【ワクチン・新薬・検査】
2社のワクチン承認・20日に判断で調整(5月7日)
ファイザーに続いて承認が申請されていた英国・アストラゼネカと米国・モデルナの新型コロナウイルスワクチンだが、厚生労働省は今月20日に承認可否を同時に判断する方向で最終調整に入った。
政府はモデルナのワクチンについて、東京と大阪で今月24日の開設を目指す大規模な接種センターで使用することを検討している。 アストラゼネカのワクチンは極めてまれに血栓が生じるリスクがあると指摘されているものの、効果がリスクを上回るとして年齢制限などを行い接種を続ける国もあり、専門家の部会で対応が検討される見通しである。
米国ファイザー・ワクチン売り上げ・予想比1.7倍見通し(5月5日)
新型コロナウイルスのワクチンを製造している米国の製薬大手ファイザーはこ今年のワクチンの売り上げが、当初の予想の1.7倍まで大幅に増える見通しを明らかにした。
これは4日発表された今年3月までの第1四半期の決算発表に合わせて明らかにしたもの。ファイザーの今年のワクチンの売り上げは260億ドル、日本円で2兆8000億円あまりにのぼる見通しになったということで、これまでの予想に比べて1.7倍まで大幅に伸びるという。...
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米国・モデルナ・ワクチン増産に向け設備投資(5月1日)
米国の製薬会社・モデルナは、これまで「7億回分から10億回分」としていた今年のワクチンの供給量を「8億回分から10億回分」に増やすとする見通しを明らかにした。
さらに、来年、最大で30億回分生産することを目指し、設備投資を行うとしている。 このほか、冷蔵庫の温度2℃~8℃で、現在、最長1か月としているワクチンの保存期間は、最長3か月まで延ばすことができることが新たなデータからわかったとしている。 ビオンテックCEO・ワクチン「変異ウイルスにも効果」(4月29日)
米国の製薬大手・ファイザーと新型コロナウイルスワクチンを共同開発したドイツのビオンテック・シャヒンCEOがインドで広がっている変異ウイルスにもワクチンは効果があると述べた。
また、シャヒンCEOは新工場でワクチン製造が始まり、日本への供給が増える可能性を示した。 J&Jワクチン「接種再開」(4月26日)
米国FDA(食品医薬品局)などは、接種後に決算の発症が報告され注視していたジョンソンエンドジョンソンの新型コロナウイルスワクチンの接種を再開させると発表した。
データを評価した結果「血栓のは勝は極めてまれで、接種による利益がリスクを上回る」としている。 モデルナ・バンセルCEOは、ワクチン製造に関するイベントで、「2022年にはワクチン生産量が世界の需要を上回る」との見通しを示した。 「ワクチン・新薬・検査」内の検索 |