中国最長の湖底トンネル(2022/01/05)
中国東部で4年かけて建設された中国最長の湖底トンネルが昨年末に開通したという。英仏を結ぶ海峡トンネル以外で世界最長の海底道路トンネルはノルウェーにある。
1月4日付米国
『CNN』:「中国最長の湖底トンネル開通」:
4年の建設期間を経た中国で最も長い高速湖底トンネルがオープンした。中国東部上海から東に50キロの江蘇省にある太湖をまたぐ太湖トンネルで全長10.79キロ。上海と南京を結ぶ高速道路の一部を通るトンネルで、長江デルタ地域の経済発展を促進すると同時に、大都市の渋滞回避を目的に建設された。
江蘇省庁によると、2018年1月着工、建設費は99億元(15.6億ドル)。...
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1月4日付米国
『CNN』:「中国最長の湖底トンネル開通」:
4年の建設期間を経た中国で最も長い高速湖底トンネルがオープンした。中国東部上海から東に50キロの江蘇省にある太湖をまたぐ太湖トンネルで全長10.79キロ。上海と南京を結ぶ高速道路の一部を通るトンネルで、長江デルタ地域の経済発展を促進すると同時に、大都市の渋滞回避を目的に建設された。
江蘇省庁によると、2018年1月着工、建設費は99億元(15.6億ドル)。新華社通信の報道によると、2百平方メートル立方のコンクリートが使用されており片側3車線、トンネルの幅は17.45メートルとなる。
天井にはドライバーの眼精疲労を和らげるカラーLEDが使われている。
世界最長の海底トンネルはノルウェーのスタヴァンゲル市とローガラン郡の自治体ストランドを結ぶライファストトンネルで全長14.3キロ。また、東京湾アクアラインの海底トンネルは9.6キロ。だが一般的に海底トンネルというと、イギリスとフランスを鉄道で結ぶ37.9キロの海峡トンネルに軍配が上がる。
12月31日付中国『Global Times』(新華社通信):「中国で最長の湖底高速トンネル開通へ」:
中国で最も長い海底高速トンネルとなる江蘇省の太湖トンネルが12月30日に開通となった。中国で3番目に大きな淡水湖である太湖の下を走るトンネルで、全長10.79メートル、高さは7.25メートル。同日開通となった全長43.9メートルの常州無錫高速道路の一部にあたる。
2018年1月に建設が開始され、建設チームによると、建設には地下水や粉塵を出さないようにする自動製鉄加工装置やAIシステムが使われたという。
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イスラエル、ヒズボラとの紛争では1日に2千発のロケット弾が飛来すると予想(2021/10/18)
今年5月、パレスチナ自治区からイスラエル領に向けて発射されたロケット弾は、合計で約4400発にのぼった。イスラエルは、レバノンのイスラム急進派の武装組織ヒズボラとの間で武力衝突が起こった場合、1日に2千発という記録的なロケット弾に備えていることを明らかにした。
仏
『BFMTV』によると、5月にガザ地区で政権を握っているイスラム主義組織ハマスがイスラエルの主要都市にロケット攻撃を行った際、イスラエルは即座に報復し、11日間の戦争に発展した。イスラエル軍によると、パレスチナ自治区からイスラエル領に向けて発射されたロケット弾の総数は約4400発で、レバノンから同数のロケット弾が発射されたヒズボラとの2006年の1ヵ月続いた戦争時のペースを上回った。
約10年前から運用されているイスラエルの防空システム「アイアンドーム」は、5月にガザから発射されたロケット弾のほとんどを迎撃したが、そのうち300発弱がイスラエル国内の人口密集地に着弾した。...
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仏
『BFMTV』によると、5月にガザ地区で政権を握っているイスラム主義組織ハマスがイスラエルの主要都市にロケット攻撃を行った際、イスラエルは即座に報復し、11日間の戦争に発展した。イスラエル軍によると、パレスチナ自治区からイスラエル領に向けて発射されたロケット弾の総数は約4400発で、レバノンから同数のロケット弾が発射されたヒズボラとの2006年の1ヵ月続いた戦争時のペースを上回った。
約10年前から運用されているイスラエルの防空システム「アイアンドーム」は、5月にガザから発射されたロケット弾のほとんどを迎撃したが、そのうち300発弱がイスラエル国内の人口密集地に着弾した。イスラエルの民間防衛軍を率いるウリ・ゴーディン将軍は、その結果、大都市テルアビブやアシュドッドなど南部の都市では、イスラエル建国以降「最も多くのロケット弾を受けた」と述べている。そして、「ヒズボラとの紛争や戦争になれば、レバノンからイスラエルに向けて毎日少なくとも5倍の数のロケット弾が発射されることが予想される。これは1500から2500発のロケット弾になるだろう」と指摘した。
民間防衛軍は、第一次湾岸戦争後の1992年に編成され、テロ攻撃や暴動からの市民生活の防護や災害救助活動などを担当している。
米ニュースサイト『IBTimes』は、ウリ・ゴーディン将軍によると、連絡部隊は強化され、現在ではイスラエルの250の自治体で活動しており、攻撃を受けた際の支援を行っていると伝えている。民間防衛軍では、ロケットが発射された後の軌道をコンピューターで予測し、特定の範囲内にいる人々に防空壕に向かうようにアドバイスしているという。5月の紛争の際には、こうした連絡システムのおかげで、救急隊は「あらゆる事件に5分以内に駆けつけることができた」と語っている。
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