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スペシャル あの一言
2024年09月17日(火)
最新TV速報
【あの一言】
[2024年09月] [2024年07月] [2024年06月] 
東京大学名誉教授・伊藤元重
日米金融政策の転換・市場への影響と今後は
為替レートは金融政策の影響を受けやすい存在。なかなか金融政策を為替のためにやるということは言いにくいが、結果論から見ると金融の影響を受けやすいということを日銀はかなり意識している。
2024/08/31 BS-TBS[Bizスクエア]

りそなアセットマネジメント・チーフストラテジスト・黒瀬浩一(VTR)
潮目が変わった?日米の金融市場
円高が企業収益に及ぼす影響は明確にマイナス。これが企業収益面から株価の重荷になる可能性はあるが、円安から円高になることで輸入品価格の値段が下がる。日本人に負担が重いのはエネルギーと食料品でこの価格が押さえられると個人消費に余裕が出てくる。それがむしろ企業収益を持ちあげる効果が出てくる。円高による物価抑制効果は半年後に出てくる。もう少しの辛抱と言っていい。
2024/08/31 BS-TBS[Bizスクエア]

政治アナリスト・伊藤惇夫
特集・野田元総理も出馬表明・立憲代表選を展望
露出度と政党支持率の関係は完全に一致する。今は決定的に自民党が露出していてここまで急上昇している。解散選挙までの間にどこまでそれが落ち着くか。自民党総裁選が終わると新総裁も出てくるが、これから支持率の変化というのはまだ予断を許さない部分がある。
2024/08/31 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

政治アナリスト・伊藤惇夫
特集・裏金対応に温度差・総裁選への影響は
岸田総理が総裁選不出馬を宣言した背景には裏金問題への自民党の対応があまりにも緩いとの国民の批判が高まったことが大きい。もう1度原点に帰り、思い切った抜本的な改革案を練り上げて、それを実行する方向に行かなければいけないはず。ところがこの問題がもう終わった問題として後処理の話をしている。それで国民が納得するのか。河野氏が不記載と同じだけの額を返還すると発言した途端に旧安倍派から批判が出てきているとの報道がある。事実だとすればまったく反省していないと受け止められても仕方がない。何が国民から政治不信を突き付けられているのか分かっているのか、首をかしげるところがある。
2024/08/31 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

法政大学大学院教授・白鳥浩
特集・裏金対応に温度差・総裁選への影響は
ある意味、政治とカネにどれだけ厳しいことを言えるかどうかが単なる刷新案ではなく本当に刷新できるのか、一つの峻別点となる。
2024/08/31 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

産経新聞上席論説委員・乾正人
激論!日本と“核兵器・核抑止力”
みんなが日本人みたいに優しくて平和的な国民であったなら核兵器は無くなるがそうではないことははっきりしている。
2024/08/31 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

拓殖大学顧問・森本敏
激論!日本と“核兵器・核抑止力”
核兵器を持つべきではないが、日本の核抑止をもう少し信頼性のあるものにするには少なくとも非核三原則のうちの「持ち込ませない」はやめた方がいい。世界の人口のうち半分の40億が核を持っている。インドと中国だけで28億、ロシアがあってパキスタンがありフランスや英国がありちょうど半分。
2024/08/31 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

ビデオジャーナリスト・神保哲生
激論!“いま起きている戦争”と日本の平和
産業革命以来の世界の中心だった人権思想・民主主義という欧米基準に疑念が生じている。結局、イスラエルの状況を放置しているのを見るにつけ、普遍的だと思われていた人権・民主主義に疑念が生じてしまっている。それが米国のトランピズムもそうだが、欧州各地で極右勢力が支持を集めているのは、きれいごとを言っていたリベラルの欺瞞を目の当たりにしてしまっている。
2024/08/31 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

小泉元環境大臣(VTR)
<取材center24>総裁選・代表選の最新動向
最近野田元総理も出馬をされるという報道を見ながら、世襲の批判をされていたが、15年前のことを思い出した。いろんなことあると思うが、応援の声を力に変えて勝ちたい。
2024/08/30 フジテレビ[イット!]

ガダルカナルタカ
速報・台風10号・関東でも大雨・神奈川・各地で「土砂崩れ発生」
大型の台風が列島を直撃したら、今の日本は鉄道がダメ、飛行機もダメ、道路もダメになり、大阪でも名古屋でも東京でも陸の孤島になってしまうということを改めて痛感している。
2024/08/30 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

米国・ハリス副大統領(VTR)
ハリス副大統領・米国大統領候補として初インタビュー・野党・共和党からの閣僚起用検討する考え
重大決断のときに異なる考えや経験を持つ人に加わってもらうことは大切だと考える。私の最優先事項は中間層を支え強くすることだ。「チャンスを得られる経済」のための計画を実行する。
2024/08/30 NHK総合・東京[NHKニュース]

自民党・河野太郎デジタル大臣
脱原発から現実路線へ?エネルギー政策の在り方
まずはこの無駄な予算事業というのを徹底的に切り詰めなきゃいけない。これまで補正予算というと、例えば2兆とか3兆規模だったが、コロナで、最低でも30兆みたいな桁違いの補正予算になってしまった。まずはここをきっちり切らなきゃダメ。今やっている事業でも一つ一つ成果を見ていかないといけない。どうもここ最近経済か財政かみたいな議論になっているが、これは全く違う。経済は経済で発展させなきゃいけないが、財政は財政でしっかり健全化していかなきゃいけない。利払いで首が回らなくなるようなことがあっては社会保障をはじめ非常に大きなダメージになる。
2024/08/28 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

自民党・河野太郎デジタル大臣
脱原発から現実路線へ?エネルギー政策の在り方
近年データセンターというものが、大量に作られるようになり、AIを使うための電力需要というのが急速に増えてきた。今の予測だと2050年に逆に1兆4千億キロワットアワーぐらいまで増える可能性があり、8000億の再生可能エネルギーに原子力を再稼働してもおそらく1兆で、4,000億kWhが足らなくなる可能性がある。とにかく気候変動を止めるために化石燃料は使えないとすると、今見えているのはおそらく再生可能エネルギーと原子炉の安全が確認されたものを再稼働すること。ここで1兆、あと4000億どうするというと、これはもう、新しいものを取りに行くしかないというのが正直現実。
2024/08/28 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

東京大学・小泉悠准教授(VTR)
“最大級の攻撃”ロシアの狙いは
標的は(ウクライナの)人々の生活。人々から暖房を奪う、人々から光を奪う、病気の人からケアを奪う、戦争が2年半をまわりウクライナの人の中でも確実に『疲れた』『うんざりだ』という声が高まっている。これから先、冬が明けて春になるまで長いロシアの空襲の始まりになるだろう。
2024/08/28 NHK総合・東京[国際報道2024]

神田外語大学教授・興梠一郎
分析・中国軍機が初の領空侵犯・狙いは
エスカレートしている。尖閣から本土、九州、もう1つは海から空、明らかにエスカレートしている。もう1つはフィリピンがなぜあれだけやられるか、それは国力。弱いと徹底的にやられる。日本が弱っていくとああいう風にやられる。それは相手を見てやっている。もう1つはここで(日本が)弱く出ると常態化されてしまう。次が大事。
2024/08/27 BS日テレ[深層NEWS]

笹川平和財団上席フェロー・小原凡司
分析・中国軍機が初の領空侵犯・狙いは・異例の事態・監視能力偵察か
最初は長い時間入らないで(中国軍機は)周回飛行している。それで警告までされたのに入ったということは故意である可能性がある。ただその故意が、中国共産党中央からの指示であったのか、現場が嫌がらせをしたくてやったのか、あるいは他の目的でやったのかということはわからない。
2024/08/27 BS日テレ[深層NEWS]

読売新聞編集委員・飯塚恵子
分析・中国“ポスト岸田”の反応を注視?中国メディア「自民党総裁選」を連日報道
先日、NHKラジオ・国際放送で外部スタッフだった中国籍の男性が「尖閣諸島は中国の領土だ」と突然台本にないことを言った。これは取りようによってはメディアジャックであり、やはり今日本の政治、あるいは米国の政治が動いて流動的になっている時を狙っているともとれる。今までは海だったが、舞台が空になり、メディアでもこういうことが起きている。これらが全部(中国が)組織的にやっているかどうかは別としても、すごく不安になるし、中国に対しての見方というのはより険しくなっていく。
2024/08/27 BS日テレ[深層NEWS]

神田外語大学教授・興梠一郎
分析・中国軍機が初の領空侵犯・狙いは・異例の事態・監視能力偵察か
最近の中国を取り巻く環境だとありうる。ただ、ここまでやるかなという思いもある。1つ感じたのは、昨年の11月末、習近平氏が海警局を視察し、領土や主権の問題は絶対に譲るなという発言をした。そこから(今回のような)色々なことが起きている。尖閣でも自衛隊の軍用機が飛んでいると、中国側が出て行けとか言うらしい。そういうことは前はなかったので、最高指導者の指示が効いてきているのかなと考えている。
2024/08/27 BS日テレ[深層NEWS]

ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正
<フラッシュNEWS>中国軍機が日本の領空侵犯・初確認
2分間というのを軽く見てはいけない。おそらく日本への情報収集でこういう行為をしたらどういう反応をするかを見ている。次は中国に限らずロシアもこういう形で来る。日本の海と空は中国・ロシアとのこういう形の緊張感の中にある。そこの前線で頑張っている自衛隊の人たちは憲法違反だという形で言われている。何か戦闘した時には刑法で裁くわけで、そういうことで果たして国が守れるのかというこの問題は自民党総裁選でエネルギーの問題と合わせて議論をきちっとやらなきゃいけない。
2024/08/27 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正
<ピックアップNEWS>政治的中立「自由」の場・世界に拡大「テレグラム」
これは政治的な判断ではなく、あくまでも法的な判断。Xもそうだが、ツイッターがXになってから偽情報とか、ひどい情報のチェックが緩くなったと言われている。その部分をちゃんと機能させるように動かないから逮捕という形を取った。そこの野放しにはできない。早急に国際的な基準を国連のベースでルールを作っていかないと、これは戦争の道具にもなっている。とにかく共通ルールを作る、その努力をする必要がある。
2024/08/27 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正

忘れてはならないのはハマスがなぜ(イスラエルを)焦って攻めたのかといえば、湾岸諸国がパレスチナの敵だったイスラエルと国交を結ぶという大きな流れを米国が仲介して作ろうとしていたこと。それを直前で(ハマスは)壊してしまった。この構図をもう一度、そこの話し合いへ戻すということが極めて大事なこととなる。
2024/08/27 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正
<トップNEWS>エネルギー政策も争点
(河野氏は)支持が広がらないので(エネルギー政策を)変えた。そのことがかえって国の大基本政策であるエネルギー政策をいとも簡単に変えてしまうのは、国家の指導者として危険なんじゃないかという見方になっている。
2024/08/27 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

