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各球団の開幕投手がOP戦で登板・仕上がりは?(3月7日)
今年のプロ野球開幕戦まであと3週間に迫った。既に10球団が開幕投手を発表。各エースはこの週末のオープン戦に登板し、ファンの前でキャンプでの調整ぶりを披露している。
初の開幕投手が予定されているオリックスバファローズの山本由伸はベイスターズ戦で先発。エラー絡みのランナーを背負った2回に3ランを浴び、5イニングを投げ5安打3失点。昨季の奪三振王らしく3つの三振を奪った。試合後「いま打たれてよかったと思う」と修正を誓っていた。...
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今年のプロ野球開幕戦まであと3週間に迫った。既に10球団が開幕投手を発表。各エースはこの週末のオープン戦に登板し、ファンの前でキャンプでの調整ぶりを披露している。
初の開幕投手が予定されているオリックスバファローズの山本由伸はベイスターズ戦で先発。エラー絡みのランナーを背負った2回に3ランを浴び、5イニングを投げ5安打3失点。昨季の奪三振王らしく3つの三振を奪った。試合後「いま打たれてよかったと思う」と修正を誓っていた。同じく初めて開幕投手に指名された千葉ロッテマリーンズの二木康太は、ライオンズ戦で3回50球を投げて無失点の好投を見せた。
3年連続3度目の開幕投手となる広島カープの大瀬良大地はスワローズ打線を4回被安打2で無失点に抑えた。昨年9月には出場選手登録を抹消。右肘のクリーニング手術を受けたがリハビリは順調の様子。今年は投手キャプテンも任され、2年ぶりの二桁勝利に期待がかかる。
楽天イーグルスは最多勝・涌井秀章が10度目の開幕投手に抜擢。ドラゴンズとのOP戦で先発すると、ランナーを出しながらも3回を無失点に抑える安定したピッチングで翻弄した。この日イーグルスは涌井から開幕2戦目での先発が明言されている田中将大への豪華リレーを実現。「ファンの前でプレーするのがどれだけ幸せなことか改めて感じた」という田中はチームを日本一に導いた2013年日本シリーズ以来2680日ぶりに日本の観客の前で投球を披露した。NPB復帰後最多の4回70球を投げ2失点の内容に「まだ調整段階だが良いステップが踏めているので良かった」と手応えを語った。
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注目のルーキーがOP戦で続々と実戦デビュー(3月6日)
各地で始まったプロ野球オープン戦。5日までに10球団で試合が行われ、各チームのルーキーたちが初の実戦の舞台に臨んだ。
ド派手なデビューを果たしたのは阪神タイガースのゴールデンルーキー佐藤輝明。3番レフトでスタメン出場した佐藤は初回プロ公式戦初打席に立った。対するは去年のパリーグ最多勝投手、石川柊太。力強く降り抜いた打球はレフトスタンドに飛び込み初打席初HRに。タイガースの新人がOP戦初打席でホームランを放つのは八木裕以来34年ぶりのこと。...
