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2024年05月03日(金)
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【Globali】
 

メイ英国首相、中国首脳及び中国メディアから歓迎されるも、中国人権問題より中英貿易優先で本国では酷評【米・英・中国メディア】(2018/02/04)

1月7日付Globali「マクロン仏大統領の初訪中;仏はBrexit後の欧州連合(EU)との連携強化を中国に、一方中国は一帯一路経済圏構想へのEU後押しをそれぞれ期待」の中で、マクロン仏大統領の訪中について報じた。一方、かつて、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)創設にEUの中でいの一番に参加を表明した英国は、Brexitの事態を迎えるに至り、今や中国側にとっては、フランスより劣後するとの見方が強いとみられる。そこで、訪中の順番でフランスに先を越されたメイ英国首相としては、Brexit後の英国経済をにらみ、何が何でも中国との経済連携強化を最優先せざるを得ず、国際社会から批判されている中国の人権弁護士・活動家の不公正取り締り問題等についてはきちんと提言できなかった模様である。従って、中国首脳・メディアよりは歓迎されるも、帰国した同首相は英国メディアからの厳しい批評に曝されている。

2月3日付米『ワシントン・ポスト』紙:「テリーザ・メイ首相、人権問題への消極的な対応について中国メディアから称賛されるも、英国メディアは酷評」  
 英国のテリーザ・メイ首相は、EU離脱(Brexit)後の英国経済をにらんでEU側との厳しい交渉に臨む必要があること、また、同盟国の米国との関係がギクシャクしていること等、問題が山積している。  

 そこで同首相は、特に前者の問題を好転させるため、初訪中にあたって、中国側との経済連携強化が最優先課題とせざるを得ない状況であった。...
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トランプ大統領、歓迎されないダボス会議への出席に積極的なるも米連邦予算失効で出国できず?【米メディア】(2018/01/23)

1月15日付GLOBALi「スイスの首都で、ダボス会議開催の10日も前から反トランプの大デモ行進」の中で、“多くの保護主義政策反対論者は、トランプ大統領には同会議出席の資格も権利もないとして、会議10日も前から反トランプ運動を展開し始めている”と報じた。そして、その後降って湧いたように、米連邦予算がトランプ政権対議会の衝突で1月20日に失効し、関係省庁の閉鎖という事態が発生している。このため、トランプ大統領のダボス会議出席も危うくなったが、1月22日につなぎ予算が成立して事なきを得た。但し、“米国第一主義”を標榜する同大統領に対して、欧州首脳は徒党を組んで対抗しようと準備していたり、また、地元スイスの反トランプ勢力の反対運動、更には、地元の大雪のための雪崩危険性から、会議場への移動が制限される恐れ等々、同大統領の会議出席は前途多難の模様である。

1月22日付『AP通信』:「トランプ大統領、エリートの集まるダボス会議では歓迎されているのか、招かれざる客なのか、事態は混沌」
  今年の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)のテーマは、「分断された世界における共通の未来の創造」である。

今回、ドナルド・トランプ大統領が初めて出席するが、“米国第一主義”を標榜する同大統領にとっては、一番似つかわしくないテーマであろう。...

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