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史上初、女子高校野球が聖地・甲子園で開催に(8月24日)
この夏、甲子園の歴史に新たな1ページが刻まれた。23日、夏の全国高校野球は午前中に2回戦の近江vs大阪桐蔭の1試合を行うと、午後から女子高校野球の日本一を決める試合が史上初めて開催された。
今年で25回を数える全国高校女子野球大会。例年は兵庫・丹波市で決勝戦を行ってきたが、今回初めて男子と同じ甲子園のマウンドでの試合が実現した。決勝のカードは、創部3年で初優勝を目指す高知中央と、5年ぶり2度目の頂点を狙う神戸弘陵との対戦。...
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この夏、甲子園の歴史に新たな1ページが刻まれた。23日、夏の全国高校野球は午前中に2回戦の近江vs大阪桐蔭の1試合を行うと、午後から女子高校野球の日本一を決める試合が史上初めて開催された。
今年で25回を数える全国高校女子野球大会。例年は兵庫・丹波市で決勝戦を行ってきたが、今回初めて男子と同じ甲子園のマウンドでの試合が実現した。決勝のカードは、創部3年で初優勝を目指す高知中央と、5年ぶり2度目の頂点を狙う神戸弘陵との対戦。先手を取ったのは神戸弘陵。2回1アウト一・三塁のチャンスにスクイズで先制。この回一気に4得点を奪い試合の主導権を握る。そのまま高知中央の反撃を退け、4-0で神戸弘陵が日本一に輝いた。主将の小林芽生は「最高の舞台を与えていただき、甲子園で優勝できたことは本当に嬉しい」とコメント。最終回(7回)のマウンドに立って胴上げ投手となったエースの島野愛友利は「この甲子園という舞台を与えてくださった方々に感謝の気持ちで一杯です」と述べた。
女子高校野球の甲子園開催は女子野球関係者の間で要望する声が高かった。また、元ジャイアンツの桑田真澄氏も高校野球の過密日程を緩和するためにも女子との共同開催を提唱していた。今年は大雨の影響で甲子園大会の試合が連日延期になっており、一時はこの女子高校野球決勝戦のプランも実施が危ぶまれたが、日程の調整で何とか実現にこぎつけた。近年高校での女子硬式野球の競技人口は増加しており、年々全国大会への参加校も増えてきている。今回の試みは全国の野球少女に夢を与える非常に意義のある大きな一歩となったといえるだろう。
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プロ注目右腕、明桜・風間球打、2回戦で敗退(8月23日)
雨の影響で試合の延期が相次いでいる第103回全国高等学校野球選手権も大会9日目を終えた。この日はプロも注目の好投手2人が登場。大会屈指の大型右腕、明桜・風間球打が2回戦の明徳義塾戦に先発した。
初戦の帯広農戦は4回まで無安打に抑える好投も雨でノーゲーム。仕切り直しとなったが、10奪三振で完投し2回戦進出を決めた。それでも当の本人の自己評価は「60点」と辛目だった。迎えた2回戦のマウンド。風間は最速157kmを誇るストレートで、明徳打線を2回までノーヒットに抑え込む。...
