更新を終了しています
最後のびわ湖毎日マラソンで日本新記録が誕生(3月1日)
日本男子マラソン史上初の2時間4分台の新記録が誕生した。28日行われた「びわ湖毎日マラソン」で25歳の鈴木健吾(富士通)が2時間4分56秒の日本新記録で初優勝。本人も「こんなタイムが出ると思ってなかった。自分が一番びっくりしている」と驚きを露わにする快挙を成し遂げた。
国内のマラソン大会でも最も長い歴史を持つびわ湖毎日マラソン。大津市の皇子山陸上競技場を発着点とするこのレースは来年から大阪マラソンとの統合が決まり今大会で最後となる。...
全部読む
日本男子マラソン史上初の2時間4分台の新記録が誕生した。28日行われた「びわ湖毎日マラソン」で25歳の鈴木健吾(富士通)が2時間4分56秒の日本新記録で初優勝。本人も「こんなタイムが出ると思ってなかった。自分が一番びっくりしている」と驚きを露わにする快挙を成し遂げた。
国内のマラソン大会でも最も長い歴史を持つびわ湖毎日マラソン。大津市の皇子山陸上競技場を発着点とするこのレースは来年から大阪マラソンとの統合が決まり今大会で最後となる。今大会には2018年アジア大会金メダリスト・井上大仁や、世界選手権4回出場・川内優輝などが参加し注目を集めていたが、琵琶湖の湖畔を走る際の強風「比良おろし」などが曲者であまりタイムが伸びないと言われていた大会だった。東京五輪代表選考レースMGCの対象にもなっていたものの、昨年のレースでMGCの資格を得たのはわずか2名にとどまっている。だが、今回は風速が最高でも2.3mという好条件だったことが幸いしたようだ。鈴木は36キロの給水地点でドリンクボトルを取り損ねるハプニング。しかし、そこから勝負を仕掛けて先頭に立つとペースを上げていき、40㎞を過ぎてからもこの日最速のタイムを出し、日本人で初めて2時間5分の壁を破ることに成功した。
一昨年のMGCでは7位。東京五輪出場は逃したが新たな目標に照準を合わせている。レース後「世界選手権やパリ五輪を目指して、日の丸をつけて戦えるように頑張りたい」と語った。日本陸連の報奨金1億円は期間が終了しているため支給されないが、日本陸上界の新時代を感じさせる値千金の走りだったといえるだろう。
閉じる
緊急事態宣言継続のなか、サッカーJ1が開幕(2月28日)
26日、明治安田生命J1リーグが開幕した。今シーズンのJ1は2チーム増え史上最多の20チームが参戦。18チームがこの日オープニングゲームを戦った。
連覇を狙う川崎フロンターレは等々力陸上競技場で一昨年のチャンピオン横浜Fマリノスとの神奈川ダービー。ナイター開催だが現在神奈川県は緊急事態宣言中のため、試合が20時までに終わるよう18時にキックオフという対応が取られた。フロンターレは前半21分、山根視来のヒールパスに34歳のベテラン家長昭博が合わせて先制ゴール。...
全部読む
26日、明治安田生命J1リーグが開幕した。今シーズンのJ1は2チーム増え史上最多の20チームが参戦。18チームがこの日オープニングゲームを戦った。
連覇を狙う川崎フロンターレは等々力陸上競技場で一昨年のチャンピオン横浜Fマリノスとの神奈川ダービー。ナイター開催だが現在神奈川県は緊急事態宣言中のため、試合が20時までに終わるよう18時にキックオフという対応が取られた。フロンターレは前半21分、山根視来のヒールパスに34歳のベテラン家長昭博が合わせて先制ゴール。家長はこの日2ゴールを決めフロンターレの開幕戦白星発進に貢献。試合後、「期待に応えられるよう優勝目指して頑張りたい」と抱負を語った。一方マリノスは敗れたものの 14年ぶりに高卒のルーキー樺山諒乃介(大阪興國高校)が先発出場。前半46分で交代したが、新人離れした積極性で敵陣に攻め込むなど存在感を発揮してみせた。
昨シーズン2位のガンバ大阪がヴィッセル神戸と対戦。前半は無得点のまま折り返すと、後半34分にヴィッセルが山口蛍からのロングパスに、エース・古橋亨梧が抜け出してループシュート。これが決勝ゴールとなり1-0で勝利をもぎ取った。
一方でJ1に復帰した徳島ヴォルティスは緊急事態宣言に伴う入国制限のため、スペイン出身のダニエル・ポヤトス新監督新監督が来日できず。監督不在で開幕戦を迎えることに。新型コロナの思わぬ影響を被ったが大分トリニータ相手に1-1で7年ぶりにJ1の勝ち点1を得ている。
閉じる
年会費180万円でも完売!止まらぬマー君人気(2月26日)
プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスが設立した破格のファンクラブが話題を呼んでいる。23日に球団は田中将大個人のファンクラブ「マー君クラブ」の設立を発表。10人限定で募集するVIP会員の年会費はなんと180万円という超高額だ。
通常プロ野球球団のオフィシャルのファンクラブはチーム単位で、選手個人のものは極めてまれ。今回イーグルスは1000人限定の年会費1万8000円というコースも設定している。...
