【ワクチン・新薬・検査】
米国ファイザーの新型コロナワクチン・90%の有効性(11月10日)
米国の製薬会社ファイザーは、ドイツのバイオンテックと共同開発した新型コロナウイルスのワクチン開発で第三段階の大規模臨床試験の結果、90%の予防効果があるとみられるとの結果を発表した。
想像以上の高い効果だがまだ試験は終わったわけではない。まだ多くの疑問点があると感染症の専門家は話している。 本当にワクチンが必要な高齢者に関する情報はあるのか今のところデータがないという。 ファイザーは早急に許可が出れば年末までにワクチン供給を開始できるとしている。...
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リバプールで新型コロナ治療薬治験(10月30日)
リバプールのロイヤルリバプール病院で新型コロナウイルスの新しい治療法モルヌピラビルの治験が始まった。
いくつかの治療法が開発途上。その薬は感染の初期段階で抑え重症化の危険を減らすという。 コロナウイルスがヒトの細胞に入ると機能を乗っ取ってウイルスを大量に再生産させる。 モルヌピラビルはウイルスの遺伝子構造に入り込み変異を起こさせるように作られている。ウイルスを中和しそれ以上の感染を防ぐことが期待されている。...
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中国で開発中の4種類のワクチン・臨床試験・第3段階へ(10月25日)
10月21日放送。国務院の20日の記者発表で科学技術省が新型コロナウイルスワクチン4種が第3段階の臨床試験に入り順調に進んでいるとし「不活化ワクチンとアデノウイルスベクターワクチンの技術ロードマップで4種が第3段階の臨床試験に入った。全体的には順調に進展しておりこれまで被験者6万人に接種した」と述べた。
また新型コロナウイルスは変異するかとの質問に対し「8万を超える高品質のウイルス遺伝子配列を比較分析したところウイルスの変異は大きくなく正常な範囲内の遺伝子変異の蓄積でありワクチン開発に実質的な影響をもたらすものではない」とコメントした。...
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治療薬「レムデシビル」米国で正式承認(10月23日)
新型コロナウイルスの治療薬として日本で特例承認されている抗ウイルス薬・レムデシビルについて、米国FDA食品医薬品局は22日、治療薬として正式に承認したと発表した。 英国・ワクチン研究を支援“人為的に感染させ効果など調査”(10月22日)
新型コロナウイルスのワクチン開発を加速させるため英国政府は、健康な人に開発中のワクチンを投与したあと人為的にウイルスに感染させ効果などを調べる研究に対し、約46億円の支援を行うと発表。承認を受ければ来年1月にも研究開始の見通しである。
英国政府によると、こうした実験はインフルエンザでは行われたことがあるが、新型コロナウイルスでは初めてだ。 「ワクチン・新薬・検査」内の検索 |