、もう少し日本の経済を強くしていかないと不安になっているところはあると思う。
2024/07/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

自民党・大野敬太郎
自民党・大野敬太郎
宇宙の領域というのは極めてポテンシャルの高い領域。特に中国は月の裏側に行き、サンプリングリターンをしてきた。日本にできないわけではないが、技術的にはかなり高度な技術力が必要。ここの意味するところは、地球から月の間をシスルナ領域というが、ここについて月の裏側まで行くことによって宇宙強国・中国がある種、主導して使うようになるというメッセージになっている。そういった観点では安全保障にも関わる問題であり、資源法の話などは民間が月に行き資源をビジネスにすることをどうしても応援しないといけないということがある。民間が月へ行こうとしても法律がない、他国には法律がある。こういうことをチャレンジしようとするベンチャーとかが海外へ行ってしまう。日本はチャレンジングスピリッツを伸ばす国でありたいと同時に宇宙が産業として伸びないといけない。
2024/07/07 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]

寺島実郎
イラン新大統領に「改革派」“欧米との対話重視”転換は?
驚くべき結果だった。つまりイランという極端な宗教国家でイスラム原理主義のハメネイ氏が全て握っていて、改革派の人たちの立候補さえ、ままならない状況の中で結局改革派が勝ったというのは、いかにイランの国民の不満とか将来不安が高いのかということ。今回投票率が10ポイントぐらい上がったことが、この結果につながった。ただし欧米との対話を重視するとはいえ、そう簡単に制裁解除の方向に行く可能性はかなり厳しい。その際日本の役割が非常に重要で、中東の非核化というものに対して実は日本は重要な立場にある。
2024/07/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
バイデン氏に強まる撤退論・異例…大統領の行方は
実は米国の理解の複雑なところは、経済については米国経済が決して老いてないこと。例えば日本が世界GDPの18%を占めていた1994年に米国のGDPの世界に占める比重は26%だったが、日本が4%にまで落ち込んでいる中で、米国は去年も26%だった。そういう意味において米国は衰亡していない。例えばイーロンマスクのように、続々と若い世代が出ている。しかも多国籍の出身者が米国経済を支えている。
2024/07/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

経済ジャーナリスト・後藤達也
紙紙幣ブームでも…円安加速への不安
一部の、例えばトヨタをはじめとしたグローバルな輸出企業というのはものすごく儲かっている。多くの中小企業というのは海外にお客さんがいるわけではないのでその点ではコストが上がってなかなか販売価格に転嫁できないという状況で、今年後半でも話題としてはかなり増えてくる。
2024/07/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

シブサワアンドカンパニー代表・渋澤健
紙紙幣ブームでも…円安加速への不安
市場というのは先を価格に織り込む機能がある。それを考えると米国はほぼピークに近いと、日本はこれから正常化しなさいということを考えると金利差だけでは説明できない。私は通貨の番人である中央銀行に対する信任が為替市場の中では金利が上げられないということで一時的に毀損してしまったのではないかと思っている。過去5年、10年見ると円の価値が半減している。それを気づいていないことが問題。
2024/07/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

テヘラン支局長・土屋悠志
解説・欧米と対話重視・改革派当選・政策転換できるかが焦点に・イラン大統領選
ペゼシュキアン氏が掲げる融和的な外交政策への転換を実現するには、大きく2つの課題がある。国内でどうやって最高指導者・ハメネイ師の理解を得るか。ハメネイ師からこれまでの路線の継続を求められ、いきなり難題に直面している形。もうひとつは関係を改善したい欧米側の信頼をどう得るか。イランと欧米は核開発だけでなく、ウクライナ情勢、ガザ地区などの中東情勢をめぐっても対立を深めてきただけにイラン側が一方的にその気になっても距離は縮まらない。ペゼシュキアン氏はスタートから重い課題を背負っている。
2024/07/07 NHK総合・東京[おはよう日本]

早稲田大学教授・中林美恵子
中林解説・81歳・バイデン大統領・民主党内からも撤退論
ちょっとやそっとのことではダメージの回復は難しい。ABCニュースのインタビューもバイデン氏側から投げかけたもので挽回を図ろうとしたものだが、とても挽回にまでは至ったという風に見ている人は多くない。今後も民主党内はガタガタが続きそうで、撤退の可能性の方が高まっているように見える。
2024/07/07 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

ペゼシュキアン氏(SNS)
イラン大統領選・欧米と対話重視・改革派ペゼシュキアン氏当選
選挙は終わったが、これは我々が力を合わせる始まりにすぎない。
2024/07/06 NHK総合・東京[サタデーウオッチ9]

