【あの一言】
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コリアレポート編集長・辺真一 脱北者激白「金正恩が毎週指示」北のミサイル進化 昨日発射した短距離弾道ミサイルは1億円。昨年ノドンを10発発射したが、これが約10億円。ムスダンとなると3億円で、それを数十発も発射している。これだけの資金をどうやって賄っているのか。国連の制裁で中東への武器輸出もそんなにできないはずだが、注目されるのは金・鉱物の闇取引、密輸。マカオの銀行口座が差し止めになった時に30億円が引き出せなくなったが、その時は1300キロの金塊をタイに輸出して33億円で換金しその金で核実験をやった。北朝鮮は数兆円相当の金を保有している。二つ目は労働力の輸出。海外に5万人近く送り出していて金額として2億から3億ドルになっている。
2017/05/30 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
東海大学教養学部国際学科教授・金慶珠 脱北者激白「金正恩が毎週指示」北のミサイル進化 経済制裁をしているから北朝鮮の経済は厳しいと考えがちだが、様々な統計で見てみると実際には北朝鮮の経済は成長していて、2011年からはGDPで毎年1%から2%の成長をしている。労働者派遣、観光の誘致、北朝鮮内部のIT、通信、不動産部門における市場が非常に活性化している。そもそもそんなに貿易依存の体質でもなく、ある程度自力で経済成長を得ている。そうした側面がミサイル開発の背景にある。
2017/05/30 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
出石直解説委員 対話と圧力・北朝鮮にどう向き合うか 北朝鮮の各国の対応には思惑の違いや温度差がある。対話と圧力のバランスが重要。今は圧力を強めていく局面。日米韓の連携を強め、中国やロシアの協力も得ながら国連安保理決議を軸に圧力をかけ続けることが必要。日本は拉致問題を進展させるには北朝鮮との対話も必要。日朝政府間協議(ストックホルム合意)で日本は独自制裁の一部を解除することで拉致被害者などの再調査を約束させた。この約束はその後反故にされてしまったが、北朝鮮の態度を一旦は変えさせたことは重要。国際社会と連携し圧力を強めつつ対話も模索する。こちらもしたたかな対応が求められる。
2017/05/30 NHK総合[時論公論]
国際ジャーナリスト・堀田佳男 “弾劾”秒読み!?米国・トランプ大統領“ロシアゲート”で窮地 来年11月の中間選挙では下院は民主党が多数派になる可能性がある。現在のようなごたごたが1年以上も続けば、国民の中で弾劾の機運が高まる。下院議員は全員が2年で改選なので共和党の中で自分の議席を危惧する議員が寝返って弾劾に票を入れる議員も増えてくる。中間選挙の前に流れとして弾劾に行くこともありうる。
2017/05/29 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
静岡県立大学特任教授・小川和久 北朝鮮・金正恩委員長「合格」・“新型”ミサイル映像公開の思惑 数は少ないが最も新しい地対空ミサイル。対空迎撃ミサイルなどという言い方はあたらない。航空自衛隊がもってきたパトリオットのPAC2、PAC3に近いロシアのS300に近い。航空機に対してはそれなりの能力はあるが、米国はこういった地対空ミサイルの能力を無力化する能力が世界で一番高いことは忘れてはならない。
2017/05/29 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
経済ジャーナリスト・作家・渋谷和宏 ロシアゲート・捜査は大統領の右腕に クシュナーは正式な政府の職員になっていない段階で相手国の外交官のような外交に影響を与える人物と会って話をしている。これ自体が法に抵触する。加えて去年、ロシアへの制裁対象になっているロシアの対外経済銀行の頭取に会いたいと持ちかけていて、幹部と会い、投資家説明会にも出ており、何らかのビジネスをやる意図があった可能性も取りざたされている。そういう人物を政権の中枢に置いておいていいのかという議論は当然出てくる。弾劾・罷免という言葉が、ちらついてきている。
2017/05/28 BS朝日[いま世界は]
寺島実郎 ~“共謀罪”の行方~ 暴力で民主主義社会をぶち壊そうというような共謀に対して我々自身が緊張感をもって向き合わないといけないのは確か。今、話がひっくりかえって、国家によって人権を侵すなんてことが起こっちゃうんじゃないかという不安がある、本来、日本の民主主義国家としての成熟した魅力が失われていくのではないか、日本を愛し日本を見つめている人たちが国際社会において不安に思い始めていることを我々は知るべき。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]
東京工業大学・リベラルアーツ研究教育院・中島岳志教授 ~“共謀罪”の行方~ 忖度社会、それがやってくる可能性が非常に高い、監視の対象にされるのではないか、だったらやめておこうという社会になりかねない、権力の側からすると、権力に対してたてつくな、とか言わなくても勝手にみんなが忖度してそういうことを控えるようになる、権力者にとって都合よい社会になっていく。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 北朝鮮・ミサイル発射・大量生産も指示 国際社会にとって対話と圧力ということ、すっきりしてきて、日本と米国は圧力、中国とロシアは対話という路線を出してきている、韓国の政権交代で米国は武力行使というシナリオを十分に検討していたが、韓国が北朝鮮との対話を重視する政権に代わった、さすがに韓国を全く無視して単独で米国が北朝鮮と軍事衝突というわけにはいかない。では対話だけれどもそんなことでこれが解決に向かうのか、まったくまだ見えない段階。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]
中東調査会・高岡豊上席研究員(VTR) 追いつめられる「イスラム国」ヨーロッパなどテロ増加? イスラム国に外国から戦闘員やその仲間が向かうのは難しくなっている。英国というのはイスラム国むけに人材を供給した大口の供給源の1つだった。ここでイスラム国のために活動していた人たちが何か事件を起こす可能性は高まってきた。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 トランプ大統領・初めての外遊・クシュナー上級顧問に新たな疑惑 イラン封じ込めの狙いの背後にはシーア派によるテロを撲滅するという文脈よりも、イランが核合意したことで国際市場にイランがどんどん原油を出し始めて、石油の価格がそれによって安くなっているということがあるのを何とかしたいというのがある。核合意によってイランの石油生産は420万バレルにはねあがっている。米国、ロシアにとってはエネルギー価格を上げたいという文脈でイランを国際社会から封殺したいが、イラン政略にはロシアの力が必要であり、ほくそえんでいるのはロシア。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]
早稲田大学公共経営大学院教授・片山善博 「前次官は出会い系通い」独自・記事の波紋・・・真相は? 気になるのは権力に都合の悪いことを言う人がこういう(リークをされる)ことになるのかということになると一種の恐怖政治になってしまう。権力に逆らうとしっぺ返しがあるのかなということがなんとなく不安に思われてくる。そこは払しょくされるべき。
2017/05/28 フジテレビ[新報道2001]
早稲田大学公共経営大学院教授・片山善博 前川前次官vs菅官房長官「首相意向」文書で全面対立 いろんな役所の人間から聞くと文科省だけでなく、霞が関に共通する病弊がある。人事を全部官邸の方で握っていて、萎縮している。何かものを言えば唇が寒いというような状況がある。
2017/05/28 フジテレビ[新報道2001]
寺島実郎 “加計学園”めぐる異例の告発・前文科事務次官に政権幹部は 矮小な話題に付き合わされているようにも見えるが、これは政治の本質に関わる問題。特に安倍政権及び自民党と向き合っていると、政権というのは権力、権威だと思っている部分がある。自民党は冷や飯を食いようやく政権に戻ったが、権力を持てばなんでもできるというのがその反動として出てきている。皮肉にも内閣法というのが改正され、官邸主導で行くという流れが出てきて、外交だとか政治で官邸主導が行われている。そういった不満が事務次官だった人からも出てきている。国家の権力を統合して強くしていくというふうに国を持っていこうとしているが、この国の本質はデモクラシー。政治で飯を食っている人はそこを踏み固めるべき。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]
岸井成格 “加計学園”めぐる異例の告発・前文科事務次官に政権幹部は 事務次官をやっていた行政のトップが腹をくくって内部告発してあそこまで時の政権に反旗をひるがえしている。これほど重要な国政問題というのはない。後半国会は共謀罪が中心といわれていたが、これが新たに加わってきている。安倍総理、政府には説明責任を果たすことや徹底的な真相解明が求められる。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元自衛艦隊司令官・香田洋二 「北朝鮮問題は絶対解決」トランプ大統領の戦略は? 中国は国連で非難決議はするが、それ以上の制裁について踏み込んでいない。サードの問題でも反対をしているなど北朝鮮に圧力をかけると言いながら中国は米国とここの部分では相当対立をしている。逆に米国はカールビンソンを展開する時も南シナ海を通らずに南をまわったり、本当は朝鮮半島の西に展開させたいが、そうしていないなどものすごく対中配慮をしている。こういう布陣を敷いているが中国の圧力はほとんど効果がないということで、25日南シナ海を通る航行の自由作戦を行った。これはトランプ政権がもう中国については外交措置をこれ以上期待しないということを意味し、硬軟で言えば硬にシフトしつつあるということ。
