地政学リスクの高まり・ドイツの選挙結果受け、円高、株安(2017/09/26)
『ロイター』等英文メディアは、ドイツ連邦議会選挙の結果、与党キリスト教民主・社会同盟の得票率が、1949年以来、最低であったことや、北朝鮮の外相が、トランプ大統領の国連での発言を、北朝鮮に対する宣戦布告を行ったとみなすとの発言が伝わり、海外市場で、安全資産とされる円が買われ、米国株式市場では、NYダウが、3営業日連続で下落したと報じた。
円は、対ユーロで1円以上上昇し、現在132円40銭台で推移している。また、円は、一時対ドルでも1円以上上昇し、現在111円60銭台で推移している。一方、ユーロは、対ドルでも、一時1%程度下落し、2016年12月以来の大幅安を記録、現在1.185ドル前後で取引されている。
また、米株式市場では、ナスダック総合指数が、0.9%安の6,370.593(△56.33)、NYダウは、3日連続下げて、22,296.09(△53.50)、S&P500は、5.56ポイント下落の2,496.66で引けた。...
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円は、対ユーロで1円以上上昇し、現在132円40銭台で推移している。また、円は、一時対ドルでも1円以上上昇し、現在111円60銭台で推移している。一方、ユーロは、対ドルでも、一時1%程度下落し、2016年12月以来の大幅安を記録、現在1.185ドル前後で取引されている。
また、米株式市場では、ナスダック総合指数が、0.9%安の6,370.593(△56.33)、NYダウは、3日連続下げて、22,296.09(△53.50)、S&P500は、5.56ポイント下落の2,496.66で引けた。
セクター別では、いままで株式を牽引してきた成長力の高い情報技術関連の株価の下げ(△1.4%)が大きく、相場の重しとなった。
一方、原油相場は、主要産油国が、世界の原油市場が再均衡に向かっているとの見解を示したことから、大きく上昇し、エネルギー関連株は1.5%上昇した。
個別銘柄では、アップルが、新製品のアップルXの売上げ懸念から4日連続で下げ、フェイスブックは、議決権のない新株発行の撤回や、自社株の売却などのザッカーバーグCEOの売却発言から、△4.5%と大きく下げた。
また、安全資産である金価格は、1%近く上昇し、1,300ドル台を回復した。
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ニューヨークダウ、5日連続で最高値更新(2017/09/19)
『ナスダック』等各英文メディアは、NYダウは、9月18日、5日連続で、最高値を更新したと報じた。
今週、米連邦公開市場委員会で、買入れ資産の圧縮の決定や、12月の米利上げの可能性が意識され、10年もの国債利回りが上昇し、金融株が買われた。
また、9月のミシガン大学消費者信頼感指数が、市場の予想を上回ったことも好感された。
さらに、最近、北朝鮮の挑発行為に、市場があまり市場が反応しなくなり、VIX指数(恐怖指数)は、10前後で低水準を維持しており、金価格も、上昇が一服していることから、リスクオンムードが継続しているものと考えられる。...
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今週、米連邦公開市場委員会で、買入れ資産の圧縮の決定や、12月の米利上げの可能性が意識され、10年もの国債利回りが上昇し、金融株が買われた。
また、9月のミシガン大学消費者信頼感指数が、市場の予想を上回ったことも好感された。
さらに、最近、北朝鮮の挑発行為に、市場があまり市場が反応しなくなり、VIX指数(恐怖指数)は、10前後で低水準を維持しており、金価格も、上昇が一服していることから、リスクオンムードが継続しているものと考えられる。
終値は、NYダウ工業30種平均が、前週の終値比で+63.01の22,331.35ドルと、9月11日の終値から1週間で、+273.98ドル(1.24%)に上昇した。
また、ナスダック総合指数は、+6.192の6,454.639、S&P500指数は、+3.64の2,503.84と、いずれも高値圏で推移している。
セクター別では、金融関連が、1.0%、素材関連が、0.6%、資本財関連が、0.6%上昇し、公益関連が、1.0%、不動産関連が0.5%、一般消費財が、0.4%下落した。
個別銘柄では、世界的な電気自動車の流れから、テスラが買われ、前週の終値比+5.19の385.00と最高値を更新した。
また、キャタピラー(123.83(+2.46))や、ボーイング(253.08(+3.99))等が買われた。
一方、アマゾンが、クラウドの課金方式を変更するとの報道で、価格競争が激化するとの見通しから、マイクロソフトやアルファベット等が売られた。
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