第一生命経済研究所・首席エコノミスト・熊野英生
40年ぶり新たな顔に・一万円札の価値に変化は
家計の実感は景気後退と同じ。円安が行き過ぎていることと、日銀の2%の物価上昇というのは身の丈に合わない。だから賃金が追い付かないという問題がある。今後、定額減税とか賃上げが少しずつ進んでいくような効果で消費が良くなっていく気運はあるが、円安・物価上昇が進むと賃金が増えていく頭を抑えるので、秋以降円安が進むかどうかが勝負となる。
2024/07/06 BS-TBS[Bizスクエア]

第一生命経済研究所・首席エコノミスト・熊野英生
国の税収・72兆円・過去最高
法人税が上振れているが、よく見ると所得税は前年の実績を下回っているのでまだ賃上げは今一つ。今年度の税収もすごく増えるのではと期待するが、今年はおそらく日銀のマイナス金利解除で利払い費が増えるので財政収支はあまり楽観できない。
2024/07/06 BS-TBS[Bizスクエア]

キヤノングローバル戦略研究所特別顧問・宮家邦彦
特集・バイデン氏に撤退論・どうなる民主党の大統領候補
議員は大統領と一緒に選挙に走る。その時にその大統領が弱ければ自分も落選してしまう。そういう意味でバイデンおろしが出てくるのは当然のこと。他方で問われているのは討論会でのパフォーマンスが良かった悪かったではなく、あれが単なるエピソードなのかそれとも恒常的に続くものなのかが問われている。こうやって民主党が割れていること自体、バイデン、民主党にとって非常に不利になる。代わりの人がいるのであればとっくに出てきているはず。つまり退くのも進むのも地獄の状態。
2024/07/06 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

上智大学教授・前嶋和弘
特集・バイデン氏に撤退論・どうなる民主党の大統領候補
討論会自体はそもそもどうだったのかといえば、討論の内容のスクリプトだけ聞いていくとバイデンは全然悪くなかった。ただバイデンの言い方、言いよどみ、うまく対応できなかった部分がより切り取られて大きくなっていて世論が動いている。むしろ日本での撤退論の方が大きい気がする。近いうちに動きがあるだろう。
2024/07/06 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

上智大学教授・前嶋和弘
特集・バイデン氏に撤退論・どうなる民主党の大統領候補
(撤退するかどうか)現段階ではわからない。民主党の中の政治が中心の人たちはまだバイデン支持。一方でいろいろなリベラルメディア的なところにいろんな思惑でいろんな情報が流れて出ている。他の人に変えた方がトランプに勝ちやすいと思っている人たちもいっぱいいる。これに対しバイデンの方がまだましだと思っている人たちがいる。このせめぎ合いが起きている。
2024/07/06 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

慶應義塾大学准教授・鶴岡路人
特集・英国14年ぶり政権交代・労働党圧勝の要因は
保守党が1人で負けたということ。英国民が政権交代を選んではいるが、新しい政権に期待があって熱狂の中で生まれたわけではない。
2024/07/06 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

林官房長官(VTR)
沖縄・米軍兵士の性暴力事件・政府・県と情報共有開始
沖縄では米軍人による犯罪予防の観点から迅速に対応し、検討する必要があることに留意し、関係省庁で連携の上、可能な範囲で地方自治体に対しての情報伝達を行う。
2024/07/06 NHK総合・東京[おはよう日本]

沖縄県・玉城知事(VTR)
沖縄・米軍兵士の性暴力事件・政府・県と情報共有開始
このような情報共有の運用を見直したことは一歩前進だ。
2024/07/06 NHK総合・東京[おはよう日本]

元外務副大臣・佐藤正久
英国にフランス…揺れる西側の影響
NATOでの日米首脳会談を含めたNATOと岸田総理、そして日本とドイツ(の首脳会談)、そしてドイツとフランスとスペイン空軍との共同訓練、まさにヨーロッパと日本が近づいている。仲間をどんどん増やすことが、中国、北朝鮮、ロシアの抑止にもなる。NATO軍と日本がいろんな面で相互運用性を高めるということは抑止効果が大きい。
2024/07/05 BS-TBS[報道1930]

労働党・スターマー党首(VTR)
英国総選挙・労働党が過半数の見通し・14年ぶりの政権交代へ
今夜ここにいる人、国中の人が声をあげた。変革はここから始まる。
2024/07/05 NHK総合・東京[NHKニュース]

ゼレンスキー大統領(テロップ)
ウクライナ軍「東部要衝の一部から撤退」
(トランプ氏が大統領になった場合)われわれは米国の強力な支持を得られるのか、逆に孤立することになるのかを知りたい。
2024/07/05 NHK総合・東京[ニュース・気象情報]

プーチン大統領(VTR)
<ロシアTV>プーチン大統領“不可逆な譲歩をしない停戦は不可能”
ロシアは停戦を行い、敵が自分達を有利にするために利用することを許すわけにはいかない。停戦を利用して装備を整え直し、さらなる軍の動員を行い、軍事行動を続ける準備をすることを許すことはできない。ウクライナ側がロシアが受け入れ可能で不可逆な譲歩をすることを確認する必要がある。
2024/07/05 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]

