5月22日付米
『クォーツ』オンラインニュースの報道記事「2020年東京オリンピックで、人工衛星から照射される人工の流れ星披露」:
「・日本の宇宙ベンチャー企業のALE社が、2020年の東京オリンピックの開会式に、花火に代わる“人工流れ星”を披露すべく東京オリンピック運営委員会に提案中。
・“スカイキャンバス”と命名されたプロジェクトは、小型の人工衛星から粒子を放出して“人工流れ星”を大空に映し出そうとするもので、2017年後半には当該衛星を打ち上げる計画。...
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5月22日付米
『クォーツ』オンラインニュースの報道記事「2020年東京オリンピックで、人工衛星から照射される人工の流れ星披露」:
「・日本の宇宙ベンチャー企業のALE社が、2020年の東京オリンピックの開会式に、花火に代わる“人工流れ星”を披露すべく東京オリンピック運営委員会に提案中。
・“スカイキャンバス”と命名されたプロジェクトは、小型の人工衛星から粒子を放出して“人工流れ星”を大空に映し出そうとするもので、2017年後半には当該衛星を打ち上げる計画。
・このプロジェクトが成功すれば、“人工流れ星”は半径62マイル(約100キロメーター)にわたって可視化できるため、東京都近郊の3千万人が一度に視認可能。」
5月23日付米
『ジ・エポック・タイムズ』オンラインニュースの報道記事「2020年東京オ
リンピックは“人工流れ星”が目玉」:
「・ALE社代表取締役の岡島礼奈博士が開発したもので、科学誌“アクタ・アストロノーチカ(注1後記)”2016年春号に発表。
・人工衛星から放出された数百の粒子が大気圏に突入する際に燃焼して光を発するもので、天然の流れ星と同じ原理だが、速度は遅くまた長い距離を移動することになるので、長い間“天体ショー”の演出が可能。
・但し、ひとつの粒子に8千ドル(約88万円)、合計で800万ドル(約8億8千万円)かかり、更にこれに人工衛星打ち上げ費用が上乗せ。」
5月19日付英
『メール・オンライン(デイリィ・メール電子版)』の報道記事「もう花火は
古い。2020年オリンピックでは“人工流れ星”が主役」:
「・人工衛星から放出される1,000~5,000の粒子は、多くの金属や素材からできているため、大気圏突入の際、様々な色を発光しながら燃焼し、“人工流れ星”を形成。
・例えば、カリウムは燃焼時に紫色 を発光、セシウムは青色、そして銅は緑色となり、地上から35~50マイル(約56~80キロメーター)上空を飛翔。
・高度500メーターの花火に比し、400倍も広い範囲で視認可能。
・更に、研究室の実験では見かけの実視等級(注2後記)-1.0を達成しており、夜空で確認できるシリウス(太陽の次に明るい恒星)の-1.5に続く明るさ。
・ALE社は、2017年に人工衛星を打ち上げ、2018年には実用化を目指し、2020年に間に合わせる意向。」
(注1)アクタ・アストロノーチカ:1955年創刊の査読性科学誌。物理、新技術、自然科
学から天文学まで他分野にわたる。ストックホルム(スウェーデン)在の国際宇宙アカデ
ミーが毎月発行。
(注2)見かけの実視等級:天文学などで使われる絶対等級ではなく、観測されたままの
明るさを表す等級。太陽が-26.7で最も明るく、次いで月の-12.7、国際宇宙ステーショ
ンは-4.7。なお、北極星は+2.0で結構暗い。
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5月20日付米
『ブルームバーグ』オンラインニュースの報道記事「フランス、EU離脱で英国が優位となるとは幻想にすぎないと忠告」:
「・仙台で開催中の、主要7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に出席しているフランスのミッシェル・サピン財務相は5月20日、英国がEUから離脱した場合、EUメンバーのときより優位となることは有り得ないと忠告。
・G7会合では、世界経済の持続的成長について討議されたが、万一6月23日の国民投票でEU離脱が決定された場合、国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)までもが、世界経済への悪影響を懸念する声を上げることになろうと指摘。...
