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東京五輪女子バレー日本代表のメンバーが発表(7月1日)
東京オリンピック開幕まであと23日。男子に続きバレーボールの女子日本代表12人が発表となった。「簡単に決めることはできなかった」落選者には直接労いの言葉を伝えたという中田久美監督は会見で選考の苦悩をにじませた。
キャプテンに指名されたのは最年長36歳の荒木絵里香。銅メダルを獲得したロンドン五輪を含めて4大会連続の出場となる頼れるベテランは「役割を全うしてチーム一丸となって戦いたい」と抱負を語る。...
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東京オリンピック開幕まであと23日。男子に続きバレーボールの女子日本代表12人が発表となった。「簡単に決めることはできなかった」落選者には直接労いの言葉を伝えたという中田久美監督は会見で選考の苦悩をにじませた。
キャプテンに指名されたのは最年長36歳の荒木絵里香。銅メダルを獲得したロンドン五輪を含めて4大会連続の出場となる頼れるベテランは「役割を全うしてチーム一丸となって戦いたい」と抱負を語る。バレーボールの五輪代表では過去に例のないママさんバレーボーラ―の活躍に期待がかかる。
チームの要となるのは黒後愛、古賀紗理那、石川真佑ら初出場トリオ。エースの黒後は「心に届くようなバレーボールをしたい」と意気込みを述べた。古賀は前回リオ大会では直前で代表を外されたが、この間の国際大会で実績を積み上げ、晴れて代表入りとなった。また、男子のエース・石川祐希の妹、石川真佑は兄弟そろって初の代表入り。そのほかチームの司令塔・セッターには最年少20歳の籾井あきが選ばれるなど全体にフレッシュな顔ぶれが並ぶ布陣となっている。
先月イタリアで行われた五輪の前哨戦・ネーションズリーグでは16か国中の4位。最後の実戦の場で結果を残したが、3位決定戦では欧州予選で五輪出場が当落線上のトルコになす術なくストレートで敗れるなど課題も残った。また、主力メンバーを温存した中国や、若手主体で臨んだチームも多かったため、五輪本番でのゲームはより厳しいものになるだろう。日本の予選ラウンドは7月25日から。NLで敗れた相手、ブラジルなど難敵との闘いが待ち受ける。
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女子ゴルフ東京代表に21歳の稲見萌寧が内定(6月30日)
残り1枠をかけて争われてきた女子ゴルフの東京オリンピック代表。29日、女子ゴルフの最新世界ランキングが発表され、稲見萌寧(もね)が2人目の代表の座を射止めた。
ランキングでは今月全米オープンを初制覇した笹生優花が8位。その笹生とプレーオフで争った畑岡奈紗が11位に入っている。笹生は二重国籍で、東京五輪には既にフィリピン代表での出場が決まっている。日本代表二枠のうち、すでに畑岡が代表を内定させていたが、残り1枠を稲見萌寧と古江彩佳、渋野日向子の3人で争っていた。...