FTキャスター・桜庭薫
<FT Today>テレグラム・CEO逮捕に反発
SNSの運営体と国家が行ってきた最も大きな措置で今後、様々な面で影響が及ぶ可能性がある。次にXに標的が向かうとの見方もありイーロンマスク氏は強く反発している。こうした声に対しフランス・マクロン大統領は反論する声明を出したが、フランス革命で王政を打倒して自由を勝ち取ったフランスがどう出るかに注目が集まっている。
2024/08/27 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

政治アナリスト・伊藤惇夫
生出演・河野デジタル相「党改革」どうする?裏金問題「不記載議員は返納を」
不記載というか裏金を作った人たちというのは、政治資金規制法違反を犯したことになるわけで、この返納でけじめというのは一般の有権者、国民から見てそれで納得できるのか。岸田総理が今回責任を取って不出馬を表明した一番大きな理由は裏金問題だということをはっきり言っている。それに結論が出なかったからこそ国民の皆さんがいまだにもやもやしている。そういう中で返納すればけじめがついたというふうに言っているが、それで一般の国民の方が納得するとは思えない。
2024/08/26 BS日テレ[深層NEWS]

デジタル相・河野太郎
生出演・河野デジタル相「党改革」どうする?裏金問題「不記載議員は返納を」
少なくとも不記載になってしまったものは修正をすれば法的にはそこで終わったという判断かもしれないが、少なくとも非課税でいただいているものを不記載にして報告を怠ってしまったということの道義的な責任をしっかり果たすという意味で、不記載になった金額と同額を国にいわば戻すということで一つのけじめとする。
2024/08/26 BS日テレ[深層NEWS]

河野太郎デジタル大臣(VTR)
河野氏会見・3度目の出馬へ
自由民主党の総裁選挙に出馬する。日本を引っ張るリーダーにみなさんのご支援をいただいて、この国を前に進めていきたいと思っている。今回の不記載問題はルールがあるにも関わらずそのルールを守ることができなかった。不記載になってしまった金額を返還することでけじめとして前へ進んでいきたいと思っている。
2024/08/26 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]

戦略コンサルタント・立教大学ビジネススクール・田中道昭教授
<ピックアップNEWS>ケネディ氏事実上撤退も・限定的?一部で投票可能
米国保守系メディアは圧倒的にトランプ氏に有利であると書いている。リベラル系メディアはどちらかというと、ケネディ氏への批判を強めている。総じて見ると数パーセントでも影響を及ぼすという意味で、トランプ氏に有利な展開になるのではないか。
2024/08/26 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・木村太郎
進次郎氏“初当選記念日”に出馬・「ポスト岸田の行方」
ほぼトラで決まりだろう。(民主党の党)大会では仲間内で賑わっていたが、米国全体からみるとそんなに賑わっているとは思えない。トランプ氏と対峙できる人物はいないだろう。
2024/08/25 フジテレビ[Mr.サンデー]

野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュース最前線>ハリス旋風に焦りにじむトランプ氏
しっかりとした政策を語ることも重要だが印象も重要。バイデン大統領の選挙戦撤退のきっかけになったのもテレビ討論会での弱さだった。まずはハリス氏がトランプと対等にやり合うことと、バイデンさんに見られなかったような強さをしっかりと打ち出すことができれば、ハリスさんの支持率は一段と高まるのではないか。
2024/08/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司
<徹底解説・ニュース最前線>ハリス旋風に焦りにじむトランプ氏
テレビ討論会がすべてだと言っても過言ではない。会場はペンシルバニア・フィラデルフィア。激戦州の中でもペンシルバニアをとれば勝てるというぐらいの場所で、ここでどれだけトランプ氏が政策面でハリス氏を追い込めるのか。あるいはハリス氏がしっかりとした政策を言えるのかどうかというところがすべてとなる。
2024/08/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

同志社大学大学院准教授・三牧聖子
<徹底解説・ニュース最前線>ハリス旋風に焦りにじむトランプ氏
ハリス氏は接戦州の世論調査でも攻勢を強めているが、実は経済政策、インフレ対策、移民対策など具体的な政策ではまだまだトランプ氏の方が世論調査で優勢。テレビ討論会であまりに個人攻撃の問題に回収して政策を語らないと、この期に及んで政策を語っていないというイメージになってしまう。その点に注目している。
2024/08/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

同志社大学大学院准教授・三牧聖子
<徹底解説・ニュース最前線>“反ワクチン”ケネディ氏を保健長官に?
ロバートケネディジュニア氏はコロナ感染症対策、及び担当者のファウチ博士を批判していたが、(トランプ氏の集会で)「米国を再び健康にする大統領が欲しくないですか?」と発言。トランプ氏は忠誠心を重視するので、実際にトランプ候補が当選すればケネディ氏を「保健福祉長官」(日本だと厚生労働大臣)で起用するというのはありうる。
2024/08/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司
<徹底解説・ニュース最前線>“反ワクチン”ケネディ氏を保健長官に?
民主党はトランプ氏の個人攻撃を誘発する戦略に転じたと聞いている。トランプ氏はまんまと民主党側の戦略の罠にはまっている。今回、ハリス氏はかなりトランプ氏への個人攻撃を行い、「独裁者たちと仲がいい」というような彼をいらだたせるような発言をしている。それをすることで女性であり、アフリカ系であり、アジア系という、いろんなマイノリティのファクターを持っているハリス氏に対しトランプ氏からの批判を誘うという罠を民主党側は仕掛けた。それにトランプ氏ははまってしまった。
2024/08/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英

ハリス氏は政策面で議論をしようとするのではなく、自分の得意分野に絞っていこうという方向性が受諾演説の時もみられた。女性であるとか黒人、アジア系であるとか、中間層家庭の出身であるとか、検事をしていたこととか、自分のバックグラウンドとを結びつけて中絶問題や移民問題、企業の不当な値上げを取り締まる物価高対策とか、そこら辺は非常にうまくやっているなという印象を持っている。
2024/08/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司
<徹底解説・ニュース最前線>“反ワクチン”ケネディ氏を保健長官に?
トランプ氏とロバートケネディジュニア氏が連携を発表した後のブルームバーグの世論調査を見ていると激戦州で支持率が増えていない。増えたけれども逃げた人も同じぐらいいたのではないかとみている。民主党幹部は「失敗した、だめな泡沫候補でお荷物を持っていってくれてありがとう」とまで言っている。実際に数値として伸びていないことを考えるとロバートケネディジュニア氏が(トランプ氏にとって)毒薬だった可能性もある。
2024/08/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

自民党・石破茂元幹事長(VTR)
自民党・石破元幹事長「カネのための政治もってのほか
金の為の政治はもっての他。政治のための金であればどこから入ったのか、どのように出たか、そういうことがなるべく大勢の人にわかるような仕組みを作っていくことが必要だと思っている。
2024/08/25 BS朝日[News Access]

経済安全保障担当大臣・高市早苗
経済安全保障担当大臣・高市早苗
今の日本に必要なのは危機管理投資、世界共通のリスクがいっぱいある、エネルギー安全保障、食料安全保障、サイバーセキュリティー、医療健康安全保障、各国が共通で直面しているリスクに国が投資をする。共通のリスクを最小化するための投資を国も民間も行う。企業も努力をする。
2024/08/25 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]

経済安全保障担当大臣・高市早苗
経済安全保障担当大臣・高市早苗
宇宙、サイバー、電磁波、ここは非常に新しい分野でありやっかいな分野。よその国の無人機が大量に襲ってこられたら、いまの対空防衛の状況ではとても守れない。いままだやらなくてはいけないことは山のように残っている。
2024/08/25 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]

寺島実郎
ロシア・無人機45機を撃墜「過去最大級の攻撃」
今後ポイントになってくるのはウクライナのNATO加盟。ウクライナにしてみればこれ以上ロシアから攻撃されない担保はNATOに加盟して集団的自衛権の中で守られているという状況を作ることだが、ロシアは何としてもそれを避けたいと思っている。キッシンジャーが亡くなる前にウクライナをNATOに加盟させた方がいいっていう考え方を言っていたことを思い出すが、ロシアも、ものすごい辛いところにあって、気がついてみれば自分達が侵攻したことで北欧の国々がNATO入りし、バルト海がNATOの海になってしまった。そういう意味合いにおいてロシアもじわじわと追い詰められている。
2024/08/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
熱気の民主党大会・トランプ氏は敵対心
「ホワイトナショナリズム」という言葉が一番、ハリスの壁になってくるだろう。米国の人口構成の中で、あと1~2回の大統領選挙で今まで主役だった白人がむしろマイノリティになってしまう大きな流れの中にある。トランプ支持の潜在意識の中には例えば前回の大統領選挙で白人の58%が出口調査でトランプに入れ、白人のプロテスタント72%がトランプに入れたという動きがものすごく重い、岩盤のようになっていて、要するにハリスが際立ってくれば来るほど今度は逆に白人のナショナリズムがぐっとそれに刺激されて出てくるので本当に微妙な選挙になるのではないか。
2024/08/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
候補者乱立の総裁選“政治とカネ”負の遺産は
大きく2つある。例えば経済産業政策。これから日本人は何で飯食っていくのか。インバウンドと半導体で日本は蘇るみたいな議論が大きな流れになっているが、アベノミクス的な輪郭をどういうふうに乗り越えていくのか、ものすごく重要なところに来ている。それに対する構想のない人は本当に降りるべき。さらに言うなら、2045年に戦争に負けて100年目が迫ってくるが、それでも日本は米軍基地を置き続けるのかという質問にどう答えるのか。中国の脅威のためには日米同盟で向き合うしかないという枠組みで進むつもりなのかが問われている。
2024/08/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

朝日新聞記者・高橋純子
候補者乱立の総裁選“政治とカネ”負の遺産は
刷新感という言葉を聞くともうムカッとくる。私たちが求めているのはそういうイメージやムードではなく、本当にこの政治を刷新しなければならないというところにいる、その総裁選であるはずなのに、自民党の議員の中ですらその刷新感が求められるというような言葉を平気で吐いている。プロレス興行のようなポスターを作って、ああいう煽り方をするというのは相当国民が舐められているなという印象を持つ。
2024/08/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ジャーナリスト・木村太郎
“もしハリ”“もしトラ”?…経済政策
カマラハリスは今の政権の大幹部であり、今の経済政策の責任者でもある。だからそれを変えることは(今の政権を)否定しているようなものであり、そう大きくは否定できないはず。
2024/08/25 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
“もしハリ”“もしトラ”?…経済政策
増税のハリス、減税のトランプ、この一点に絞りこめば相当選挙情勢が変わってくるはずだが、まだそこにはトランプは至っていない。ポイントは法人税をどこで切るかというところで、大企業だけの増税であればまだしも、中小企業に関わってくると相当ハリスは不利になる。どこで線引きができるのかというところが今後の議論になる。
2024/08/25 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