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5月20日付米
『ブルームバーグ』オンラインニュースの報道記事「フランス、EU離脱で英国が優位となるとは幻想にすぎないと忠告」:
「・仙台で開催中の、主要7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に出席しているフランスのミッシェル・サピン財務相は5月20日、英国がEUから離脱した場合、EUメンバーのときより優位となることは有り得ないと忠告。
・G7会合では、世界経済の持続的成長について討議されたが、万一6月23日の国民投票でEU離脱が決定された場合、国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)までもが、世界経済への悪影響を懸念する声を上げることになろうと指摘。」
同日付米
『AP通信』の報道記事「300人近くの著名俳優、脚本家などがEU残留を主張」:
「・300人近い著名俳優、脚本家、ミュージシャンなどが5月20日、英国がEUに留まるべきだと書面にてアピール。
・“シャーロック”主演のべネディクト・カンバーバッチ、“Xメン”のパトリック・ステュワート、ジュード・ロウなどの俳優の他、スパイ小説のジョン・カール、ファッションデザイナーのビビエンヌ・ウェストウッド、歌手のパロマ・フェイス等が署名。
・数々の芸術作品は、EU基金はもとより、国境を越えての共同制作などによって生み出されてきており、EU離脱によってこれらが弱まり、良い作品は生まれなくなると主張。
・実際、2015年発売のミュージックアルバムの6分の1以上は英国作品であり、また、ハリウッド映画の多くに英国俳優が主演。」
同日付英
『インターナショナル・ビジネス・タイムズ』オンラインニュースの報道記事「カ
ナダのジャスティン・トルドー首相、経済協定のためにはEU残留が望ましいと表明」:
「・英国連邦加盟国であるカナダのトルドー首相(自由党々首)は、新規の経済協定を協議していく上で、英国はEUに留まるべきと言明。
・英国は今後も世界で影響力を発揮できるとするが、それはEUメンバーだからこそとコメント。
・トルドー首相の発言の前には、オバマ大統領が4月に訪英の際、英国がEUから離脱した場合、米国との環大西洋貿易・投資協定(TTIP)の交渉に当っては順番が後になると発言して明確にEU離脱を牽制。
・その他、安倍晋三首相、インドのナレンドラ・モディ首相、中国の習近平主席、そして豪州のジュリー・ビショップ外相もEU残留を主張。
・なお、5月16~17日の間、1,600人以上を対象に行ったネット調査では、44%対40%で依然EU残留派が優位。」
同日付ロシア
『ロシアTV』の報道「250人余りの芸能人、EU離脱で芸能活動が下火にな
ると懸念表明」:
「・ベネディクト・カンバーバッチやカイラ・ナイトリーなど著名な250人余りの俳優、芸術家、ミュージシャンらが、EU離脱によって、これまでのような良い芸術作品制作の道が失われると懸念を表明。
・彼らの署名入り主張文は、
『ザ・ガーディアン』に掲載。」
一方、同日付英
『メール・オンライン(デイリィ・メール電子版)』の報道記事「EU離脱
派、(EU残留で)2030年までにEUから更に500万人の移民が流入と懸念」:
「・英国のマイケル・ゴーブ大法官(司法長官)は5月20日、英国がEUに残留するとなると今後2030年までに、現在のスコットランドの人口に匹敵する500万人もの移民が流入することが予想され、国民保健サービス(NHS)は危機に瀕すると発言。
・2020年までに、トルコ、セルビア、モンテネグロ、マケドニアがEUに加盟すると考えられるため、年間17万2千人~42万8千人の移民が流入すると予想され、今後15年で最多で合計522万9千人にも上るとコメント。
・従って、疾病・傷害医療サービスを受ける対象者が、これまでの倍の年間1,280万人に増え、毎年46億ポンド(約7,360億円)が余計にかかることになると試算。
・一方、フィリップ・ハモンド外相は、かかる数値は非常に稀な想定から導き出されたもので、ただ混乱を招くだけの根拠の薄いものと批評。」
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