1月6日付
『デイリーメールオンライン電子版』に掲載された
『AFP』の記事では
トランプ次期大統領が「トヨタがメキシコに工場を建設する場合は重い輸入税をかける」とツイッターで発言したことにより、金曜日の株式市場でトヨタ株は3%以上も落ち込んだ。
その影響で、トヨタだけでなく日産やホンダの株も2%ほど下落した。
トランプ氏は「アメリカの雇用を増やし国内の経済を復興させる」ことをかねてより公約として掲げているため、一歩も譲らない過激な発言が続いている。...
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1月6日付
『デイリーメールオンライン電子版』に掲載された
『AFP』の記事では
トランプ次期大統領が「トヨタがメキシコに工場を建設する場合は重い輸入税をかける」とツイッターで発言したことにより、金曜日の株式市場でトヨタ株は3%以上も落ち込んだ。
その影響で、トヨタだけでなく日産やホンダの株も2%ほど下落した。
トランプ氏は「アメリカの雇用を増やし国内の経済を復興させる」ことをかねてより公約として掲げているため、一歩も譲らない過激な発言が続いている。
トランプ氏の発言だけでなく、トヨタは円高の煽りも同時に受けていて輸出が減っている。
水曜日には1ドル118.12円だったが、金曜日には115.89円にまで円高が進んでいる。
トヨタの関係者はトランプ氏のツイッターでの発言について、「わが社はアメリカ国内で工場を建設して多くのアメリカ人を雇用しています。メキシコに工場を建設してもアメリカ国内への影響はあまりありません。トヨタは今後もアメリカ経済のことを考慮してアメリカ政府と協力していくつもりです。」とコメントしている。
また1月6日付
『朝鮮日報電子版』に掲載された
『VOA News』の記事では
アメリカの自動車業界最大手のジェネラルモーターズに続いて、日本の最大手のトヨタがトランプ氏にツイッターで批判されている。GMもトヨタもメキシコに工場を建設すると、メキシコの人件費が安いことに加えて、メキシコの40か国と結んでいるFTAを利用して安く輸出できるメリットがある。
元々トランプ次期大統領はメキシコやカナダとの貿易協定に対しては反対派であり、「海外拠点で製造されアメリカに輸出される製品には今後35%の関税を課す」と宣言しているが、今のところ議会の承認は得られていない。
「海外拠点に工場を建設されると、アメリカ国内の労働者が雇用を失う」とトランプ氏は主張している。
しかし、高い関税や行き過ぎた保護主義は貿易紛争を生み出しかねない。
トヨタの豊田社長は新年のあいさつで「トランプ氏の発言を受けて色々な方向性を考える必要がありますが、できればあらゆる国で工場建設をして雇用を創出していきたい。」と今後の方針を述べた。
フォードはトランプ氏の発言を受けてメキシコの工場建設の中止を決定したが、GMは引き下がらずに「アメリカ国内ではすでに工場の稼働率が限界に達しているので、国外に工場を建設しないとアメリカ国内の消費者のニーズに応えられない。」とトランプ氏に反発していると報じている。
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韓国検察は31日、朴槿恵大統領から機密文書を受け取り、国政に介入した疑惑が持たれている朴氏の親友、チェ・スンシル容疑者を証拠隠滅の恐れがあるとし緊急逮捕した。非営利財団の資金横領疑惑や大統領の演説原稿に手を加えた疑いも持たれている。韓国メディアによると、チェ容疑者は海外に住居を持ち(ドイツの住居も資金疑惑がある)で精神的に不安定で病気がちだと報道されている。ソウルでは週末は大規模なデモがあり、責任追及の声の高まりから支持率も底をつき任期1年を残した朴政権の危機は必至となる。
10月31日付
『ロイター通信』は「韓国検察は政治危機で渦中の女を逮捕」との出しで以下のように報道している。
韓国の大統領制度を危機に陥らせるほどの問題の中、朴氏との友情を利用し政治に介入した疑惑がもたれている。チェ・スンシル氏が検察で尋問の後逮捕された。極秘文書を受けとり、非営利財団から資金を受けていたともみられている。
「ヨンハップ」紙によると、チェ氏が証拠隠滅を図る恐れがあるとされ、検察は逮捕状なしに緊急逮捕した。...
