4月30日付米
『AP通信』の報道記事「ロシア大統領府、安倍首相がプーチン大統領を訪問と発表」:
「・ロシア大統領府は4月30日、安倍首相が5月6日に訪ロの上、プーチン大統領と会談すると発表。
・2014年冬季オリンピックが開かれた黒海沿岸のソチで首脳会談が持たれる予定で、主題は第二次大戦後に両国間で依然揉めている北方領土問題。」
5月2日付米
『ユーラシア・レビュー通信』の報道記事「安倍首相、プーチン大統領と首脳
会談」:
「・ロシア大統領府の発表では、首脳会談の主要議題は両国間の通商、経済、人道支援などだが、特に、両国間で未だ締結されていない平和条約を進展させる前提となる、北方領土問題も討議される由。...
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4月30日付米
『AP通信』の報道記事「ロシア大統領府、安倍首相がプーチン大統領を訪問と発表」:
「・ロシア大統領府は4月30日、安倍首相が5月6日に訪ロの上、プーチン大統領と会談すると発表。
・2014年冬季オリンピックが開かれた黒海沿岸のソチで首脳会談が持たれる予定で、主題は第二次大戦後に両国間で依然揉めている北方領土問題。」
5月2日付米
『ユーラシア・レビュー通信』の報道記事「安倍首相、プーチン大統領と首脳
会談」:
「・ロシア大統領府の発表では、首脳会談の主要議題は両国間の通商、経済、人道支援などだが、特に、両国間で未だ締結されていない平和条約を進展させる前提となる、北方領土問題も討議される由。」
4月30日付ロシア
『イタルタス通信』の報道記事「プーチン、安倍両首脳が二国間協力関
係につき協議」:
「・今回の安倍首相の訪ロは、プーチン大統領の正式な招待に応えるもの。
・ロシア大統領府は、首脳会談で両国間の関係改善につき突っ込んだ協議が行われると期待。」
5月1日付ロシア
『スプートニク』国際オンラインニュースの報道記事「安倍首相、ロシア
との領土問題交渉で強気の姿勢」:
「・安倍首相は4月30日、プーチン大統領との首脳会談に当り、北方領土問題について強気の姿勢で臨むと発言。
・同首相は、長年懸案の北方4島の帰属問題と、未締結の平和条約について、ロシア側と粘り強く交渉していくとコメント。」
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3月初めの国連安全保障理事会が、北朝鮮に対する追加制裁決議を採択して以降、北朝鮮は、毎週のように短・中距離ミサイルを発射して、抵抗をみせてきた。そして、4月15日の故金日成(キム・イルソン)国家主席の生誕記念日を祝い、かつ、韓国の対北朝鮮強硬派の与党セヌリ党が第20代総選(注後記)で敗れたことを喜んでか、中距離弾道ミサイル“ムスダン(射程3千キロメーター)”を発射した。しかし、結果は失敗に終わり、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記の威信が傷ついたと思われるが、専門家筋は、依然金氏の実績作りのために軍事的挑発は続けられるとみている。
4月15日付米
『ザ・ウィーク』誌の報道記事「北朝鮮建国の父の生誕記念日に中距離弾道ミサイル発射も失敗」:
「・北朝鮮は4月15日早朝、同国建国の父である金日成生誕記念日(太陽節という祝日)に中距離弾道ミサイルを発射したが失敗。
・金正恩第一書記は、同記念日を祝うだけでなく、国連安保理の追加制裁決議採択に抵抗する一環での試み。
・中国国営
『新華社通信』は、かかる軍事挑発は全く意味をなさないと痛烈に批評。...
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4月15日付米
『ザ・ウィーク』誌の報道記事「北朝鮮建国の父の生誕記念日に中距離弾道ミサイル発射も失敗」:
「・北朝鮮は4月15日早朝、同国建国の父である金日成生誕記念日(太陽節という祝日)に中距離弾道ミサイルを発射したが失敗。
・金正恩第一書記は、同記念日を祝うだけでなく、国連安保理の追加制裁決議採択に抵抗する一環での試み。
・中国国営
『新華社通信』は、かかる軍事挑発は全く意味をなさないと痛烈に批評。」
4月16日付米
『NYSEポスト』オンラインニュースの報道記事「北朝鮮のミサイル発射失敗」:
「・国連安保理は4月16日、失敗に終わったとは言え、北朝鮮のミサイル発射は明確な安保理決議違反(2006年第1718号、2009年第1874号、2013年第2087号、2016年第2270号決議)として非難。
・また、(同盟国と言われた)中国も公けに北朝鮮の核実験、ミサイル発射を非難。
・軍事専門家は、失敗したからと言って、北朝鮮の軍事的挑発は終わらないとコメント。
・米高官も、今回は失敗したものの、今後も射程3千キロメーターで、(事前探知が難しい)移動発射台から発射可能な中距離弾道ミサイル“ムスダン”の開発は続けられるはずと懸念。」
4月15日付英
『ジ・インディペンデント』紙の報道記事「北朝鮮のミサイル発射で中国メディアが非難」:
「・中国外交部の陸康(ルー・カン)報道官は4月15日、北朝鮮のミサイル発射に関し、関係各国は国連安保理決議に沿って対応し、これ以上事態を悪化させないよう望むとコメント。
・しかし、中国メディアはもっと直接的に、かかる軍事挑発を続けても北朝鮮にとって何の利益もなく、また、核兵器は北朝鮮を守ってくれることはなく、ただ軍事費拠出で経済が疲弊するだけと強烈に批判。」
同日付ロシア
『イタルタス通信』の報道記事「北朝鮮、中距離弾道ミサイル発射も失敗に
終わる」:
「・失敗に終わったものの、今回発射された中距離弾道ミサイル“ムスダン”は、沖縄の米軍基地を含め日本の全域、更にはグアム基地まで射程範囲。
・西側専門筋は、“ムスダン”は旧ソ連の潜水艦搭載型弾道ミサイルR-27を改造したものとコメント。」
同日付韓国
『KBSニュース』の報道「北朝鮮のミサイル発射に対し、中国が国連決議遵守を強く求める」:
「・中国の陸報道官は、現在の朝鮮半島は複雑かつ繊細な状況となっているため、関係各国は冷静に対応し、朝鮮半島の平和と安全確保を目的に、これ以上緊張を高めないよう望むと声明。」
なお、3月に入って北朝鮮が、国連安保理決議採択や米韓合同軍事演習に抵抗する形で、ミサイルやロケット砲などを毎週のように発射してきたが、今回の中距離弾道ミサイル“ムスダン”と同様、発射失敗とみられるケースは少なくない。
・3月1日:短距離の地対空ミサイル3発を発射したが2発が失敗。
・3月18日:“ノドン”とみられる中距離弾道ミサイル2発を発射したものの、1発は空中爆発。
・3月29日:新型多連装ロケット砲1発を発射したが、北朝鮮メディアが発射を確認報道しておらず、失敗したとの見方。
(注)第20代総選:1948年5月の初代総選挙から数えて20回目となる総選挙。韓国では、選挙回数について「第○回」ではなく「第○代」と数え、名称も「総選挙」ではなく「総選」と表記するのが一般的。
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