【ワクチン・新薬・検査】
政府・5000万回分追加供給へ調整(4月21日)
新型コロナウイルスのワクチンを巡り、菅総理大臣は先週、米国の製薬大手、ファイザーのブーラCEOと電話で会談し、ことし9月までに国内のすべての対象者に必要な数量を確保したいとして、追加の供給を要請した。
政府はファイザーに対し、これまでに契約を結んでいる7200万人分に当たるおよそ1億4400万回分に加え、新たに2500万人分に当たる5000万回分の追加供給を求めていて、正式合意に向けて調整を急ぐことにしている。...
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デンマーク“アストラゼネカ製ワクチン中止”(4月15日)
デンマークは新型コロナウイルスのアストラゼネカ製ワクチンについて血栓が確認された例が報告されたことを受け使用を中止した。
保健当局は感染状況がある程度抑えられていることや高齢者の多くはすでに接種済みということを考慮したうえでの判断である。 ジョンソンエンドジョンソンのワクチン使用延期(4月14日)
米国の製薬大手ジョンソンエンドジョンソンのワクチンのヨーロッパでの使用が延期された。
このワクチンはフランスにはすでに到着しており、来週から接種がはじまることになっていた。しかしこのワクチンが原因かもしれない血栓症が6例発生した。 米国食品医薬品局が米国での一時使用中止を勧告したため、ジョンソンエンドジョンソンは直ちににヨーロッパでも全面的に中止した。 フランスは55歳以上の接種についてこのワクチンを大いにあてにしていた。...
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感染有無を自分自身で確認できる検査キットが販売開始(4月13日)
フランスでは、今後は新型コロナウイルスの感染の有無を自分自身で確認できる。きょうから6000の薬局でセルフテストキットの販売が開始された。
価格は6ユーロで、検査結果が陽性だった場合はさらにPCR検査を受ける必要がある。 キットには鼻の中をぬぐうための小さなブラシが入っていて、4回ブラシをクルクル回して使う。キットに出てきた線が1本なら陰性、線が2本なら陽性となる。 15歳以上の子どもと大人が対象となる。...
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アストラゼネカのワクチン・接種に年齢制限・各国の対応相次ぐ(4月9日)
EMAが、アストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種と、接種後に確認された血栓に関連性がありうるとする調査結果を発表したことを受け、接種に年齢制限を設けるなどイタリア、スペイン、オーストラリア、英国など各国の対応が相次いでいる。
英国とEUいずれの規制当局も、接種による利益がリスクを上回るとして今後も接種を進めることが重要だとの見解を示している。 「ワクチン・新薬・検査」内の検索 |