2017/05/28 フジテレビ[新報道2001]
石破茂前地方創生大臣 石破・玉木・止まらぬ「金正恩」・ミサイル「連発」で 金正恩は圧力には屈しないと思う。彼の考え方は金日成以来ずっと続いている考え方であり、とにかく核を搭載したミサイルを飛ばすことによって体制を認めさせるまでは続けるという確固たる意思。北朝鮮の体制というのは神格化と恐怖の組み合わせで維持されている。圧力にひるむわけにはいかない。空母が2隻入るというのは極めて珍しいこと。米国は世界中に配置している空母の中から2隻も持ってきているので相当な軍事的圧力になっている。アクターとして注目すべきは中国。北朝鮮に何かをやらかされたら付き合わなくてはいけなくなるし、難民が押し寄せてくるのは、中国としてもたまらない。統一朝鮮が米国の同盟国として成立するのもたまらない。中国の懸念について理解しながら、我々は中国に圧力をかけさせるべき。
2017/05/28 TBSテレビ[時事放談]
拓殖大学・森本敏総長 トランプ大統領・弾劾の可能性は? 今回の一連の疑惑は大きく分けると2つある。1つは、選挙戦中のロシアとのコネクション。これはフリン補佐官やクシュナーが関わっていたのではないかということで、現在、特別検察官が捜査している。もう1つは、トランプ大統領がラブロフ外相に米国が持っているインテリジェンスの一部を直接漏らしたのではないかという疑惑。特別検察官の捜査で、どの程度具体的な証拠が上がってくるのかが問題の鍵となる。来年、中間選挙を迎える共和党としては、このような体制で選挙が勝てるのかどうかというところが、弾劾をどう処理するかということに対する重要な判断材料になる。
2017/05/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
自民党政調会長代理・小野寺五典 ミサイルの脅威・小野寺元防衛相に聞く・弾道ミサイル防衛は? かなり北朝鮮のミサイル技術は上がっている。正直いって相当備えないと大変だと深刻に受け止めている。情報をもっと集めたり、ブロック2Aという新しい装備ができたのでこの導入を早めたり、今、イージス艦対応でミサイル防衛しているが、これを陸上に設置してその防御性を高める議論などが必要。ミサイル防御に関しては飛んでいるものを落とすのも飛ぶ前に攻撃するのも同じ。ミサイルを打ってミサイルを食い止めるので、打つ前に食い止めるのが一番確実。たまたまそれは北朝鮮の領土内にある。これを食い止めないと本当の意味で日本を守ることはできない。反撃の能力ということで今回提案させていただいている。
2017/05/27 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
星浩キャスター NATOに国防費↑要求・いずれ日本にも・・・ トランプ大統領はNATOに対し国防費をGDPの2%にしろと言っている。日本の防衛費はGDPの1%なので同盟国の日本に対しても必ず言ってくる。日本にとっては他人事ではない。
2017/05/26 TBSテレビ[NEWS23]
法政大学・法学部教授・下斗米伸夫 プーチン大統領の人物像 極東はものすごく労働力が足りない。今、極東ロシアには2万人から5万人ぐらいの北朝鮮の労働力が入っている。プーチン大統領は北朝鮮の債権をかなりチャラにするなどして北朝鮮に門戸を開いているし、北朝鮮の最高幹部も実はロシアンスクールであり、ロシアで勉強しているという関係。
2017/05/26 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 プーチン大統領の人物像 ここのところにきて北朝鮮に中国との距離感がものすごく出てきていて、むしろロシアが我々の予想以上に北朝鮮に踏み込んできている。北朝鮮としては中国との対比においてロシアカードというものを強く握っておきたいという心理もある。
2017/05/26 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 プーチン大統領の人物像 外交専門誌・フォーリンアフェアーズは日本外交の危うさについて、「ロシアのプーチンのような一種の専制体制を志向する指導者に日本がついて行こうとしている。一方ではトランプという米国版専制主義者のような人に日本がついて行こうしている。アジアの安定した民主国家として踏み留まらないといけないはずの日本の道はこうした専制国家についていくことではない。日本独自の視点というものを持ち構えていないと日本にとってはそれがリスクになりかねない。あまりにもトランプ寄り、プーチン寄りになるとまずい」という見方をしてくる人もいる。
2017/05/26 BS11[報道ライブ INsideOUT]
法政大学・法学部教授・下斗米伸夫 ロシア疑惑と米ロ関係の行方 もともと共和党は保守なので冷戦後もロシアに対して厳しい側面がある。ところが今度の問題は、それに加えて米国内部の要因がある。特にクリントンと民主党とプーチン・ロシアとの因縁が問題を難しくしている一因。事の出発点はNATOの東方拡大をビルクリントンがやり、コソボもやったことが結果的にプーチン政権を生み出したことにある。プーチンからすればロシアがNATOによって追い込まれたという思いがある。兄弟国家であるウクライナまでNATO軍が来るかもしれないという恐怖感があった。トランプに勝たせたいというよりはクリントンに勝たせたくないというのがあった。
2017/05/26 BS11[報道ライブ INsideOUT]
第一生命経済研究所・西濱徹 ムーディーズが格下げ決定 中国の格下げは28年ぶりでこの間右肩上がりで成長してきた流れが転換する兆しになる可能性も考えなくてはならない。債務が非常に膨らんでいる中で格付け機関も分析しているが、偶発的な債務が急拡大している。それが財政を圧迫し、悪影響を与える可能性がある。中長期的なリスクとして警笛を鳴らすものになるのではないか。
2017/05/26 テレビ東京[Newsモーニング・サテライト]
ワシントン支局・油井秀樹 「ロシアゲート」疑惑・リーク相次ぐ背景は? リークが相次ぐ背景には、政権内の主導権争いがある。バノン主席戦略官と、比較的リベラルなクシュナー上級顧問とのあつれきにより、双方のグループが自分の立場を上げるために都合の良いリーク合戦を行っている。すでに大統領の求心力が失われ始めている。
2017/05/25 NHK総合[クローズアップ現代+]
元政権移行チーム・アドマチダ(VTR) 「ロシアゲート」疑惑・リーク相次ぐ背景は? ホワイトハウスの中からもリークが出ている状況に驚き、落胆している。どんな議論が誰によって行われ、どう意思決定されるのかが筒抜けなのは米国政府にとって非情にゆゆしき事態。
2017/05/25 NHK総合[クローズアップ現代+]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一 トランプ陣営とロシアの接点・前CIA長官証言 トランプさんはもはや大丈夫とはいえない。ブレナン前CIA前長官は機密情報を全部知り得る立場にあり、通信傍受などで得た選りぬかれたインテリジェンス情報を基にしてしゃべっているだけに、大統領への包囲網は狭まったと言える。ウォーターゲート事件の時のディープスロートというのは隠れたFBIの副長官がネタ元だったが、今回次々とインテリジェンスの関係者たちが公式にコメントを出していて、フェーズがずっと高まってきている。
2017/05/24 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
ジャーナリスト・木村太郎 橋下がブチギレ!?3つの大激論SP・ミサイル発射!北朝鮮vsトランプ大統領 トランプ大統領は金正恩と会うと思う。北朝鮮は核保有国になるだろう。トランプの方針というのはアメリカファーストであり、米国に影響がない限りは話し合いで済むというスタンス。今の米軍には戦争をアジアでやる力はない。このままやっていくとどこかの時点で妥協せざるを得ない。北朝鮮の核は認めるが、運搬手段だけは規制するとか、そういうところに落としどころを見つけるのではないか。
2017/05/22 テレビ朝日[橋下×羽鳥の番組]
橋下徹 橋下がブチギレ!?3つの大激論SP・ミサイル発射!北朝鮮vsトランプ大統領 トランプが軍事オプションを使わないということはもう北朝鮮に見透かされている。今回のチキンレースはくやしいが、北朝鮮の方が上手だった。北朝鮮の核保有もありうるものとして日本はどうするかを考えないといけない。日本はただ核保有は認めずに圧力だけをかけると言うやり方だけではもうだめだろう。
2017/05/22 テレビ朝日[橋下×羽鳥の番組]
コリアレポート・辺真一編集長 米国・トランプ大統領“初外遊”中に…北朝鮮弾道ミサイル発射で緊迫 北朝鮮は絶対にトランプ政権は手を出せないと考えている。マティス国防長官が「万が一軍事力を使った場合は想像を絶する悲劇をもたらす」と言ったことを受けて、ティラーソン国務長官が北朝鮮に「一回騙されたつもりで米国を信用してくれ、実験をやめれば対話する用意がある」と言った矢先にミサイルを発射し、これが「失望した」と言う発言につながった。圧力をかけても対話を呼びかけても制裁をかけても北朝鮮は止まらない。トランプ政権としてはお手上げの状態。
