1月15日付米
『ロイター通信米国版』:「インドネシアと日本、海洋の安全と鉄道プロジェクトにつき協議」
「●安倍晋三首相とジョコ・ウィドド大統領は1月15日、南シナ海における海洋安全保障問題や、ジャカルタ~スラバヤ間鉄道の高速化計画等について協議。
●安倍首相は、インドネシアの沿岸警備能力向上や離島開発を積極的に支援するとも表
明。
●また両首脳は、南シナ海における法の支配と紛争の平和的解決の重要性について確認。...
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1月15日付米
『ロイター通信米国版』:「インドネシアと日本、海洋の安全と鉄道プロジェクトにつき協議」
「●安倍晋三首相とジョコ・ウィドド大統領は1月15日、南シナ海における海洋安全保障問題や、ジャカルタ~スラバヤ間鉄道の高速化計画等について協議。
●安倍首相は、インドネシアの沿岸警備能力向上や離島開発を積極的に支援するとも表
明。
●また両首脳は、南シナ海における法の支配と紛争の平和的解決の重要性について確認。」
1月16日付米
『AP通信』:「安倍氏、訪問先のハノイでベトナムに海洋巡視船供与を約束」
「●安倍首相は1月16日、4ヵ国歴訪の最後の訪問地のハノイで、南シナ海の海洋安全のため、ベトナムの求めに応じて海洋巡視船の新造船を供与することに同意。
●グエン・スアン・フック首相は、法の下での海洋安全保障を強化するのに有益として評価。
●日本はベトナムに対して、既に中古の海洋巡視船6隻を提供済み。
●なお、安倍首相は2016年度中に、海洋安全保障、気候変動対策や水質浄化プロジェクトのために、1,230億円(10億500万ドル)支援すると約束。」
1月17日付英
『メール・オンライン』(
『ロイター通信』配信):「中国高官がフィリピンのドゥテルテ氏と面談」
「●ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は1月17日午後、中国外交部の劉振民(リゥ・チェンミン)副部長(次官に相当)と面談予定。
●アーネスト・アベーラ大統領府報道官は、劉副部長の訪問について、ドゥテルテ氏へは儀礼的訪問であるが、外務省とは二国間関係の現実的問題について協議すると発表。
●なお、劉副部長は、昨年にドゥテルテ氏が大統領に就任して以来、フィリピンが受け入れる最も地位が高い官僚であるが、数日前に安倍首相がフィリピンに様々な協力・支援(編注;今後5年間で1兆円規模の経済協力)を表明したばかりであり、中国高官による間髪入れずの訪問。
●一方、ペルフェクト・ヤサイ外相は1月16日、数週間前に在フィリピン中国大使館に対して、南シナ海で中国が建設した人工島に、最近になって武器を配備していることについて抗議する文書を送付した旨公表。」
一方、同日付中国
『新華社通信』:「中国、安倍氏の南シナ海問題干渉に猛抗議」
「●中国外交部の華春瑩(ホァ・チュンイン)報道官は1月16日の定例会見で、南シナ海問題について、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国と中国の努力により、漸く相互協議に入れるほど安定化してきたのに、安倍首相が余計な口出しをして地域の緊張を悪戯に高めようとしていると強硬に非難。
●安倍首相は、1月16日までの6日間の外遊で、フィリピン・豪州・インドネシア・ベトナムを歴訪したが、訪問の先々で南シナ海の海洋安全保障問題を殊更強調。
●華報道官は、中国は2017年のASEAN首脳会議議長国のフィリピンを支援するし、また、今後も中国・ASEAN間協力関係強化に努めていく、ともコメント。」
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