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大栄翔・埼玉県力士として史上初の幕内優勝(1月25日)
「自信になる相撲がたくさんあったのでそういう相撲を取っていきたい」優勝インタビューで大栄翔は冒頓とした語り口ながら力強く手応えを語った。大相撲初場所は前頭一枚目の大栄翔が13勝2敗で初優勝を決めた。埼玉県出身力士としても初めての幕内優勝。賜杯を抱いた感想を問われて、「あんなに重いものだとは思っていなかったのでちょっとびっくりしたんですけど嬉しいです」とはにかんで笑みがこぼれた。
初日の朝乃山戦に始まり、中日まで三役(3大関・2関脇・2小結)を次々に撃破して無傷の8連勝。...
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「自信になる相撲がたくさんあったのでそういう相撲を取っていきたい」優勝インタビューで大栄翔は冒頓とした語り口ながら力強く手応えを語った。大相撲初場所は前頭一枚目の大栄翔が13勝2敗で初優勝を決めた。埼玉県出身力士としても初めての幕内優勝。賜杯を抱いた感想を問われて、「あんなに重いものだとは思っていなかったのでちょっとびっくりしたんですけど嬉しいです」とはにかんで笑みがこぼれた。
初日の朝乃山戦に始まり、中日まで三役(3大関・2関脇・2小結)を次々に撃破して無傷の8連勝。得意の突き押しが今場所はさらに磨きがかかっていた。相撲の名門・埼玉栄高校から角界入りしたのは今から9年前。2年半で十両に上がり将来を嘱望されたが、現在27歳とすでにベテランの域に差し掛かってきた。ここ数場所新鋭の力士が次々と入幕してくるなか追われる立場となっている。昨年は初の三役で二桁勝利をあげ秋場所に関脇に昇進したが、この時は大きく負け越し上位陣の壁にぶち当たった。今回はそのリベンジの場所となった格好だ。
先場所に続き二桁勝利をあげた大栄翔だが関脇・小結の力士が全員勝ち越したため来場所の番付どうなるかが注目したい。一気に張出の関脇に再昇進する可能性もある。是非今度こそ大関獲りの起点となる白星を積み重ねて欲しい。
大栄翔は優勝に加えて殊勲賞と技能賞のW受賞も果たしているが、今場所はあと二人技能賞を受賞している。東関脇で11勝の好成績を残した照ノ富士は大関復帰に向けまた一歩近付いた。もう一人は新入幕の翠富士。兄弟子だった安美錦譲りの鮮やかな肩透かしは一級品だ。ほかにも十両でつたえ反りなどで二桁勝利をあげた宇良など業師が土俵を賑わせた初場所。更なる活躍に期待したい。
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ノルディック&スノーボードで日本勢が活躍(1月24日)
今シーズン、新型コロナの影響で大会数が縮小されているウインタースポーツ。開幕した国際大会で日本勢の活躍のニュースが入ってきた。まずはフィンランドで行われているノルディックスキーの複合W杯。エースの渡部暁斗(北野建設)と山本涼太(長野日野自動車)のチームが団体第2戦のスプリントに出場した。
前半のジャンプでそれぞれ121・5メートル、116・5メートルをマークして合計228・9点の3位につける。...
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今シーズン、新型コロナの影響で大会数が縮小されているウインタースポーツ。開幕した国際大会で日本勢の活躍のニュースが入ってきた。まずはフィンランドで行われているノルディックスキーの複合W杯。エースの渡部暁斗(北野建設)と山本涼太(長野日野自動車)のチームが団体第2戦のスプリントに出場した。
前半のジャンプでそれぞれ121・5メートル、116・5メートルをマークして合計228・9点の3位につける。後半のクロスカントリーは首位と4秒差でスタートし、山本が先頭集団でレースを展開する。一時上位2チームに離されものの、後半では4番手で追走していた渡部が12キロ地点で3位に上がると、粘り強くトップに食らいつき、ノルウェー、ドイツに続く2秒5差の3位でフィニッシュ。同種目で渡部が3位になったのは弟の善斗と組んだ2017年の世界選手権以来で、ワールドスプリントで日本勢が表彰台に立つのはこれが初めての快挙となった。
また、新型コロナ感染拡大の影響を受け開幕が遅れていたスノーボードのW杯でも22日にスイスで開幕戦が行われ、日本からも多くの選手が参戦。2日目には男子ハーフパイプの決勝が行われ、平昌オリンピック代表の19歳・戸塚優斗(ヨネックス)が95.25の高得点をマークして優勝。W杯通算5勝目を挙げた。さらに太成学院大の平野流佳が3位に入る健闘を見せた。さらに女子ハープパイプでも小野光希(バートン)が76.50点で2位。冨田せな(アルビレックス新潟)が3位と男女ともに表彰台に2人の日本人選手が並んでいる。3日以降の競技でも日本勢のメダル獲得に期待が集まる。
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陸上のアスレティックス・アワード2020が発表(1月22日)
今回で14回目を迎える日本陸連アスレティックス・アワードが21日発表された。陸上で去年、最も活躍した選手に贈られる栄えある賞に輝いたのは女子10000メートルの新谷仁美。2020年MVPアスリートオブザイヤー(最優秀選手)に選ばれた新谷は昨年12月の日本選手権10000mで3位以下の選手を周回遅れにする圧巻の走りで優勝。タイムも30分20秒44と18年ぶりに日本記録を28秒以上更新し、東京五輪代表に内定している。...
