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2024年04月27日(土)
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【Globali】
 

ドゥテルテ比大統領、米国アクション俳優から強力支援を受けるも、地元学生は麻薬戦争等に猛反発【米・フランス・フィリピンメディア】(2017/12/02)

10月23日付Globali「ドゥテルテ比大統領がまた舌禍-麻薬取締局が不十分なら自分が麻薬犯罪者を射殺すると発言」で報じたとおり、“フィリピンのトランプ”と称されたロドリゴ・ドゥテルテ大統領の舌禍は、本家のドナルド・トランプ大統領に負けず劣らず盛んである。そしてこの程、米国アクション俳優という友軍を得て、麻薬犯罪取り締りや、イスラム過激派の殲滅に向けて意気盛んである。しかし、地元の学生らは、麻薬犯罪撲滅政策に伴う超法規的殺人の横行や、イスラム過激派との戦闘のために導入された一方的な戒厳令などに猛反発している。

12月1日付フランス『France 24』オンラインニュース(『AFP通信』配信):「米アクション俳優がドゥテルテ大統領率いるフィリピン軍を鼓舞」  
 ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は12月1日、米国アクション俳優のスティーブン・セガール氏(65歳、注1後記)を招聘して、イスラム過激派アブ・サヤフ・グループ殲滅に当るフィリピン軍を鼓舞した。  

 セガール氏は、1980~1990年代にヒットした映画“Hard to kill”や“Under Siege(沈黙の戦艦)”などに主演した。...
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トルコの最大手新聞社が政府管理下に(2016/03/07)

トルコのエルドアン政権に批判的だった最大手新聞社「ザマン(Zaman)」が4日、デモ隊との衝突の末、政府の治安部隊に占拠され政府管理下に置かれることとなった。政府は当新聞社がイスラム説指導者フェトフッラー・ギュレン氏との関わりがあるとし度々取締を行ってきた。占拠後の日曜の第一紙では、当紙は政府批判から政府支持に一転。報道の自由が脅かされるとしてアメリカ等各国が批判している。EUは難民問題を協議するサミットを控え、トルコの協力を仰ぐため強い批判は出来ないでいる。

3月6日付『ロイター通信』は「トルコ反政権紙が政府管理下に入り政府支持に転換」との見出しで次のように報道している。
・国内最大手ザマン紙が政府管理下に置かれた翌日の日曜、政権批判は消え、単調な論調に転換。エルドアン大統領と米国のイスラム説教師フェトフッラー・ギュレン氏間の長期に渡る対立の記事を単調につづるもので表紙には大統領の国際女性デーの開幕式に関する記事が掲載。
・ホームページはオフライン状態で「読者の皆さんには一刻も早くより高品質で客観的なサービスを提供します」と掲載されている。...
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