サウジアラビアの不明記者問題の影響、グーグル(2018/10/16)
サウジアラビアの記者行方不明事件により国際情勢が不安定となり、サウジアラビアで今月開催されるビジネス会議へ、各社が参加取りやめを発表している。
10月16日付
『ロイター通信』は「グーグルもサウジ会議を欠席」との見出しで以下のように報道している。
グーグルが月曜サウジアラビアでのビジネス会議を欠席を取りやめた。著名なサウジの記者で在米ワシントンンポストのコラムニスト、サウジ政治批判家のジャマル・カショギ氏が行方不明となり、情勢が不安定となっている。同氏は2日に最後にサウジ領事館に入ってから、行方不明となっている。グーグル・クラウド部長のDiane Greeneは声明で、10月23日からリヤドで開催される“未来投資サミット”への欠席を発表。...
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10月16日付
『ロイター通信』は「グーグルもサウジ会議を欠席」との見出しで以下のように報道している。
グーグルが月曜サウジアラビアでのビジネス会議を欠席を取りやめた。著名なサウジの記者で在米ワシントンンポストのコラムニスト、サウジ政治批判家のジャマル・カショギ氏が行方不明となり、情勢が不安定となっている。同氏は2日に最後にサウジ領事館に入ってから、行方不明となっている。グーグル・クラウド部長のDiane Greeneは声明で、10月23日からリヤドで開催される“未来投資サミット”への欠席を発表。欠席の理由には触れなかった。
他にもビジネス界から欠席を決めたのは Uber のダラ・コスロシャヒ(CEO)はカショギ氏の失踪を懸念しているとした。グーグルは今年初め、サウジ機関と協力し、サウジの5拠点で最新の技術者養成所センター建設を計画していた。
15日付米国『The Hill』は「グーグルがサウジ投資家会議を欠席」との見出しで以下のように報道している。
グーグルも今月後半開催のサウジ・リヤドでのビジネス会議の欠席を決めた。多くのメディアやビジネスリーダーが、殺害された疑いのあるカショギ記者の行方不明事件を受け、未来投資会議(FII)の欠席を決めている。
世界銀行、ニューヨークタイムズ紙、ブルームバーグ紙、CNBC、Uberもここ数日間で欠席を決めた。この会議はサウジの公共投資基金により開催されるもの。
先週、トルコ領事館内部でサウジの代理人によりカショギが殺害されたとの報道があった後、多くの反発の声が起きた。月曜時点では、サウジ当局がトルコの領事館で同氏が殺害されたことを認める方とされ、サウジが責任を取るかは不明だが、 公式声明が準備されていると報道されている。
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イバンカ・トランプ“偽の”中国のことわざ投稿で批判(2018/06/13)
米朝会談後、これに関してドナルド・トランプ大統領の娘であるイバンカ・トランプが、中国のことわざだとしてツイッターに書き込みを投稿。(「何かを成し遂げようとしている人たちに、そんなことは無理だという人たちが邪魔をしてはならない。中国のことわざより」) だが、このようなことわざは中国には無いと中国のネットユーザーが批判しているという。
6月12日付英国
『BBC』は「イバンカ・トランプが“偽の”中国のことわざ投稿で批判」との見出しで以下のように報道している。
偽のことわざをツイッター投稿しているとしてイバンカを批判されている。月曜イバンカは、「“出来ないと言う人々は、やっている人を邪魔するべきではない”中国のことわざより」と投稿。だが、米国や中国のネットユーザーからはこのようなことわざは中国には無いとしている。
この投稿は父親であるトランプ大統領が、北朝鮮の金正恩委員長と歴史的会談を行った数時間後に投稿された。...
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6月12日付英国
『BBC』は「イバンカ・トランプが“偽の”中国のことわざ投稿で批判」との見出しで以下のように報道している。
偽のことわざをツイッター投稿しているとしてイバンカを批判されている。月曜イバンカは、「“出来ないと言う人々は、やっている人を邪魔するべきではない”中国のことわざより」と投稿。だが、米国や中国のネットユーザーからはこのようなことわざは中国には無いとしている。
この投稿は父親であるトランプ大統領が、北朝鮮の金正恩委員長と歴史的会談を行った数時間後に投稿された。
「Weibo」(中国版ツイッター)では、中国で似た意味でよく使われる「チェスをしている人を見ている間にアドバイスをするな」と言うことわざが引用されていたり、「ぶどうを食べる前から、渋いと言ってはいけない」ということわざを出す人もいた。また、「フォーチューンクッキーに書いてあったのでは?」という人もいた。
イバンカ夫婦の中国や中国文化の関係は深く、娘には中国語を話す乳母を雇っていたほど。以前にもイバンカはツイッターに孔子の引用だとして間違えたことわざを投稿していた。
同日付米国『The Hill』は「ソーシャルメディア上で、イバンカ・トランプの米朝会談に関する”中国のことわざ“投稿が波紋を呼ぶ」との見出しで以下のように報道している。
偽の中国のことわざ投稿で、イバンカ・トランプがソーシャルメディア上で嘲笑されている。上海のメディア「shanghaiist」によると、このことわざを 「Quote Investigator 」(引用検索サイト)を用いて過去の引用事例を調べたところ、1903年のシカゴ雑誌で見つかったという。ネット上では、これは良く間違えられるもので、ジョージバーナードショーが言ったものだと勘違いされているようである。1962年には孔子が言ったと引用されている雑誌例もあるという。
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