JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年05月06日(月)
最新TV速報
【Globali】
 

世界が見る混迷極めるシリア問題の行方(2015/09/30)

シリア内戦がISの台頭や難民問題ともリンクし国際情勢は混迷を極めている。ISの台頭を抑えるにはシリアのアサド政権やイランとの共闘は欠かせないが、対立する米国とロシアが象徴的にあらわしているが、各国の対応には宗教上や政治的思惑。経済的思惑などによってそれぞれ温度差があり、国連という国際舞台を介在させても問題解決の糸口はなかなかみえてこない。各国は混迷極めるシリア問題の行方について以下のように報じた(一部『NHKBSワールドニュース』を参照した)。

9月29日付『PBS』(米国)は「米国とロシアはウクライナやシリアについて、異なる見解を持っており、。プーチン大統領はほかの3国と米国に対抗する形での対イスラミックステート連合を結成。イラクがこれに加わったが、このことが米国にとっての最大のショックとなっている」と報じた。

一方、9月30日付『アルジャジーラ』(カタール)は「オバマ大統領が“米国はイランやロシアを含む全ての関係国と協力する用意がある。...
全部読む

 

世界が見るイランをめぐる米国とイスラエルの関係悪化(2015/03/04)

米国オバマ政権とイスラエルの関係が、イランの核問題への対応をめぐって悪化している。オバマ大統領は、イランの核開発を少なくとも10年間凍結させる検証可能な合意を行うことで、イランの核問題を制御できると主張している。これに対してイスラエルのネタニヤフ首相は、イランを信用することはできないとして、米国主導のイランの核協議の交渉を非難しており、両国は真っ向から対立している。ネタニヤフ首相は今回、共和党ベイナー下院議長の招きで訪米し米連邦議会で演説することになっているが、議会での演説はホワイトハウスを抜きに進められたもので、これに反発した民主党議員42人が、ネタニヤフの演説のボイコットを表明している。米国にとってスンニー派のIS(イスラム国)との戦いでは、シーア派の大国イランの協力が欠かせないが、米国とイランの急接近に対してイスラエルがくさびを打ち込む形になっている。米国とイスラエルの不和は米国の弱体化を助長するもので、ISをはじめロシア、中国、北朝鮮等の台頭を許す結果を招きかねず、国際社会の不安定化にもつながりかねない。各国は、イランをめぐる米国とイスラエルの関係悪化について以下のように報じた(一部『NHKBS』ワールドニュースを参照した)。

3月3日付『AP通信』(米国)は「スーザンライス大統領補佐官が、“これまで米議会はイランの制裁において積極的役割を担ってきてくれたが、今回は国際社会を分断し、米国が非難される原因を作り出しており、全てを台無しにする役回りを演じている”と米議会を非難した」と報じた。
3月3日付『BBC』(英国)は「ネタニヤフ首相の行動は、イスラエル総選挙を意識した政治的な計算が働いているとして、(米国民主党は)非難している。...
全部読む


その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング