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2024年05月02日(木)
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中国、BRICSサミット開催で統率力発揮を目論むも、国境問題を抱えるインドや、経済発展後退のロシア・ブラジル・南アフリカ等、呉越同舟の様相【米・スペイン・インド・中国メディア】(2017/09/02)

中国は、9月3~5日に福建省南部の厦門(シアメン)で開催される、第9回BRICS(注後記)サミットにおいて、新興5ヵ国の団結・連携を強化し、開放型の世界経済共同体を構築していくべく、リーダーシップを発揮しようとしている。しかし、インドは、2か月半もの間、ヒマラヤ山麓のドクラム(インド北東部シッキム州東端)で中国軍と睨み合ったばかりである。また、ロシアはもとより、ブラジル・南アフリカにもかつての経済発展の力はなく、独り勝ちの様を呈している中国への反発も予想される。

9月1日付米『Foxニュース』『AP通信』配信):「中国の厦門で開催されるBRICSサミット概要」  
 来週(9月4、5日)中国は、ブラジル・ロシア・インド・南アフリカと形成するBRICSサミットの議長役を果たす。習近平(シー・チンピン)国家主席は、BRICSを21世紀の世界経済の中心的役割を果たす経済共同体とすべく、リーダーシップを発揮したい意向である。

 これまでBRICSメンバーは、2014年に共同出資してBRICS開発銀行を設立したりして、欧米主導の世界銀行や国際通貨基金(IMF)等に協同して対抗してきた。...
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米・英・スペイン・中国メディア;表向きは米国との関係改善を切望する中国(2017/03/02)

2月26日付Globali「南シナ海で米中の応酬」の中で、“中国牽制のため南シナ海に空母や潜水艦等の艦隊を派遣してきた米軍に対して、中国は域外国の干渉は許さじと、これまで同様強い抵抗と拒否の姿勢を示している”と報じた。しかし、2月初めにトランプ大統領が習主席との電話会談で、「一つの中国」政策を尊重すると表明してきたことから、中国側としても、全面的には米中関係を緊迫化させないことを望んでいる模様で、同大統領就任後初めて共産党中央政府の重鎮を米国に派遣してきた。ただ、トランプ政権としては、外交の最優先事項としている北朝鮮核問題を前進させるために中国との協議は必要としながらも、中国派遣の同政府高官に対する扱いは極めて醒めたもので、トランプ大統領との面談は非公式扱いとしている。

2月28日付米『ワシントン・ポスト』紙:「予測不可能なトランプ大統領とそのタカ派政権と何とか関係付けようと中国が躍起」
「●ドナルド・トランプ新大統領の予測不可能な言動・行動に対して、決定的な対立は避けたい中国政府は内心やきもき。
 ●そこで2月27日、中国外交を総括する楊潔篪(ヤン・チエチー)国務委員を米国に派遣して、トランプ政権幹部と面談させて米中関係地ならし。
 ●しかし、楊氏にとって今回の訪米は困難な任務の模様で、トランプ大統領他と面談はできたものの、社交辞令を交わす程度のもので、公式会談と位置付けられず。...
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