ジャージー出身のジーン・アンドレ・クメナー氏(32)がベネチアの北に位置するイタリア、ドロミーティ山地のカナツェーイの3千mの頂上からジャンプしたとき、友人と一緒だった。
あたりの強い風がクメナー氏を岩面に流し、そこから200m以上落下し亡くなったとザ・サンが報じた。
クメナー氏のガールフレンドが、先にジャンプしていて、クメナー氏が地面に落ちたのに気付いたとイタリアのニュースサイト「アルト・アディジェ」が伝えた。...
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ジャージー出身のジーン・アンドレ・クメナー氏(32)がベネチアの北に位置するイタリア、ドロミーティ山地のカナツェーイの3千mの頂上からジャンプしたとき、友人と一緒だった。
あたりの強い風がクメナー氏を岩面に流し、そこから200m以上落下し亡くなったとザ・サンが報じた。
クメナー氏のガールフレンドが、先にジャンプしていて、クメナー氏が地面に落ちたのに気付いたとイタリアのニュースサイト「アルト・アディジェ」が伝えた。
「彼女が無事着地し、次に彼が跳んだが、風が強すぎて、山側に流された」と目撃者がザ・サンに語った。
付近を捜索していたヘリコプターが彼の遺体が雪に埋もれたクレバスの中にあるのを特定した。
外務・英連邦省の報道官がスカイ・ニュースに語ったところによると、「外務・英連邦省はイタリア、カナツェーイで亡くなったイギリス人のご家族を支援するとともに、現地当局と連携を取っている」という。
ベースジャンピングは過激なスポーツで、パラシュートやウィングスーツを着けて跳び、パラシュートを開き地上に着地する前に時速193㎞まで達する。
死傷する割合はスカイダイビングの50倍に上る。昨年別のイギリス人ロバート・ハガーティ氏がドロミーティのカステッレット・デッラ・ブザッティア山からジャンプし、亡くなっている。
スカイ・ニュースによると、47歳のハガーティ氏は500回のジャンプに成功していたが岩棚を避けられず、傷を負ったという。
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英国議会下院が欧州連合(EU)離脱合意案を大差で否決したことで、日本企業は、経済・社会の混乱につながる「合意なき離脱」への警戒を強めている。パナソニックに続いてソニーも、欧州本社を英国からオランダに移転することを決めた。また、英・EU間の物流が停滞し、部品供給網の寸断で生産活動に影響が出ることを懸念して、トヨタ自動車及びホンダは、英国工場の一時休止を決定している。そしてこの程、日産自動車も、欧州向け新戦力と期待しているSUV(スポーツ用多目的車)の英国工場での生産計画を白紙撤回すると報じられた。ただ、同社の場合、提携強化あるいは企業統一を目論む仏・ルノーの思惑がはたらいたものともみられている。
2月3日付米
『ロイター通信』:「日産、英国工場での新戦力SUV“X-Trail”生産計画を白紙撤回」
英ニュース専門チャンネル『スカイ・ニュース』は2月2日、日産自動車が、Brexit(英国のEU離脱)までに2ヵ月を切ったところで、英国工場で新戦力SUV“X-Trail”を生産する計画を白紙撤回すると報じた。
同社は2016年10月、同年6月の国民投票でBrexitが決定された後でも、英国における製造業界の発展に期待して、同SUV車の英国工場生産の計画を発表していた。...
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2月3日付米
『ロイター通信』:「日産、英国工場での新戦力SUV“X-Trail”生産計画を白紙撤回」
英ニュース専門チャンネル『スカイ・ニュース』は2月2日、日産自動車が、Brexit(英国のEU離脱)までに2ヵ月を切ったところで、英国工場で新戦力SUV“X-Trail”を生産する計画を白紙撤回すると報じた。
同社は2016年10月、同年6月の国民投票でBrexitが決定された後でも、英国における製造業界の発展に期待して、同SUV車の英国工場生産の計画を発表していた。
今のところ、英国日産の広報部はコメントを控えている。
ただ、『スカイ・ニュース』によると、日産の正式発表は2月4日となるとみており、また、元々英国北東部のサンダーランド市にある同社英国工場では、同SUV車の生産は行ってきていないので、白紙撤回によって従業員の解雇にすぐに繋がることはないとする。ただ、同社の英国への将来的な投資には影響が出る恐れがあろうとしている。
なお、1月31日にリリースされたデータによると、昨年の英国自動車業界への投資額が半減しており、日産の英国工場の生産台数も10%以上減少している。
2月2日付英国『BBCニュース』:「日産、サンダーランド工場での新型SUV“X-Trail”生産計画を方針転換」
日産自動車が、サンダーランド工場での新型SUV車の生産計画を見直すと言われている。
同市を含む地域選出の労働党ブリッジ・フィリップソン下院議員は2月2日、もしこの報道のとおりとなれば、英国北東部の経済への影響は大変大きい、何故なら、同地域の住民の多くが日産英国工場に依存しているからだ、とツイートしている。
日産は1986年にサンダーランド工場での生産を開始しており、約7千人の従業員を抱えている。
そして、2016年に発表された、新型SUV車の生産が同工場で始まれば、数百人の新雇用創出に繋がることになっていた。
目下のところ、英国日産広報部は、噂の類にはコメントしないとしている。
ただ、フランスのルノーが株主となっている日産としては、Brexit後の混乱を懸念して、生産体制をフランスに移転する思惑があるとみられる。
更に、『フィナンシャル・タイムズ』紙の自動車業界専門のピーター・キャンベル特派員は、欧州等でのディーゼル車需要の落ち込みが顕在化していることから、ディーゼル型新SUV車をサンダーランド工場で生産することが当初の計画であったため、その見直しがなされたものとコメントしている。
また、同特派員は、日産の英国工場での生産車の約80%が英国外への輸出向けであることから、Brexit後の英国産製品の輸出に賦課される不利益をも考慮したものと思われるとも付言した。
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