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雨の影響で試合の延期が相次いでいる第103回全国高等学校野球選手権も大会9日目を終えた。この日はプロも注目の好投手2人が登場。大会屈指の大型右腕、明桜・風間球打が2回戦の明徳義塾戦に先発した。
初戦の帯広農戦は4回まで無安打に抑える好投も雨でノーゲーム。仕切り直しとなったが、10奪三振で完投し2回戦進出を決めた。それでも当の本人の自己評価は「60点」と辛目だった。迎えた2回戦のマウンド。風間は最速157kmを誇るストレートで、明徳打線を2回までノーヒットに抑え込む。しかし、3回に内野安打を処理する間に三塁ランナーが好判断で本塁を陥れ失点してしまう。さらに1―1の同点の5回には勝ち越し打を許し、6回で降板。明徳義塾に2-8で敗れ、風間の最後の夏は終わりを告げた。試合後のインタビューで「上の舞台でやりたいと思っている」とプロへの挑戦の思いを口にした。
盛岡大付(岩手)対沖縄尚学(沖縄)の試合では史上初の記録達成への期待が高まった。1回戦を完封した盛岡大の渡邊翔真はスライダーやカーブを巧みに投げ分け、7回まで一人のランナーも許さぬ完璧なピッチング。8回も内野ゴロで2アウトを奪い、夏の甲子園大会初のパーフェクトゲーム達成まであと4人と迫る。しかし続く沖縄尚学・大城に二遊間を抜ける内野安打を打たれ大記録達成はならなかった。渡邊はこのヒット1本に抑え、2試合連続の完封勝利。完全試合は6回から意識していたと明かし「正直言うと惜しかったなというのがあったんですが(中略)また甲子園で試合ができることに本当に嬉しく思う」と気持ちを切り替えていた。
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ジャイアンツへ電撃トレードの中田翔が初出場(8月22日)
日本ハムファイターズから読売ジャイアンツに電撃移籍を果たした中田翔が21日、初めて巨人軍のベンチ入り。ジャイアンツのユニフォーム姿で試合出場を果たした。
中田は4日のエキシビションでのチームメートへの暴力行為が発覚。無期限の出場停止処分になっていたが、20日にジャイアンツへの無償トレードが発表。出場停止処分が解かれ、急きょチームに合流した。21日の東京ドームで行われたベイスターズ戦。試合前の円陣では中田が声出し役を任された。...
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日本ハムファイターズから読売ジャイアンツに電撃移籍を果たした中田翔が21日、初めて巨人軍のベンチ入り。ジャイアンツのユニフォーム姿で試合出場を果たした。
中田は4日のエキシビションでのチームメートへの暴力行為が発覚。無期限の出場停止処分になっていたが、20日にジャイアンツへの無償トレードが発表。出場停止処分が解かれ、急きょチームに合流した。21日の東京ドームで行われたベイスターズ戦。試合前の円陣では中田が声出し役を任された。ベンチスタートだったが1―1に同点に追いついた6回裏、1アウト一・二塁のビッグチャンスに代打で出番が回ってきた。この場面では一度もバットを振らずフォアボールを選んで出塁し、満塁にチャンスを広げた。続くウィラーが内野ゴロで併殺打に倒れ、この回は無得点に終わった。横浜5点リードの最終回、先頭バッターで第2打席を迎えたが、3球連続ファウルで粘った後センターへのフライに倒れ、ノーヒットに終わった。
ちなみに中田は7回からライトの守備についた。外野の守備は2018年以来3年ぶりのことだ。ファイターズではこの数年一塁手として定着していたが、入団6年目までは外野でのキャリアの方が長かった。ジャイアンツではどのポジションで使われるのかも気になるところだ。
移籍に当たりトレードマークの金髪から黒髪に戻し、髭も剃った。会見では謝罪の言葉とともに「野球人として人としてしっかり前に進んでいきたい」と決意を誓った中田。22日の試合前には新型コロナウイルス治療の最前線に立つ医療従事者を支援する「全国コロナ医療福祉支援基金」に300万円の寄付をすることを発表した。信頼を取り戻す挑戦の日々が始まる。
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大谷翔平、日本人初の40号&自己最多8勝目(8月20日)
SHO TIMEが佳境を迎えようとしている。1番ピッチャーで出場したエンゼルス・大谷翔平が日本人初の40号ホームランと自己最多の8勝目を挙げた。現地メディアは「地球上で最も偉大なショーだ」と絶賛した。
初回のランナー一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、この日も決め球のスプリットとカットボールが冴えわたる。ソロホームランの1点だけに抑え、1点差で迎えた8回の第4打席。この日ここまでノーヒットだった大谷はライトスタンドに狙い澄ましたアーチをかけた。...
