アルゼンチンの新大統領に、中道左派のアルベルト・フェルナンデスが就任(2019/12/12)
『AFP通信』によると、12月10日の火曜日、1年間の不況の後、アルゼンチンを立ち直らせることを約束した中道左派のアルベルト・フェルナンデス氏が、アルゼンチンの新大統領として就任した。
なお、アルゼンチンの現在の状況は、社会的混乱状態にあり、急進インフレーション状態で、失業率と貧困率が上昇の一途をたどっている。
フェルナンデス新大統領は、国会議員の前で宣誓した後、マウリシオ・マクリ前大統領自らが手渡した大統領懸章を、連合政権の議員や後援者たちの喝采のうちに受け取った。
新大統領の最初の演説では、アルゼンチン人に対して、新しい連帯的な社会契約を構築し、国を分断している憎しみや恨みの壁を乗り越えようと訴えた。...
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なお、アルゼンチンの現在の状況は、社会的混乱状態にあり、急進インフレーション状態で、失業率と貧困率が上昇の一途をたどっている。
フェルナンデス新大統領は、国会議員の前で宣誓した後、マウリシオ・マクリ前大統領自らが手渡した大統領懸章を、連合政権の議員や後援者たちの喝采のうちに受け取った。
新大統領の最初の演説では、アルゼンチン人に対して、新しい連帯的な社会契約を構築し、国を分断している憎しみや恨みの壁を乗り越えようと訴えた。
新大統領は、アルゼンチンが抱える国際通貨基金(IMF)など海外債務については、「アルゼンチンは、国際機関に債務を返済したいが、返済の手立てが今のところ、見つからない。返済するには何にもまして経済成長しかない。」と付け加えた。
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米大統領選・民主党女性候補2人への支持が拡大、テレビ討論会後の調査(2019/07/03)
2020年11月に実施される米大統領選の民主党候補者の指名争いについて、米CNNテレビは1日、先月下旬に行われた初のテレビ討論会を受けた最新の世論調査の結果を発表した。これによると、ハリス上院議員、ウォーレン上院議員の女性2候補が、先月から支持率を大きく伸ばして2、3位に入り、首位のバイデン前副大統領との差を縮めている。
『ブルームバーグ』『ワシントン・ポスト』などのメディアが
『CNN』の本調査について報じた。CNNは、調査会社SSRSに委託し、6月26~27日に行われた初のテレビ討論会後の28~30日、656人の民主党支持者と民主党寄りの無党派層を対象に調査を行った。
この結果によれば、ジョー・バイデン前副大統領(76)が1位を維持したものの、支持率は22%と先月から10ポイントも下落した。...
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『ブルームバーグ』『ワシントン・ポスト』などのメディアが
『CNN』の本調査について報じた。CNNは、調査会社SSRSに委託し、6月26~27日に行われた初のテレビ討論会後の28~30日、656人の民主党支持者と民主党寄りの無党派層を対象に調査を行った。
この結果によれば、ジョー・バイデン前副大統領(76)が1位を維持したものの、支持率は22%と先月から10ポイントも下落した。一方、カマラ・ハリス上院議員(54)は、先月から9ポイント増の17%と支持率を急伸させ、2位に躍進した。また、エリザベス・ウォーレン上院議員(70)も8ポイント増の15%となり、3位に入った。
ハリス氏、ウォーレン氏はともにテレビ討論会で力強く自らの主張を展開し、その結果が表れたと考えられている。有力者の1人、バーニー・サンダース上院議員(77)は14%と、先月から4ポイント支持率を落として2位から4位に転落した。このほかには大きな変化は見られず、5%を超える支持を得た立候補者はいなかった。
討論会は、6月26~27日の2日に分けて10候補ずつが出演し、ウォーレン氏は1日目、ハリス氏は、バイデン氏、サンダース氏とともに2日目に登場した。ウォーレン氏は法学者でマサチューセッツ州の上院議員である。1日目は医療保険をめぐり激論が交わされ、同氏は公的保険を拡大する政策を訴え、支持を拡大したとみられる。
唯一の黒人女性候補であるハリス氏は、法律家でカリフォルニア州の司法長官を務め、同州の上院議員となった。2日目の討論会でハリス氏は、バイデン氏が過去に人種差別を肯定する上院議員らと協力したことや、1970年代の人種差別撤廃のためのスクールバス通学に反対した問題などを鋭く批判して喝采を浴び、バイデン氏は釈明に追われた。
討論会の内容をニュースなどで確認した調査回答者のうち、ハリス氏の発言内容が最も良かったとした人は41%で、ウォーレン氏は13%、バイデン氏は10%だった。2回の討論会のうち、少なくとも1回を視聴した人では、ハリス氏と答えた人が46%、ウォーレン氏は19%、バイデン氏は8%と、2女性候補のテレビでの印象が強かったことが窺える。
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