バンダイ製「たまごっち」は1996年に日本で発売されて以来、米国等多くの国でも人気を博した。

その後、流行の波に乗ったり飽きられたりと、浮き沈みを繰り返していた。

しかし、2020年代に発売された新型「たまごっち」は、インターネット社会に即応した機能が搭載され、再び人気を取り戻しており、この程英国において初の直売店オープンに至っている。...

バンダイ製「たまごっち」は1996年に日本で発売されて以来、米国等多くの国でも人気を博した。

その後、流行の波に乗ったり飽きられたりと、浮き沈みを繰り返していた。

しかし、2020年代に発売された新型「たまごっち」は、インターネット社会に即応した機能が搭載され、再び人気を取り戻しており、この程英国において初の直売店オープンに至っている。

バンダイUK（1982年設立）のプリヤ・ジャデジャ「たまごっち」担当マネージャーは『BBC』のインタビューに答えて、“新機種は、友達とつながったり、Wi-Fiで遊んだり、また、様々なアイテムをダウンロードしたりできる”とコメントした。

その上で同マネージャーは、“2022～2023年における世界の売上高は倍増しており、この結果を受けて英国において初の直売店をオープンするに至っている”と付け加えている。

なお、『BBC』がインタビューした熱烈な「たまごっち」ファンのコメントは以下のとおり；

青年A：たまごっちのバーチャルペットと遊んでいると、子供の頃に初めてバーチャルペットと遊んだときの様子を思い出す。

一方、新機能により、写真やストーリーをオンラインで他の人と共有することで、素晴らしいコミュニティ意識が生まれている。

少女B：現実逃避ができること。すなわち、現在の世界状況や、ここ数年の状況を考えると、小さなピクセルペットを時々見下ろして、ちょっとしたおやつを食べさせたり、ちょっとしたゲームをしたりするために、すべてを一瞬忘れて、はるかにシンプルな時間を思い出すのは素晴らしいことだ。

英国は2年前、福島県産の食品の輸入制限を撤廃したが、文化イベントでの試験販売に留まっていた。

しかし、福島原発の所有者である東京電力（TEPCO、1883年前身設立）が、福島産農水産物の国際的な評価を取り戻すべく努力を重ねてきた結果、この程英国の老舗百貨店ハロッズでの福島産ブランド桃の販売に漕ぎ着けたものである。...

英国は2年前、福島県産の食品の輸入制限を撤廃したが、文化イベントでの試験販売に留まっていた。

しかし、福島原発の所有者である東京電力（TEPCO、1883年前身設立）が、福島産農水産物の国際的な評価を取り戻すべく努力を重ねてきた結果、この程英国の老舗百貨店ハロッズでの福島産ブランド桃の販売に漕ぎ着けたものである。

1箱3個入りの同商品は、80ポンド（104ドル、約1万5千円＊1個5千円）で9月7日から販売開始されている。

ハロッズは、10月から同県産シャインマスカットの販売も予定している。

なお、TEPCOは、英国以外にも米国・タイ宛に販売攻勢を仕掛けている。

一方、日本と様々な点で衝突している中国やロシアは別で、両国とも、昨年8月からTEPCOが福島原発に溜まった処理水の海洋放出を始めたところ、日本産品の輸入を停止している。

福島県産の農水産物はすべて、輸出前に放射性物質検査が義務付けられていて、安全基準をクリアしているのにも拘らず、である。

（注）ハロッズ：英国最大の老舗高級百貨店。1834年ハロッド家によって創業。2010年カタール投資庁（2005年設立の政府系投資ファンド）が買収し、現オーナー。