【あの一言】
田中道昭の発言まとめ
<NEWSドリル>李強首相と会談へ調整か・注目のASEAN首脳会議 中国は役割分担をやっている。王毅氏は戦狼外交で有名で強面の路線でやっている。それに対して李強首相はソフト路線で経済で歩み寄りを示そうとしている。このタイミングで何か合意に達する見込みは難しいが、経済が厳しい中国は西側に対して経済面で歩み寄りを示してほしい。
2023/09/04 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<トップNEWS>処理水の海洋放出めぐり・急激に悪化する日中関係 おそらく中国政府は自分たちの主張が非科学的だということがわかっている。背景には3つの理由があり、1つ目は日本に対する政治の材料にしている。2つ目としては中国共産党の常とう手段である分断作戦で日本の世論を分断しようとしている。3つ目は中国国内の世論の矛先を変えること。不動産不況とか景気が後退しはじめており不満が高まってくる矛先を日本に向けている。日本政府に求められていることは補助金を出すことではなく、日本の魚がいろいろな国に受け入れてもらえるように活動すること。日本の水産物をこれからどうするのか、成長産業にしていくのかという攻めの姿勢が必要。
2023/08/28 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<ピックアップNEWS>中国・恒大集団・米国で破産法適用申請・不動産業者の経営危機次々発覚 中国経済はGDPの3割を不動産関連が占めている。そういう意味で不動産の下落の影響がGDP全体にも影響を及ぼし始めている。同じタイミングでGDP、経済成長がスローダウンしてきてデフレになっている。既に一部の産業、産業機械、電気部品、自動車産業といった会社の株価や業績が低迷し始めている。そういう意味で日本企業も含めてグローバルな産業も影響を受け始めている。最大の要因は需要不足。中国の需要が拡大してこない限り厳しい展開が続く。
2023/08/21 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<ピックアップNEWS>「核抑止論」肯定で異論も・岸田総理の「広島ビジョン」 広島の方たちからすれば「核抑止論ではないだろう」という思いが非常にあるが、現実的にはロシアが公然と核の威嚇を繰り返しており、現実的にはここで一致団結してロシアを最後の侵略国にしてそこから核抑止にから離れて核廃絶に向かっていくというのが現実的なシナリオ。
2023/08/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>中国経済への影響は?半導体の対中輸出規制 先端半導体装置禁止というのは、実は中国にとっては非常に大きな痛手となる。ここで言っている先端半導体というのはAIとか自動運転とかに使われるもので、米国の専門家の一部の見方によれば米国3社、日本1社、オランダ1社、この計5社の製造装置がないと最先端の半導体は製造できないと言われている。これを何とか緩和させたいのが中国の本音。
2023/07/10 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>主流派と反主流派対立?ロシア軍内部の権力闘争 戦略論的に言うと現在のロシア軍は非常に問題を抱えた存在になっている。具体的に言うとゲラシモフ参謀総長は総司令官を同時に兼ねている。これは軍事戦略から言うとあり得ない話。参謀本部というのは大統領とか国防省に対して戦略面でアシストする参謀役。一方、総司令官というのは実際の戦術・戦略の司令を出し、全体最適、資源配分を考える役職。この2つは普通は分けて考える。本来であればスロビキン司令官にもう少しやってもらいたかったが、あまりにもプリコジンと近く3か月で更迭されてしまった。
2023/07/03 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<フラッシュNEWS>アップル時価総額430兆円 ハイテク株を中心にしたNASDAQの株式市場自体が盛り上がっていることもあるが、直接的には拡張現実が発表されたことが大きな契機となっている。430兆円というのは日本一の時価総額の38兆円のトヨタ12社分に相当する大きさ。日本企業も連携して一致団結して戦っていくしかない。
2023/07/03 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<トップNEWS>日本が砲弾提供検討?・間接的支援か米紙報道 日本は西側諸国の1員として、ウクライナの反転攻勢の支援をすべきだが、その方法論については議論の余地が相当ある。日本の国益、パワーバランスを考えれば、今回のようなところまで踏み込むべきだという議論も起きるかもしれないが、日本の価値観を踏まえれば、日本の特徴は平和憲法であり、戦争はしない、起こさないという価値観であり、そこは他の西側諸国と一線を画し、日本の価値観を示してもらいたい。
2023/06/19 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>フィリピンと関係強化へ・米中それぞれの思惑は? フィリピンの歴史的分岐点となったのは2012年にスカボロー礁の実効支配を中国から受けた時。この時にオバマ大統領は事実上、中国の実効支配を許容してしまった。ここにきてマルコス大統領は親米を鮮明にしている。その一方で経済上は非常に中国と重要な結びつきをしており、フィリピンは非常に難しいかじ取りを迫られている。
2023/06/05 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<フラッシュNEWS>トルコ・現職エルドアン大統領が勝利 野党6党の248ページの合意文書を見た時になかなかまとまるのは大変だと思ったが、決戦投票でやはり6党の足並みがなかなかそろわなかった。最も当選を喜んでいるのはプーチン大統領だろう。これから西側諸国にはさらなるトルコとの連携が求められる。
2023/05/29 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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