日本のアイドル歌手を襲うストーカー事件に欧米メディアも驚愕【米・英国メディア】
変質者によるストーカー事件が後を絶たず、法律で厳格化しても防ぎきれないという現実がある。そしてこの程、アイドル歌手の自撮り写真の瞳に反射した風景から、そのアイドルの住む最寄り駅を特定し、ストーカー行為に及んだ犯人が逮捕されたが、欧米メディアもその執拗さに驚愕して報道している。
10月11日付米
『AP通信』:「逮捕された日本のストーカー犯、対象者の瞳に映った風景から住所特定」
『NHK』が今週報じたところによると、あるアイドル歌手に付きまとって逮捕されたストーカー犯が、アイドルの自撮り写真の瞳に反射した風景から住所等を特定していたという。
逮捕されたのは佐藤響容疑者(26歳)で、同容疑者は20歳のアイドル歌手に付きまとった上、怪我をさせた容疑で9月17日に逮捕された。...
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10月11日付米
『AP通信』:「逮捕された日本のストーカー犯、対象者の瞳に映った風景から住所特定」
『NHK』が今週報じたところによると、あるアイドル歌手に付きまとって逮捕されたストーカー犯が、アイドルの自撮り写真の瞳に反射した風景から住所等を特定していたという。
逮捕されたのは佐藤響容疑者(26歳)で、同容疑者は20歳のアイドル歌手に付きまとった上、怪我をさせた容疑で9月17日に逮捕された。
警察の容疑者尋問の結果、佐藤容疑者は、同アイドルの自撮り写真から最寄りの鉄道駅を割り出し、そして同アイドルのその他のSNS映像から住居とするアパートを特定したという。
10月10日付英国『デイリィ・メール・オンライン』:「日本のストーカー犯、アイドル歌手のSNSから住所割り出し」
警察の佐藤容疑者尋問の結果、同容疑者は、アイドル歌手のSNS画像や自撮り写真の瞳に映った風景から、同アイドルが使う最寄りの鉄道駅を特定したという。
そして、同容疑者はアイドル歌手が帰宅するのを同鉄道駅で待ち伏せし、後を付けて住所を突き止めた。
その後しつこく同アイドルに付きまとった挙句、アパートの玄関で彼女を羽交い絞めにし、口に布を突っ込んだ上で暗がりに連れ込んで性的いたずらを犯したという。
首都大学東京のネット・ストーカー犯罪研究専門の星周一郎教授は『東京オブザーバー』誌のインタビューに答えて、スマートフォンの画像機能向上によって、SNSを使うユーザーが犯罪に巻き込まれるリスクが増々増大しているとコメントしている。
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日産自動車;合意なきBrexitの場合、欧州主力SUVの英国生産を見直す意向か【米・英国メディア】
かねて報じているとおり、合意なきBrexitとなった場合、英国進出の多くの日系企業が英国から撤退する恐れがある。今年2月、英国日産は、全英国産車の30%を占める英国北部のサンダーランド工場での新型SUV車生産の投資を継続すると発表していたが、ボリス・ジョンソン首相の下で合意なきBrexitが現実味を帯びてきたことから、当該計画の見直しの可能性が出てきた。
10月1日付米
『ロイター通信』:「合意なきBrexitの場合、日産は新型キャシュカイの英国生産計画見直しの可能性大と
『フィナンシャル・タイムズ』紙が報道」
英『フィナンシャル・タイムズ』紙は10月1日、もし英国が合意なきBrexitとなった場合、日産自動車が英国北部のサンダーランド工場で新型SUVキャシュカイ(注後記)の生産計画を見直す可能性があると報じた。
テリーザ・メイ首相(当時)は2016年、国民投票でBrexitが選択された際、英国産車の主力である日産に対して、EU離脱後も不利益とならないよう支援をすると約束していた。...
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10月1日付米
『ロイター通信』:「合意なきBrexitの場合、日産は新型キャシュカイの英国生産計画見直しの可能性大と
『フィナンシャル・タイムズ』紙が報道」
英『フィナンシャル・タイムズ』紙は10月1日、もし英国が合意なきBrexitとなった場合、日産自動車が英国北部のサンダーランド工場で新型SUVキャシュカイ(注後記)の生産計画を見直す可能性があると報じた。
テリーザ・メイ首相(当時)は2016年、国民投票でBrexitが選択された際、英国産車の主力である日産に対して、EU離脱後も不利益とならないよう支援をすると約束していた。
日産サンダーランド工場で生産される車の55%が欧州向けに輸出されていた。
なお、英国日産の広報担当は、噂の類のニュースにコメントしないとしながらも、キャシュカイの生産計画に変更はないと言及した。
同日付英国『デイリィ・メール・オンライン』:「合意なきBrexitの場合、日産サンダーランド工場でのキャシュカイ生産計画撤回との報道」
日産自動車は2016年11月、新型キャシュカイをサンダーランド工場で行う旨決定したと発表していた。
ただ、この決定の背景には、Brexitによって英国産車の輸出に大きな支障を来さないとの期待があった。
しかし、ボリス・ジョンソン新首相の主導の下、合意なきBrexitの可能性が出てきている。
そこで『フィナンシャル・タイムズ』紙は、ある関係筋の情報として、合意なきBrexitの場合、日産はサンダーランド工場で新型キャシュカイの生産計画を白紙にする可能性が高いと報じた。
キャシュカイは、英国日産の全生産車44万台の半分以上を占めるが、もし新型生産計画が撤回されれば、同工場で働く7千人の従業員が失職する恐れがある。
(注)キャシュカイ:日産自動車が2002年まで日本国内で製造・販売していたミドルサイズのSUV。日本での販売終了後も欧州をはじめとした主要各国ではフルモデルチェンジを受けてキャシュカイ(イラン語で“遊牧民”の意)、もしくはローグ・スポーツの名で引き続き販売。特に英国では2007年に英国日産のトップセラーカーとなり、2007年及び2008年に立て続けに増産。なお、2018年においても英国産ベストカーに選出されている。
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