バイデン大統領(ラジオ音声)
バイデン大統領・討論会は「失敗」
とても悪い夜だった。失敗した。討論会は90分だったが、これまでの私の3年半の実績を見てほしい。2020年のようにドナルドトランプに再び打ち勝つつもりだ。
2024/07/05 NHK総合・東京[おはよう日本]

野村證券エグゼキューションサービス部・柏原悟志担当部長
<おはBiz>解説・日本株上昇の背景・米国大統領候補討論会も要因?
米国大統領選の討論会が終わったぐらいのタイミングから(株価が)上げ始めた。過去を見てもトランプ氏の当選確率が上がると、中国株と比較して日本株が相対的に有利。そういった思惑があっておそらく中国から日本へお金のシフトは一部あるのではないか。
2024/07/05 NHK総合・東京[おはよう日本]

厚生労働相・武見敬三
後発医薬品=ジェネリックの実情・武見厚労相×専門家
中小規模の各ジェネリックメーカーにとって、収益を上げようとする場合のビジネスモデルとして少量多品目生産の企業が確実に増えてきてしまった。日本は自由主義の資本主義社会なので、政府が全部その企業のあり方まで細かく規制するということが常にできるわけではない。こういう点から改めて産業政策として安定供給の体制をしっかりと整備をして国民がこうした医薬品不足に直面しないように対応する能力の組織的強化というのが必要になってきた。
2024/07/04 BSフジ[プライムニュース]

元総務大臣・片山善博
「老いる東京」3人にひとりが高齢者に
10年前、団塊の世代が65ぐらいの若い元気なうちに(東京から)地方に出てもらうという政策があった。本当の狙いは東京圏高齢化回避戦略だった。これをしようと思ったら最初に地方の自治体に危機感をもってもらいつつ、この人達を受け入れませんかという1つのパッケージだったが、これにみんな大慌てしてそれに安倍政権が乗っかり地方創生というわけのわからない政策をやってしまったものだから、危機回避戦略が埋没してしまった。
2024/07/04 BS-TBS[報道1930]

事業創造大学院大学客員教授・伊藤聡子
技術・新紙幣をデザイン「工芸官」匠の技
キャッシュレスは例えば災害で電気が落ちたりすると使えないわけで、私もかなりキャッシュレス化は自分で進めているが、やっぱりお札も何かの時にないと困るなというのもあるので、お札自体はなくならないのではないかという気がしている。
2024/07/03 TBSテレビ[ひるおび]

経済評論家・加谷珪一
技術・新紙幣をデザイン「工芸官」匠の技
諸外国の例を見ると、全部の札を一斉にではなくて1ドル札は今回変えて、次は10ドル札とか、札ごとにパターンが違うっていうケースもある。なので、これからも当然偽造防止は必要で、技能の伝承もあるので続いていくとは思う。全紙幣を一度に変えるというのはもしかすると、これからはそんなにないかもしれない。
2024/07/03 TBSテレビ[ひるおび]

FTキャスター・桜庭薫
フランス極右・過半数獲得は困難か
メディアの予想では極右・国民連合が単独過半数の289議席に30~40議席ほど届かないとの見方が多くなっていて、極右首相の誕生は避けられる見通しが強まった。これを受け、市場には安心感が漂っているが、予断を許さない部分がある。与党連合は2位どころか3位に沈んだにも関わらず、なおも面子にこだわっており左派にいやいや歩み寄っている。本来なら左派候補に投票するようよびかけるべきだが、選挙戦を指揮するアタル首相は出馬自体は他党候補への賛同を意味しないと述べている。候補者を一本化できなかった選挙区も100程度残っており与党連合にあいそをつかしている有権者が浮き彫りになっている。左派支持者が与党連合に投票するかは微妙なところ。
2024/07/03 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

三重大学大学院教授・立花義裕
ヒートドーム・100年ぶり高温・溶ける元大統領
偏西風が蛇行する位置が北に移動している。世界中で偏西風の南側は熱い空気に覆われやすくなる。全部ヒートドーム状になり全世界的に熱くなる。世界中の海水温が上がっていることがこのような動きにつながっている。
2024/07/02 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