2017/05/22 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
国際ジャーナリスト・春名幹男 米国・トランプ大統領“初外遊”中に…北朝鮮弾道ミサイル発射で緊迫 時がくれば在日米軍基地にミサイル発射もあるということで、そうなってくると日本側としても放っておけない。交渉、あるいは今のような軍事的圧力をさらにかけることでやめさせるという方向しか考えられなくなる。
2017/05/22 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
現代イスラム研究センター理事長・宮田律 トランプ政権は核合意どうする 中東の西半分は紛争や不安定が続いており、イラン、ペルシャ湾岸諸国は安定している。日本としてもこの地域の安定維持を考えることが日本のエネルギー安全保障にも関わってくる。日本は原発ではなく天然ガスの需要が高まると思う。そうなると天然ガスの生産量が世界一のイランとの付き合いが非常に重要になってくる。
2017/05/21 BS朝日[いま世界は]
現代イスラム研究センター理事長・宮田律 今後を左右する「イラン核合意」 トランプ大統領はTPPも離脱したように、核合意からも離脱しかねない。ただ核合意から米国が離脱しても欧州、ロシア、中国、インド、日本など米国以外の国はイランとの経済交流には前向き。米国の圧力が効力を持つわけではない気がする。トランプがイランに厳しい姿勢をとるのは米国国内の要因がある。
2017/05/21 BS朝日[いま世界は]
ニューヨークタイムズ記者・ジョナサンソーブル イラン大統領は現職再選 トランプは選挙戦の時からイランは脅威で、核の合意は間違いと主張してきた。イランの大統領選挙は不都合な結果だったといえる。
2017/05/21 BS朝日[いま世界は]
現代イスラム研究センター理事長・宮田律 イラン大統領は現職再選 イランの国民とすればライシ前検事総長のもとでイスラム的規制が強くなるよりはより自由なロウハニ政権を選んだ。ロウハニ大統領は国際協調を唱え、外国からの投資呼び込みを強調し核合意も実現した。イラン最高指導者・ハメネイ師はイランイスラム共和国体制が安定することが最重要課題。ロウハニ大統領の現実路線で安定すればそれでよいという考えだが、反米、反イスラエルの考えはまだ放棄できていない。一方トランプ政権としては中東に緊張があったほうが米国の軍事産業に都合がいいということもある。
2017/05/21 BS朝日[いま世界は]
現代イスラム研究センター理事長・宮田律 中東歴訪・・・影の主役はイラン 今回の外遊はイラン包囲網構築が目的。サウジアラビアで武器売却契約も結んだが、米国の雇用を確保するという口実にもなった。イランは現実的外交を追求する国で近隣諸国とは良好な関係を維持しようとする姿勢は強い。トランプ政権が構想するNATO同盟の中では反イラン的国ばかりではない。
2017/05/21 BS朝日[いま世界は]
国際ジャーナリスト・小西克哉 乗り切る?・・・弾劾・辞任の可能性は? 米国憲法では18世紀から外国勢力が大統領選挙に影響を与えることを禁止している。それが21世紀の今起こっていたとしたら大問題。あと三権分立の司法妨害もあったとしたら米国の民主主義の大原則を踏みにじっていることになる。もし疑惑が本当であれば、様々な形で悪影響が残る。ウォーターゲート事件の影響は政府への不信感という形で未だに続いている。同じようなことが起こるかもしれない。
2017/05/21 BS朝日[いま世界は]
元国連安保理北朝鮮制裁委員会委員・古川勝久 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… 石炭の次の輸出産品である鉄鉱石には上限がないので、輸出量が減っていない。これを減らしていくとか、北朝鮮の海外労働者の受け入れ禁止措置などは、新しい安保理決議で必要になる措置。同時に、北朝鮮が核ミサイル目的に海外から先端製品を買って、それを転用するのを止めなければいけないがここが非常に弱い。北朝鮮の制裁回避行為に合わせて安保理決議自体はすごい権限を加盟国政府に与えているが、加盟国政府はそれを国内法に落とし込めていない。各国がやっていかないと実務能力面で問題が大きくなっている。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
南山大学教授・平岩俊司 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… 韓国は自分たちが北朝鮮問題の当事者であるという意識が強く、どこかの段階で当時者としてのイニシアチブをとりたいという誘惑に常に駆られている。文在寅大統領は北朝鮮には融和的な対応で変化を求めていく基本姿勢。今後、日米韓の協力体制をいかに維持していくのか、その際に日本の役割は非常に大きい。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
元海上自衛隊司令官・香田洋二 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… 中国は相当な所まで締めるといっているが、100締めるかどうかはわからない。1つの回答が14日。中国は北朝鮮にミサイル発射されてしまった。中国に過剰な期待は禁物。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学准教授・神保謙 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… トランプ政権はこの事態をどう収束させるかという出口戦略を真剣に考え始めている。マティス国防長官とティラーソン国務長官が共同声明を出して、北朝鮮と交渉する用意があるとした。軍事的不可侵と体制保障をセットにして考える前提は、北朝鮮が核開発計画をやめることだというパッケージ。まだ北朝鮮がこの条件に応じる段階とは言えず、むしろ中国に米国の姿勢を確認させる意味合いが現時点では強い。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
元国連安保理北朝鮮制裁委員会委員・古川勝久 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… 対北朝鮮外交政策を行う機微かつ繊細な包括的な外交戦略を遂行できるような体制が今のホワイトハウスにはない。ティラーソン国務長官はいるが、トランプ大統領と直結した特使が任命されていない。軍事的圧力をかけたにも関わらず、すぐ打ち消すような発言を大統領がしてしまう。それによって中国、北朝鮮に対する外交的圧力が一瞬軽減したかのように感じられる。まずはトランプ政権が、政権としてしっかりと外交的に向き合える体制を作ってもらうことが重要。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
外交評論家・岡本行夫 イラン大統領選・ロウハニ師・再選 中東で最大の軍事国家はイランとトルコとイスラエル。いずれも非アラブ国家。中でもイランがどんな方向に行くかが非常に大きな影響を及ぼす。ロウハニ師とは以前、個人的にあったことがあるが、西側の指導者にもめったにいないぐらい穏健でバランスが取れていて立派な人物。ところがトランプ大統領はそのロウハニ師に対し目の敵のように対応している。せっかくイランが核合意まで来たのに、このままいけばイランが中東の中で国際協調路線はやめたということになれば大混乱になる。
2017/05/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元海上自衛隊司令官・香田洋二 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… 米国が外交で配慮しているのは中国。日本海に展開しているが、黄海には全く展開していない。この先、長期戦で外交政策を展開していくと見ている。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学准教授・神保謙 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… トランプ政権自身はオバマ政権がとってきた戦略的忍耐があまりに受動的であるという形で、それを超えた政策体系を作ろうと言ってきた。軍事的オプションも含めて北朝鮮に圧力をかけるが、同時に経済制裁で圧力をかけ、その上で対話に臨んで行くということをパッケージで目指していくということ。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
元国連安保理北朝鮮制裁委員会委員・古川勝久 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… 今回の発射試験で1番懸念されるポイントは、これまでは北朝鮮は旧ソ連のエンジンをコピーして作るのが主流だったが、今回使われたエンジンは明らかに旧ソ連製をベースにして自分たち自身でデザインを作り直して製造し、成功している点。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
