【あの一言】
疑惑追及強まる中…初の外国訪問へ
花澤雄一郎キャスター 中東版NATOにはスンニ派のサウジアラビアを中心にして米国と関係が良好な国をまとめて、中東の新たな秩序を作る狙いがある。そうなればシーア派大国イランの封じ込めにつながり、イランとの関係の悪化は避けられず、シーア派、スンニ派の宗派対立の深まりにもつながりかねない。トランプ政権はイランとの核合意は結局、核開発を進展させてしまった北朝鮮の二の舞になるのではないかという思いが非常に強く、イランへの圧力を強めていく可能性があり、これを国際社会は懸念しているが、トランプとしては米国と特別な関係にあるイスラエルがそれを望んでいることもあるし、あの核合意自体がよくないという2つの思いがある。
2017/05/19 BS1[国際報道2017]
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