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2024年05月08日(水)
最新TV速報
【Globali】
 

カナダ・シンガポール・ベトナム・中国メディア;米国抜きのTPPの行方は(?)(2017/05/05)

米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)の参加11ヵ国による、首席交渉官会合が5月2~3日、トロント(カナダ)で開催された。日本と豪州が中心になって、米国抜きでもまずTPPを発効させ、米国が将来復帰できる道を残しておく戦略で会合をリードしようとしたが、米国との北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を迫られているカナダ・メキシコの他、米国抜きのTPPに慎重な構えを見せているベトナム・マレーシアや、米国の代わりに中国を呼び込むべきと主張するチリ・ペルーもいて、結局具体的進展はみられなかった。これをみた中国は、米国抜きのTPPに将来はなく、やはり中国中心の地域包括的経済連携(RCEP、東南アジア諸国連合(ASEAN)+日中韓印豪NZの計16ヵ国)を積極的に取進めることが有益だとアピールしている。

5月4日付カナダ『グローブ&メール』:「ポロズ総裁、カナダはトランプ大統領の貿易摩擦に当って先を見越した政策が必須と発言」  
 カナダ中央銀行のステファン・ポロズ総裁は5月4日、メキシコシティでの講演で、ドナルド・トランプ大統領が仕掛けてくる保護主義政策に対応するため、先を見越した政策を打ち出す必要があると語った。同総裁は、例えば、成立が困難となったTPPの条件を駆使して、米国抜きで北米協定を更に拡大した新自由貿易圏の創設も検討に値すると付言した。...
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米・英・シンガポール・ロシア・中国メディア;中国、南シナ海で新たに海洋活動活発化(3)-スカボロー礁(2017/03/19)

3月16日付Globali「中国、南シナ海で新たに海洋活動活発化(2)」の中で、“直近の衛星写真の解析の結果、西沙(パラセル)諸島内の島々で、中国によって新たな人工施設の建設が始められている”と報じた。そして今度は、昨年7月の常設仲裁裁判所(PCA)で、明確にフィリピン領だと裁定された中沙(スカボロー)礁でも、中国が人工施設の建設を開始したと報じられている。

3月17日付米『ボイス・オブ・アメリカ』『ロイター通信』配信):「中国、南シナ海の領有権争いのある岩礁で施設建設開始」
「●米上院議会のマルコ・ルビオ議員(フロリダ州選出、共和党)とベン・カーディン議員(メリーランド州選出、民主党)は今週、連名で“南シナ海及び東シナ海制裁法”法案を提出。これは、領有権争いのある海域で、一方的な海洋活動を行った場合に制裁を科す法案。  
●これに対抗してか、三沙市(サンシャー、注後記)の肖捷(シャオ・チー)市長は、中国が年内完成を目処に、スカボロー礁に環境観察所建設の準備に取り掛かると公表。...
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