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2024年04月25日(木)
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フィリピン大統領;南シナ海での中国漁船団の示威活動にも目をつぶり、逆に閣僚による中国批判言動を禁止【米・フィリピンメディア】(2021/05/20)

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(76歳)は、2016年に就任以来、長い間築き上げられた米比同盟関係を差し置いて、中国・ロシアとの関係強化政策をとってきた。同大統領としては、力で全く敵わない中国等と敵対するのではなく、むしろ経済支援をうまく引き出して自国の繁栄に繋げようと腐心してきている。それは南シナ海における中国の一方的海洋進出活動に対しても同様で、中国大漁船団がフィリピンの排他的経済水域(EEZ)に長期に留まっているにも拘らず、この程、中国批判を繰り返す閣僚らに対して、これ以上の批判的言動を禁止する措置を講じるとの命令を出した。

5月19日付米『ザ・ディプロマット』オンラインニュース(2001年設立):「フィリピン大統領、閣僚に対して南シナ海問題での発言禁止措置」

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は5月17日、閣僚に対して南シナ海問題での発言を禁止する措置を講じた。

これは、中国の数百隻の大漁船団が、フィリピンのスプラトリー諸島(南沙諸島)のEEZ内にあるホイットサン礁に3月から長期間留まっていることに業を煮やした複数の閣僚が、中国批判を公に表明する事態が繰り返され、反って中国を刺激する結果になっていることを同大統領が考慮したためとみられる。...

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シンクタンク報告書、東南アジアの米国への信頼度上昇、中国への信頼度は低下(2021/03/06)

シンガポールのシンクタンク「東南アジア研究所」ASEAN研究センター(ASC)が2月10日に発表した調査によると、東南アジアの専門家の間で米国支持が高まっていることが明らかになった。

「東南アジア研究所」が発表した「東南アジアの現状2021」は、ASEAN全体で1,000人以上の回答者を対象に、新型コロナウイルス対策、リーダーシップにおける最大の懸念や地政学的見解、意見を調査したものである。調査は、ASEANに加盟する10カ国の議員、ジャーナリスト、ビジネスマン、専門家を対象に、昨年の11月から今年の1月にかけてオンラインで実施された。

ニュースサイト『ザ・ディプロマット』は、2020年は新型コロナウイルスのパンデミック、東南アジアのいくつかの国での政治的動乱、米国と中国の間の緊張の高まりに支配された年であったことから、発表された報告書には多くの関心が集まっていると報じている。...

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