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飛込期待の星・玉井陸斗、東京五輪代表に内定(5月5日)
東京アクアティクスセンターで行われていた飛込W杯兼五輪世界最終予選。14歳の玉井陸斗が高飛込で東京オリンピックの代表内定を勝ち取った。
高飛込の男子は6回演技をして、合計得点で順位を競う。上位18人が準決勝進出となる予選では、なかなか思うような得点をあげられない。5本目を終えて19位だったが、最後の6本目に“後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型”をほぼ完璧に決めて、15位で準決勝に進出を果たした。...
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東京アクアティクスセンターで行われていた飛込W杯兼五輪世界最終予選。14歳の玉井陸斗が高飛込で東京オリンピックの代表内定を勝ち取った。
高飛込の男子は6回演技をして、合計得点で順位を競う。上位18人が準決勝進出となる予選では、なかなか思うような得点をあげられない。5本目を終えて19位だったが、最後の6本目に“後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型”をほぼ完璧に決めて、15位で準決勝に進出を果たした。「今の気持ちは、素直にホッとしています。最後は決めるしかないなって挑んで決めることができたので、自分的にも結構満足しています(玉井)」
準決勝で9位まで順位を上げ、決勝では大技の109C“前宙返り4回転半抱え型”に挑戦。入水がやや乱れたものこれを成功させ、最終順位は8位入賞。初のW杯で成果を上げた。試合後には競泳・池江璃花子からインスタグラムで、「内定おめでとう」と祝福のメッセージが送られた。
玉井は2019年の日本選手権で史上最年少優勝を果たし一躍脚光を浴びた。自己ベストは528.80点。2016年のリオ五輪は金が585.30点、銀が532.70点、銅が525.25点。「(東京五輪では)今よりももっと高得点を出せるようにもっと練習していきたい」とか抱負を語る。日本勢は1936年のベルリン大会での4位入賞が過去最高となっており、初の表彰台に期待がかかる。
また、女子3m板飛び込みでは三上紗也可、榎本遼香が東京五輪代表内定を決めている。
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世界リレー大会1600mで日本が銀メダル獲得(5月4日)
日本陸上に新たな歴史が刻まれた。3日、東京五輪予選をかねる世界リレー大会がポーランドで行われ、男子1600メートルリレーで日本が2位に入った。
この大会は2014年から開催されている世界選手権に並ぶリレー種目の国際大会。すでに出場権を持つアメリカやジャマイカといった強豪国が新型コロナの影響で出場を見送るなか、日本勢は五輪代表候補のべストメンバーをそろえた。予選を2位で通過し、東京オリンピック出場を決めた日本チームは予選からメンバーを1人入れ替えて伊東利来也、川端魁人、佐藤拳太郎、鈴木碧斗の4選手が決勝に挑んだ。...
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日本陸上に新たな歴史が刻まれた。3日、東京五輪予選をかねる世界リレー大会がポーランドで行われ、男子1600メートルリレーで日本が2位に入った。
この大会は2014年から開催されている世界選手権に並ぶリレー種目の国際大会。すでに出場権を持つアメリカやジャマイカといった強豪国が新型コロナの影響で出場を見送るなか、日本勢は五輪代表候補のべストメンバーをそろえた。予選を2位で通過し、東京オリンピック出場を決めた日本チームは予選からメンバーを1人入れ替えて伊東利来也、川端魁人、佐藤拳太郎、鈴木碧斗の4選手が決勝に挑んだ。レース序盤から先頭集団に位置すると第2走者の伊東が徐々にトップとの差をつめ、第3走者の佐藤がトップでアンカーに繋ぐ。オランダなど日本を含めた4チームがほぼ並んで最後の1周に入り鈴木が3分4秒45でフィニッシュ。日本は五輪、世界選手権を含めて1600メートルリレーでは史上初めてのメダル獲得となった。
また、女子400メートルリレー(青山、児玉、斎藤、鶴田)は44秒40のタイムで4位入賞。すでにオリンピックの出場権を獲得している男子400メートルリレーは若手中心のメンバーで臨み、決勝は39秒42のタイムで5着だったものの、上位の2チームが失格となったため3位に繰り上がり銅メダルを獲得している。
一方国内でも日本選手権で東京五輪の代表をかけたレースが開催され、男子の10000メートルでは伊藤達彦が初優勝を決め代表に内定。女子10000メートルは優勝した廣中璃梨佳と、2位の安藤友香が代表内定となった。
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GW期間中のプロ野球、複数球団で開催延期に(5月3日)
ゴールデンウイークに突入し、例年ならばスポーツイベントに多数の観客が見込まれるシーズンに突入したが、新型コロナの影響は依然として暗い影を落としている。
緊急事態宣言の発出に伴いプロ野球は公式戦の延期が相次いでいる。セントラルリーグでは4都府県の球場での開催試合のうち、東京ドームのジャイアンツ主催試合と神宮球場のスワローズの主催試合5試合の延期を発表。一方、甲子園でのタイガースの主催4試合は無観客での開催が決まった。...
