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2024年06月16日(日)
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【Globali】
 

ロシアとトルコの関係修復(2016/08/10)

トルコが昨年11月シリアとの国境付近でロシア軍機を撃墜して以来、トルコとロシアの関係は悪化していたが、8月9日トルコのエルドアン大統領はロシアのサンクトペテルブルクでロシアのプーチン大統領と会談しお互いに関係修復で一致した。この会談に先立ちエルドアン大統領は、今年6月プーチン大統領が関係修復の条件としていたトルコのロシア軍機撃墜についての謝罪を、プーチン大統領宛て書簡で行った。また、7月にトルコで起きたクーデター未遂事件では、プーチン大統領が電話で迅速にエルドアン大統領に支持を伝えたことがエルドアン大統領を痛く感激させることとなったが、これが両首脳の距離を急速に縮めた。

一方トルコと欧米の関係はクーデター未遂事件以来冷却化している。エルドアン大統領が非常事態宣言で強権を発動して、国内の反政府勢力抑え込みを図っていることにEU各国は不快感を表わしているし、エルドアン大統領がクーデターの黒幕と見てトルコへの送還を求めている在米のギュレン師について、米国は応じていない。シリア内戦でアサド大統領を支持するロシアと、反政府勢力を支持するトルコとの間には大きな溝があり、今後トルコが従来の欧米路線からロシア側に大きく舵を切ると見るのは早計であろうが、両国関係の動きには目が離せない。

8月9日付英国『メールオンライン』は、「エルドアン大統領、クーデター未遂事件後東側との関係再構築のため“親愛なる友人”プーチン大統領と親密化」という見出しで、トルコの大統領が火曜日ロシアのプーチン大統領と親密化を図り、クーデター未遂事件後支持が遠のいていると思われる西側同盟国にメッセージを送ることとなったと報じている。エルドアン大統領は、米国にはクーデターの黒幕と見られる男の送還を、EUには資金提供とトルコ国民のビザなし旅行を要求しているが、ロシアとの関係修復がこれにどの程度効果をもたらすかは不明である。...
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原発プロジェクトに見る英国メイ新首相の対中方針(2016/08/05)

英国で何十年かぶりに建設を計画されているヒンクリーポイント原子力発電プロジェクトが7月29日に行われる予定であった建設契約調印式を延期することとなった。同プロジェクトはフランス電力庁(EDF)との間で建設計画が進んでいたものを、昨年中国の習近平主席が訪英した際に当時のキャメロン首相の親中政策の下、中国の国営会社が33%出資することになった。メイ首相は電力供給という国の根幹にかかわることに中国の政府系会社が関与することに懸念を示している模様であり、調印を秋まで延期して再検討することとなった。キャメロン前首相は極めて積極的に中国との親密な関係作りに腐心して来たが、メイ首相は当時からこれに疑念を抱いていたようで、今回のプロジェクト延期を契機として英国の対中方針が変わる可能性が出て来た。メイ首相はサッチャー元首相と比較されるが、サッチャー氏以上に自分の考えを通す鉄の女であると専らの評判である。

7月30日付『ヤフーニューズ』(ロイター通信引用)は、「英国メイ首相、中国の投資を懸念しヒンクリーを延期させる」という見出しで、側近の話によるとメイ首相は中国の投資を安全保障の観点から懸念し、自らヒンクリーポイント原発プロジェクトを延期に導いたと報じた。フランスのEDFが中国の資金協力を得て建設する同プロジェクトを、キャメロン前首相は英国が外国からの投資に開放的である象徴と自賛したが、今回英国政府は、同国のインフラ建設、エネルギー供給、外国からの投資に関する対応が変化しているため再検討すると発表した。...
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