元中国大使・宮本雄二 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… 核兵器を北朝鮮が持つことによって中国にしろ、米国にしろ、黙らなければいけない局面が出てくる。そこまで北が進めてきたので、中国も相当慌てている。中国自身が北朝鮮の核兵器の存在を現実のものとして考えなければいけない位の状況になったということ。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学准教授・神保謙 「新型」ミサイル発射・対北朝鮮・国際社会はいま… ICBMの開発には技術的にクリアしなければいけない問題がある。この中で宇宙に出て大気圏に再突入する技術がハードルと言われてきたが、技術的突破が今回、成功したという報道がなされている。それが本当だとすると、米国に対するミサイルの脅威は1段階レベルが上がったと言える。
2017/05/21 NHK総合[日曜討論]
外交評論家・岡本行夫 “共謀罪”採決を強行・23日にも衆院通過? 法務大臣は説明不足で能力不足。国民に法案の意味が正しく伝わっていない。この法律は日本に必要。国際組織犯罪防止条約(パレルモ条約)に入るために備える必要がある。共謀罪というのは世界中のどの国でも標準装備している。他の国では日本のような反対論はほとんど起きていない。パレルモ条約は187か国が参加していて、入っていないのは日本とコンゴ、ソマリア、南スーダンなどの11か国ぐらいしかない。このままでと世界の犯罪者にとって日本が安全な国になってしまう。
2017/05/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
岸井成格 “共謀罪”採決を強行・23日にも衆院通過? 最初の原案にはテロリストのテの字も入っておらず、目的がどうも違うのではないかというのがある。以前、廃案になった共謀罪の焼き直しの色彩が非常に強い。そこが法務大臣の答弁がしどろもどろになってしまう最大の原因。今回の法案は戦前に出た治安維持法の現代版と言われ、治安維持法が最初に出たのは1925年だが、当時の政府は一般の人や政党や団体は対象になりませんとしてきた。しかし法案成立後はどんどん強化されていき怪しい人間の捜査から始まって検挙に至るというものになった。他の国と違うのは日本にはそういう戦前の教訓というものがあること。
2017/05/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
評論家・大宅映子 “共謀罪”採決を強行・23日にも衆院通過? 一般市民と、何かやりそうな人に仕分けなどできるわけがない。テロリストがわかりやすくはちまきを巻いているわけもなく、一般人が影響は自分達に及ばないともし思っているのだとしたらたらちょっと能天気すぎる。
2017/05/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
福山大学客員教授・田中秀征 “共謀罪”採決を強行・23日にも衆院通過? 安倍総理は共謀罪の運用は慎重にやるとは思うが、とんでもない人が総理大臣や政権トップに上った時など将来的に問題がある。今度の法律は担当大臣すら説明のできないもので、誰が作った法律なのかという印象。いろんな疑問点があるのに強引に通そうとしているのは将来的に非常に危険。単純明快な法律にやろうとすればできたのに、安保法制の時のようにいろんなものを突っ込んで30時間という時間だけを前に出してきた。量がたくさん詰め込まれているのでその何倍もの時間をかけないといけない。
2017/05/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉(VTR) 中国のやり方に反発も・経済的に“乗っ取られた国” 表向きは巨大経済圏を作ると謳っているが、中国の真の狙いは中国にとって非常に有利な安全保障を構築していくということ。借金を一部帳消しにしてあげるという形で次々と中国の軍港にしていく。これを中国の新植民地化政策と位置付けることも可能。
2017/05/20 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]
拓殖大学教授・富坂聡 米国・トランプ大統領・弾劾の可能性は 中国はトランプ政権発足時からどこに外交の中心があるのか見極めようとしていたが、2月14日のフリン氏の辞任とその後スパイサー報道官が、クリミア半島を戻せとロシア政策を転換した時点でトランプの手の中には外交はないのではないかというふうにとらえている。
2017/05/20 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
高須クリニック・高須克弥院長(VTR) 高須クリニック院長が提訴・怒りの理由を本人語る “イエス高須クリニック”はみんなが僕のことを思い浮かべてくれるように、40年かけて構築してきたイメージ。それを陳腐だとか、悪徳美容外科の仲間に入れられたら、すごく怒りを覚える。国の指導通りに作っておいて陳腐と言われたら、こちら側に傷がつく。悪徳美容外科の代表だと思われるのはすごく不本意であり、違うということを明確に言うのが筋。
2017/05/20 フジテレビ[めざましどようび]
解説委員・水野倫之 道筋つけられるか・核のごみ問題 政府は早く地図を示すべきで、国民全体での議論を早急にスタートすべき。そこで政府がきちんと説明しなければならないのが、本当に日本で地下処分が出来るのかという点。欧州と違い日本には20億年もの間変化していない安定した岩盤があるわけではない。大きな地震もよく起きる。地下にはまだ知られていない活断層もあるとみられ、地下処分ができるのか疑問に思う国民は多い。それでも政府としてなぜ10万年の安全を保証出来ると判断したのか。その根拠について納得できる説明をしていくことが必要。
2017/05/20 NHK総合[時論公論]
解説委員・水野倫之 道筋つけられるか・核のごみ問題 日本よりも処分場選びが先行している国のほとんど全てが、大きな混乱や反対運動を経験している。世界で最終処分地を決めたのはフィンランドとスウェーデンだけ。取り組みが遅かった日本では、まだ核のごみ問題自体を知っている国民が多いとは言えず、まずはこの問題を知ってもらって議論を深めていくことが重要。
2017/05/20 NHK総合[時論公論]
解説委員・水野倫之 道筋つけられるか・核のごみ問題 表現よりも問題なのは、半年前に示すと国民に約束していた核のごみの処分場の地図をいつ提示するのか、未だに目処を示していない点。経済産業省は、地図を冷静に受け止めてもらえる環境が重要だと説明している。地図の提示をきっかけに数ヶ所以上の自治体が関心を示すことを期待しており、その先の文献調査につなげるきっかけをつかみたいという思惑がある。そのためにも地図の提示で大きな騒ぎになるのは避けたいというのが本音。表現も慎重な言い回しにし、提示に時期も状況を見て探ろうとしている。その一環として一般市民だけでなく、全国の都道府県の担当者に対する説明も始めている。地図はあくまで地盤の特性を示すもので人口は考慮しておらず都市部も好ましい地域となる可能性がある。
2017/05/20 NHK総合[時論公論]
ブルッキングス研究所フェロー・トーマスライト(VTR) トランプ大統領・ロシア疑惑追及続く中・初の外遊も“いばらの道”? トランプ大統領にとってはリスクの大きい外遊だ。ロシア疑惑などに逆に光をあててしまい他国とぎくしゃくし、各国の首脳とも人間関係を構築するのが難しくなるだろう。
2017/05/19 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
安全保障問題専門家・古川勝久 「ロシアゲート」揺れる米国・北朝鮮政策への影響は 今後米国が北朝鮮に向き合うシナリオとしては「何もしないで現状維持」、「米国によるピンポイントの武力行使」がある。これは日本も韓国も巻き込まれるので絶対に阻止しないといけないシナリオだが、93、94年に実際にクリントン政権は考えていたこともあり、可能性としては排除すべきではない。「米朝の間でICBM凍結合意」は米国にとっては良いが、日本にとっては困った問題。米国による北朝鮮への武力行使を防ぐ意味では非常に重要。北朝鮮のこれ以上の技術開発を防ぐ枠組みは必要。
2017/05/19 BSジャパン[日経プラス10]
安全保障問題専門家・古川勝久 「ロシアゲート」揺れる米国・北朝鮮政策への影響は トランプ政権は軍事のコンポーネントに関して目立つものがあるが、外交的なアプローチはことごとくお粗末。中国、北朝鮮に関して拳を振り上げるのは早いが、振り降ろすのもまた早い。北朝鮮と対話する人物が任命されていないので、そもそも対話できる人もいない。できもしないのになぜこんなタイミングで緊張を高めた上、実は軍事力も行使できない状況にある。このような状況が続くと対北朝鮮外交はうまく進まない可能性は高い。
2017/05/19 BSジャパン[日経プラス10]
花澤雄一郎キャスター 疑惑追及強まる中…初の外国訪問へ 中東版NATOにはスンニ派のサウジアラビアを中心にして米国と関係が良好な国をまとめて、中東の新たな秩序を作る狙いがある。そうなればシーア派大国イランの封じ込めにつながり、イランとの関係の悪化は避けられず、シーア派、スンニ派の宗派対立の深まりにもつながりかねない。トランプ政権はイランとの核合意は結局、核開発を進展させてしまった北朝鮮の二の舞になるのではないかという思いが非常に強く、イランへの圧力を強めていく可能性があり、これを国際社会は懸念しているが、トランプとしては米国と特別な関係にあるイスラエルがそれを望んでいることもあるし、あの核合意自体がよくないという2つの思いがある。
2017/05/19 BS1[国際報道2017]
