【あの一言】
渡部恒雄の発言まとめ
特集・ウクライナとNATO・温度差と着地点 NATOより数が少ないG7だからこそ、この枠組みができた。実は日本以外はみんなNATOの加盟国。そういう意味で比較的やりやすかった。日本は非常に存在感を見せることができたが、NATO・ストルテンベルグ事務総長は、中国をにらんでNATOを動かしたいという思惑があり、日本のようなインド太平洋地域の国も入れたいと考えている。
2023/07/15 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
韓国・尹大統領・処理水・IAEAの判断尊重 EUというのは国が多くあり、環境とか健康にうるさいところ、そこが規制をやめるということは大きい。さらに韓国は日本の隣国。そこがIAEAの判断に従うというというこの2つのことを合わせると非常に日本にとってはいいニュース。日韓関係を良くするという判断についてだが、韓国側のイニシアティブに岸田政権が乗っかっているのはいろいろな意味で正しい判断。
2023/07/15 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
特集・経済安全保障・議論の焦点は 日本は反撃力を持つなど、安全保障でかなり踏み込んだことを昨年の防衛三文書で出した。その中には経済保障対策も相当入っているが、実際には日本はきちんとした対抗手段を持っていないという弱点がある。これは安全保障なので当然それはやるべきで準備しないといけない。
2023/05/20 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
ロシアからのエネルギー調達の依存度を低下させるとしているが、実際に達成するのは難しい。特にヨーロッパは天然ガスだけでなく、原子力の燃料や再処理もロシアに頼っている。しかもウランというのは中央アジアから多く採れる。中国が図らずも中央アジアとの間で会議を開いたことは、ヨーロッパに対する牽制にもなっている。
2023/05/20 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
特集・きょうにも電撃訪日・ゼレンスキー大統領の思惑は ゼレンスキーにとってはヨーロッパや米国に対して、より威力のある兵器を供与してもらうこと。ロシアに近い国、中東やインドに牽制球を投げてロシア包囲網を作ってもらうこと。この2つをやる場面としてG7は非常にいい場だと考えている。
2023/05/20 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
特集・G7広島サミット・注目点は バイデン大統領は国内の債務上限引き上げ問題で来ないかもしれないという事前観測もあった。それだけでなく、広島に米国の大統領が行くというのは非常に政治的なハードルが高かった。米国が広島に原爆を落としたわけで、それに対して過度に謝ってしまうと国内で反発にあう。国際社会との関係上、無神経なこともできない。そういうところを乗り越えてバイデン大統領が来たということは広島サミットの歴史的意義はあったと考えてよい。
2023/05/20 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
中国が外交活発化!交錯する米中の思惑 米国は中国に対する警戒心を一段階高めた。今、むしろ米国は中国に対して強硬にいきすぎて日本が心配しなければならないくらいになっている。中国に厳しくすることだけは米国の議会も共和党も合意してくれるために民主党にとっては非常にやりやすい状況になっている。そのせいで台湾をめぐり一触即発のようなことになりかねない状況になっている。
2023/04/02 BS朝日[激論!クロスファイア]
特集・ウクライナへの武器供与・前倒しで戦況への影響は 今年1月からかなり思い切った、より攻撃的な兵器供与に拡大していく動きになっている。戦争が長期化すると、ロシアが相対的に有利になる可能性があり、米欧が分裂するリスクがある。(戦争を)ある程度早めに終わらせるためにもウクライナ側にロシア側の攻撃を撃退させて(戦況を)有利に運ばせたい。
2023/03/25 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
軍事侵攻1年…激動するウクライナ情勢の行方 米国における中国への懸念がどんどん拡大している。中国がロシアに対して経済的に援助していることは数字的に出ている。軍事上も援助するのではないかという懸念が盛り上がっている。
2023/02/26 BS朝日[激論!クロスファイア]
反撃能力保有へ…どうなる?日本の安保政策 日本が米国を支援するのであれば日本は中国の敵となり、米軍基地と自衛隊基地が攻撃される。(反撃能力がなければ)その時に日本は反撃できないことになる。ある程度の反撃能力を持っていれば多少は突っ張れる。そこで米軍の軍事援助をしなければ日米同盟は終わり、その後の国際関係において日本は中国の強力な影響下に暮らしていくことになる。
2023/01/29 BS朝日[激論!クロスファイア]
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