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「平成の怪物」松坂大輔が現役引退を決断(7月8日)
7日各スポーツ紙の報道で、今シーズン限りで現役を退くことが伝わった埼玉西武ライオンズ・松坂大輔に対し、各方面から引退を惜しむ声が上がっている。
松坂は横浜高校時代の1998年。夏の甲子園。決勝でノーヒットノーランを達成。エースとして春夏の甲子園を制覇し、「平成の怪物」の異名をほしいままにした。西武ライオンズに入団後、開幕間もない4月7日にプロ初登板。その圧巻のピッチングは見るものに大きな衝撃を与えた。...
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7日各スポーツ紙の報道で、今シーズン限りで現役を退くことが伝わった埼玉西武ライオンズ・松坂大輔に対し、各方面から引退を惜しむ声が上がっている。
松坂は横浜高校時代の1998年。夏の甲子園。決勝でノーヒットノーランを達成。エースとして春夏の甲子園を制覇し、「平成の怪物」の異名をほしいままにした。西武ライオンズに入団後、開幕間もない4月7日にプロ初登板。その圧巻のピッチングは見るものに大きな衝撃を与えた。高卒ルーキーで最多勝となる16勝をあげ、新人王を獲得。プロ入りから3年連続で最多勝を獲得した。こんな規格外のルーキーはもう二度と現われないかも知れない。多くのスター選手を生んだ彼の同期は程なく「松坂世代」と呼ばれることとなる。
さらに、2006年にポスティング移籍でMLBボストン・レッドソックスに入団すると1年目に15勝を挙げワールドシリーズ優勝を果たした。第1回WBC(ワールドベースボールクラシック)では日本の優勝に貢献し、MVPに輝いた(すなわち松坂は高校野球、NPB、MLB、WBCの全てで優勝経験を持つことになる)また、日本代表としてはシドニー・アテネ2大会で出場し、エースとして力投を見せた。
綺羅星の如く、数々の栄光に彩られた経歴だが、23年間の現役生活のうち、後半は故障との闘いの日々でもあった。去年古巣ライオンズへの復帰後、首の痛みとしびれが強くなり7月に頸椎を手術。ファームで復活を目指していたが、ここまでの公式戦の登板はなかった。後日引退記者会見を行う予定となっている。
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東京五輪日本選手団結団式・異例の形式で実施(7月7日)
「感謝と誇りを感じつつ、フィールドで思う存分輝いてほしい」(JOC・山下泰裕会長)。史上最多の582人となる東京オリンピック日本選手団の結団式が6日行われた。従来の結団式では選手やコーチ、役員など関係者が一堂に会する大規模なものだったが、新型コロナウイルス感染対策で出席者は一部に限られ、ほとんどの選手はオンラインでの参加となった。
会場では、菅総理大臣のメッセージが紹介され、「この大会において皆さんの活躍が多くの人々に夢と感動、そして勇気を与えてくれると確信している」「世界が新型コロナという大きな困難に直面する今だからこそ、私たちが団結して、この困難を乗り越えられることを世界に発信する大会としたいと思っている」と呼びかけた。...
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「感謝と誇りを感じつつ、フィールドで思う存分輝いてほしい」(JOC・山下泰裕会長)。史上最多の582人となる東京オリンピック日本選手団の結団式が6日行われた。従来の結団式では選手やコーチ、役員など関係者が一堂に会する大規模なものだったが、新型コロナウイルス感染対策で出席者は一部に限られ、ほとんどの選手はオンラインでの参加となった。
会場では、菅総理大臣のメッセージが紹介され、「この大会において皆さんの活躍が多くの人々に夢と感動、そして勇気を与えてくれると確信している」「世界が新型コロナという大きな困難に直面する今だからこそ、私たちが団結して、この困難を乗り越えられることを世界に発信する大会としたいと思っている」と呼びかけた。
出席した主将の山縣亮太は選手を代表して「いま自分たちにできることは真摯に競技に向い合いベストを尽くすこと」と述べ、「スポーツの力を信じ、チームジャパンの一員として全力で戦い抜くことを誓います」と力強く決意表明を行った。また、団旗授与では八村塁と共に旗手を務める須崎優衣に団旗が手渡されたほか、会場ではアーティストのゆずにより「栄光の架け橋」が歌われた。
首都圏ではまん延防止等重点措置継続も囁かれるなか、観客数制限に関する決定は未だ出ていない。政府関係者からは無観客開催もやむなしとの声も出ていると言われている。8日には組織委員会、政府、IOCらによる5者協議を開催し観客数が決定する見通しとなっている。前例のないコロナ禍での五輪は果たしていかなる形となるのか。開会式までは残りあと17日だ。
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バスケ男子東京オリンピック代表12名が発表(7月6日)
44年ぶりのオリンピック出場となる日本の男子バスケットボール。5日、代表選手12名の顔ぶれが発表された。
本場NBAからは八村塁(ウィザーズ)と渡邊雄太(ラプターズ)が代表入り。八村は今季日本人選手として初のプレーオフ進出。渡邊はNBA3年目で2WAY契約から正式にラプターズとの本契約を結んだ。ともにポジションはスモール・フォワードの2人が、チームの得点源として牽引することとなる。SFにはこのほか馬場雄大と張本天傑もメンバー入りしている。...