国際ジャーナリスト・春名幹男 「内憂外患」米国・トランプ大統領・弾劾の可能性は!? 今のところイスラエル側は、トランプ大統領とちゃんとした会談をやりたいという態度を示しているが、中東における情報はモサドが一番持っておりCIAそのものがモサドから情報をかなりもらっている関係にある。今、ロシアの情報機関とイランの情報機関の関係が非常にいい状態にあり、ロシアからイランに情報が流れている可能性は十分にあり、イスラエル側が安全保障上のダメージを受ける可能性が十分にある。
2017/05/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
ジャーナリスト・後藤謙次 トランプ大統領窮地に・潮目は変わった? 弾劾というキーワードを軸にワシントンの政治が回り始めたとの考えを示す人がいる。早くもトランプ大統領の退陣を前提にペンス副大統領の昇格を前提にして、その後の副大統領を誰にするかとの声すら聞こえてきている。安倍首相はトランプ大統領といい関係を作っている。トランプ大統領が崖を転がり落ちるような形になってくると安全保障を含めた日米関係全体にも影響を与えかねない。
2017/05/18 テレビ朝日[報道ステーション]
フジテレビ編集委員・風間晋 トランプ大統領・ロシアに機密情報漏えいか 米国の情報機関がオバマ大統領にあげた報告書が公表されているが、それによると米国の情報機関としてはロシアがプーチン大統領の指示で米国の大統領選挙にヒラリークリントンが嫌がる方向性で干渉してきたことが認定されている。今、行われているFBIの捜査の核心はこれにトランプ陣営が何らかの関わりを持っていたのかどうかというところにある。
2017/05/16 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 国境封鎖&同盟破棄も!?・北朝鮮に中国「戦後のカード」 これだけ多くの国際社会の人々を呼んで、中国の権威を示そうとしたのに面子を潰された。この場に北朝鮮を呼び込んだという責任もあるので中国はその責任を取る必要もある。一番いいのは中朝の国境封鎖。4月20日に北朝鮮が中国に対し核実験を行うと言った時、中国は「もしもそれをやれば中朝の国境を封鎖する」いう脅しをかけ、北朝鮮は核実験を引っ込めたという経緯がある。中朝の国境封鎖は1969年、中国・毛沢東と北朝鮮・キムイルソン国家主席の時にも封鎖したことがあるので非常に高い現実性を持っている。これをやった場合、北朝鮮はもしかしたら中国に向けてミサイルを撃つ可能性があるが、その時には中朝で戦争をやればよい。トランプ政権が誕生するまではいざとなったら中国が北朝鮮をやるというシナリオまで存在した。
2017/05/16 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
山下達也記者 包囲網の中…新型の脅威“過去最長”の飛距離 グアムを射程に収めた今の時点ですでに重大な脅威と伝えられている。ある専門家は「グアムには米軍基地、爆撃機があり、そこを核弾頭とミサイルを合わせてみれば北朝鮮は米国に対して限定的な核抑止力をすでに持ってしまったことになる」と指摘している。トランプカラーのない手詰まり感が出ており、今後グアムから爆撃機がけん制で飛ぶかどうかチキンレースと対話が焦点。
2017/05/14 テレビ朝日[サンデーステーション]
フリーライター・金香清 慰安婦問題“日韓合意”見直しは? 韓国国内に目を向けると朴槿恵政権が勝手にやったという印象が強い。文大統領は破棄ではなく再交渉と言っている。文大統領が世論のまま流されるのか、世論もある程度見極めつつ切り抜けていくのか今後見ていくしかない。
2017/05/14 BS朝日[いま世界は]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 南北関係・南北会談意欲・国内外の反応は THAADの問題を前面に出すと米韓が正面衝突するので文大統領は自分らしさを出すために開城工業団地の再開に手をつけ、北朝鮮を懐柔していく太陽政策を推進するだろう。
2017/05/14 BS朝日[いま世界は]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 南北関係・北朝鮮ミサイル発射・各国の反応は? ロシアは最近非常に北朝鮮と関係がいい。ロシアは大変な影響力が金正恩体制に対してあるのに何もしていないのはなぜかという不満がトランプにある。
2017/05/14 BS朝日[いま世界は]
恵泉女学園大学准教授・李泳采 南北関係・北朝鮮ミサイル発射・各国の反応は? 文在寅大統領はまだ人事が終わっていない。安保、外交、国防の人を選んでいる所。太陽政策を一番最初に打ち出した金大中大統領時代、これを試すために北朝鮮は西海岸で軍事衝突をかけてきた。これと同じように文大統領の戦略を試したいということがあった。来月は米韓首脳会談が予想されるので今のうちにやれるところまでやってテーブルに臨みたいという戦略的判断。
2017/05/14 BS朝日[いま世界は]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 南北関係・今回のミサイル…新型か!? 米国はもしICBMを発射する予兆があるのであれば、その基地を攻撃すると言ったことがある。ICBMを発射されて一番困るのはトランプ政権。なぜ爆撃しないのかという話になってしまう。北朝鮮が技術的にICBMの技術を持ったことをおそらく米国は確認しているはずだが、言いたくても言えない。トランプ政権ははぐらかしている。
2017/05/14 BS朝日[いま世界は]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一 南北関係・今回のミサイル…新型か!? 米国政府は早い段階でICBM・大陸間弾道弾ではないと言っている。米国本土に直接の脅威ではないとなり、直ちに伝家の宝刀を抜いて北朝鮮への外科手術的な空爆にいかないというニュアンス。一方で日本政府の反応は大変厳しい。米国、韓国、日本の反応は少しずつ違う。
2017/05/14 BS朝日[いま世界は]
寺島実郎 北朝鮮の核実験・中国が強く警告 北朝鮮問題のカギを握るのは中国。中国に対して米国は褒め殺し作戦で一つの中国論を認めるとか、為替操作国にはしないという褒め殺しで影響力を発揮してもらおうとしている。中国は石油の供給だとか北朝鮮の銀行、金を握っている。どこまで本気で中国が北朝鮮を対話という路線にまでもってこれるのかがポイント。
2017/05/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]
龍谷大学教授・李相哲 北朝鮮弾道ミサイル発射・30分間800km飛行 核心の問題は、文政権がTHAADをやめるかやめないかのメッセージ。彼の本音はTHAADを撤回し、中国との関係修復。しかし米国が説得できるかが問題。
2017/05/14 フジテレビ[新報道2001]
拓殖大学大学院・特任教授・武貞秀士 拓殖大学大学院・特任教授・武貞秀士 文は一ヶ月ほどは現実路線を歩む、しかし北朝鮮がミサイル発射、核実験をやればやるほど南北首脳会談に出るような政権。
2017/05/14 フジテレビ[新報道2001]
拓殖大学大学院・特任教授・武貞秀士 北朝鮮弾道ミサイル発射・韓国・新北政権はどう出るか? この2日間、クソンに移動式発射台が準備され、発射間際だという情報が一部で流れている中で、米国はずっと傍観していた。北朝鮮はトランプ政権の足元を見ている。日本はしっかりと防衛分野の装備をし、弾道ミサイルを持つという選択、航空母艦も造ることを日本もしてもいい。敵基地を攻撃する能力を持っている日本を甘く見るなというメッセージを発していくべき。
2017/05/14 フジテレビ[新報道2001]
東京大学大学院教授・西崎文子 トランプ政権vsメディア・記者会見をやめる可能性も この問題はウォーターゲート事件以上に実は大きな問題。裏にある疑惑の大きさは民主党本部を盗聴したというウォーターゲート事件などというレベルのものではない。ロシアとの関係が疑われているというその疑惑の大きさとトランプ自身が自分が何をやっているのかわかっていないことがある。混乱に混乱を重ねて火消しをする間にさらに混乱を引き起こしさらに悪化させている。
2017/05/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 トランプ政権vsメディア・記者会見をやめる可能性も 4割の支持率の大統領、政治任命の行政官僚がまだ4分の1も決まっていないという非常に不安定な状況。FBIの長官でさえ自分なら首にできるという感覚で向き合っている。トランプの物の考え方は全てがディール。世界が大きく変わっているのに国際政治もロシアや中国など大国主義的なディールでやれると思っている。米国は国際社会の中で大きく枠の外に孤立してきている。記者会見をやめるというのは大統領としては切ってはいけないカード。
2017/05/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]
自民党・幹事長代行・下村博文 北朝鮮・早朝・弾道ミサイル発射・菅官房長官・2度目の会見 ICBMだとしたら米国まで届くミサイルを北朝鮮が開発をほぼ完了したというメッセージになる。これは米国にとっても大変な脅威。トランプ政権にとっても新たな対処策を当然考えてくることになる。まずは米国は中国としっかり連携をとるのが優先順位として高く、中国の動きが米国にとっても対北朝鮮対策で大変重要。中国にとっても北朝鮮は脅威。中国を巻き込みながら北朝鮮に厳しく出るべき。
2017/05/14 フジテレビ[新報道2001]
元自衛隊司令官・香田洋二 北朝鮮・早朝・弾道ミサイル発射 飛翔時間が30分と長く、非常に驚いている。ロシアの1万キロ級弾道ミサイルで飛翔時間が大体30分。一般の常識からするとICBMの可能性が高い。米国に届くというメッセージに他ならない。
