【Globali】
英首相、EU離脱を表明(2017/01/18)
イギリス政府がEU脱退の検討を示唆してから反対派の国民から非難されてきたテリーザ・メイ首相だが、「改めてイギリスがEUを脱退する計画を実行する」と発表した。
1月18日付
『朝鮮日報ワールド』(
『VOA News』配信):
EU脱退反対派は「今後イギリスがEUとの関税の取引で不利になる」との理由で反対してきたが、イギリス政府は3月から2年間かけてEU脱退のプロセスを順次実行していく方針とのことであり、また「政策を次の段階に進ませるのは議会での最終決議が必要である」とのことを述べている。
メイ首相はまた、「イギリスがEUを脱退したとしても自由貿易の原則は変わらず、今後もEUとはFTAを締結しモノやサービスが自由に行き来できるようにしたい。...
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1月18日付
『朝鮮日報ワールド』(
『VOA News』配信):
EU脱退反対派は「今後イギリスがEUとの関税の取引で不利になる」との理由で反対してきたが、イギリス政府は3月から2年間かけてEU脱退のプロセスを順次実行していく方針とのことであり、また「政策を次の段階に進ませるのは議会での最終決議が必要である」とのことを述べている。
メイ首相はまた、「イギリスがEUを脱退したとしても自由貿易の原則は変わらず、今後もEUとはFTAを締結しモノやサービスが自由に行き来できるようにしたい。」と述べているが、移民に関しては「どの国からどのくらいの人数が入国するのかイギリス政府の管理下の元決定していきたい。」とも述べている。
これは移民反対、反EUを支持しているイギリス国民の総意ではあるが、メイ首相は「たとえイギリスがEUを脱退したとしても他のEU各国からの我が国への旅行者、ビジネス関係者など入国の自由の原則は守りますし、大いに歓迎致します。」と付け足した。
イギリスがEUを脱退すると発表されたのちにイギリスの通貨ポンドは急落したが、首相のスピーチの後に再び回復した。
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