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10月31日付
『ロイター通信』は「韓国検察は政治危機で渦中の女を逮捕」との出しで以下のように報道している。
韓国の大統領制度を危機に陥らせるほどの問題の中、朴氏との友情を利用し政治に介入した疑惑がもたれている。チェ・スンシル氏が検察で尋問の後逮捕された。極秘文書を受けとり、非営利財団から資金を受けていたともみられている。
「ヨンハップ」紙によると、チェ氏が証拠隠滅を図る恐れがあるとされ、検察は逮捕状なしに緊急逮捕した。
チェ氏の身柄は火曜朝拘置所のバスでソウル拘置所に送られたが、詳細は明かされていない。同氏の弁護士のコメントは得られなかった。韓国の法律では、逮捕状なしの拘束は48時間が上限でそれ以降は正式な逮捕状が必要となる。
「朝鮮日報」紙によれば、チェ氏は朴大統領就任後、演説原稿を受け取ったと認めてたが、公式文書へのアクセスは否定したという。
先週、朴大統領はチェ氏に演説原稿を渡した事を認め、国民の混乱を招いた事を謝罪した。5年任期の4年目で、レームダック政権の最後のかじ取りに苦戦することとなる。土曜夜、朴大統領の辞任を求め、数千人がソウルでデモを行った。
10月31日付米
『ウォールストリートジャーナル』は「韓国のクリントン風スキャンダル」との出しで以下のように報道している。
大統領の相談役が非営利財団への資金協力の見返りに機密文書へのアクセス権を得て政治に影響力をもっていた証拠が浮上し、検察は政府と財団で汚職捜査に乗り出した。
これはヒラリークリントン政権発足後100日間 の予測ではない。支持率14%に落ちた韓国の朴槿恵大統領についてである。利権政治改革者として2012年就任、1970年代父朴正熙政権時代の再来と期待された。その槿恵氏と40年以上親友で「永遠の命の教会」会長のチェ・スンシル氏は、昨年、韓国文化を海外に広める目的で「ミール・Kスポーツ財団」を設立、数か月で7200万ドルの資金を集めたが、文化省や韓国産業連盟の援助があったと見られている。朴大統領の引退後の活動が目的ともみられており、チェ氏が資金をドイツの自宅購入に充てたかが捜査対象となっている。両氏は容疑を否定。また、チェ氏が朴大統領の演説原稿に注釈をつけ側近に渡したと報道され、その政治関与が疑われている。
韓国は北朝鮮の核やミサイルの脅威で緊張が高まる中、経済改革と競争力維持のため強いリーダーが求められているが、朴大統領の父の時代からの負の遺産への対処が課題となる。
同日付韓国
『コリアタイムズ』は「我々はチェ共和国で暮らしているのか?」との見出しで次のように報道している。
朴大統領の高校の同期だというチェ・スンシル氏は本当に黒幕なのか?「朝鮮日報」紙は違うと報道。陰で糸を引くのはチェ氏の姉、チェ・スンドゥクだという。姉が指示し、スンシルが実行していたと知人は語っているという。
姉は、2006年当時ハンナラ党(サヌリ党の前身)党首だった朴槿恵氏が街頭選挙活動中ナイフで刺された際、朴氏が家に滞在したと自慢していたという。この姉の娘には「ウィンタースポーツエリートセンター」の幹事を務めた際政府から58,4万ドルの賄賂を受け取ったという疑惑があるとされる。姉は先月利益誘導が明るみになって以来、ソウル南部の高級マンションの籠っており、また数年前から病気で外出も稀だったと報道されている。
同日付韓国
『ヨンハップ』は以下のように報道している。
政治介入疑惑で朴氏の親友が尋問の後逮捕された。刑法上、捜査機関は容疑者を死刑や終身刑に匹敵する容疑の証拠がある場合や証拠隠滅の恐れがある場合などに緊急拘束できる。当局者によるとチェ氏は容疑を全面的に否定しており、証拠隠滅の懸念があるとされる。
過去に海外移住しており、韓国国内に住所がない。精神的にも非常に不安定で、釈放されると何をするか分からないという。同氏は検察に到着し、「本当に申し訳ない、大きな罪を犯してしまった。許してください。」とリポーターらに述べた。朴大統領は、チェ氏の家族とは1974年の父と母の暗殺後に親しくなった。
「ギャロップ」の調査によると、スキャンダルで朴政権の支持率は2013年の発足以来最低の10%台まで落ち込み、土曜にはソウルで多くの市民が辞任を求めてデモ行進した。
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