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今回で14回目を迎える日本陸連アスレティックス・アワードが21日発表された。陸上で去年、最も活躍した選手に贈られる栄えある賞に輝いたのは女子10000メートルの新谷仁美。2020年MVPアスリートオブザイヤー(最優秀選手)に選ばれた新谷は昨年12月の日本選手権10000mで3位以下の選手を周回遅れにする圧巻の走りで優勝。タイムも30分20秒44と18年ぶりに日本記録を28秒以上更新し、東京五輪代表に内定している。
新谷は昨年1月にはハーフマラソンの日本新記録もマーク。「これからもずっとこのような賞を頂けるように、しっかりと努力していきたいと思う」と受賞の喜びと抱負を語った。
優秀選手賞には同じく東京五輪10000m代表名に内定した相沢晃のほか、女子5000mの田中希実、男子110mハードルの金井大旺の3名が選ばれた。相澤は東洋大学の主将として箱根駅伝で活躍。昨年の大会では2区を走り、史上初の1時間5分台をマークした。その後旭化成に入団し、トラック競技に専念。故障などで苦しんだ時期もあったが、12月の日本選手権で10000mの日本記録を更新し、五輪代表の座を勝ち取った。受賞のインタビューでは「これもコロナ禍で大変ななかで大会を開催してくださった主催者、大会関係者の皆様のおかげです」と感謝の気持ちを表していた。
田中は17日に今年初レースに出場。10000mに挑戦し見事優勝を飾った。代表に内定している5000m以外にも五輪での活躍が期待される21歳。「楽しむ気持ちを忘れずに、恐れず突き進んでいきたい」と更なる成長を誓った。各選手にとって飛躍の一年となることを願う。
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ハンド男子日本代表・彗星JAPANの挑戦(1月21日)
ハンドボールの世界選手権がエジプトで開催されている。史上最多の32カ国、選手合計700人以上が出場。コロナ禍の国際大会実施としてIOCのバッハ会長も視察に訪れるなか、万全の新型感染症対策が取られた。
1次リーグC組の日本代表・彗星JAPANは最終戦でアンゴラと対戦。終盤まで逆転また逆転のシーソーゲームの接戦となったが、30-29で逃げ切り今大会初白星。通算1勝1分け1敗で4チーム中3位に入り1次リーグ突破を果たした。...
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ハンドボールの世界選手権がエジプトで開催されている。史上最多の32カ国、選手合計700人以上が出場。コロナ禍の国際大会実施としてIOCのバッハ会長も視察に訪れるなか、万全の新型感染症対策が取られた。
1次リーグC組の日本代表・彗星JAPANは最終戦でアンゴラと対戦。終盤まで逆転また逆転のシーソーゲームの接戦となったが、30-29で逃げ切り今大会初白星。通算1勝1分け1敗で4チーム中3位に入り1次リーグ突破を果たした。日本チームがメインラウンドに進出するのは自国開催だった1997年熊本大会以来24年ぶり2度目の快挙となる。日本代表・シグルドソン監督は「我々にとって歴史的な瞬間だ」と喜びをあらわにした。
今大会初戦の相手はオリンピック2回優勝を誇る強豪クロアチア。日仏ハーフのキャプテン・土井レミイ杏利やチームの司令塔の東江雄斗らの活躍で前半3点リードのまま試合を折り返す健闘を見せる。惜しくも1点リードの試合終了間際にペナルティースローを与えてしまい同点とされ、大金星を逃す結果となったが価値あるドローで勝ち点1を得た。
2試合目はアジア王者のカタールと対戦。惜しくも29-31で敗れたものの最終戦でアンゴラを下し、悲願の2次ラウンド進出となった。
前回大会では1勝を挙げられずに最下位に終わっただけに関係者の喜びもひとしおだ。彗星JAPANは開催国枠で東京五輪出場は決まっているが、確実に世界の強豪国と渡り合える実力備えていることを証明した形だ。
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プロ野球12球団のキャンプは無観客で実施に(1月20日)
2月1日からスタート予定のプロ野球春季キャンプ。沖縄県では9球団がキャンプ(ジャイアンツは16日から)を予定しているが、新型コロナの感染が拡大している沖縄県では玉城知事がきのう独自の緊急事態宣言を発出。NPBを通じ各球団に無観客を要請すると発表した。
同じく4球団がキャンプを張る宮崎県でも新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で実施することになっており、日本野球機構と各球団実行委員会は各自治体の要請に従うことを再確認し、12球団全て無観客でのキャンプとすることとなった。...
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2月1日からスタート予定のプロ野球春季キャンプ。沖縄県では9球団がキャンプ(ジャイアンツは16日から)を予定しているが、新型コロナの感染が拡大している沖縄県では玉城知事がきのう独自の緊急事態宣言を発出。NPBを通じ各球団に無観客を要請すると発表した。
同じく4球団がキャンプを張る宮崎県でも新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で実施することになっており、日本野球機構と各球団実行委員会は各自治体の要請に従うことを再確認し、12球団全て無観客でのキャンプとすることとなった。
キャンプ1軍スタートとなったファン注目の楽天イーグルスドラフト1位・早川隆久や、紅白戦での実戦デビューが決定した“令和の怪物“マリーンズの佐々木朗希らファン注目のルーキーたちの姿を生で観戦することは出来ないが、各球団ではオンラインでのファンサービスの強化を検討しているとのことだ。
キャンプ地のグループ分けを行ったのが昨年のセリーグ王者・ジャイアンツ。例年は宮崎でキャンプインするが、今年は新型コロナウイルスの影響などで選手を全4グループに分け、菅野智之や坂本勇人など主力19選手は来月1日から初めて東京ドームで練習を開始する。勿論無観客で各選手はホテルに宿泊せず自宅から通うことになるという。その後は宮崎の本隊のキャンプには合流せず、沖縄に移動して調整を続けることになっている。
なお、今シーズンの公式戦は通常の143試合開催。両リーグともにクライマックスシリーズを開催する予定だ。球春開始が待ち遠しい。
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