12月11日付米
『ワシントン・ポスト』紙(
『AP通信』配信):「中国軍、日本と台湾領海上空で飛行訓練」
「●中国軍は、12月10、11日と2日間にわたり、台湾と日本の領海上空で飛行訓練を実施。
●今回の台湾領海上空の飛行訓練は、先週末のドナルド・トランプ次期大統領と台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統との電話会議に中国側が抗議して後間もなく実施されたもの。
●台湾国防部は、12月10日に宮古海峡上空を飛行した中国軍戦闘機は少なくとも10機、また、バシー海峡を飛行したのは4機だったと発表。...
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12月11日付米
『ワシントン・ポスト』紙(
『AP通信』配信):「中国軍、日本と台湾領海上空で飛行訓練」
「●中国軍は、12月10、11日と2日間にわたり、台湾と日本の領海上空で飛行訓練を実施。
●今回の台湾領海上空の飛行訓練は、先週末のドナルド・トランプ次期大統領と台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統との電話会議に中国側が抗議して後間もなく実施されたもの。
●台湾国防部は、12月10日に宮古海峡上空を飛行した中国軍戦闘機は少なくとも10機、また、バシー海峡を飛行したのは4機だったと発表。
●中国国営メディアは12月11日、中国軍艦船3隻が尖閣諸島周辺を監視航行したと報道。
●なお、中国国防部は12月10日、中国軍戦闘機が通常の訓練の一環で宮古海峡上空を飛行中、航空自衛隊の戦闘機2機が進路を妨害した上で、中国機の安全を脅かす“妨害弾”を発射したと抗議。」
同日付英
『ロイター通信英国版』:「台湾、中国空軍が遠洋飛行訓練実施と発表」
「●台湾国防部は、中国空軍機が12月10日、バシー海峡と宮古海峡上空を飛行したが、台湾の防空識別圏(ADIZ)侵犯はなかったと発表。
●一方、中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユージュン)報道官は、中国軍機が通常の訓練飛行を行っていた際、航空自衛隊の戦闘機2機が飛行妨害をした上でデコイ・フレア(ミサイルを回避するための火炎弾)を発射しており、国際法による航行と飛行の自由を損なう行為だとして抗議。」
12月10日付ロシア
『RT(ロシア・トゥデイ)テレビニュース』:「中国、航空自衛隊機の
異常接近を猛抗議」
「●中国の楊報道官は、宮古海峡は公認の国際航路であり、中国軍機の安全飛行訓練を脅かす航空自衛隊のスクランブルに対して猛烈抗議。
●また同報道官は、総合的な日中関係に則し、今後二度と妨害行為を繰り返さないよう望むとも付言。
●中国国営メディアは、宮古海峡は中国軍が、東シナ海から西太平洋方面に展開するための、限られた国際航路のひとつだと報道。」
12月11日付台湾
『台北時報』:「中国軍機、台湾上空を飛行」
「●台湾国防部は、中国軍機が12月10日、東シナ海から宮古海峡上空を通過して後、台湾北方のバシー海峡を飛行して中国軍基地に向かったと発表。
●同部によると、直近2週間で2度目の台湾上空飛来。
●11月25日に飛来したのは、西安H-6K爆撃機2機、ツボレフTu-154哨戒機及び陝西Y-8輸送機だったが、今回はSu-30戦闘機数機の模様。
●なお、同部高官によると、中国軍機が中国沿岸基地から東シナ海に飛来した途端、台湾軍のレーダーが飛行航路を全て捕捉。」
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