ジャーナリスト・木村太郎
“もしハリ”か“もしトラ”か…米国大統領選・スペシャリストが徹底分析
僕は(ハリス政権は)カマラハリス名義の第3次オバマ政権だと思っている。(オバマさんは)もうこれ以上駄目だとクーデターを起こしてバイデンさんをやめさせて、それで今度カマラハリスを大統領にしようとしている。オバマ陣営で選挙をやっていた中心人物アニタダンが最近、バイデン政権からハリス政権へ移ったというニュースがあったが、これで第3次オバマ政権ができるなっていう流れになっている。オバマさんの影響力が強まっている。
2024/08/25 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

ジャーナリスト・木村太郎
“もしハリ”か“もしトラ”か…米国大統領選・スペシャリストが徹底分析
バイデンさんが辞めたのはクーデターと言われている。オバマさんクリントンさん、ああいう民主党の幹部が「もう続かないのでやめろ」と資金源まで断ってしまった。本来、米国の大統領というのは誰かに言われてもやめさせることはできない、憲法の取り決めがあり、その手続き上でないとできないが、これを本当にやめさせてしまった。このクーデター説は訴訟を考えている人もいたぐらいでありこれから尾を引いてくるだろう。
2024/08/25 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

早稲田大学・中林美恵子教授
<(厳選!)今週の注目ニュース>ハリス氏指名受諾
今回、特に民主党側は急な選手交代と異例づくめだったが、ハリス氏はまずは第一関門を見事にクリアしたといえる。いろいろな疑問符がついていたが、まずは自分を知ってもらい、最後は強さも出すことができた。なかなか強い安全保障の対策も述べていて、上手にクリアした。しかし、9月10日には大統領候補者同士のテレビ討論会があり、具体的な政策やバイデン氏とどう違うのかなど、いろんな疑問具が投げかけられるので勝負はまだこれからも続く。
2024/08/25 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

明海大学教授・小谷哲男
米国大統領選のテレビ討論・両陣営の攻撃材料は
今回、党大会の演説ではハリス氏の演説には力強いものがあったが、これには原稿があり、それを読んだだけ、一方で原稿がない中で経済政策や外交政策を語れるのかというところで本人も側近にやや弱音を語っている。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

上智大学教授・前嶋和弘
米国大統領選のテレビ討論・両陣営の攻撃材料は
ハリス候補の(テレビ討論での)期待値は低いので、少しでもうまくやればなかなかやるよねという話になるだろう。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

明海大学教授・小谷哲男
米国大統領選のテレビ討論・両陣営の攻撃材料は
ハリス陣営は検察官として犯罪者・トランプを取り調べるという形でテレビ討論を進めていくのだろう。トランプ陣営は個人攻撃ではなく、政策の話をしようということをトランプ氏が聞き入れて冷静に対処して現職の副大統領でありながら、なぜ経済対策ができなかったのかを責めるとトランプ氏に有利なところが見えてくる。感情的に反発してしまうとハリス陣営の思うつぼになるかもしれない。9月10日前後に郵便投票が始まるのでテレビ討論の結果が郵便投票にも影響を与えるだろう。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

明海大学教授・小谷哲男
米国民主党副大統領候補・ウォルズ氏の人物像と政策
ウォルズ氏は州兵で兵役経験はあるが、実際には戦場に行っていない。しかも彼の部隊が戦場に行く時になって退役をしたことで逃げたのではないかと言われている。一方、共和党のJ.D.バンス氏の方は実際に中東で戦場に行っていた。ここをあまり攻撃されないように今回は対外政策についてはあまり触れずにいたようだ。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

上智大学教授・前嶋和弘
米国民主党副大統領候補・ウォルズ氏の人物像と政策
今回、ウォルズ氏が言わなかったことは中国で英語の先生をしていたこと。これからは中国の時代だということでわざわざ中国を真っ先に選んだ。中国通であることを今回言わなかった。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

PwCコンサルティングチーフエコノミスト・片岡剛士
特集・日銀の金融政策を検証・追加利上げの是非は?
実体経済自体が利上げに対応できていない。今回の利上げというのが0.25%で貸し出し金利とか住宅ローン金利だとかを上げていく力になっていく。この実体経済への悪影響というのは半年ぐらいのタイムラグを経て日本経済に効いてくる。日銀の見立てがそうした悪影響をしっかり踏まえているのかというところが非常に難しい問題。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

PwCコンサルティングチーフエコノミスト・片岡剛士
特集・植田総裁が国会に出席・相場の変動どう見る?
植田総裁の7月会合の時の記者会見では想定以上に強い利上げのコミットメントと市場関係者の多くが捉えた。これはある意味、株価の暴落と円高の進行という形でマーケットからNOを突きつけられた。そこに日銀の事務方は驚き、政治の側からも、もしかしたら何か火消をしてくれと言われたのかもしれない。大慌てで内田副総裁が火消に走った。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

慶應義塾大学大学院教授・小幡績
特集・植田総裁が国会に出席・相場の変動どう見る?
(日銀・内田副総裁の発言は)単に狼狽して言ってしまったもので、禍根を残した。これから利上げがしにくくなるだろう。市場の方が「俺たちの言うことを聞け、市場にいいような金融政策をしろ」と威張っている。そういう流れに(日銀が)押されてしまっている。グリーンスパンやバーナンキは「俺がやることにお前らひれ伏せ」みたいな形だった。つまり主導権がどっちにあるのかということ。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

FRB・連邦準備制度理事会・パウエル議長(VTR)  
特集・ジャクソンホール会議・パウエル氏・9月利下げ示唆
金融政策を調整するときが来た。金利が向かうべき方向は明確だ。利上げの時期とペースは今後のデータや見通し、リスク次第だ。われわれは労働市場がさらに冷え込むことを求めないし、歓迎もしない。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

経済財政諮問会議民間議員・中空麻奈
財政健全化「帳尻合わせ」?
正しく限られたお金をどの順番で使っていくかが大切。社会保障は厳しくしなければならないが、高齢者からお金を減らして子どもにお金をまわしていくのはいかがなものかみたいなことをテレビなどで聞くこともある。変に片方からとって片方に充てるみたいなことを作為的にやっていくと世の中がまとまらないので、こっちが足りないのでこうやってまわしてもいいかというのを明らかにすることが必要。GXを振りかざしてお金を取りにくるのは経産省だが、経済成長するようなものにお金が使えているかどうかを検証して欲しい。
2024/08/24 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

政策アナリスト・元経済産業省・石川和男
財政健全化「帳尻合わせ」?
圧倒的に受益者数の多い高齢者向け福祉、年金・医療介護をカットすべき。高齢者はすごい比率。ここをカットしていくことをやらないといけない。
2024/08/24 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

ハリス副大統領(VTR)
米国民主党大会最終日・ハリス氏演説・支持呼びかけ
力強い中間層の存在が米国の成功に不可欠だと私たちは知っている。力強い中間層を築き上げることが大統領に就任した際の決定的な目標になる。
2024/08/23 NHK総合・東京[NHKニュース]

ハリス副大統領(VTR)
民主党大統領の指名受諾・ハリス氏「全ての国民の大統領に」
今夜は様々な政治的見解を持つ人々が見ていると思うが、私はすべての米国人のための大統領になることを約束する。
2024/08/23 テレビ朝日[ANNニュース]

TVプロデューサー・デーブスペクター
<NEWSドリル>速報・指名受諾のハリス氏「未来のために勝つ」
最も影響があったのは共和党の現職政治家が何人も出てきてハリスを支持していること。こんなことは本来は有り得ない。共和党が大好きな政治家がトランプを排除しないと未来がないという気持ちで支持して熱弁している。そういう何人かが勇気をもってこの舞台に出てきた。
2024/08/23 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

名村晃一元米国総局長
<NEWSドリル>速報・指名受諾のハリス氏「未来のために勝つ」
ハリス陣営は共和党のためのハリスという形で運動している。それに反応した共和党の有力政治家が何人か支持を表明してかなりその動きが広がってきている。
2024/08/23 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

名村晃一元米国総局長
<NEWSドリル>速報・指名受諾のハリス氏「未来のために勝つ」
ハリス氏は副大統領で、大統領より目立ってはいけないということに徹していた。大統領をたてて自分は影の人として行動していた。それが急に大統領候補になったわけで、まず自分は誰なのかを国民に知らしめる必要があった。
2024/08/23 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

日本経済新聞・大越匡洋ワシントン支局長
米国大統領選挙終盤へ・ハリス・トランプ・接戦の行方
インフレには特効薬がなく難しいが、ハリス氏が出した経済公約を見ると価格、特に食品のところで不当な価格のつり上げをした企業を禁じ摘発するような内容の法律を作ると書いている。統制を強めることで経済をコントロールする新しいルールを作る考えが濃厚。一方、トランプ氏の方はエネルギー分野や金融などで規制を緩和すると、ルールを取り払い好きにやらせることでそれが経済を活性化するという考え。この対比はものすごく大きい。
2024/08/21 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

明海大学教授・小谷哲男
国民の関心・結果を左右する経済は…
ハリス氏がやろうとしていることはほとんどトランプ氏がやろうとしていること。トランプ氏から真似をしているという批判を受けている。一番の問題は食品価格のところの物価の統制。これはトランプ氏から共産主義者という批判を受ける内容になっている。この公約は民主党の中からもかなり反発がでてきており、中身のないもの。じゃあなぜこれをバイデン政権でやらなかったのかという批判も当然受けてしまうだろう。
2024/08/20 BS-TBS[報道1930]

早稲田大学教授・中林美恵子
第三の候補が実は怖い
今回の民主党・党大会での注目はハリス氏がどこまで真ん中に寄れるかで、寄れるだけの人物なのかというところが鍵になる。
2024/08/20 BS-TBS[報道1930]

明海大学教授・小谷哲男
「ハリスを支持する共和党員」の決意
3つの段階があった。まず2016年の時点でトランプだけは大統領にしてはいけないというレーガン・ブッシュの共和党を理想とする共和党の1派があった。第二段階は実際にトランプ政権ができて政権運営に関わっていた人たちがこの政権はひどいということで、政権を出て反トランプを掲げるようになった人たち。第三段階は、一番大きかったのが2021年1月の議会襲撃事件。それまではなんだかんだ言ってもトランプの下で米国の国益を守るために頑張ってきた人たちもいたが議会襲撃は許せずにトランプと完全に決別した。この3つのグループが声を挙げ始めている。
2024/08/20 BS-TBS[報道1930]

共和党アリゾナ州メサ市・ジョンジャイルズ市長(VTR)
民主党の盛り上がりの裏でイスラエルの影
もはや私の知っている共和党ではない。共和党は過激派に乗っ取られてしまった。
2024/08/20 BS-TBS[報道1930]

元マサチューセッツ州知事・ビルウェルド(VTR)
民主党の盛り上がりの裏でイスラエルの影
選挙の度に「これは私たちの人生で最も重要な選挙だ」と耳にしていると思う。しかしある意味では今回の選挙こそがまさにその通りであることを証明できるだろう。なぜならもしトランプが当選し彼が公約したことを実行するならば私たちはこれまで知っていた米国政府を失うことになる。つまりすべてひとりの男に支配されることになる。
2024/08/20 BS-TBS[報道1930]

上智大学教授・前嶋和弘
異例…党大会初日からハリス氏登場
中東の話でもかなり微妙なところでオカシオコルテスあたりがハリスをすごく批判しているが、揉めているのを見せないようにしている。
2024/08/20 BS-TBS[報道1930]

明海大学教授・小谷哲男
異例…党大会初日からハリス氏登場
バイデンとハリスの関係が悪い。テレビ討論でバイデン氏が失敗した瞬間からハリス氏は自分が大統領になるということで、水面下で動き始めていた。それをバイデン氏もバイデン陣営もそれを察知していてかなり不快に思っていた。ナンシーペロシ元下院議長を中心に自分を引きずり下ろしたという恨みがあってオバマ氏も最期までバイデン氏を守ろうとしなかったということでバイデン氏は非常に複雑な感情を持っている。
2024/08/20 BS-TBS[報道1930]

石破元幹事長(VTR)
総裁選・石破氏・推薦人確保に自信
今日新しく推薦人になろうと言ってくれる方が何人か出て来たので(20人の確保は)確実なものになりつつある。
2024/08/20 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

日本経済新聞・小栗太編集委員
米国・民主党大会が開幕
ハリス氏が大統領になったら経済政策がどうなるのか。これまではバイデン路線を踏襲するだろうということで無風に終わると言われていたが、経済政策に対する期待についてはハリス氏はトランプ氏に少し水をあけられている。ハリス氏が掲げた経済政策の柱はインフレへの対応。具体的には食品とか住宅価格を抑制するもの。一般的にインフレ抑制というと利上げになるが、そうなると今FRBは利下げを議論しており、政府との間に齟齬が出てくる可能性がある。
2024/08/20 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

中央大学教授・中北浩爾
総裁選・石破氏を生直撃・推薦人の確保は・11人の名前挙がる“乱戦模様”
派閥のたがが緩んでおり、我も我もという形になり、この人数に膨れ上がっている。長い安倍一強時代が続き、他方でいろいろな問題もあった。その問題というのが旧統一教会問題、政治と金の問題が噴出し、今回の総裁選へとつながっている。この局面で石破氏が勝つことは自民党的には非常に重要なことであるが、推薦人集めに非常に苦労している。石破氏が出れないという中で総裁選が行われるとある意味、主役を欠いた形の総裁選になることが非常に危惧される。
2024/08/19 BS日テレ[深層NEWS]

自民党・小林鷹之
小林鷹之氏・立候補表明会見
今、私たちは分岐点に立っている。米国社会の分断、欧州の政治不安定化、中東を巡る危機の高まり、インドをはじめとする新興国の台頭、そして中国、ロシア、北朝鮮による威圧的な行動。世界が混とんとする今こそわが国が毅然とした国家運営をしなければならない。日本の経済力、科学技術力は国際的に低下をしている。名目賃金が伸びていることは明るい兆しだが、足元で物価が高騰し実質賃金がなかなか上がってこない。この停滞感を打破し、活力ある社会を取り戻さなければ、日本は世界の中で埋没してしまう。これから数年間の私たちの歩みが数十年後の日本の未来を大きく左右する。もはや猶予はない。ビジョンを掲げ進むしかない。
2024/08/19 NHK総合・東京[NHKニュース]

三重大学大学院教授・立花義裕
猛暑原因・スーパージャイアント黒潮蛇行・強力台風も
もうちょっと行ってしまったらもう戻れなくなる。一旦ある限界点を超えると、もうどんなにCO2を減らしても戻らない。そのギリギリが今だと思う。今なら間に合う。
2024/08/19 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

三重大学大学院教授・立花義裕
猛暑原因・スーパージャイアント黒潮蛇行・強力台風も
二酸化炭素が温室効果温暖化の原因ということはよく知られているが、実は水蒸気も非常に強い温室効果ガス。厄介なのは水蒸気というのは水温が高いほど出やすい。一旦温暖化で水温が上がると水蒸気がたくさん出る。日本列島付近は水蒸気が非常に多い。上から下と、まるでグリルの魚のように温められてしまう。水温が上がると温暖化が加速していく。
2024/08/19 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ビデオニュースドットコム代表・神保哲生
岸田総理“不出馬”の波紋と自民党総裁選
日本としての課題というのは客観的に見てかなりはっきりしている。それをどうするんだという話がないままに、日本の総理が次は誰になるのかという議論が進んでいるのは非常に不思議。
2024/08/18 BS朝日[激論!クロスファイア]

ビデオニュースドットコム代表・神保哲生
岸田総理“不出馬”の波紋と自民党総裁選
統一教会にしても裏金にしても、岸田さんが直接招いた問題ではなかった。とは言え、そういう問題があるがために結局、やらないといけないことははっきりしているのに、やるための必要な支持率というか、国民の信用を得ることができない状態になっていた。このまま自分が総理をやっていてもそうした政策課題はできないだろうと踏み、新しい人が総理になれば、そこで刷新感が出てきていいのではないかということで、永田町では次の総裁が誰かも決まっていないのに10月の頭にその刷新感の中で解散を打つというようなことが取りざたされている。結局、新しい人になれば支持率が回復するだろうということ。そうすれば政策課題も前に進められるだろうというのが岸田さんの思い。
2024/08/18 BS朝日[激論!クロスファイア]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
岸田総理“不出馬”の波紋と自民党総裁選
11人のうち、立候補に必要な20人の国会議員の推薦人をつけることができる人は現段階ではおそらく5人しかいない。茂木さんと小泉さん、河野さん、小林さん。河野さんは20人は難しいだろうと思われていたが、集められると思う。宏池会という組織が内々に残っているので林さんは意思を固めれば20人はすぐに集まるだろう。
2024/08/18 BS朝日[激論!クロスファイア]

自民党元幹事長・石破茂
憲法9条“改正”の本質的意義
まず国民の方々が憲法改正はできるのだという実感を持っていただくことが大事。
2024/08/15 BSフジ[プライムニュース]

自民党元幹事長・石破茂
「専守防衛」と「敵基地攻撃能力」
このまま放置すれば日本の被害が拡大するばかりになるという時にどういう武器を持つのが正しいのかをもっと議論するべき。(トマホークを)補う物があるとすれば、それは何なのかという話をしておかないとトマホークを持っているから大丈夫だという話にはならない。だから次のミサイルを急いで開発しているが、それまでの間、トマホークでもたせることができるのかというのはまた別の議論になる。
2024/08/15 BSフジ[プライムニュース]

自民党元幹事長・石破茂
「専守防衛」と「敵基地攻撃能力」
納税者に納得してもらうまで説明を尽くすべき。専守防衛は持久戦。ありとあらゆる防衛戦の中でもっとも難しいのが専守防衛。プロの自衛官ならみんなわかっている。米国が助けにくるまで持ちこたえる必要があり、そうなると自衛官の数が十分いないと持ちこたえられない。日本は狭いのでどこまで退却することができるのかということまで考えておかないといけない。その前に国民の安全の確保も必要。
2024/08/15 BSフジ[プライムニュース]

自民党元幹事長・石破茂
どう評価?防衛費の大幅増額
防衛費が足りないという総理の判断は正しい。金額も大事だが中身も大事。とにかく今、自衛官の募集が全然うまくいかない、予定の半分も集まらない。どうやって自衛官を確保するのか。立派な飛行機、立派な船、立派な車両を買っても動かす人がいない。いろんな兵器を揃えたとしても、それがどういう抑止力を持つのかという検証が必要。円が108円の時の計算であり、今のように145円とかだとそれでも足りないということになる。結果として必要なGDPの2.5%になったとするならばなぜそうなったかの説明も国会で必要になる。
2024/08/15 BSフジ[プライムニュース]

自民党元幹事長・石破茂
“台湾有事”の現実と日本の姿勢
東京大空襲では一晩で10万人死んでいる。シェルターがほとんどなかったどころか、前線で兵隊が戦っているのに爆撃を受けた市民が逃げるとは何事かと、逃げずに火を消せということで大勢の人が死んでいった。台湾有事が日本有事になる可能性はゼロではない。そうなった時に国民が命を落とすことなく傷つくことなく1人も死なないことを示して、そんなことをやっても無駄だということを中国に知らしめることも大事な抑止力。
2024/08/15 BSフジ[プライムニュース]

共同通信特別編集委員・久江雅彦
“台湾有事”の現実と日本の姿勢
台湾がいざ有事という時には日本が助けてくれるという期待が台湾では強い。
2024/08/15 BSフジ[プライムニュース]

自民党元幹事長・石破茂
“台湾有事”の現実と日本の姿勢
米国はウクライナがNATOに入っていないから介入しないと言ったので、プーチンが侵攻したことは否めない。台湾有事は日本有事ということはあるだろう。その時に日本において、どれだけ想像しているのか。日本有事とは日本が戦争の当事者になるということ。日本有事になると日米安保が動く。そうなると中国としても大変なことになる。台湾有事だけど日本有事じゃないというシチュエーションを中国が作ろうとしたらどうなるのか。
2024/08/15 BSフジ[プライムニュース]

岸田総理(VTR)
速報「新たなリーダーを一兵卒として支える」
今回の総裁選では自民党が変わる姿、新生・自民党を国民の前にしっかりと示すことが必要。自民党が変わることを示す、最もわかりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。私は来る総裁選には出馬しない。旧統一教会をめぐる問題や派閥の政治資金パーティーをめぐる政治とカネの問題など、国民の政治不信を招く事態が相次いで生じた。不出馬は今回の事案が発生した当初から思い定め心に期してきたところであり当面の外交日程にひと区切りがついたこの時点で私が身を引くことでけじめをつけ総裁選に向かっていきたいと考えている。 
2024/08/14 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
速報「新たなリーダーを一兵卒として支える」
岸田首相はこの1~2週間ほど悩んでいると言われていた。総裁選に出ても勝てる見込みがない。麻生氏の支持を未だに取り付けていない。岸田派内でも、できれば出馬をしないでほしいという雰囲気だった。とても勝てる状況にはなかった。
2024/08/14 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

ウクライナ・ゼレンスキー大統領(テロップ)
“70以上の集落管理下に・次の段階へ準備続く”・ウクライナ軍越境攻撃
困難で激しい戦闘にもかかわらず、われわれの軍は前進を続けている。74の集落を管理下に置いている。次の段階に向けた準備が続いている。
2024/08/14 NHK総合・東京[おはよう日本]

ロシア担当・石川一洋専門解説委員
<イラスト解説ここに注目!>ウクライナ軍・ロシア領内に大規模越境攻撃・その思惑は?
ウクライナの正規軍がロシア領内に入り攻撃するのは初めて。プーチン大統領の政治的な権威に打撃を与えることが目的と思われる。プーチン大統領は、ウクライナとの国境地域の安全を確保するとして、ことし5月からウクライナ・ハルキウ州への侵攻を続けている。今回の越境攻撃はそうした思惑を覆すようなロシア領内への奇襲攻撃で、ウクライナ軍の能力を示すとともにロシア国民の大統領への信頼と勝利への確信を砕く効果を狙ったもの。ロシア軍の戦力を分散させる狙いもある。さらに今後の外交交渉で有利に立ちたいとの思惑も見え隠れする。 
2024/08/13 NHK総合・東京[おはよう日本]

明海大学教授・小谷哲男
ロシア領内への攻撃続く・ロシア領内6日で30km最大の越境攻撃
侵攻してくるロシア軍の部隊に備えるためにウクライナは部隊を集結させていると米軍に説明していた。そういうふりをしながら実は越境攻撃の準備をしていた。これにロシアも米国もだまされた。
2024/08/12 BS-TBS[報道1930]

明海大学教授・小谷哲男
ロシア領内への攻撃続く・ロシア領内6日で30km最大の越境攻撃
ウクライナは侵略者をロシア領内に押し込んでいる。これまではロシアにとっては領土を奪われた状態にはなっていなかった。今回、実際に領土を奪われた状態に置かれることになり、このことがロシア国民に与える影響というのはこれまでの比ではない。それがプーチン体制に対する圧力にもなってくる。
2024/08/12 BS-TBS[報道1930]

自民党・元外務副大臣・佐藤正久
ロシア領内への攻撃続く・ロシア領内6日で30km最大の越境攻撃
今回、ウクライナ軍は賭けに出た。もっていた精鋭の予備、数個旅団を投入した。きたるべき和平交渉において有利な条件にする一環。ゼレンスキー大統領はとられた領土を武力で取り返す必要はないと言っている。ロシアに圧力をかけて外交でやる用意があると言っている。注目されるのは多くの徴兵されたロシア人部隊の捕虜がここでつかまっていること。これが大勢いるとチェチェンでもあったように家族が騒ぎ出す。
2024/08/12 BS-TBS[報道1930]

ウクライナ・ゼレンスキー大統領(VTR10日)
ロシア領内への攻撃続く・ロシア領内6日で30km最大の越境攻撃
(越境攻撃で)ウクライナは公正を取り戻すことができることを証明している。そして侵略者に対しふさわしい圧力をかけている。
2024/08/12 BS-TBS[報道1930]

米国・バイデン大統領(VTR)
米国バイデン大統領・撤退決断の理由“議会選への悪影響懸念”
民主党の上院、下院の仲間は、私が彼らの選挙に悪影響を与えると考えた。自分が留まればそのことが話題となり、選挙戦への妨げになると懸念した。重要なのは民主主義を維持することで、我々はトランプ氏を必ず倒さなければならない。
2024/08/12 NHK総合・東京[ニュース「台風5号」関連]

戦略コンサルタント・立教大学ビジネススクール教授・田中道昭
問われるリーダーシップ・“ハリス旋風”は本物か
経済政策では個人所得税も引き下げる、石油・ガス産業を復活させて原油価格を引き下げる、ドル安を組んで産業を復活させるというトランプ氏の政策の方が有権者にとって魅力的に映っている。ハリス氏の方も経済政策を何かもっと打ち出す必要がある状況になっている。
2024/08/12 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・増田ユリヤ
問われるリーダーシップ・“ハリス旋風”は本物か
バイデン氏とハリス氏の政権が誕生した時に、つまりその前までのトランプ政権の時に移民が入ってくるのをずっと抑えようという壁を作ろうという政策だった。民主党政権になったからもう入れるということで、その反動のような形で、たくさんの人が押し寄せたということもこの問題を大きくした一つの要因になっている。
2024/08/12 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・増田ユリヤ
<池上彰・増田ユリヤ徹底解説>“ココナツ現象”若者が支持・ハリス氏・人気のカギはSNS
バイデン氏が最後の仕事、大きな仕事の一つとしてイスラエルの問題を解決し、いわゆる終結に向かう形に持っていけるかどうかということがハリス氏の追い風になるのか、向かい風になるのかというポイントの一つになってくる。
2024/08/12 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・池上彰
<池上彰・増田ユリヤ徹底解説>“ココナツ現象”若者が支持・ハリス氏・人気のカギはSNS
バイデン氏の演説の時にイスラエルを支持しているのはどういうことだと抗議する人が政治集会の最中に出てきたが、ハリス氏の演説中にもそういう抗議する人たちが出てきた。ハリス氏は今イスラエルに対して人道的に取り組むように働きかけている最中で、ここは大統領選挙についての政治集会だからこの話は別の話だとうまくさばいている。イスラエルに対してどういう態度を取るのかが今後響いてくるだろう。
2024/08/12 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

慶應義塾大学教授・田中浩一郎
緊張高まる中東情勢とガザ停戦の行方
米国からの兵器輸送の軍用機がベングリオン空港に降り立っている。つまり米国も表向きは停めろと言いつつも別に停戦になると思っていないし、圧力をかける用意もたぶんない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]

慶應義塾大学教授・錦田愛子
緊張高まる中東情勢とガザ停戦の行方
中立的な仲介役になれる国がない。基本的にイスラエル側に米国が立っており、パレスチナ側の利益というものをしっかりと考慮できる仲介国が出てくれば問題の解決は導きやすいが、残念ながら現状ではそうはなっていない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]

慶應義塾大学教授・田中浩一郎
緊張高まる中東情勢とガザ停戦の行方
イランに対する(アラブ諸国の)反応はわりと冷ややか。特にOIC(Organisation of Islamic Cooperation)の外相レベルの会合で当事国であるサウジアラビアは外相を出さなかったし、エジプトも出さなかった。残りの国々とイランとのやりとりの中で一応イスラエルを非難するということなどについては最終声明が出たが、イスラエルに対し強い対応をイスラム世界でとるという合意はできていない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]

慶應義塾大学教授・田中浩一郎
緊張高まる中東情勢とガザ停戦の行方
イランは面子を潰されたので報復をやらざるを得ないが、戦火が拡大すると最終的にはイスラエルを利することになり、うかつにはやりたくはない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]

学習院大学教授・井上寿一
学習院大学教授・井上寿一
(歴史的な目で見た時に最近の日本や世界について)1930年代との歴史的な類似性を非常に強く感じている。1930年代は日本が満州事変を起こし、イタリアがエチオピア戦争を起こしていたが、それが世界戦争には至っていなかった。現代でもウクライナ戦争とガザ紛争が続いているが、大戦争にはまだなっていない。各国どこもがポピュリズム政治になっていて、自由とか民主主義の価値に疑問がもたれるようになっており、ファシズム、ナチズム、日本の軍国主義が台頭した。それに対して今日でも例えばフランスで極右勢力が台頭しているとか、欧州の大陸諸国が自由や民主主義は少し違うのではないかという政治体制になっている、さらにロシアとか中国もそうで、そういう点で1930年代との類似性を強く意識している。
2024/08/11 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]

報道1930キャスター編集長・松原耕二
過去最大…株価が乱高下“円安バブル”が崩壊?
今回、大規模緩和の10年というのが根っこにある。大規模緩和に関わった日銀の元理事の方の中に当時、「失敗することは分かっていたけど、やるしかなかった」と今になって言っている方がいる。当時を思い出すと安倍さんが大規模、大胆な緩和を打ち出して選挙で勝ち、円高に苦しんでいた経済界もこれを大歓迎した。メディアもそれを後押しした。だから日銀はそれに逆らうわけにいかないということを言っていた。これが長い間続いてしまった。
2024/08/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
過去最大…株価が乱高下“円安バブル”が崩壊?
かつて「株価というのは経済の体温だ」という表現があった。ところが今はそんなのどかな時代ではない。今21世紀の世界の資本主義の最大の苦悩は金融不安というのを内在させたまま走ってしまっていること。ウォールストリートの懲りない人々っていう言い方があるが、マネーゲームが極端に肥大化してきている。金融資本主義というものが異様なほど膨らんできていて、例えば世界全体の実体経済、実質GDPの相場は約105兆ドルぐらいと言われているが、株価と債権の総額だけでもその5倍を超そうとしている。さらに言うならば金融派生型商品という広いカテゴリーでビットコイン的なものも含めてものすごい勢いで金融の部分だけが膨らんでいる。
2024/08/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
過去最大…株価が乱高下“円安バブル”が崩壊?
「円キャリーの巻き戻し」という表現が今、報道等で使われているが、異様に金利の安い日本でお金を借りて金利の高い米国で運用できれば結構であり、利ざやを稼ぐ流れがわーっと来ていたが米国経済への不安だとか、日本がついに金利上げを始める兆候が出てきて、過剰反応が出てきた。アルゴリズムで高速取引をやっているから、売りが売りを呼ぶような構造の中で一気に崩れてしまった。今度はまた逆に反転して乱高下するなど、この不安定な構造というものをよく見つめて考えなきゃいけない。マネーゲームが経済なのではなく、産業だとか技術だとか雇用、額に汗して働くことをじっくり見つめて議論しないといけない。株価の話と為替の話の報道だけが経済だと思い始めているメディアの状況も問題。
2024/08/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

みずほ証券チーフエコノミスト・小林俊介
投資家・専門家が見た・異例の株価乱高下
これだけ変動が大きくなってくると市場も企業行動も保守的にならざるをえない。株価が下がってくるとそれだけ株式での資金調達が難しくなる。企業の行動、投資や雇用にも若干ネガティブな影響が出てくる可能性はある。
2024/08/10 NHK総合・東京[サタデーウオッチ9]

第一生命経済研究所首席エコノミスト・熊野英生
<今週の気になるニュース>株価乱高下・景気・賃上げは?どうする資産運用
見たこともない乱高下で、投機マネーがたくさん入っている。震源地は米国で、不透明感がまだまだ根強いので1ヶ月ぐらいは乱高下が続くだろう。先行きの日本経済、先行きの企業業績にもやっぱり不安が残っている。今の企業業績が堅調というのはあてにならない。株式投資というのは先々の企業収益を予測しながら動くので先行きの不安がどのぐらい企業業績を押し下げるかというところがまだ読めずそこを世界の投資家は不安視している。
2024/08/10 日本テレビ[ウェークアップ]

第一生命経済研究所首席エコノミスト・熊野英生
<今週の気になるニュース>株価乱高下・景気・賃上げは?どうする資産運用
NISA、新NISAの実態は株主投資。株は株で、やっぱりリスクが大きい。だから株式投資をどうやって自分でこなして、うまく使いこなしていくかっていうことがすごく重要。時間分散というノウハウがあるが、こういうことも勉強していかないと、末永くNISAで運用していくというのは、それなりに難しい。
2024/08/10 日本テレビ[ウェークアップ]

第一生命経済研究所首席エコノミスト・熊野英生
<今週の気になるニュース>株価乱高下・景気・賃上げは?どうする資産運用
米国の利下げがポイント。一時はトランプさんだと言われたが、ハリスさんが盛り返してきた。利下げ、今年はおそらく9月から2回利下げすると思うが、来年何回利下げできるかは新大統領によって変わってくる。
2024/08/10 日本テレビ[ウェークアップ]

慶應義塾大学大学院教授・岸博幸
次代を担う若者へ・本音のメッセージ
病気になって結果的によかったと思っている。経済の見方がだいぶ変わった、結論からいうと、日本は高度成長期、バブル崩壊までは当時のやり方が正しかったと思う。今の日本は個人がハッピーな経済社会になっているかといえば、残念ながら失われた30年で生産性がだいぶ下がっている。OECDの中でもうしろから数えた方が早い。経済の長期的成長率も低迷し、貧乏になった。幸福度も低い。個人の競争力も落ちてしまった。かと言って、日本全体がだめかというと、内部留保は500兆円を超えている。日本の全産業で企業が持っている現金・預金は現状で330兆円。日本はまだまだ経済は強い。一方でこれだけ真面目に働いている方が圧倒的に多いのにとてもハッピーとは言えない状況になっている。これを本当に変えていかないと(日本は)これからはもたない。
2024/08/10 BSテレ東[一柳良雄が問う 日本の未来]

東海大学海洋学部教授・山田吉彦

中国は沿岸でどういう開発をしているのか、日本の動きを常に監視している。それによって自分達はどういう影響を受けるのかを全部見ている。日本政府は鉱物資源開発には消極的で直接動かない。もう少し政府がラインを作っていかないと、企業の先行投資には結びつきにくい。国際社会は公海上でも海底資源を開発していこうとしている流れの中でその技術をどこの国が開発していくのか。日本も早くしないと世界中の技術を中国に絡めとられてしまう恐れがある。
2024/08/10 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

東海大学海洋学部教授・山田吉彦
海底にゴロゴロ…レアメタル・資源開発は丸く収まる?
日本の近海にはかなりのレアメタルがあることが分かっている。深海調査の技術が日本はトップレベルで、その調査だけの技術が産業にようやくつながり始めた。
2024/08/10 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

明治大学国際日本学部講師・近藤大介
海底にゴロゴロ…レアメタル・資源開発は丸く収まる?
中国や韓国がすごい。東大の発表が6月21日だが、6月3日には韓国が韓国沖(日本海)で石油と天然ガスを見つけ、これで韓国の石油4年分、天然ガス19年分を賄えることになるとユン大統領が自ら発表した。それに韓国は500億円以上のお金をつぎ込んで開発を進めていくと宣言している。それに比べると東大の発表はクラウドファンディングで5800万円しか集まっていない。
2024/08/10 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]

自民党衆院議員・長島昭久
新局面・ウクライナ軍が大規模越境攻撃か・ウクライナ側・主要ガス施設の制圧主張
ロシアの侵略によってこの戦争は始まったのであり、国際社会は何が原点で始まった戦争であるかを押さえないといけない。ウクライナ軍はいろんな手枷足枷をかせられながら、補給も武器の供与も要望通りにきちっとそろっていない中で苦しい作戦を強いられている。そういう状況の中でこれしかないという形で考え抜いてとられた作戦。
2024/08/09 BS日テレ[深層NEWS]

読売新聞編集委員・飯塚恵子

100日間のハネムーンを使い果たす時期に来つつある。本当はハリス氏は民主党の候補指名選挙で勝てなかった候補かもしれない。急に(バイデン氏の選挙戦からの撤退が)起きたものだから、ハリス氏が勝ったに過ぎない。ハリス氏とウォルズ氏の魅力を全部合わせてとにかく勝ちに行くことだけを狙っている。この後の民主党内の統一・一体感というのは危うくなってきている。
2024/08/09 BS日テレ[深層NEWS]

自民党衆院議員・長島昭久
米国大統領選・トランプ氏とハリス氏・接戦続く・トランプ氏・激戦州でもリードも“きっ抗”
ウィスコンシン州、ミシガン州、ペンシルベニア州の3州をとらないとハリス氏は勝てない。ここを狙って選んだのがたたき上げのウィルズ氏で、高齢の白人労働者にターゲットを絞っている。マイノリティ、アラブ系はハリス氏がとり、ウィルズ氏でそれ以外、バイデン氏でも、ハリス氏でもなかなか手が届かなかったところをきちっととっていく。トランプ氏とバンス氏がターゲットにしている人たちを引き戻したいと考えている。
2024/08/09 BS日テレ[深層NEWS]

慶應義塾大学大学院教授・岸博幸
ナゼ・コメ不足“令和の米騒動”
農林水産省の政策の間違いの影響。過去、ずっと減反政策で米の需要が減るので田んぼを減らそうとやってきた。最近は農水省が何をやっているかというと、米の需要が減っているので農家に「食用米ではなく、家畜の飼料米に転換すれば補助金出します」ということをやっている。そういう政策をやりながら米の供給を減らしてしまっている。そういう中で結果的に猛暑になり供給が減り値段が上がっている。政府は電気代、ガス代を補助しているが米にも補助をするべき。
2024/08/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

長崎市・鈴木史朗市長(テロップ)
<NNNニュース>79回目の原爆の日・長崎市長「核廃絶へ大きく舵切るべき」
核戦力の増強は加速し人類への脅威が一段と高まっている。核兵器廃絶に向け大きく舵を切るべき。
2024/08/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

早稲田大学教授・笹川平和財団上席フェロー・中林美恵子
<私の提言>米国大統領選・次のターニングポイント
ニューヨーク州の地裁で34件の罪状につき全会一致で有罪の表決が出た。あれについて実は9月18日に量刑が出る。刑罰が本当に厳しいものが出てきたら、当然そのトランプ陣営というのは大きな反発をするだろうし、支援者もとてつもない反発があるかもしれない。
2024/08/08 BSフジ[プライムニュース]

早稲田大学教授・笹川平和財団上席フェロー・中林美恵子
どうなる?命運をかけたTV討論
9月4日の提言はトランプ氏の気まぐれではない。本音は、ハリスさんのディベート力をある程度恐れているのではないかという見方ができる。
2024/08/08 BSフジ[プライムニュース]

早稲田大学教授・笹川平和財団上席フェロー・中林美恵子
チームハリス始動!戦略と勝機は
(ハリス陣営は)実績がないので、バイデン政権と同じようなものを踏襲するだろうと想像できるが、安全保障や外交は予期せぬことが次々と起き、その時にどういう対処ができるのか。未知数が残るということは安全保障上の抑止においてはあまり良いことではない。
2024/08/08 BSフジ[プライムニュース]

明治大学政治経済学部教授・海野素央
解読!チームハリス激戦州演説
共和党の女性支持者の中でも人工妊娠中絶の権利を主張している女性たちがいる。人工妊娠中絶というのは特殊な争点。経済、インフレ、医療保険について候補者と意見が違っても、人工妊娠中絶と一致した候補に入れたいという傾向がある。自由とリンクさせたことは具体的な選挙戦略だと思う。
2024/08/08 BSフジ[プライムニュース]

ロールシャッハアドバイザリー代表取締役・ジョセフクラフト
ビヨンセ楽曲は追い風になるか?
1割の中道派が気にしている最大の争点はインフレ。インフレの話を(ハリス陣営は)一切していない。これからインフレ、移民問題に対してどうメッセージを発信するか練っているのではないか。
2024/08/08 BSフジ[プライムニュース]

ロールシャッハアドバイザリー代表取締役・ジョセフクラフト
副大統領候補・ワルツ氏選出の狙い
ハリスの弱点は高齢白人男性が非常に弱いこと。(ワルツ氏は)ハリス陣営がトランプに取られた層に似ているし、喋り方も同じ。その有権者層をまず狙う。彼は元々、下院議員で共和党が強かった区を勝ち取っていて、彼が下院選で応援に回っていく。それと彼が(トランプ氏に)レッテルを貼った『ウィアード(死ぬほど気持ち悪い)(キモイ)』という言葉がハマったので使いたいということ。最終的に一番大きな理由は気が合ってハリス氏が気に入ったことに尽きる。
2024/08/08 BSフジ[プライムニュース]

ミネソタ州・ワルツ州知事(VTR)
ハリス氏正式指名・副大統領候補と初の選挙集会
選挙戦に参加しハリス副大統領を次期大統領にする手助けができることをこれ以上ないほど誇りに思う。
2024/08/07 NHK総合・東京[NHKニュース]

ハリス副大統領(VTR)
ハリス氏正式指名・副大統領候補と初の選挙集会
私たちの選挙戦はトランプ氏との戦いというだけではない。この選挙戦は未来に向けた戦いだ。中間層が強ければ米国が強くなることなど私たちは多くのことで同じ考えだ。私の大統領としての目標は中間層を強くすることだ。
2024/08/07 NHK総合・東京[NHKニュース]