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残り1枠をかけて争われてきた女子ゴルフの東京オリンピック代表。29日、女子ゴルフの最新世界ランキングが発表され、稲見萌寧(もね)が2人目の代表の座を射止めた。
ランキングでは今月全米オープンを初制覇した笹生優花が8位。その笹生とプレーオフで争った畑岡奈紗が11位に入っている。笹生は二重国籍で、東京五輪には既にフィリピン代表での出場が決まっている。日本代表二枠のうち、すでに畑岡が代表を内定させていたが、残り1枠を稲見萌寧と古江彩佳、渋野日向子の3人で争っていた。国内で戦う古江は先週のアース・モンダミン・カップでの優勝が代表確定の絶対条件。海外ツアー参戦中の渋野は全米女子プロ選手権の成績次第だったが、大会を終えて稲見が畑岡に次ぐ日本人2番手の27位となり五輪代表に内定した。(古江29位・渋野31位)。
稲見は畑岡と同じ1999年生まれの21歳。今年の国内ツアー参戦12試合でフジサンケイレディスクラシック優勝など5勝を挙げ、世界ランキングを急上昇させてきた。1日開幕の資生堂レディス試合前会見では「東京オリンピックは滅茶苦茶出たかった大会なので、滅茶苦茶嬉しいです」と喜びを爆発。コメント。アース・モンダミン・カップでは今年初の予選落ちを経験。これまでは五輪は意識していないとしていたが、「裏ではめちゃくちゃ五輪に出たい気持ちを抑えていた。実は皆さんを騙していました、みたいな」とおどけて告白。「すっきり晴れて本音を言えて良いです」と笑顔で答えた。五輪開幕まで休みなしの6週連続で大会に出場する予定となっている稲見。「ベストを尽くして少しでも上に行きたい」と夢の舞台での抱負を述べた。
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プロ野球オールスター戦・ファン投票結果発表(6月29日)
2年ぶりに行われるプロ野球マイナビオールスターゲームのファン投票結果が発表された。
セリーグは首位を走る阪神タイガースから両リーグ最多の7人が選出(梅野隆太郎、中村拓夢、岩崎優、スアレス、マルテ、佐藤輝明、近本光司)。なかでも最多得票を獲得したのが黄金ルーキー・佐藤。セリーグで新人選手が最多得票を獲得するのは史上初めてのことである。佐藤は現在リーグ3位となる19本のホームランを打っていて、自身も「強いスイングが自分の持ち味なのでホームランを一番見てもらいたいと思います」と語る。...
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2年ぶりに行われるプロ野球マイナビオールスターゲームのファン投票結果が発表された。
セリーグは首位を走る阪神タイガースから両リーグ最多の7人が選出(梅野隆太郎、中村拓夢、岩崎優、スアレス、マルテ、佐藤輝明、近本光司)。なかでも最多得票を獲得したのが黄金ルーキー・佐藤。セリーグで新人選手が最多得票を獲得するのは史上初めてのことである。佐藤は現在リーグ3位となる19本のホームランを打っていて、自身も「強いスイングが自分の持ち味なのでホームランを一番見てもらいたいと思います」と語る。なお、ジャイアンツからは18年ぶりに1人も選出がなかった。
パリーグではオリックスバファローズの吉田正尚が両リーグを通じて最多得票を獲得した。打率はダントツの.343。バファローズ7年ぶり首位の原動力となっている。吉田は「熱心なファンの方がたくさんいて非常に嬉しい」と感謝の気持ちを表した。パリーグで最多の選出となったのは西武ライオンズの4名(森友哉、山川穂高、源田壮亮、平良海馬)。なかでも中継ぎ部門で1位となった平良は28日のホークス戦で3点リードの9回に登板。見事3人で抑えるパーフェクトリリーフで、藤川球児の持つ38試合連続無失点のプロ野球記録に並んだ。「一歩一歩の積み重ねでここまでこれたので嬉しいです」と喜びを語った。
オールスターゲームは16、17日の2日間。第1戦は埼玉・メットライフドーム、第2戦は宮城・楽天生命パークで開催される。その後プロ野球公式戦は東京オリンピックの開催に伴い中断されることとなっている。
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陸上・100m×4リレーのメンバー選考は?(6月28日)
東京オリンピックの代表選考を兼ねた陸上日本選手権が閉幕した。注目の短距離走では最終日男子200mの決勝が行われ、小池祐貴、飯塚翔太らが出場。最後の直線で抜け出した小池が20秒46で優勝し、代表内定を勝ち取った。
この200m走では100mで代表を逃した桐生祥秀とサニブラウンが共に棄権(アキレス腱痛と太腿の違和感)。ただし、サニブラウンはすでに世界陸連の定めた参加標準記録を突破しており、なおかつ世界ランキングで可能性のあった他の選手らが3位以内に入らなかったため、サニブラウンが2人目として200m走の代表入りすることが有力になったとみられている。...
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東京オリンピックの代表選考を兼ねた陸上日本選手権が閉幕した。注目の短距離走では最終日男子200mの決勝が行われ、小池祐貴、飯塚翔太らが出場。最後の直線で抜け出した小池が20秒46で優勝し、代表内定を勝ち取った。
この200m走では100mで代表を逃した桐生祥秀とサニブラウンが共に棄権(アキレス腱痛と太腿の違和感)。ただし、サニブラウンはすでに世界陸連の定めた参加標準記録を突破しており、なおかつ世界ランキングで可能性のあった他の選手らが3位以内に入らなかったため、サニブラウンが2人目として200m走の代表入りすることが有力になったとみられている。
一方、100m走では9秒台の4人のランナーを破り初優勝を飾った多田修平と3位に入った日本記録保持者・山縣亮太の代表入りが内定。残る枠はあと1名だが、1000分の1秒差で4位となった小池祐貴が最有力と見られている。
一方、小池が200mでの代表権を得たことで、選考が難しくなったのが100m×4リレーのメンバーだ。従来は山縣、多田に加え桐生、小池の4名が有力視されていたが、小池が3競技を掛け持ちになることになることはコンディションの面から日本陸連が難色を示しそうである。
そこで一躍注目を集めるのが100mに続き200mでも2位に入る躍進を見せた東海大4年のデーデー・ブルーノだ。参加標準記録に達していないため代表入りはならなかったが、陸上を始めてわずか5年で急伸してきた成長力は大きな魅力。調子を落として不安を抱えるサニブラウンと比較してもかなり有望な候補となってきている。「リレーに選ばれたら嬉しい」と語るデーデー。リレーはお家芸のバトンパスの技術や他のメンバーとの連携が問われるが、一躍注目の存在となってきたとみて間違いない。
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ラグビー日本代表・最強ドリームチームと対戦(6月27日)
26日、ラグビー日本代表が1年8カ月ぶりとなるテストマッチを行った。場所はスコットランドのエジンバラ。対するはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの英国4協会による選抜メンバーで構成されるラグビー界のドリームチーム「ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ」だ。
先日引退会見を行った五郎丸歩は直前のテレビ局の取材に対し「おそらく我々が生きている間にこの試合はもうないだろうなと感じている。...
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26日、ラグビー日本代表が1年8カ月ぶりとなるテストマッチを行った。場所はスコットランドのエジンバラ。対するはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの英国4協会による選抜メンバーで構成されるラグビー界のドリームチーム「ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ」だ。
先日引退会見を行った五郎丸歩は直前のテレビ局の取材に対し「おそらく我々が生きている間にこの試合はもうないだろうなと感じている。視聴者の方々には楽しんでほしい」と感慨深げに語った。ブリティッシュ&アイリッシュライオンズが編成されるのは4年に一度。これまでに試合を行ったのはニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアのチームのみである。日本ラグビー史に刻まれる記念すべき日となった。
日本代表メンバーはキャプテン・リーチマイケルをはじめ、松島幸太郎、田村優、稲垣啓太らお馴染みのメンバー。スコットランド・マレーフィールドで、あのW杯メンバーのうち14人が先発出場した。試合は序盤にウェールズのアラン・ウィン・ジョーンズが負傷退場するアクシデントが発生。しかし、日本は堅い守備を攻めあぐねなかなか突破口が開けない。逆に12分に同じウェールズ代表のジョシュ・アダムズが最初のトライ。その後も立て続けに得点を挙げられ、前半21-0と大量リードを許してしまう。日本は後半に入り、途中出場の姫野和樹がこの日初得点を決める。しかしその後はトライを挙げることなく10-28で敗れた。それでも北半球最強チームに対して堂々とした闘いを展開したと言えるだろう。日本代表は再来年のW杯に向け新たな一歩を踏み出した。
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