三重大学大学院教授・立花義裕
熱帯のサメ襲来・縄食い破り・カンパチ逃げ出す
日本周辺の水温が世界でもダントツに高い。3つぐらい理由があって1つは去年も猛暑で、海の温度が上がり、冬が暖冬で上がったままになっている。要するに暑い状態が続いている。2つ目は今年は梅雨入りが遅れて日射がくるから暑いということ。3つ目は黒潮が日本付近をぐにゃぐにゃ、なめりながら岩手県から北海道付近まで北にいっていることで日本付近の水温が非常に高くなっていることがある。
2024/07/02 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ふくおかフィナンシャルグループ・佐々木融チーフストラテジスト
止まるか円安・下期・円相場の焦点
ファンダメンタルズが変わらない中で、そもそも為替介入で方向を変えるのは難しい。あまりやり過ぎると逆に投機筋が集ってきてしまい、効果が薄くなってくる。170円台までは為替介入はないだろう。そもそも日本は変動相場制の国なので、あまり同じレベルで介入はしない。さらに米国大統領選挙が近づいてきて米国経済に影響があることをしてしまい日本が目立ってしまうと、政治に巻き込まれる可能性がある。円買い介入というのは失敗すると通貨危機になる可能性があるのでそんなに頻繁には行えない。
2024/07/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

ふくおかフィナンシャルグループ・佐々木融チーフストラテジスト
止まるか円安・下期・円相場の焦点
(円安がプラスかマイナスかは)立場によって異なる。大企業が多い輸出企業にとってはプラスになるが、中小企業が多い輸入企業にとっては明らかにマイナス。円安になると名目GDPとか企業収益が上がるので株価も上昇するし税収も上がるということで数字的にはプラスになるが、メリットを受ける人の頭数は少ないので経済的な数字は円安の方がプラス。これによってメリットを受ける日本人は少ない。円高でメリットを受ける日本人の方が頭数は多い。
2024/07/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

ふくおかフィナンシャルグループ・佐々木融チーフストラテジスト
止まるか円安・下期・円相場の焦点
今すでにドル円相場は糸が切れた風船のようになってしまっている。糸が切れたタイミングは2022年の半ばぐらいで、130円ぐらいになった。当時130円というのは実質実効レートとか購買力平価でみても超円安であり、その辺りから糸が切れ始めた。
2024/07/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

日本経済新聞・小平龍四郎編集委員
税収72.1兆円・4年連続で最高
企業業績であるとか、GDPが示す経済成長が税収を増やすことが税収を増やす王道であることが改めて確認された。これらは名目の話であるが、一方で物価も上がっているので実質ということも考えないといけない。所得が上がって所得税が増えることはいいことだが、実質所得は下がっているので消費への影響は無視できない。好調な税収の裏側の問題として個人消費はどうなのかというところにも改めて目配りが必要。
2024/07/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

解説・櫻井玲子解説委員
日銀短観ほぼ横ばい・利上げは?岐路に立つ日銀
生産性が高く賃金も高い企業の仕事により多くの働き手が就けるよう労働移動を促進することや、企業が設備投資に積極的な姿勢を示している間に機を逃さずその後押しをすること。さらにこれまでやや手薄となっていた人材教育にもっと力をいれることといった対策を打ち出すことが必要。企業業績が比較的、底堅く企業が賃上げや将来を見据えた投資に意欲を示している今がチャンスとも言える。
2024/07/01 NHK総合・東京[時論公論]

番組アナウンサー
<フラッシュNEWS>米国・“惨敗”も支持率は
支持率への影響が注目されるなか実施された世論調査によると、バイデン大統領に投票すると回答した人は46%、トランプ前大統領に投票すると回答したのは44%だった。討論会前の調査では両者ともに44%だったため、大きな変化は見られない結果となっている。
2024/07/01 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

バイデン大統領(VTR)
<フラッシュNEWS>米国・“惨敗”も支持率は
私は以前ほどうまく討論できない。だが、知っていることがある。真実を伝える方法を知っている。
2024/07/01 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

戦略コンサルタント・立教大学ビジネススクール・田中道昭教授
<フラッシュNEWS>米国・“惨敗”も支持率は
討論会を受けて6月28日ニューヨークタイムズの方がバイデン氏は撤退すべきだという社説を編集委員会の名前で出して、これが実は大きな反響を呼んだ。民主党の重鎮はどのような見解を出しているかというと、これだけの遅いタイミングで候補者を変えることは民主党にとってリスクが大きいということで、民主党幹部はのきなみ戒めている。撤退するにはバイデン氏の方が自ら撤退しなければいけないが、その可能性は低い。
2024/07/01 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

フィデリティ投信・重見吉徳マクロストラテジスト(VTR)
<おはBiz>米国大統領選・テレビ討論会・市場はどう見た
トランプ氏優勢の印象が強まったことで、公約の法人税や所得税の減税措置の継続が財政拡張的というふうに映った可能性があると思う。再選を目指す大統領はいくぶん新鮮味を欠くということもあり(過去の大統領選挙の)討論会の序盤戦では良い結果が出ないということもあったため、選挙結果も金融市場の動きも予断を許さないと思っている。
2024/07/01 NHK総合・東京[おはよう日本]

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