JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年05月19日(日)
最新TV速報
【Globali】
 

日米豪印4ヵ国、中国の「一帯一路」経済圏構想に対抗する共同インフラ計画を検討?【米・インドメディア】(2018/02/21)

2月18日付豪州メディア『オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー』紙が、日米豪印4ヵ国が、中国の「一帯一路」経済圏構想(OBOR)に対する代替案として、共同インフラ計画を検討していると報じた。豪州高官は、競合策などではなく、あくまで中国単独では経済的に存立できない港湾・道路等のインフラへの賛助の目的だとコメントしている。しかし、米国トランプ大統領は、昨年12月発表の「国家安全保障戦略」の中で中国への対抗心を剥き出しにしているし、インドも、中国が、パキスタン・スリランカのみならず、かつては親印国であったモルディブ(インド洋東部島嶼国)まで抱き込み、インド包囲網を築き上げつつある現状下、中国憎しと思っているに違いない。そこで、日本としても、表向きは日中関係改善を表明しているものの、東・南シナ海等で中国の勢力拡大に危機感を抱いていることから、反中国での日米豪印連携は願ってもないことではないかとみられる。

2月19日付米『ブライトバート』オンラインニュース:「日米豪印、中国のOBOR対抗の共同インフラ計画検討」

  2月18日付豪州『オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー』紙によると、日米豪印4ヵ国が、台頭する中国に対抗するため、特に中国が推し進めるOBORに対抗するため、共同インフラ計画を検討中という。

  『CNBCニュース』は、OBORには、最多で65ヵ国が対象となり、これは国内総生産(GDP)で世界第3位、地球上の全人口の60%を占めることとなるとする。...

全部読む

 

英国防相、航行の自由作戦のため同国フリゲート艦を南シナ海に派遣すると発言して中国から猛反発【米・英国・ロシアメディア】(2018/02/13)

英国の内閣は一枚岩ではないようである。2月4日付Globali「メイ英国首相、中国首脳及び中国メディアから歓迎されるも、中国人権問題より中英貿易優先で本国では酷評」で触れたとおり、英国首脳は、国際社会から非難されている中国の人権問題より、中英経済連携強化を最優先して初訪中の成果を上げた。しかし、あろうことか訪豪中の英国防相が、同国の対潜フリゲート艦を南シナ海に派遣し、同海域における航行の自由を公に示すと発言してしまった。これに対して中国は当然のことながら、習近平(シー・チンピン)国家主席がメイ首相の訪中を歓待し、中英間の“黄金の時代”との最大限の賛辞までしたのに何たる振るまいかと、域外国の英国の暴挙として猛反発している。

2月13日付米『AP通信』:「英国防相、同国軍艦を南シナ海に派遣すると発言」

  訪豪中の英国のギャビン・ウィリアムソン国防相(41歳、昨年11月2日就任)は2月13日、豪メディア『ジ・オーストラリアン』紙のインタビューに答えて、対潜フリゲート艦“サザーランド”を豪州寄港の帰途に南シナ海を航行させて、同海域における航行の自由を公に示す考えだと表明した。

  同相は、米国軍艦がこれまで実施したように、中国主権と主張する島嶼・人工島の領海内を航行させるのかまでの詳細は明かさなかったが、中国側からの反発が予想される。...

全部読む


その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング