米ネバダ州市長、社会主義を理由に民主党から共和党に鞍替え(2021/04/07)
ネバダ州で三番目に大きいノース・ラスベガス市のジョン・リー市長は6日、社会主義に反対し、所属政党を民主党から共和党に変更することを発表した。
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『ニューズウィーク』によると、リー市長は「ネバダ州の民主党では、最近指導者の選挙が行われたが、5人のうち4人が民主社会主義党の会員だった」とフォックスニュースの「フォックス&フレンズ」で語った。さらに、今の民主党は、「25年前に私が育った民主党ではもはやなくなった。一緒にやっていくことはもう耐えられない。」と述べた。
ネバダ州最大の新聞『ラスベガス・レビュージャーナル』によると、リー市長は、最近のネバダ州民主党の選挙で、アメリカ民主社会主義党に所属する候補者らが党のほとんどのリーダーシップのポストに当選したことを指摘している。...
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『ニューズウィーク』によると、リー市長は「ネバダ州の民主党では、最近指導者の選挙が行われたが、5人のうち4人が民主社会主義党の会員だった」とフォックスニュースの「フォックス&フレンズ」で語った。さらに、今の民主党は、「25年前に私が育った民主党ではもはやなくなった。一緒にやっていくことはもう耐えられない。」と述べた。
ネバダ州最大の新聞『ラスベガス・レビュージャーナル』によると、リー市長は、最近のネバダ州民主党の選挙で、アメリカ民主社会主義党に所属する候補者らが党のほとんどのリーダーシップのポストに当選したことを指摘している。
英『デイリーメイル』は、リー市長が、バイデン大統領によってアメリカの労働者階級は取り残されていると述べたと伝えている。「この国の働く男性や女性、そして中小企業の経営者、つまり労働者階級は、もはや民主党では議題に出てこない」。現在の民主党は「エリート主義、社会主義に全て関係している。それは、私がこの国の未来に対して考えているものではない」。と説明している。
『ニューズウィーク』によると、リー市長は、最近のツイートや選挙サイトに掲載された声明の中で、「民主社会主義者を止め、自由の光を灯す時が来た 」と伝えている。
さらに「ここネバダ州では、社会主義を名乗る者たちによる民主党の完全な乗っ取りを目の当たりにした。私の愛するアメリカが、自分たちに同意しない人をブラックリスト化し、検閲し、怒鳴りつけて黙らせ、排除するような、過激な左翼集団に乗っ取られることを許すことはできない。」と述べ、「かつて民主党には、私のような保守的な声を反映する場所があった。今日では、そうではない。今の民主党は、キャンセルカルチャー、社会主義、そして私が共感することの出来ない反米的価値観に対し、無分別に信奉することを要求してくる」と非難の声を上げている。
リー市長は、2022年のネバダ州知事候補の可能性として挙げられている。市長は、『ラスベガス・レビュージャーナル』紙に対して、共和党に鞍替えして穏健派として出馬することを検討するよう「民主共和両党のさまざまな人から打診を受けている」と語っている。
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米南部国境、FBIのテロリスト監視リストに載っている中近東からの不法入国者を逮捕(2021/04/07)
米国税関・国境警備局(CBP)は5日、1月下旬以降、FBIのテロリスト監視リストに登録されている人物2名を国境警備隊員が逮捕したと発表した。
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『ニューズウィーク』によると、CBPは、逮捕された2名は共にイエメン国籍で、米国の搭乗拒否名簿にも登録されていたことを明らかにした。2名とも、米国とメキシコの国境から不法入国した疑いで、それぞれ別の時期にカリフォルニア州で逮捕された。
1人目は、1月29日の早朝に捜査官によって身柄を拘束された。33歳の男は、カレキシコ通関手続き地から少し離れた西側の地域で発見され、身元が確認された後、移民税関捜査官によって身柄が拘束された。...
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米
『ニューズウィーク』によると、CBPは、逮捕された2名は共にイエメン国籍で、米国の搭乗拒否名簿にも登録されていたことを明らかにした。2名とも、米国とメキシコの国境から不法入国した疑いで、それぞれ別の時期にカリフォルニア州で逮捕された。
1人目は、1月29日の早朝に捜査官によって身柄を拘束された。33歳の男は、カレキシコ通関手続き地から少し離れた西側の地域で発見され、身元が確認された後、移民税関捜査官によって身柄が拘束された。
2人目の26歳の男は、3月30日の夜中に、1人目と同様のカレキシコ通関手続き地から西側の地域で発見され、現在は連邦政府の管理下に置かれ、国から追放される予定となっている。
バイデン大統領の就任直後から米国への入国を試みる移民が増加していることが伝えられる中、国境警備局は、テロリストが頻繁に米国への入国を試みているという考えを否定してきた。しかし、一部の共和党員は、南部国境からの入国を試みる移民が増加しているため、安全性について懸念を表明している。共和党の下院議長であるケビン・マッカーシー議員は、先月南部国境を訪れた際に、FBIのテロ警戒リストに登録されている人々が米国に渡ろうとしていることを警告していた。国境警備隊が阻止している移民は、「メキシコやホンジュラス、エルサルバドルの人々だけではない」、「イエメン、イラン、トルコからの移民も確認されている」と述べ、こうした国家安全保障上の脅威に対して、現政権はどのような計画を持っているのだろうかと懸念を表明した。
軍事・外交ニュースを扱う『アメリカン・ミリテリー・ニュース』は、新政権誕生後から南部国境からの入国を試みる移民が急増しているにもかかわらず、バイデン政権は、前政権の数々の国境保護政策を覆してきたと指摘している。
トランプ前大統領は先月、現政権の国境への対応に対し、「米国にいるべきではない人々が大量に入国して来ている。これは1時間単位で起きており、刻々と悪化している。不法移民多くは犯罪歴があり、また新型コロナウイルスを広めている。国内での取締りは停止しており、かつて我々の政権が速やかに排除してきた犯罪者が、今では凶悪で暴力的な犯罪を犯すために再び国内に放たれている」と批判した。
バイデン政権は、国境の状況を「危機」と呼ぶことを拒否しているが、国境警備隊員は、国境付近での安全上の脅威の可能性について警告を受けるようになっている。例えば3月下旬には、2人の不法移民が米国とメキシコの国境を越えて警察官を殺害しようとしているという情報が国境警備隊に伝えられた。
米『フォックスニュース』によると、直近の逮捕者を除くと、10月の会計年度開始以降、イエメンからの移民3名とセルビアからの移民1名が、米国国境警備隊によって南部国境で拘束された。2月上旬にはアリゾナ州で、南部国境から不法入国していたイラン人11名が逮捕されている。
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