8月14日付米
『ブルームバーグ』オンラインニュース:「日本、離島防衛のため新型ミサイル開発計画」
「●
『讀賣新聞』は8月14日、日本政府が、尖閣諸島を含めた離島防衛のため、射程距離300キロメーターを有する新型地対艦ミサイルを開発する計画を固めたと報道。
●防衛省が2017年度で開発費用につき概算要求するもので、2023年度に配備する計画。
●9月初めに中国で開かれるG20サミットにおいて、安倍晋三首相と習近平(シー・チンピン)主席間の会談が予想されるが、その直前での同計画の報道。...
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8月14日付米
『ブルームバーグ』オンラインニュース:「日本、離島防衛のため新型ミサイル開発計画」
「●
『讀賣新聞』は8月14日、日本政府が、尖閣諸島を含めた離島防衛のため、射程距離300キロメーターを有する新型地対艦ミサイルを開発する計画を固めたと報道。
●防衛省が2017年度で開発費用につき概算要求するもので、2023年度に配備する計画。
●9月初めに中国で開かれるG20サミットにおいて、安倍晋三首相と習近平(シー・チンピン)主席間の会談が予想されるが、その直前での同計画の報道。」
一方、8月12日付英
『メール・オンライン』(
『ロイター通信』記事引用):「日本、フィリピン向けに2隻の沿岸警備艇を提供」
「●外務省の大鷹正人副報道官は8月12日、8月11日にフィリピンのダバオ市で行われた岸田文雄外相とロドリゴ・ドゥテルテ大統領間会談の結果、これまでに決まっていた10隻の中型沿岸警備艇(全長44メーター)に加えて、新たに2隻の大型沿岸警備艇(同90メーター)を日本がフィリピンに提供する話が進められていると発表。
●合計88億ペソ(1億8,852万ドル、約192億円)に上るが、最初の10隻は来週から配備開始。」
8月13日付ロシア
『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「日本、南
シナ海の緊張昂揚に伴いフィリピンに沿岸警備艇を提供」
「●今回の協議は、フィリピンへの日本の駐在武官増員に加えて、更なる日本・フィリピン連携強化のためのもので、追加の沿岸警備艇に加えて、哨戒機の提供も予定。
●なお日本は、軍事連携に加えて、マニラの渋滞問題解消に資するよう、新たな鉄道建設用に充てる24億ドル(約2,450億円)の融資も提案。」
なお、同日付香港
『サウス・チャイナ・モーニング・ポスト』紙:「中国がスカボロー礁に
人工島を建設するとしたら、それはG20サミットが終了してからの話」
「●中国は、マニラの230キロメーター西のスカボロー礁を埋め立て、人工島を建設することは重要な政策だとしているが、外交筋によると、その工事を始めるとしたら、9月初めに杭州(浙江省)で開かれるG20サミットが終了してから、しかし、11月8日の米大統領選の前と予想。
●背景は、G20では(テロ行為含めて)世界の平和堅持が主要議題となるため、議長国の中国自らが非難の対象になることはできまいということ、また、オバマ大統領は任期切れ直前には功績作りのため内政にかかりきりになり、南シナ海等海外政策に注力できないと考えられるため、との説明。
●一方、フィリピンのドゥテルテ大統領特使として訪中したフィデル・ラモス元大統領は8月13日、中国の全国人民代表大会(国会に相当)の傅瑩(フ-・ユン)外交委員長と会談し、南シナ海におけるフィリピンの漁業権について討議したと発表。
●また、同行したラファエル・アルナン前内務相は、(領有権問題等)“係争案件”と共同事業案件と並行して協議をしていく話をしたともコメント。」
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