2017/05/14 フジテレビ[新報道2001]
拓殖大学大学院・特任教授・武貞秀士 北朝鮮・早朝・弾道ミサイル発射 これから米国に照準を合わせて外交も軍事もやろうとしている。5月10日に韓国に融和派の新大統領が誕生した。今、軍事的に強硬姿勢を示してもマイナスにならないと非常に計算した上で各国の準備も不足しがちな日曜日の朝に行った。まさにこの時間、このタイミングを狙った。
2017/05/14 フジテレビ[新報道2001]
早稲田大学教授・中林美恵子 トランプの真意は!?衝撃!FBI長官を電撃解任 議会がこれから大きな力を発揮していく。共和党が議会を多数握っているので弾劾まではいかない。2年間はなんとか逃げ切れるのではないか。
2017/05/13 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子 トランプの真意は!?衝撃!FBI長官を電撃解任 コミー長官をクビにするのであればもっと早くすべきだった。ヒラリークリントン候補も自分が負けたのはコミー長官が自分のメール問題を取り上げたからだと言っており、コミー長官については民主党の人たちでさえおかしいと思っている。今どうして首なのかが大問題。ロシアとの問題になにか隠したいことがあるのではないか、捜査を妨害する意図があるのではないかということで火がついてしまった。
2017/05/13 BS朝日[激論!クロスファイア]
国際教養大学大学院客員教授・国際ジャーナリスト・小西克哉 トランプの真意は!?衝撃!FBI長官を電撃解任 トランプは共和国の大統領ではない。王権主義者。ルイ14世みたいなもの。周りはみんな家来。基本は忠誠を誓うかどうか。FBI長官は憲法には忠誠をつくせても個人にはつくしてはいけない。共和国のトップとしては忠誠を誓うのはしてはいけないこと。
2017/05/13 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子 どうなる!北朝鮮対応・米国トランプ政権の安保政策 米国は今、中国をものすごく必要としている。米国が気が付いたのは北朝鮮に対する情報が少ないということ。今までCIAには国を標的にした諜報プロジェクトはなかった。今回、北朝鮮という1か国を取り上げてチームを作ることになった。
2017/05/13 BS朝日[激論!クロスファイア]
国際教養大学大学院客員教授・国際ジャーナリスト・小西克哉 どうなる!北朝鮮対応・米国トランプ政権の安保政策 米朝の目標は最終的には合致しないのでトランプ政権の間、限定的な武力衝突はまだ十分に可能性としてはありえる。
2017/05/13 BS朝日[激論!クロスファイア]
国際教養大学大学院客員教授・国際ジャーナリスト・小西克哉 どうなる!北朝鮮対応・米国トランプ政権の安保政策 「適切ならば北朝鮮・金正恩委員長と会談するし光栄に思う」という発言はトランプ大統領の失言で、スパイサー報道官は右往左往するしかなかった。
2017/05/13 BS朝日[激論!クロスファイア]
読売新聞特別編集委員・橋本五郎 トランプ大統領・FBI長官を解任 トランプ大統領は日本で言えば指揮権発動みたいなことを公然とやっている。ここが非常に問題。
2017/05/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
元米国国務省日本部長・ケビンメア トランプ大統領・FBI長官を解任 問題はトランプ大統領とホワイトハウスからいろいろ矛盾した説明が出ている点。ホワイトハウスからの説明が毎日変わるのでトランプ大統領とホワイトハウスの信頼性を損なっている。弾劾の話しはちょっと早いが、共和党の中からも大統領に対する批判の声がある。おそらくこれから議会の方から特別な調査が行われる可能性が高い。
2017/05/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
解説委員・今井純子 増したのか?企業の稼ぐ力 日本企業はこれまでたくさん人を雇い、安い製品やサービスを提供する薄利多売のビジネスモデルを得意としてきた。ここへ来て長年の課題だった稼ぐ力をつける取り組みがようやく出てきた。背景にあるのは人手不足。今、稼ぐ力を高めて、賃金を上げたり働き方を変えたりして、魅力的な会社に出来なければ、欲しい人材が得られなくなり、いずれ経営が行き詰まりかねない。その危機感が経営者の背中を押している。
2017/05/13 NHK総合[時論公論]
みずほ総研チーフエコノミスト・高田創 ここに注目!来週の経済「中国・一帯一路会議」 中国は秋に党大会があるので、一帯一路会議で内外に中国の力を示したいということがすごくある。今、世界中の株は結構良いが、中国は意外と下がっている。金融を引き締めているのではないかという噂がある。
2017/05/12 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
富士通総研・主席研究員・柯隆 中国経済最新動向 中国経済のトレンドを見ていると、ずっと下がっているという趨勢は変わっていない。しかも今までの10%の成長に比べれば6.5%ぐらいになってきている。ある意味ではマイナス成長。インフラ投資が頭打ちになっていて、鉄鋼、自動車、アルミなど過剰設備が多く、これ以上投資できない状態。唯一投資できるのが不動産だが、バブルになっていて非常に危険な状態。中国人は社会保障が担保されていないので安心して消費できない。格差が大きい社会なので金がない人は消費できない。金のある人は海外で消費する。輸出もマイナス成長。実体の今の中国経済はマイナス成長に陥っている。
2017/05/12 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 中国経済最新動向 公共投資主導型の中国経済。中国の国際社会に対する購買力が為替が弱まっているという事も含めて弱っている。中国は、グローバルガバナンスに参画し、引っ張って行こうという意思を強く持っていて、AIIB構想などをぶち上げている。中国は曲がりなりにも構想力を語っているが、日本が語っているのは、中国危ないというだけで、アジアをどうしようと思っているのか、世界をどのような構想の下に引っ張って行こうとしているのかが聞かれない。
2017/05/12 BS11[報道ライブ INsideOUT]
富士通総研・主席研究員・柯隆 “核心”習近平国家主席 習近平国家主席が経験した下放の経験が彼に残したレガシーは大きかった。習主席が学校で受けた教育は全て毛沢東教育だった。彼は民主主義の教育を一切受けたことがない。
2017/05/12 BS11[報道ライブ INsideOUT]
富士通総研・主席研究員・柯隆 中国・北朝鮮関係の本質 中国が北朝鮮に切ってはいけないカードは食糧。これは人道主義の問題になる。石油の輸出を止めると、北朝鮮は非常に苦しくなる。北朝鮮は銀行を持っていないので、中国が銀行を止めてしまったら、お金の流れも止まってしまう。
2017/05/12 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 中国・北朝鮮関係の本質 米国サイドの北朝鮮に対する制裁強化のカードでは海上封鎖などという言葉がワシントンでの議論で耳に残っているが、これをやると何らかのコンフリクトが起こる可能性がある。本当は誰も戦争というカードに突っ込みたくはないが、予想もつかないような展開というのも全くないとは言えない。
2017/05/12 BS11[報道ライブ INsideOUT]
富士通総研・主席研究員・柯隆 中国・北朝鮮関係の本質 中国は北朝鮮に対して、あまり影響力を持っていないと言われているが、エネルギーと食料に関しては完全に北朝鮮は中国に頼っている。北朝鮮は出来ればレジームチェンジはしてほしくないという中国の弱みを握っている部分がある。それは難民。北朝鮮がレジウムチェンジした場合には1000万人ぐらいの人が押し寄せる。朝鮮族のエリアに紛れ込まれたら中国としてはどうにもならなくなる。
2017/05/12 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 ネットワーク型の世界・大中華圏 冷静に米中貿易というものをよく見れば、見事な補完性がある。米国は中国に対してものすごい貿易赤字。この貿易赤字は、米国の企業が中国に進出して工場を建てて、その工場で出来上がった製品(例えばナイキのシューズ)が米国へ製品として輸出されていっている。この赤字によって儲けているのは米国の企業。万が一、米国が中国の最恵国待遇を見直すなどというような場合には政府に圧力をかけてやめさせようとするのは米国の企業。中国から米国に輸出しているものの6割近くが、ブーメラン輸出だった。そういう性格を理解していないと米中関係の本質は理解できない。
2017/05/12 BS11[報道ライブ INsideOUT]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 中国「一帯一路」“招待状なし”韓国出席へ…舞台裏 いざとなったら中朝軍事同盟を破棄するなどと追い詰めておきながら、5月3日から中国は北朝鮮との水面下の会談、話し合い、交渉、それから韓国、米国との交渉を始めている。中国が北朝鮮に望むことは改革開放。「一帯一路」サミットは中華人民共和国が建国されて以来の最大の行事であるとの位置づけで、ここで北朝鮮情勢の大きなターニングポイントを作ろうというのが中国の決意。
2017/05/12 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 中国「一帯一路」“招待状なし”韓国出席へ…舞台裏 トランプ大統領は韓国大統領選挙の討論会がある前日にTHAADの経費10億ドルを払えなどというようなことを言えば大統領選挙において保守派にマイナスの影響を与えるに決まっているのにこれをやってしまった。結果、アンチョルス候補には非常に不利に働いた。これはトランプ大統領の最大のミス。
2017/05/12 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
番組アナウンサー 中国VS韓国・THAAD配備は!?北朝鮮政策の行方 文大統領とトランプ大統領との電話会談は30分、文大統領と中国・習近平国家主席とは40分間、文大統領と安倍総理大臣との会談時間は25分間だった。
2017/05/12 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
元防衛相・小野寺五典 研究「敵基地反撃能力」・日本の次なる“抑止”とは 日本が直面する安全保障環境が大きく変わった。これまでは日本がどう支援するかという環境だったので後方支援という考えで良かったが、北朝鮮が核実験、弾道ミサイル発射実験を行い対象が日本だという。何かあれば日本が当事者として対応する事になる。
2017/05/11 BSフジ[プライムニュース]
元防衛相・小野寺五典 研究「敵基地反撃能力」・日本の次なる“抑止”とは 相手の一般人を殺傷する、相手の政権を転覆させるということではなく、あくまでも2発目以降を撃たせないための反撃能力。私どもが今回提言しているのは専守防衛の域を出ていない。
2017/05/11 BSフジ[プライムニュース]
東京都知事・小池百合子 市場問題・きょう流通業界に聞き取り「何よりもヒアリングが大事」 市場のあり方戦略本部での小池都知事のコメント
「そういえば市場って365日やっていなかったなぁ。水産物なので目からウロコが落ちた感じがした」
2017/05/10 TBS[ゴゴスマ]
橋本五郎 徹底分析・文在寅新大統領誕生・今後・北朝鮮と融和? 米国と中国の圧力の間で韓国の新大統領ができることはそんなにはない。
2017/05/10 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
元駐韓大使・武藤正敏 徹底分析・文在寅新大統領誕生・今後・北朝鮮と融和? 米国の言っている北朝鮮との対話というのは非核化したあとに対話しましょうということ。文在寅さんが言っている対話というのは核を凍結して非核化の段階的プロセスに至る間に対話しましょうということで全然対話の質が違う。
2017/05/10 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
ジャーナリスト・手嶋龍一 新しい韓国を!韓国・文在寅新大統領・圧勝 トランプ政権は、文政権の発足は織り込んでおり、肝心のTHAADについてはほとんど譲る気配はない。一方ではTHAADの費用の一部を韓国側に負担しろという難しい注文をしている。ここのところではかなり関係を悪くするかもしれない。
2017/05/10 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
ジャーナリスト・後藤謙次 大統領選「本命」を緊急取材・日米韓の包囲網に変化も 文在寅氏は当初から北朝鮮に対し非常に融和的な政権をとると見られていたが、ここにきて文氏自身が路線をやや変更しつつある。ワシントンポストとのインタビューでは米国と対話しながら政策を進めていくとしている。政府関係者は文氏はピョンヤンではなく真っ先にワシントンに行くかもしれないと言っている。THAADについても中国から圧力を受けているのがおもしろくないと感じている。むしろ日米と緊密にやっていこうという流れが出てきているのではないか。とりわけ日本とは慰安婦問題で冷却期間が続いているが、安倍総理がおそらくソウルに祝電をかけた時に韓国側がどういう対応をするか。日韓関係についても前向きに対応しようという空気も流れている。
2017/05/07 テレビ朝日[サンデーステーション]
エコノミスト・伊藤洋一 AIIB・日本の加盟はあるのか? ADBとAIIBは競合していない。AIIBはまだ大きな融資をしていないし、体制が整っていない。日本はADBで粛々とアジアの開発に融資していけばいい。今はまだ入らない方がいいが、中国がアジアに対するスタンスを変えてきているのでその場合は日本もAIIBに参加しても良いのではないか。
2017/05/07 BS朝日[いま世界は]
日本文学研究者・ロバートキャンベル 韓国・新大統領を待ち受ける議会の壁 核、慰安婦をめぐる合意、外交の不協和音をここで作るということは韓国にとっても、経済からしても不利益を被る。現実路線にどう引き戻すか韓国議会に期待したい。
2017/05/07 BS朝日[いま世界は]
エコノミスト・伊藤洋一 韓国・新大統領を待ち受ける議会の壁 文在寅は開城工業団地を再開しろと言っている。北朝鮮は開城工業団地で得られた外貨で核、ミサイルを開発したと言われている。文になったら対米、対日関係で韓国はコントロールしがたいところにいってしまうのではないか。
2017/05/07 BS朝日[いま世界は]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか 最初はどうなるかと思ったが見方が変わってきた。トランプ大統領のまわりには素晴らしい人たちがついてきている。ティラーソン国務長官、マティス国防長官、マクマスター安全保障担当大統領補佐官、ウィルバーロス、ジャレッドクシュナーの5人は歴代の米国のどの政権よりも強力なチーム。ワインバーガーやシュルツ以上のチームといえる。クシュナーは非常に頭が切れる人で、彼がホワイトハウスの真ん中に陣取っている。彼らが大統領の過激なところを抑え込みバランスのある方向にトランプ大統領をもって行っている。彼らの外交政策は安心して見ていられる。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
東京財団研究員・小原凡司 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか 中国は北朝鮮に足元を見られている感覚がずっとある。北朝鮮が中国の言うことを聞かなかったのは、中国の緩衝材として必要とされている認識を持っているということ。中国も北朝鮮の暴発を恐れて強く締め上げなかった。米国の軍事力行使まで中国は視野に入れた上で、その後どうなるかまで考えている。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・リージョンウォン 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか これまでの対話の模索、米朝交渉は失敗ではあるが、米朝交渉が続いたり枠組みがある間は(核を)遅らせたのは事実。トランプ政権は全力投球で何らかの結果を見出そうとしている。北の核をすぐ放棄させるのでは難しいので、まずは止める、その後いかに減らしていくか、減らすプロセスをいかに短くするかの知恵の勝負。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか 米国は今まで本気ではなかった。北朝鮮は94年からノドンミサイルで日本を完全にカバーしていたが、米国の本気度はいまひとつだった。今、自分達のところに届くICBMの開発をしそうだというので慌ててきている。仮に交渉でICBMの開発をやめる代わりに今まで持っている核弾頭はそのままにしていいということになると、日本と米国の間が分断される恰好になる。そういうことがないように拉致問題も含めて、日本は米国に同盟国の利益は自分達の利益だということを守らせるようにやっていくべき。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
東京財団研究員・小原凡司 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか 中国は軍事衝突が起こると困る。中国の軍事力は米国に、はるかに及ばない。軍事的ゲームが始まるとロシアが入ってくる。6者協議はロシアが北東アジアにおいて唯一恒常的に安全保障問題に関われる枠組みのため、6者協議を推す。中国としてはロシアの影響が強くなることも好ましくないと思っている。米朝が2国間でやってくれることが好ましい。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか 中国は国内政治が1番大事だが、対外関係では米国が1番大切。トランプ政権はなかなかしたたかなところがあり、最初に中国に圧力をかけ、中国は米国に相当利用されやすい立場になっていて、北朝鮮がどこまで中国の圧力に耐えられるかの我慢比べになっている。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
