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2024年09月08日(日)
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【Globali】
 

ドゥテルテ比政権;またしても米・比軍事協定破棄と脅し【米・フィリピンメディア】(2020/01/25)

ロドリゴ・ドゥテルテ比大統領は、2016年に就任以降、脱米国、親中・ロ政策を打ち出し、しばしば長年の同盟国である米国との軋轢を生じさせている。そしてこの程、米国が同大統領の右腕の上院議員の入国を拒否したことに腹を立て、同政権一丸となって「訪問米軍に関する地位協定(VFA、注1後記)」を破棄すると息巻いている。

1月25日付米『ユーラシア・レビュー』オンラインニュース:「フィリピン政府、米国とのVFA破棄と脅し」

フィリピン政府は1月24日、米・比間VFAを破棄することを検討すると発表した。

実は先日、米国政府が、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の右腕として、麻薬犯罪撲滅運動で取り締まりを率先したロナルド・デラ・ロサ元フィリピン国家警察長官で現上院議員の入国を拒否していた。

理由は、フィリピン当局が、ドゥテルテ政権の麻薬撲滅運動の下で繰り広げられた超法規的殺人を糾弾する運動を展開していたライラ・デ・リマ元司法長官で現上院議員(注2後記)を逮捕・拘留したことは、民主主義に反する行いだとして、米議会がこの事件の関係者の米国入国を拒む手続きを取ったものである。...

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親中政権のフィリピン;南シナ海のフィリピン領海付近への中国船団押しかけを公に非難【米・フィリピンメディア】(2019/04/05)

3月30日付Globali「中国;西沙諸島内のウッディ島を拠点に南シナ海の領有権既成事実化を着々と推進」で触れたとおり、中国は、表向きはあくまで東南アジア諸国連合(ASEAN)との行動規範(COC)合意に注力するとしているが、実際のところは、南シナ海全体を実効支配すべく、西沙(パラセル)諸島内のウッディ島に三沙(サンシャ)市政府を置き、既成事実化を着々と進めている。そして、親中政権に代わったフィリピン政府に対して、中国マネーで黙らせ、南沙(スプラトリー)諸島内で我が物顔の振る舞いをしている。しかし、さすがのフィリピン政府も唯々諾々と従うことを良しとしなかったのか、同諸島内のティツ島(フィリピン名パグアサ島、1971年より実効支配)周辺に中国船団が押し寄せて違法行為をしていると、公に非難する声明を発表した。

4月4日付米『AP通信』:「フィリピン政府、領海侵入を犯す中国船団を強く非難」

  ロドリゴ・ドゥテルテ政権となって以降、フィリピンは中国からの経済支援に期待して、南シナ海領有権問題で中国に対して強く出ることは控えてきた。

  しかしこの程、フィリピン外務省は4月4日、同国が実効支配するスプラトリー諸島内のパグアサ島近海に多くの中国船団が侵入しているとして、厳しく非難するとともに、事態好転がなければ“相応の行動”を取るとの強い声明を発表した。...

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