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44年ぶりのオリンピック出場となる日本の男子バスケットボール。5日、代表選手12名の顔ぶれが発表された。
本場NBAからは八村塁(ウィザーズ)と渡邊雄太(ラプターズ)が代表入り。八村は今季日本人選手として初のプレーオフ進出。渡邊はNBA3年目で2WAY契約から正式にラプターズとの本契約を結んだ。ともにポジションはスモール・フォワードの2人が、チームの得点源として牽引することとなる。SFにはこのほか馬場雄大と張本天傑もメンバー入りしている。
ポイントガードは不動の司令塔・千葉ジェッツの富樫勇樹とアルバルク東京の田中大貴に加え、サンロッカーズ渋谷のベンドラメ礼生(れお)が2018年のアジア大会に続く選出となった。
シューティング・ガードは金丸晃輔と比江島慎の2人。パワー・フォワードには昨年1月に日本国籍を取得したエドワーズ・ギャビン(千葉ジェッツ)とハワイ生まれの渡邉飛勇の2人が入った。チームの大黒柱を担うセンターにはシェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)が選出。高校2年にバスケを始め、瞬く間に代表にその名を連ねたシェーファーアヴィ。バスケ漫画の名作・スラムダンクの主人公にもなぞらえられる急成長を遂げた彼の活躍は見ものだ。
なお、八村塁は女子レスリングの須崎優衣とともに日本選手団の旗手にも選ばれている。八村は「東京オリンピックは私がずっと夢見てきた舞台。その舞台で日本代表選手団旗手という大役を仰せつかり、大変光栄に思います」と喜びのコメントを発表している。
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二年ぶりの大相撲名古屋場所初日・注目力士は(7月5日)
大相撲が名古屋に帰ってきた。去年3月に無観客で行われた大阪場所以来となる地方場所。定員の半分以下のおよそ3800人の観客を上限として開催される。定例の協会挨拶で八角理事長は「2年ぶりに名古屋での本場所を開催できますことは、協会員一同喜びに堪えません」と感謝の言葉を述べた。
6場所連続で休場中の横綱・白鵬は進退をかけての出場。初日の対戦相手は新小結の明生だった。立ち合いは右の張り差しから上手を取る白鵬の得意パターン。...
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大相撲が名古屋に帰ってきた。去年3月に無観客で行われた大阪場所以来となる地方場所。定員の半分以下のおよそ3800人の観客を上限として開催される。定例の協会挨拶で八角理事長は「2年ぶりに名古屋での本場所を開催できますことは、協会員一同喜びに堪えません」と感謝の言葉を述べた。
6場所連続で休場中の横綱・白鵬は進退をかけての出場。初日の対戦相手は新小結の明生だった。立ち合いは右の張り差しから上手を取る白鵬の得意パターン。だが、いつもならば右上手で引き付けて一気に前に出るところが故障個所の右ひざの影響なのか踏み出せない。逆に明生に寄られると一瞬下がる場面も見られた。そこから土俵際まで詰めると投げの打ち合いに。明生の外掛けがかかるなか、何とかかけ投げで明生を下した。勝負の付いた直後、大きく顔を歪めた白鵬。あの貴乃花の鬼の形相を思わせる表情は希薄の表れか、はたまた苦悶か。当の本人は千秋楽後にその心情を明かすと答えた。注目された3か月半ぶりの土俵は様々な憶測を呼ぶものとなった。
一方、綱獲りを目指す照ノ富士は、先場所敗れた相手・遠藤と初日の一番。うまく体を裁こうとする難敵相手にしっかりと寄り切り好発進を決めた。やはり安定感は群を抜いているといえるだろう。
史上最も低い番付からの幕内復帰を決めた宇良も館内から大歓声を浴びた。大きな大奄美に押されのけ反りながらもタイミングの良い突き落としで1393日ぶりの幕内勝利を決めた。注目力士の多い名古屋場所。十五日間の土俵から目が離せそうもない。
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東京オリンピック、選手団主将&副主将が決定(7月2日)
JOC日本オリンピック委員会はジェンダー平等を推進するため、夏の大会では初めて主将に加え副主将を置くことを決定している。1日、その日本選手団の主将と副主将が決定した。
主将には先月陸上男子100mで9.95秒の日本新記録を出した山縣亮太が選ばれた。山縣は100mのほか4×100mリレーでの代表が確定的。主将選出に当たり「日の丸の誇りを胸に、行動規範を遵守し、日本代表選手団として、国民の皆様に少しでも前向きなニュースを届けられる様、精一杯努めて参りたいと思います」と抱負を述べた。...
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JOC日本オリンピック委員会はジェンダー平等を推進するため、夏の大会では初めて主将に加え副主将を置くことを決定している。1日、その日本選手団の主将と副主将が決定した。
主将には先月陸上男子100mで9.95秒の日本新記録を出した山縣亮太が選ばれた。山縣は100mのほか4×100mリレーでの代表が確定的。主将選出に当たり「日の丸の誇りを胸に、行動規範を遵守し、日本代表選手団として、国民の皆様に少しでも前向きなニュースを届けられる様、精一杯努めて参りたいと思います」と抱負を述べた。
副主将は前回のリオ五輪卓球・女子団体で銅メダルを獲得した石川佳純が選出。「この舞台に立てるありがたさを感じながら、1人でも多くの方に前向きな気持ちになってもらえれば嬉しいです」とのコメントを発表した。山縣と石川は23日に国立競技場で行われる開会式で2人でそろって選手宣誓を行う予定だ。
なお、後日発表される旗手もそれぞれ男女1名ずつ選ばれることになっている。
8月24日に開幕する東京パラリンピッックの日本選手団は主将、副主将、旗手2人について、男女1人ずつが起用される。JPC日本パラリンピック委員会は車いすテニスの世界ランク1位・国枝慎吾を主将に起用する方向で最終調整していることが明らかになった。国枝は2018年のジャカルタ・アジアパラ大会に続く日本選手団主将就任となる。パラリンピックにはアテネ大会以来4大会連続出場中で、これまでシングルスとダブルスで合計3個の金メダルを獲得しており、2大会ぶりの金メダルを目指す。
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