国際部・石井デスク
解説・民主党・大統領候補ハリス氏・副大統領候補と選挙集会・米国大統領選
(ハリス氏がワルツ氏を選んだ意味は)より広い層からの支持を意識した人選。ワルツ氏は白人の男性、激戦となる見込みの多い中西部ミネソタ州の知事を務めている。下院議員、州知事として政治経験も豊富で人脈もある。トランプ氏側がバンス氏という、言ってみれば米国第一主義に象徴されるような主張を補強するような自分に近い人物を選んだのとは対照的に、ハリス氏はみずからにないものを補った形。また副大統領候補選びで民主党内の党内からの支持が得られるかも重要だった。一時はペンシルベニア州知事なども有力候補として名前が挙がっていたが、政策が保守的あるいは政治的な立ち位置が保守的だとして最終的には党内の左派から理解が得られなかったとも伝えられている。
2024/08/07 NHK総合・東京[NHKニュース]

日本経済新聞・小平龍四郎編集委員
<マーケットビュー>歴史的な相場乱高下・背景に3つの不透明さ
年内いっぱい不安定な相場が続くのではないかという見方が多い。こうした不透明な動きの背景には3つあり、1つ目は中央銀行・日銀が7月31日に金融政策決定会合で政策金利を引き上げたが、7月中旬ぐらいから「金融を正常化してはどうか」という声が与党や政権幹部から相次いで出てきた。日銀の判断にこうした政治的圧力がかかったのではないかと見る向きもあり、不透明感がある。2つ目は米国大統領選挙の行方で、もしハリとの言葉も聞かれるようになってきて方向感が読みやすかったトランプトレードの行方が不透明になってきた。3つ目は中東の地政学リスク。攻撃が本格化するとリスクオフの状態になる。
2024/08/07 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

軍事ジャーナリスト・黒井文太郎
イラン報復×イスラエル反撃
イスラエルは強い戦力をサバイバルのために作ってきたが、ヒズボラが何かやってきたら報復するというのは決めている。イランがやってきたらそれに対応する。報復は必ずやる、それの準備をしている。
2024/08/06 BSフジ[プライムニュース]

防衛大学校名誉教授・立山良司
イラン報復×イスラエル反撃
イランをあまりにも刺激したらヒズボラが飽和攻撃のように15万発を撃ち込んでくるかもしれない、そうなるとイスラエルは自国を防衛しきれない。
2024/08/06 BSフジ[プライムニュース]

岸田総理大臣(テロップ)
岸田総理「冷静な判断重要」
(株価について)状況を冷静に判断していくことが重要だ。
2024/08/06 テレビ東京[ゆうがたサテライト]

ニッセイ基礎研究所・井出真吾主席研究員(VTR)
<きょうのイチメン>日経平均“過去最大上げ幅”・円相場に揺れる株式市場
円安に頼りすぎていた感は否めない。円安がなくても稼げるようにさらに構造改革・体質改善の努力が求められる。
2024/08/06 TBSテレビ[Nスタ]

広島市・松井市長(VTR)
広島原爆の日・平和宣言“核抑止力依存から転換を”
国際問題を解決するため、拒否すべき武力に頼らざるをえないという考え方が強まっていないか。希望を胸に心を一つにして行動を起こそう。
2024/08/06 NHK総合・東京[NHKニュース]

ニッセイ基礎研究所・矢嶋康次チーフエコノミスト
下げ幅ブラックマンデー超え・日経平均下げ止まるか
足元の状況がおかしくなってきて米国経済の後退懸念が出てきたことと、今まで株をけん引していたAIとかの株価で調整が始まってしまったことで、先行きが一気に不安に傾いた。ここ数日の株価下落率を見ると海外に比べて日本は突出して高い。今まで円安を前提に企業業績が非常にいいのでという決まり文句があったが、ここは完全に剥がれ落ちてしまった。
2024/08/06 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

経済評論家・加谷珪一
株価“過去最大の急落”の理由
最近あまりにも円安の輸入物価上昇で国民生活が苦しくなり、岸田政権は9月に総裁選があるため神経質になっている。外国から見て改革派の次期首相候補の1人である河野さんがブルームバーグで単独インタビューに応じて、日銀に強く利上げを求めたことで相当政府の意思は固いのではないかと外国人投資家は思ってしまった。急に円高が進み、蓋を開けたら利上げするということで、金融政策が相当前倒しだという印象になり、慌てて株を売って円を買う状況になった。勇み足と捉えれば少しミスだったとも捉えられるし、元々日銀が示していた正常化が少し早まっただけともみなすことができ微妙なところ。
2024/08/05 BSフジ[プライムニュース]

パシフィック大学・ジュールズボイコフ教授(VTR)
ロシアはダメでもイスラエルは…・“二重基準”の背景にあるモノ
IOCのロシアとイスラエルに対するダブルスタンダードは本質的に不公平であり見過ごすことはできない。IOCは強い力を持つ米国を怒らせたくないと考えている。五輪を理解するにはその背後で繰り広げられている金銭のやり取りを理解することが重要。IOCの収入の9割は米国のNBCをはじめとする放送局と企業スポンサーから出ている。
2024/08/05 BS-TBS[報道1930]

慶應義塾大学教授・田中浩一郎
イランの報復攻撃はいつ?規模は?
イランは前回よりもかなり烈度を上げることをいとわないだろう。4月のイランの報復攻撃時は全面戦争にしたくないということで非常に抑制的なものだった。あの時、抑止力を当初回復したはずだったが、それが回復できておらず、暗殺事件のようなものをイスラエル側がやることになってしまった。そうなると、よりはっきりとした強いメッセージを発しないとイラン自体の安全を守ることができなくなっている。
2024/08/05 BS-TBS[報道1930]

第一生命経済研究所・永浜利広首席エコノミスト
株価急落・日本の景気・金融政策への影響探る
懸念されるのは今年から新NISAということで、投資の初心者も貯蓄から投資に動いたが、株の下落局面を迎え、貯蓄から投資への動きが一部逆戻りしてしまう可能性がある。今回、株安と共に円高が進んだが、短期的には輸入物価の負担増を軽減するプラスの効果もあるが、これだけ円高が続くと、企業業績の下方修正へのリスクが高まってくるので来年の春闘に悪影響が出てくる。
2024/08/05 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

第一生命経済研究所・永浜利広首席エコノミスト
株価急落・日本の景気・金融政策への影響探る
米国経済は明確に悪くなっている。各種ローンの延滞率も上がっている。理由としては今年の春ぐらいにコロナで積みあがった強制貯蓄が使い果たされたことが大きい。
2024/08/05 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

第一生命経済研究所・永浜利広首席エコノミスト
株価急落・日本の景気・金融政策への影響探る
FRBは7月に利下げしてもよかった。このまま米国経済の悪化が本格化した場合、9月のFOMCを待たずに緊急利下げの可能性もある。逆に考えれば日銀の方は米国経済の変調を早めに察知して、できるだけ早めに利上げをしたいという意向もあった。
2024/08/05 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

慶應義塾大学教授・田中浩一郎
<徹底解説・ニュース最前線>軍事衝突の回避は?イランが報復宣言
ペルシャ湾、ホルムズ海峡というのは石油の関係で重要なエリアになっているが、今も95%の石油は相変わらずここを通ってきている。その点においては日米関係がどれだけ重要でも、こと中東・ペルシャ湾の情勢に関しては日本と米国の利害というのは対立してしまう。それを承知の上で(日本は)この地域に対する外交を考えるべき。
2024/08/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・末延吉正
<徹底解説・ニュース最前線>討論会で直接対決は
最初は2人の老人で嫌だと言う人がダブルヘイターなどと言われていたが、6月末のテレビ討論会でバイデン氏が失敗し、その後トランプ氏が暗殺未遂に遭い、その時に星条旗を背景に戦うトランプ氏の1枚の写真が撮られ共和党大会でのスピーチにつながり、あの段階ではもう圧倒的にトランプ氏が完全に有利な状況となっていた。ところが民主党のペロシ元下院議長らがバイデン氏を説得する形で出てきたのが、人種のるつぼの米国でマイノリティ、女性、黒人、インド系、アジア系のハリス氏。ハリス旋風が吹き始めているが、トランプ氏がこれをどう巻き返すか。次の一手として大事なのがテレビ討論会。
2024/08/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

明海大学教授・小谷哲男
<徹底解説・ニュース最前線>討論会で直接対決は
ABCはリベラル系なので、トランプ氏はそこではやりたくない。できればFOXでやって、自分の支持者がよく見ている局でやることで自分にとっていい流れを作りたい。観客を入れると言っているのでペンシルベニアという激戦州で自分の有利な姿を売り込みたい。ハリス氏はトランプ氏の戦略に乗ってしまうとトランプ氏に有利な流れにされる可能性があり、そこは慎重にならざるを得ない。乗らないのであればハリス氏が逃げたとトランプ氏は言うことができ、先手を打ってきた。
2024/08/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

明海大学教授・小谷哲男
<徹底解説・ニュース最前線>ハリス氏に勢い・1か月で献金460億円
バイデン氏では献金したくないと考えていた民主党の支持者がハリス氏に変わったことで7月に一気に献金をした。大口献金者だけでなく、草の根の献金者もかなり増えていて女性やZ世代からの献金も増えている。この勢いがこのまま続くのであればハリス氏は資金面でかなり有利になる。トランプ氏は献金で集まった金を裁判費用にあてないといけない部分もあり、全体でいえばハリス氏が有利。
2024/08/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

自民党参院議員・佐藤正久
自民党参院議員・佐藤正久
絶対戦争を起こさないための抑止力を備えないといけない、プーチンは今ならいけると思ってウクライナに侵略し、ハマスは今ならいけると思ってイスラエルの方に越境し虐殺を行った。そういう相手が今ならいけると思わせないような抑止力を作るべき。自分の国は自分で守る。その意思表示として今まで米国に頼っていた部分の一部、特に反撃能力を備えるべき。
2024/08/04 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]

経済財政諮問会議議員・BNPパリバ証券グローバルマーケット統括本部副会長・中空麻奈
人口“急減”時代・これからの地方は
地方にもっと特色ある産業を持っていくという発想が必要かなと思う。シリコンバレーみたいなのがアメリカにあるが、この地域は例えばスタートアップが強いとか、この地域は半導体のメッカだとか、そういうお金を生み出すような仕組みを地方に持っていくことをもっとやるべきではないかと思っている。
2024/08/04 NHK総合・東京[日曜討論]

元外務事務次官・薮中三十二
緊張高まる中東・イランの報復は?
これは一つ間違えば中東での大戦争に発展する危険を持っている。イランにとってみれば、新しい大統領ができて就任式に呼んだそういう外国の要人が自分のテヘランのしかも自分のゲストハウスで暗殺されたということであり何かやらざるを得ない。本当に深刻な状態。何かやらないとかっこがつかない。
2024/08/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