全部読む
プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスが設立した破格のファンクラブが話題を呼んでいる。23日に球団は田中将大個人のファンクラブ「マー君クラブ」の設立を発表。10人限定で募集するVIP会員の年会費はなんと180万円という超高額だ。
通常プロ野球球団のオフィシャルのファンクラブはチーム単位で、選手個人のものは極めてまれ。今回イーグルスは1000人限定の年会費1万8000円というコースも設定している。プレミアムの「マー君クラブ」は特典の内容も豪華だ。田中のサイン入りプロモデルユニフォームやキャップがプレゼントされるほか、50万円相当のVIP席観戦チケット「1-Day Premium VIP Ticket」などが含まれている。25日午前10時18分から入会受付がスタートされるとサイトはつながりにくい状態になると、わずか14分で完売してしまった。ちなみにこの価格は田中の背番号「18」にちなんだもの。球団関係者も「180万円は正直、勇気がいる値付けだった」と振り返るが、全くの杞憂に終わった。一方、1万8000円コースも受付から30分足らずで500人を突破した人気ぶりだった。
かつて社会現象となったイチローフィーバーやSHINJO劇場などを髣髴とさせる今回のマー君人気の過熱ぶり。当の田中はこの日約20分、39球を投げて27日のスワローズとの練習試合の先発に備えた。先週初の実戦ではファイターズ中田翔に3ランを浴びながらも自らは順調な仕上がりだとしていた田中。2度目の実戦登板ではどのようなピッチングを見せてくれるだろうか。
閉じる
衝撃!タイガー・ウッズ、自動車事故で重傷(2月25日)
スポーツ界のスーパースターに大きなアクシデントが発生した。アメリカ西部ロサンゼルスの近郊で現地時間23日の午前7時、プロゴルファー・タイガーウッズが運転する乗用車が道路脇で横転。近くの病院に救急搬送された。
ウッズは右足のすねを骨折したほか、くるぶしの骨も損傷(一部報道によれば開放を伴う粉砕骨折)。長時間にわたる手術を受け、足に金属の棒を入れ固定したという。地元メディアによるとロサンゼルス近郊の高級住宅街エリアで発生したという。...
全部読む
スポーツ界のスーパースターに大きなアクシデントが発生した。アメリカ西部ロサンゼルスの近郊で現地時間23日の午前7時、プロゴルファー・タイガーウッズが運転する乗用車が道路脇で横転。近くの病院に救急搬送された。
ウッズは右足のすねを骨折したほか、くるぶしの骨も損傷(一部報道によれば開放を伴う粉砕骨折)。長時間にわたる手術を受け、足に金属の棒を入れ固定したという。地元メディアによるとロサンゼルス近郊の高級住宅街エリアで発生したという。車に乗っていたのは1人だけで単独事故とみられている。ちなみに現場にブレーキ痕はないという。現地警察は「薬物や飲酒などの疑いを調べているが、今のところ検出されていない」と発表した。当日ウッズは事故現場近くのホテルの滞在中で、事故のあった午前7時30分にテレビ番組の収録があり、現地に向かっていたものと思われる。事故発生時刻は距離的にみて収録時間からだいぶ遅れており、相当スピードを出していたのではないだろうか。
米国ツアーで歴代最多の82勝を挙げるなど数々の記録を持つウッズだが、実は2009年にも交通事故を起こしている。2017年には、飲酒運転の疑いで逮捕され有罪判決を受けたことも。一時世界ランクは1000位台まで低下したが、一昨年には再びマスターズで優勝し復活を果たしていた。
アメリカでの大物スポーツ選手の事故というとちょうど1年前に起きたNBA・コービー・ブライアントの痛ましい飛行機墜落事故が思い起こされる。今回の事故では命に別条がなかったのは何よりだったが、早期復帰は絶望的で選手生命への影響が懸念される。続報を待ちたい。
閉じる
2年ぶりのセンバツ・初戦から注目のカードが(2月24日)
昨年史上初めて中止となった選抜高校野球が2年ぶりに開催される。23日、組み合わせ抽選会がオンラインで行われた。
これまでは同じ地区の出場校とは準々決勝まで当たらせなかったが今年はフリー抽選に。その結果、初戦から思わぬ顔合わせが実現している。3日目の第2試合、公立校ながら九州大会を制した初出場の大崎高校は同じ九州の強豪・福岡大大濠と対戦。昨秋の九州大会決勝の顔合わせの再現となった。この時は大崎高が5-1で勝利したが、因縁の再戦となる。...
全部読む
昨年史上初めて中止となった選抜高校野球が2年ぶりに開催される。23日、組み合わせ抽選会がオンラインで行われた。
これまでは同じ地区の出場校とは準々決勝まで当たらせなかったが今年はフリー抽選に。その結果、初戦から思わぬ顔合わせが実現している。3日目の第2試合、公立校ながら九州大会を制した初出場の大崎高校は同じ九州の強豪・福岡大大濠と対戦。昨秋の九州大会決勝の顔合わせの再現となった。この時は大崎高が5-1で勝利したが、因縁の再戦となる。大崎高を率いる清水監督は清峰や佐世保実業などを甲子園に導いた名将。人口5000人の長崎の小さな離島から初出場を決めたミラクル軍団が甲子園でも旋風を巻き起こすか注目が集まる。
4日目には3度のセンバツ優勝を誇る大阪桐蔭と智辯学園の近畿勢対決がいきなり実現した。こちらも近畿大会決勝と同カード。優勝候補の筆頭の大阪桐蔭は各世代での侍JAPAN経験者をそろえたエリート集団だ。対する智辯も昨秋のリベンジに燃える。好勝負必至の試合となるだろう。このほかにも具志川商(沖縄)-八戸西(青森)という21世紀枠同士の顔合わせも面白そうだ。九州大会と東北大会のベスト8同士。実力伯仲の熱戦が期待される。
選手宣誓は初日試合を行う6校の抽選の結果、宮城・仙台育英・島貫丞主将に決まった。震災から10年目の節目に被災地の高校が全国にメッセージを届ける。島貫丞主将は「東日本大震災から10年が経って、選手宣誓ができるのは嬉しく思っている。勇気と感動を与えられるような言葉を言いたい」と抱負を語った。不思議な縁に導かれた球児たちの熱闘に胸が高鳴る。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索