東京財団研究員・小原凡司 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか 中国にとって今1番大事なのは国内政治。中国共産党第19回全国代表大会は習近平国家主席が権力を掌握できるか、今後もこの地位に居続けられるかどうかが決まる大会。本音は何も起こらないのが1番良い。それまでは中国が主導的に何かをすることはない。緩衝材としての北朝鮮は金正恩委員長が最高指導者でなくても構わないと中国は考えている。金委員長がかえってお荷物になっているという認識が中国にはある。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか 中国企業が北朝鮮の取引のパートナーになっている。そこに制裁を加える時には中国の了解が必要。そのために(トランプ政権が)圧力を加えることはある。中国やロシアとの関係を強化していく中において、中国との間には貿易問題や南シナ海の問題がある。ロシアとはクリミアやシリアをめぐる対立がある。どこまで目をつぶるかは米国の国内的な問題でもあるので難しい点もある。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか 米国の圧力は功を奏している。この状況の出口がどこなのかがポイント。米朝間の対話が実現したとしても、従来の瀬戸際外交の繰り返しに舞い戻るのではないか。米国がこの先使えるカードはそう多くなく、いかに中国やロシアに働きかけていくかが重要。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]
岸井成格 韓国大統領選挙・大きくリードするムン候補 もし文氏がそのまま大統領になるとすると、心配な要素がある。あれだけの日韓合意を見直し、交渉し直すと言っている。慰安婦問題も最終的に決着をつけたはずなのに、そうではないということにもなる。北朝鮮に対しては日米同盟関係というのがあるので、そうした方針の差というものが出てくる。そういう点でしばらく日本政府にとっては調整がなかなか難しいのではないか。特に今の外務省の姿勢ではなかなか難しい。
2017/05/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]
東京福祉大学・国際交流センター長・遠藤誉(VTR) 中国“軍事同盟”破棄の圧力・窮地に立つ北朝鮮は・・・ 中国がこの軍事同盟(中朝友好協力相互援助条約)をもう結びませんよということになれば、自由に中国が米国と結んでいいということになる。北朝鮮にとってこれはほとんど宣戦布告に等しい。そのカードを持っていると北朝鮮に見せつけて、核・ミサイル開発を放棄させて米朝首脳会談に持っていきたいのが米国。その役割を果たしてあげてもいいよというのが中国のメッセージ。
2017/05/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]
姜尚中 中国“軍事同盟”破棄の圧力・窮地に立つ北朝鮮は・・・ 中国の中では北朝鮮がスターリン、毛沢東を天秤にかけたことで今、金日成に対する批判が出てきている。朝鮮戦争にさかのぼり誰が仕掛けたのか、中国の指導部の中で歴史の見直しが起きている。
2017/05/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・平井久志 「米朝衝突」シナリオ・米国の戦略 朝鮮半島は他と違い部分攻撃が全面戦に発展する危険性が高い地域。大変な犠牲者が出れば韓国が反米国家となる。そういう選択を米国が取れるか。
2017/05/06 BSフジ[プライムニュースSUPER]
東京大学教授・藤原帰一 トランプ政権の北朝鮮戦略 北朝鮮はもともと核兵器で攻撃されることを想定して軍事戦略を作っている国。地面の中や山の中にも反撃拠点がある。そういうところを叩くには核が必要で先制攻撃するには核兵器を使う必要が出てくる。これには間違いなく韓国が反対する。米国が攻撃の規模を大きくすればするほど韓国の反発が高まる。韓国の協力なしに米国は北朝鮮に対する軍事行動を続けることはできない。韓国は豪州と並んで米国との協力が最も緊密なところ。そのジレンマの中で結局先制攻撃をしないということになる。
2017/05/05 BS11[報道ライブ INsideOUT]
東京大学教授・藤原帰一 トランプ政権の北朝鮮戦略 ロシアの1番の弱点は経済が弱いこと。だからアメは出せない。北朝鮮もロシアをいろいろな形でこれから利用していくことになるが、経済的にロシアに支えられる状況には程遠い。この部分は明らかに中国が担っている。北朝鮮にとってロシアは中国をけん制する材料。
2017/05/05 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 トランプ政権の北朝鮮戦略 意外なほど北朝鮮を支えているのが実はロシアで、物資の支援でかなり動いている。日本人が驚くのは万景峰号がロシアとの間を行き来するような形で物資を北朝鮮に運び込むような役目さえ果たしていること。日本はプーチンとの信頼関係をベースに北方四島問題まで踏み込もうとしており、対ロ接近というのが日本外交の特色にもなっているが、実はそのプーチンが日本にとっての一番の苦悩の種である北朝鮮の支援に動いていていることが大きな論点になる。
2017/05/05 BS11[報道ライブ INsideOUT]
津屋尚解説委員 高まる「緊張」打開の道は 米国は軍事力を行使するという構えを見せる事で、北朝鮮にとっては非常に強い圧力となっている。慎重にすべきなのは北朝鮮の核ミサイル配備までの時間が非常に限られてきていること。ここ1、2年の間に核弾頭を搭載した中距離ミサイルが完成するのではないかという指摘もあり、あまり長い時間をかけてもいられない。北朝鮮からすると時間稼ぎをして完成させてしまうと、更に一歩強い態度に出てくる事になり、どう天秤にかけていくかが難しい。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
高橋祐介解説委員 拉致問題への対応は 日米同盟について言えば、何の問題もない様に見えるが、米国が拉致問題を置き去りにしたという過去があり、ブッシュ政権の時に米国はテロ支援国家の指定を日本はやめてくれと言って解除した。その結果、北朝鮮のミサイル開発が進み、拉致問題が置き去りにされ、今に至っているということがある。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
島田敏男解説委員 日本はどう対応するか 自民党が政府に対して敵基地反撃能力を持つべきだという構想を示している。具体的には巡航ミサイルを日本も持つべきだという考え方が土台となっている。議論は進むと思うが、現実問題として、巡航ミサイルを敵の基地にぶつけるのは衛星情報などあらゆる角度の情報収集を米国に頼らざるをえない。また決定的打撃力は米軍にはかなわないので日本がやれることは限定的。そこもわかった上で議論を進めるべき。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
津屋尚解説委員 日本はどう対応するか 実際に相手の領土に攻撃できる能力そのものを持つ事になるので、客観的に見れば防衛力の大きな変質にあたる。北朝鮮の攻撃を理由に進むのは大きな議論になる。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
津屋尚解説委員 日本はどう対応するか ミサイル防衛をどれだけ強化したら良いのかという議論に突き進んでいくことは非常に危険。ミサイル防衛は強化するときりがない。北朝鮮の術中にはまり日本の国防予算を無駄に使う事にもなりかねないので冷静な考え方が必要。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
高橋祐介解説委員 大統領選の韓国・どう対応するか 日米韓の3ヶ国が北朝鮮に対して連携する形で今までやってきたが、米国当局者に話を聞くと、本音の部分では韓国の立ち位置がどうなるのかが見えない。北朝鮮に対して融和的になるリスクがあるかもしれない。中国に対しても日和見的なところがあり、THAAD問題にしても日米と足並みを揃えて北朝鮮に向かっていくのかに対して、若干の疑念がある。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
出石直解説委員 米国・トランプ政権の対応は キムジョンウン体制になって、核ミサイル開発は外交の道具ではなくなってきている。彼らは自分たちが核武装する事によって、体制を維持するんだという事を信じ込んで憲法にも書いている。その考え方が変わらない限り、いくら外国から言われても核開発を止めることはない。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
高橋祐介解説委員 米国・トランプ政権の対応は 戦略的忍耐という政策が失敗したというのはトランプ政権もはっきり言っているが、なぜ失敗したのかを検証していない。朝鮮半島を非核化しなければいけないという目標は正しいが、それをどう実現していくかのメッセージが伝わっていない。中国が北朝鮮に対してきっちり圧力をかけてこなかったということがある。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
岩田明子解説委員 どう向き合う・北朝鮮の脅威 北朝鮮の問題は中東以上にメインになってきた。日本にとっては新たな段階となり、2月に発射されたミサイルは4発同時発射でかつ着弾が正確だった。これ以上行くと日本の迎撃能力を超える可能性がある。
2017/05/05 NHK総合[解説スタジアム]
橋下徹 日本での核の議論は必要!? 北朝鮮の核保有を認めることになったとしても、NPT・核不拡散条約の欺瞞にもうそろそろ日本も声を出していってもいいのではないか。今まで核の議論というのは日本では絶対タブーだった。5大国も核を減らさないし、核をちらつかせることを米国やロシアが言ったりしている状況で北朝鮮が核を持つのであれば、我々だってそこはちょっと考えさせてもらいたい、核ヘッジを考えさせてもらいたいと日本も言ってもいい。
2017/05/02 テレビ朝日[橋下×羽鳥の番組]
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