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ゴールデンウイークに突入し、例年ならばスポーツイベントに多数の観客が見込まれるシーズンに突入したが、新型コロナの影響は依然として暗い影を落としている。
緊急事態宣言の発出に伴いプロ野球は公式戦の延期が相次いでいる。セントラルリーグでは4都府県の球場での開催試合のうち、東京ドームのジャイアンツ主催試合と神宮球場のスワローズの主催試合5試合の延期を発表。一方、甲子園でのタイガースの主催4試合は無観客での開催が決まった。パシフィックリークでは連休初日の29日に京セラドーム大阪で行われる予定だったオリックスバファローズの主催試合が延期されている。
新型コロナのチーム内での感染が確認されたのは北海道日本ハムファイターズだ。チームは29日の福岡での試合を終えて札幌ドームに戻ったが、翌日主力メンバーの西川遥輝、中島卓也が発熱。正捕手の清水優ものどの痛みを訴えたため、3選手そろってPCR検査を受けたところ陽性反応が確認された。合わせて3人の濃厚接触者も出場登録を抹消された。
さらに1日になって今川優馬や外国人選手のロドリゲスら5選手とコーチらチームスタッフ2人の陽性判定が新たに判明。チーム内での陽性確認者は合計10人となった。この結果、2日のライオンズ戦の延期を決定。4日から千葉で予定されていたマリーンズとの3連戦も延期となった。日本ハム球団では練習も3日から中止しているが、「今月5日にチーム全員の再検査をして問題がなければ7日からの試合は行いたい」としている。
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バレーボール日本代表・中国との国際親善試合(5月2日)
バレーボール日本代表にとっておよそ1年半ぶりとなる国際試合。東京オリンピックの会場となる有明アリーナで中国との親善試合・東京チャレンジ2021が開幕した。東京五輪・パラリンピックではバレーのほか車いすバスケの会場となる有明アリーナ。本来は1万5000人の観客が収容可能だが、緊急事態宣言を受けて今回は無観客での開催となった。
女子日本代表・火の鳥NIPPONの試合は、TBS系列で全国生中継。世界ランク1位・リオ五輪金メダルの中国相手にどこまで食い下がれるか、重要な試金石の試合となった。...
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バレーボール日本代表にとっておよそ1年半ぶりとなる国際試合。東京オリンピックの会場となる有明アリーナで中国との親善試合・東京チャレンジ2021が開幕した。東京五輪・パラリンピックではバレーのほか車いすバスケの会場となる有明アリーナ。本来は1万5000人の観客が収容可能だが、緊急事態宣言を受けて今回は無観客での開催となった。
女子日本代表・火の鳥NIPPONの試合は、TBS系列で全国生中継。世界ランク1位・リオ五輪金メダルの中国相手にどこまで食い下がれるか、重要な試金石の試合となった。平均身長で1m90cmを超える大型チームの中国は、エース・シュテイらの高い打点のスパイクで日本のレシーブを翻弄。日本は一度も追いつけないまま2セットを落とす苦しい展開となった。3セット目は途中出場の怪我から復帰した長岡望悠の活躍などで終盤までに日本がリード。デュースまでもつれたが、最後は地力に勝る中国に振り切られストレートでの敗戦となった。
セッターの籾井あきとミドルブロッカーの山田二千華は今大会が代表デビュー戦。山田は得意のジャンプサーブで中国の守備を崩し、要所で光る好プレーを見せた。
また男子代表も同会場で中国と対戦。西田有志
が両チーム最多の27得点を叩き出せば、国際戦デビューとなった日体大2年・19歳の高橋藍も力強いビッグサーブとバックアタックで得点を重ね、逆転でフルセットの激闘を制した。絶対的エースの石川祐希を欠きながら若手の活躍で結果を出した龍神NIPPON。試合後高橋は「良い部分と課題が出た。世界で戦える力をつけていきたい」と抱負を語った。男子は引き続き2日も中国と第2戦を行う。
なお、この試合の行われていた時間帯の午後8時15分過ぎに1階西側アリーナで、スピーカーの電源ケーブルのショートによる発火事故が発生。中国ベンチ後方で白煙が発生したが、すぐに消し止められ大事には至らなかった。バレーボール協会・宍戸隆広報部長によると、「これから現場検証を行う」ということだ。
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女子バレー代表キャプテン・岩坂名奈引退会見(4月30日)
バレーボール女子元日本代表キャプテンの岩坂名奈が29日、現役引退会見を行った。所属チームの久光スプリングスで同じく今季限りでコートを去る元代表のリベロ・座安琴希らと一緒に花束を受け取り、「心残りはありません。達成感の方が強いです」と別れの言葉を述べた。
高校時代は東九州龍谷で春高バレーやインターハイを制覇。久光製薬に入団後も新鍋理沙らとともにチームの黄金時代を築いた。新人のときから日本代表にも抜擢され、ミドルブロッカーとして存在感を発揮した。...
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バレーボール女子元日本代表キャプテンの岩坂名奈が29日、現役引退会見を行った。所属チームの久光スプリングスで同じく今季限りでコートを去る元代表のリベロ・座安琴希らと一緒に花束を受け取り、「心残りはありません。達成感の方が強いです」と別れの言葉を述べた。
高校時代は東九州龍谷で春高バレーやインターハイを制覇。久光製薬に入団後も新鍋理沙らとともにチームの黄金時代を築いた。新人のときから日本代表にも抜擢され、ミドルブロッカーとして存在感を発揮した。エリート街道を歩み続けた彼女のバレー人生で大きな転機となったのは2017年から日本代表のキャプテンを任されたことだった。「今までキャプテンという責任のある立場を経験したことがなかったので驚いた(岩坂)」と、当初は本人も戸惑ったようだったが、久光時代からの師弟関係にある中田久美代表監督の信頼は厚かった。その後2019年まで3シーズンに渡り主将として火の鳥JAPANを牽引し続けた。
主将としての経験については「エースでも絶対的存在でもない。どちらかという常に周りを気にしていました」と振り返った。プレースタイルも決して感情を前面に出すタイプではないが、彼女ならではの細やかな気配りがチームの潤滑油になっていたのではないだろうか。
引退を決めた理由は「コンディションが上がらず勝負に食い込めなかった。チームに貢献ができないことが多くなり、区切りにしようと決めました」と話す。昨年はチーム同期でともに元日本代表として戦った新鍋も引退。日本の女子バレーは新たな世代へとバトンが託される。
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