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SHO TIMEが佳境を迎えようとしている。1番ピッチャーで出場したエンゼルス・大谷翔平が日本人初の40号ホームランと自己最多の8勝目を挙げた。現地メディアは「地球上で最も偉大なショーだ」と絶賛した。
初回のランナー一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、この日も決め球のスプリットとカットボールが冴えわたる。ソロホームランの1点だけに抑え、1点差で迎えた8回の第4打席。この日ここまでノーヒットだった大谷はライトスタンドに狙い澄ましたアーチをかけた。4試合ぶりの一発は2位のゲレーロに5本差をつける40号ホームラン。自らのバットで貴重な追加点をあげ、自身7連勝を手繰り寄せた。
試合後には「フォアボール自体が少ないので長いイニングを投げられるという良い流れなのかなと思うので継続していければなと思いますし、ホームランに関しては効果的な1本だったのかなと思います」と自己評価。規定投球回数にこそ届いていないものの防御率防御率2.79はアメリカンリーグの2位に相当する成績だ。また盗塁数もリーク4位タイの「18」と投・打。走にわたる活躍はとどまるところを知らない。
一方で17日の試合では大谷へのコメント中でアジア人に対する差別的発言があったとして、往年の大投手ジャック・モリスが謝罪に追い込まれる一件も。それも大谷の活躍の前では些事に過ぎないこと。つまらない雑音でしかないだろう。8勝目を挙げた翌日の19日の試合でも1番・DHで出場。2安打に加え、8回にはダメ押しの犠牲フライで打点も上げ勝利に貢献した。まだまだこの稀代のエンターテイナーのパフォーマンスには酔いしれさせてもらえそうだ。
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オリンピアン達の凱旋・縁の場所で喜びの報告(8月19日)
オリンピック閉幕から一週間が経過したが、アスリート達の表敬訪問は続いている。男子エペ団体で日本フェンシング史上初の金メダルを獲得した山田優(まさる)は18日、出身地の三重県庁を訪問。「三重県民栄誉賞」を授与された。金メダル獲得で地元の鳥羽市でも注目度が大幅に上がったそうで、「鳥羽に帰ってきて、ちらっと見られて『えっ』という顔をされると、ちょっと嬉しいです」と笑顔を見せた。今後の目標については「次のパリ五輪でも金メダルを獲って、どんどん三重県の人たちを元気づけられたらいいなと思う」と語った。...
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オリンピック閉幕から一週間が経過したが、アスリート達の表敬訪問は続いている。男子エペ団体で日本フェンシング史上初の金メダルを獲得した山田優(まさる)は18日、出身地の三重県庁を訪問。「三重県民栄誉賞」を授与された。金メダル獲得で地元の鳥羽市でも注目度が大幅に上がったそうで、「鳥羽に帰ってきて、ちらっと見られて『えっ』という顔をされると、ちょっと嬉しいです」と笑顔を見せた。今後の目標については「次のパリ五輪でも金メダルを獲って、どんどん三重県の人たちを元気づけられたらいいなと思う」と語った。
スポーツクライミング女子複合銅メダル・野口啓代は茨城・龍ケ崎市の市長を表敬訪問。今大会での引退を表明している野口は「ずっと応援してくれているので、やはり最後にこういった形でメダルを見せることができて本当に良かった」と心境を述べた。
柔道で史上初めて 兄妹同時金メダルという快挙を達成した柔道男子66kg級・阿部一二三と柔道女子52kg級・阿部詩も食事面のサポートを行ってきた「味の素」の本社を2人そろって表敬訪問。一二三は「自分の思っているとおり、自分の実力は出せたんじゃないか」と語り、妹の詩も「しっかり冷静に戦えたので、優勝できて良かった」と答えた。
ボクシング女子フェザー級の入江聖奈は出身地鳥取県初の金メダリストとなった。県庁を訪問し知事と面会した入江に「県民栄誉賞」と、新たに創設された「スポーツ最高栄冠賞」が贈られた。また、無類のカエル好きを公言している入江のためにカエルをあしらった鳥取砂丘の砂で作られたメダルも手渡された。「(金メダルを)砂丘色って言ったら本当に砂丘のメダルがもらえちゃって。しかも変える付きでダブルで嬉しいなあと言う感じです(入江)」底抜けの明るさで日本中に喜びを与えてくれた彼女に相応しいサプライズプレゼントとなった。
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