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各地で始まったプロ野球オープン戦。5日までに10球団で試合が行われ、各チームのルーキーたちが初の実戦の舞台に臨んだ。
ド派手なデビューを果たしたのは阪神タイガースのゴールデンルーキー佐藤輝明。3番レフトでスタメン出場した佐藤は初回プロ公式戦初打席に立った。対するは去年のパリーグ最多勝投手、石川柊太。力強く降り抜いた打球はレフトスタンドに飛び込み初打席初HRに。タイガースの新人がOP戦初打席でホームランを放つのは八木裕以来34年ぶりのこと。この日は4打席目もレフト前に運びマルチヒットを決めた。開幕スタメン入りに向けて好発進だ。
ほろ苦いデビューとなったのはジャイアンツの身長2m2cmの大型ルーキー・秋広優人。スワローズとのOP戦に8番ファーストでスタメン出場。根拠地東京ドームのグラウンドにアニメ「進撃の巨人」の主題歌に乗り登場した。だが初打席から3打席連続三振と厳しいプロの洗礼を受ける結果に。4日には高校の卒業式も終え、開幕一軍に向けたサバイバルレースへ臨む。
一方、あのルーキーもいよいよヴェールを脱ぐ。一軍に合流したマリーンズの「令和の怪物」佐々木朗希はシートバッティングに登場した。「一軍をたくさん経験しているバッターがどういう反応をするか確認したかった」という佐々木。急成長中の藤原恭太を相手に落差のあるフォークで空振り三振を奪った。打者8人を相手に被安打ゼロに抑え、実戦登板に向けて上々の仕上がり振りを見せていた。来週12日のOP戦でのプロ初登板が予想される。注目の若手が居並ぶ今年のプロ野球。OP戦から目が離せない。
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東京五輪・海外からの観客は受け入れぬ方向に(3月4日)
3日、橋本聖子組織委員会会長の就任後、初となる関係団体トップ5人(IOC・バッハ会長、大会組織委・橋本会長、東京都・小池知事、IPC・パーソンズ会長、東京五輪パラ・丸川担当相)によるオンライン会議が行われた。
今回の主な議題は観客についての扱い。新型コロナウイルス対策や、会場の観客数の上限などが話し合われた。メディアの取材によると、懸案の海外からの観客については受け入れない方向で組織委員会が検討を進めることになったとみられる。...
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3日、橋本聖子組織委員会会長の就任後、初となる関係団体トップ5人(IOC・バッハ会長、大会組織委・橋本会長、東京都・小池知事、IPC・パーソンズ会長、東京五輪パラ・丸川担当相)によるオンライン会議が行われた。
今回の主な議題は観客についての扱い。新型コロナウイルス対策や、会場の観客数の上限などが話し合われた。メディアの取材によると、懸案の海外からの観客については受け入れない方向で組織委員会が検討を進めることになったとみられる。変異型ウイルスなど感染状況が見通せないことや現状では国民からの理解が得られないことなどが主な理由のようだ。会談後、橋本会長は「国内外における新型コロナウイルスの感染状況や防疫措置、専門家による科学的知見等を勘案し3月中に判断を行うことといたしました」とコメント。最終的な判断は聖火リレーがスタートする25日よりも前に結論を出す方針が確認された。
なお、一部メディアでは「政府が海外客の受け入れを見送る方向で調整に入った」と報じられたが、これに対し菅首相は「政府は検討とかそういうことはやっていない」と述べた。
この日の協議で、バッハ会長は「すべての始まりには何かしらの魔法がある」ドイツの詩人の言葉を引用し、「きょうの“始まり”にも何か魔法が起きるかもしれないと期待している」と述べた。国内では菅首相が一都三県の緊急事態宣言の2週間程度の延長を示唆。オリンピックの聖火リレーの直前まで続く可能性がある。安全・安心な大会開催の実現に向けて“魔法”は起きてくれるのだろうか?
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プロ野球のオープン戦が開幕・若手選手が躍動(3月3日)
田中将大の日本球界復帰に湧き、タイガース・佐藤輝明やイーグルスの早川隆久ら大卒即戦力候補のゴールデンルーキーが注目を集めるなど話題豊富だったキャンプが打ち上げ。いよいよ2日からオープン戦が開幕した。
この日行われた試合は2試合。4年連続日本一のソフトバンクホークスはPayPayドームで中日ドラゴンズと対戦。ホークスの先発・笠谷俊介は4回を無安打1四球と好投。キャンプで磨いてきたというカーブやスライダー、チェンジアップなどの変化球が冴えわたり、恐竜打線を封じ込めた。...