筑波大学教授・東野篤子
混迷の世界、見えぬ未来に…日本外交“戦略と戦術”は
東部南部4州のウクライナの状況を見ていると、ロシアは一度抱え込んで占領した領土は返さない。日本の話と非常に似ている。そういう意味では日本とウクライナは同じ問題を抱えている。ウクライナの問題は日本にとって全く他人事ではない。
2024/08/04 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
<今週知っておきたいNEWS>トランプ氏“ハリス氏は「突然・黒人に」”
ハリス氏が突然黒人になってしまったというトランプ発言が波紋を広げている。米国の政界での黒人という概念はとても複雑で、トランプ氏は黒人のことをブラックと言っていたが、一般的には英語で言うとアフリカンアメリカン、つまりアフリカ大陸から奴隷として連れてこられた苦難の歴史を背負った人たちのこと。したがって厳しい差別にもさらされていた。スポーツの世界がとても重要であり五輪を含めてスポーツで活躍することによって認められ、社会進出をしていった。今回、正式に民主党の大統領候補が確定したハリス氏だが、肌の色は確かに黒いように見えるが、奴隷としてかつてやってきた人たちの系譜には繋がらないということをトランプ氏は言いたかった。実はコリン・パウエル元国務長官、オバマ元大統領も黒人奴隷の系譜に繋がらない。
2024/08/04 日本テレビ[シューイチ]

神田前財務官(VTR)
円安対応を指揮・神田前財務官・為替介入への“本音”
日本の円の価値が3分の1になってしまった。日本はやはり労働市場の流動化とか新陳代謝の促進などを通じて、何よりも生産性を向上しなければならない。神頼みなんかじゃなくて、健全な危機感を持って前向きに政策を実施していくことが何よりも重要。現状維持を志向することを繰り返してはいけない。
2024/08/03 日本テレビ[NNNストレイトニュース]

神田前財務官(VTR)
円安対応を指揮・神田前財務官・為替介入への“本音”
ほとんど土日はなかった。過度な変動がみられる中、24年ぶりの円買い介入に踏み切らざるを得なかった。(過度な円安で)急にバーンとエネルギー価格とか食べ物の値段が上がったらそれは容認できない。一種のお金儲けの動き(=投機)の中で、結果的に多くの普通に生きている人たちの生活が脅かされる場合は何らかの対応を取らざるを得ない。介入は効いているというのがマーケットの評価だ。常在戦場はこれからも続けていこうと。
2024/08/03 日本テレビ[NNNストレイトニュース]

笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄
特集・もしトラ・もしハリで・中東政策はどう変わる?
バイデン政権がレームダックであることは間違いないが、バイデン大統領、民主党としてはハリスをなるべく関与させたくない。なぜ今トランプとハリスが互角になったのかといえば、ハリス人気、バイデンの高齢不安が払しょくされたこともあるが、左派若年層がバイデン政権のイスラエル支持に不満を持っていたから、ハリスになればバイデンよりもイスラエル支持が弱いところで支持率が戻った。ネタニヤフはトランプ側に舵を切っている。
2024/08/03 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

東京大学・池内恵
特集・もしトラ・もしハリで・中東政策はどう変わる?
バイデン政権、ハリス氏がバイデン政権の下で思い通りにできない間にイスラエルはやりたいことをやるだろう。
2024/08/03 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

豊島&アソシエイツ代表・豊島逸夫
円急騰&日米株安波乱・相場を緊急分析
野球でいえばまだ5回表。今年はじめにはパウエル議長は0.25%の利下げを7回やると言っていた。それが今、変わってきた。ただ、これから大統領選挙でトランプあるいはハリスの経済政策によっては利下げが利上げに変わる可能性がある。
2024/08/03 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

豊島&アソシエイツ代表・豊島逸夫
円急騰&日米株安波乱・相場を緊急分析
雇用統計の就業者数が減り、マーケットがそれを心配するようになっている。インフレはもう十分に鈍化の傾向にある。金融政策は厄介なことにFRBが利下げすると決めても効果が出るまでに大体1年半から2年近くのタイムラグがある。いみじくも今のタイミングというのはこれまでの引き締め効果の影響が今頃出始めているというエコノミストの認識がある。米国経済の先行きはこれまではソフトランディングが通説だったが、ここにきて急速にハードランディング、最悪シナリオはインフレと景況感悪化が同時進行するスタグフレーションというシナリオがエコノミストあるいはアナリストの間で真剣に論じ始められている。お金の流れとしては少しでも破綻とかのリスクが少ないアセットにお金が流れている、株は売られ安全資産の代表格である米国債に流れている。
2024/08/03 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

豊島&アソシエイツ代表・豊島逸夫
円急騰&日米株安波乱・相場を緊急分析
パウエル議長が最初に痛恨の判断ミスをした2021年、今回のインフレが始まったが、この時は一時的であると断言した。半年して一時的なものではないと言い直したが、そういう過去があり、今度は利上げから利下げに転換する時期も見誤っているのではないかとみられている。これだけインフレが鈍化傾向を示しているのに7月のFOMCで利下げを見送ったことが非難されている。
2024/08/03 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

豊島&アソシエイツ代表・豊島逸夫
円急騰&日米株安波乱・相場を緊急分析
昨日の雇用統計11万4000人という数字に対する市場の反応が、まさに今の状況を物語っている。これまでの20万だとか30万人に比べてかなり低い。これまでのニューヨーク市場の常識から言えば労働市場の過熱が徐々に解消され、インフレも休息に向かう。そういう解釈でよい材料だとされていた。ところが昨日の11万4000人という数字は景況感の悪化を映す数字であるとみられた。FRBの立場からは常に雇用と物価両にらみで金融政策は運営されなくてはならない。これまではインフレ対応だったが、ここにきて急速に高金利政策を続けていたら引き締め過ぎになり景況感の悪化、リセッションも視野に入る数字が出始めている。
2024/08/03 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]

経済アナリスト・馬渕磨理子
<今週の気になるニュース>利上げ・物価は?ローンは?馬渕解説
植田総裁は今の段階のトーンであれば年内にもう1回利上げをしてくる可能性がある。0.5%を超えて金利を引き上げてくる可能性も十分にある。
2024/08/03 日本テレビ[ウェークアップ]

経済アナリスト・馬渕磨理子
<今週の気になるニュース>利上げ・物価は?ローンは?馬渕解説
もちろん(円高によって)輸入物価輸入コストが下がってくるが、じゃあここまで値上げをしている企業が値上げをしてきたものを簡単に値下げするかというとそこは少し考えにくい。エネルギー価格のところで私たちは恩恵があるという見通しになる。
2024/08/03 日本テレビ[ウェークアップ]

経済アナリスト・馬渕磨理子
<今週の気になるニュース>利上げ・株価“暴落”&急な円高大丈夫?
下げ幅だけで見ると少し状況を見誤る。日経平均というのは、1年間通して15%の下落というのは、よくある調整の範囲。日本のこの利上げの狙いとしては、円安が加速しているので、この円安を食い止めて物価高を抑えたい。今後、緩やかな利上げで経済に体温を持たせたいということだが、日銀の展望レポートの中では、GDPとか消費者物価指数の見通しを今下方修正しているし個人消費もまだ弱い。それから実質賃金もまだマイナスの中で利上げをするということに関して海外からもそういう判断をするような国と思われるのはすごくリスクが高いと思う。
2024/08/03 日本テレビ[ウェークアップ]

FTキャスター・桜庭薫
論調・高まる・中東全面戦争リスク
今回、イスラエルは軍事力と諜報力でかなり劣ることが示された。しかし西側で抵抗の枢軸と呼ばれる組織(ハマス、ヒズボラ、フーシ)と全面的に連携を深めていくことが予想される。今回は全面戦争にエスカレートする可能性があるとみられている。もしレバノンをベースにするヒズボラが参戦することになると最も軍事力がある組織でハマスよりはるかに手ごわい。イスラエルが防空網を維持できるかどうかはわからないとFT中東エディターは見ている。
2024/08/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

FTキャスター・桜庭薫
論調・高まる・中東全面戦争リスク
ネタニエフは「ハマスの最高主導者・ハニヤ氏を殺害するまではパレスチナ自治区ガザへの攻撃をやめない」と発言していた時期があったが、今のところ攻撃を停止する気配はない。停戦交渉の意志がないと受け止められたことで、多くの関係者を巻き込む中東の全面戦争リスクが高まっている。イランの首都テヘランでハマスの最高幹部が殺害されたことは、ハマスだけでなくイランにも痛烈で屈辱的な打撃を与えたことになる。米国が必死に緊張緩和に動く中で、イスラエルは事態をさらに悪化させる用意があることを示唆した。
2024/08/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

BSテレ東解説委員・豊嶋広
NYダウ・一時700ドル超安
経済の体温を示す長期金利が半年ぶりに4%を割り込んできた。ここまで利下げは株価を支える、あるいは株価を後押しするとみていたマーケットが利下げについて、景気が悪いからではないかということを気にし始めたということが言える。材料視されたのがISM製造業景況感指数で7月のものが46.8に低下したこと。4か月連続で好不況の分かれ目である50を下回った形となった。そういう意味で昨日のFRB・パウエル議長が会見でインフレ抑制には自信を示す一方でリセッションではないという認識を示していたが、マーケットの心理は大きく揺れている。
2024/08/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

東京大学先端科学技術研究センター准教授・小泉悠
中国「戦略的相互信頼と協調を深めた」・中露“共同偵察飛行”実施
全体的に言うと以前から中露がやっている爆撃機とか艦艇で一緒に行動して見せる、我々は同盟ではないが相当緊密な軍事的パートナーであり、あまりロシアを追い詰めすぎると米国が怖い中露同盟ができるかもしれないぞという大きな政治的メッセージがまず1つある。メッセージの信憑性を担保するため少しずつ関係性が深まっているところを見せていかなければいけない。
2024/08/01 BS日テレ[深層NEWS]

東京大学先端科学技術研究センター准教授・小泉悠
波紋・米独“長距離ミサイル配備計画”・プーチン氏・ミサイル配備“欧米も射程内”
米国とロシアのお互いの脆弱性が大きく変わってきているわけではないが、欧州正面の軍事的緊張が非常に高まってきたので追加の措置としてこういうもの(“長距離ミサイル配備計画)を持ってきた。もう1つは十数年前からロシアは中距離ミサイルの配備を禁じる条約に違反してロシアの方が先に中距離ミサイルを作っている。米国側からすれば先に作っているのはロシアであり、われわれはそれに対して対抗措置を作るという話。
2024/08/01 BS日テレ[深層NEWS]

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