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田中将大の日本球界復帰に湧き、タイガース・佐藤輝明やイーグルスの早川隆久ら大卒即戦力候補のゴールデンルーキーが注目を集めるなど話題豊富だったキャンプが打ち上げ。いよいよ2日からオープン戦が開幕した。
この日行われた試合は2試合。4年連続日本一のソフトバンクホークスはPayPayドームで中日ドラゴンズと対戦。ホークスの先発・笠谷俊介は4回を無安打1四球と好投。キャンプで磨いてきたというカーブやスライダー、チェンジアップなどの変化球が冴えわたり、恐竜打線を封じ込めた。「自信を持ってもっと投げられるように頑張る」と語る笠谷。若き左腕は先発ローテ入りに向けて大きく前進した。野手では去年故障で43試合の出場にとどまった今宮健太が一軍復帰。マルチヒットで結果を残し、チームも大量14得点。王者の分厚い戦力は今季も健在のようだ。
対するドラゴンズでは3年目の根尾昴が8番・左翼でスタメン出場。タイムリー安打でチーム唯一の得点を挙げるなど成長をうかがわせた。今年は飛躍の年となるかどうか。
京セラドームの試合には根尾とともに大阪桐蔭で甲子園を連覇したマリーンズの藤原恭太が出場。タイムリーツーベースで2安打を上げたほか、外野の守備でもファインプレーが飛び出し開幕スタメンに向け猛アピールしている。
同じく3年目のバファローズ・頓宮裕真はスタメンマスクで好リードを発揮。打っては持ち前のパワーでオープン戦第1号HRを放った。正捕手の座も視野に入ってきたようだ。若手の成長が感じられる今年のオープン戦。3日からは東京ドームでジャイアンツの試合も始まる。
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大相撲春場所新番付発表・大関を目指す力士達(3月2日)
今月14日に大相撲三月場所が両国国技館で初日を迎える。春場所は例年大阪で開催されてきたが、昨年に引き続き東京での開催となる。
1日、協会は新番付を発表。先場所埼玉県出身力士として史上初めて幕内優勝を果たした大栄翔は小結に返り咲いた。リモート会見で「引き締まる思い」と意気込みを語った大栄翔。初場所では持ち味の突き押しが復活。三役力士全員を破り横綱不在の場所を盛り上げた。三役復帰は3場所ぶり、自身3度目となるが、過去2回はいずれも負け越してその座を維持することは出来ていない。...
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今月14日に大相撲三月場所が両国国技館で初日を迎える。春場所は例年大阪で開催されてきたが、昨年に引き続き東京での開催となる。
1日、協会は新番付を発表。先場所埼玉県出身力士として史上初めて幕内優勝を果たした大栄翔は小結に返り咲いた。リモート会見で「引き締まる思い」と意気込みを語った大栄翔。初場所では持ち味の突き押しが復活。三役力士全員を破り横綱不在の場所を盛り上げた。三役復帰は3場所ぶり、自身3度目となるが、過去2回はいずれも負け越してその座を維持することは出来ていない。挑戦者の気持ちで臨むという勝負の場所。「三役に戻れたことは良かった。一つずつ、しっかり叶えていきたい」と緊張した面持ちで抱負を述べていた。
東関脇には照ノ富士が上がってきた。6年前の5月場所で初優勝し大関昇進を果たすも2年で陥落。その後も休場が続き番付は序二段にまで降格した。しかし昨年7月場所、幕内に復帰し幕尻優勝を決めると4場所連続での勝ち越し。去年11月場所は小結で13勝、先場所は関脇で11勝を挙げており、直近3場所での大関昇進の目安となる勝ち星33勝まではあと9勝となっている。大関復帰について、「今場所で決めておかないとまた最初からということになる。頑張らないと」と意気込んだ。なお、平幕以下まで降格しながら大関に返り咲いたのは77年の魁傑(第11代理事長・放駒親方)だけ。44年ぶり2人目の快挙に挑む。
十両では新十両の貴健斗に注目したい。旧貴乃花部屋出身としては5人目の関取誕生だ。兄弟子の大関・貴景勝、関脇3場所目となる隆の勝らに続く活躍が期待される。
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