中国のレストランでザリガニが鍋から逃げ出す(2018/06/04)
近年、中国ではザリガニの一大ブームにより、ザリガニレストランが急増。殻をむきながら仲間と楽しく食べられる点が人気なのだという。(2017年の中国政府の調べでは、中国は世界最大のザリガニ生産国)そんな中、自分のハサミを切って鍋から逃げ出したザリガニの動画が話題になっている。
6月3日付英国
『ガーディアン』は「沸騰する鍋から手を切って逃げたザリガニがネット上のヒーローに」との見出しで以下のように報道している。
中国のレストランで、沸騰した辛いスープ鍋から、ザリガニが自分の手を切って逃げたという。はさみで自らの手を切り、鍋でゆでられる仲間をよそに逃げて行った様子が動画に収められ、中国のソーシャルメディア「Weibo」に投稿された。ネットで生かしてあげてくれとの頼みの声も多かったため、投稿者のJiuke(ユーザー名)はそのザリガニを引き取って自宅の水槽でペットとして飼っているという。...
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6月3日付英国
『ガーディアン』は「沸騰する鍋から手を切って逃げたザリガニがネット上のヒーローに」との見出しで以下のように報道している。
中国のレストランで、沸騰した辛いスープ鍋から、ザリガニが自分の手を切って逃げたという。はさみで自らの手を切り、鍋でゆでられる仲間をよそに逃げて行った様子が動画に収められ、中国のソーシャルメディア「Weibo」に投稿された。ネットで生かしてあげてくれとの頼みの声も多かったため、投稿者のJiuke(ユーザー名)はそのザリガニを引き取って自宅の水槽でペットとして飼っているという。
中国では最近、ザリガニ料理の人気が高まっており、中国全国で専門料理店も増加している。
スパイシーなソースがけが人気で、皆で手袋をはめて殻を取り(携帯電話をいじるのは一端やめて)、コミュニケーションを図りながらわいわい仲間と食事を楽しめる点が人気の秘訣なのだという。
中国農業省によると、ザリガニの生産高は、2007年比で3倍の85万トンに増加。
米国南部で食されていたアメリカザリガニは、20世紀初頭、ウシガエルのえさとして、日本の商社を通して中国に輸入されていた。今の人気とは裏腹に、ザリガニが土を掘る事で段々畑を荒らされていた農民にとっては、やっかいものだったのだという。
6月4日付豪州『ABC』は「中国のレストランで、食べられるのを拒否し鍋から逃げ自分のハサミを切ったザリガニ」との見出しで以下のように報道している。
ザリガニが決死の覚悟で自らのハサミを切って逃げ、客のディナーテーブルに運ばれるのを拒否。その様子を捉えた11秒間の動画は中国のWeiboに投稿され、100万回以上再生された。視聴者からは、このザリガニを助けるよう嘆願するコメントが寄せられ、後日動画の投稿者のJuikeさんは、台湾のニュースでペットとして持ち帰って飼っていると述べていたという。
ハサミが片方しかないことに心配の声があったが、海洋生物学者によると、ザリガニのハサミは再生するのだという。
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オーストラリアのカンガルーが人を襲う(2018/05/02)
カンガルーと写真を撮れることで人気のオーストラリアの観光地で、毎日カンガルーに蹴られたり引っかかれたりする人が後を絶たないのだという。毎日大量に与えられる餌付け用の人参が原因かも知れないのだという。
5月2日付豪州
『豪ABCニュース』は「女性が17針を縫う怪我、人参に飛びつくカンガルーが観光客を襲う」との見出しで以下のように報道している。
シドニーから電車で2時間程の「野生カンガルーが魅力」の観光地では「おとなしい」カンガルーと間近で写真を撮れるのが人気で、多くの観光客がカンガルーと写真を撮ろうと餌の人参をぶら下げる。
だが、観光客の女性が目から顎まで17針縫うけがをするなど、毎日カンガルーに蹴られたり擦り傷を負うなどする客が絶えないのだという。...
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5月2日付豪州
『豪ABCニュース』は「女性が17針を縫う怪我、人参に飛びつくカンガルーが観光客を襲う」との見出しで以下のように報道している。
シドニーから電車で2時間程の「野生カンガルーが魅力」の観光地では「おとなしい」カンガルーと間近で写真を撮れるのが人気で、多くの観光客がカンガルーと写真を撮ろうと餌の人参をぶら下げる。
だが、観光客の女性が目から顎まで17針縫うけがをするなど、毎日カンガルーに蹴られたり擦り傷を負うなどする客が絶えないのだという。
シャトルバスの運転手によると、カンガルーたちは週に少なくとも2千人の観光客を相手にする。カンガルーたちは、2千本も人参やバナナやパン、チップスやビスケットはいらない。マクドナルドやチキンなどをあげている人も見たことがあるという。
前に胃を引っ搔かれた男性がいた。エサをやってはいなかったが、10分前にマクドナルドに行っていた。もしかしたら臭いが残っていたせいかも知れないのだ。専門家によると、カンガルーは人への恐怖心はもうなくなり、いつものえさでは満足できなくなっているのだという。
人参は、人間にとっては健康的でも、カンガルーにとってはチョコレートのように高血糖の食べ物。草以外のものを与えるのは病気を引き起こす原因にもなる。
まずはマナーを向上しなければならない。看板を増やすことが効果的。規制強化まででなくとも、複数言語での標識による啓蒙は必須である。この公園は誰にでも解放され、宣伝も多いため、何らかの対策が求められている。
同日付英国『テレグラフ』は「シドニー近郊の観光地で人参中毒のカンガルーが人を襲う」との見出しで以下のように報道している。
オーストラリアを訪問する観光客に対し、シドニー近郊の観光地でカンガルーへの餌付けをすることに注意が促されている。何千人もの観光客がカンガルー目当てに、マッコリー湖のモリセットパークを訪れる。木にくくりつけられた看板にはカンガルーに餌付けしないよう書かれているが、毎日カンガルーに蹴られたり引っかかれたりする人が後を絶たないのだという。
公園の飼育員は毎日人参を与えられることでより攻撃的になったのだと指摘する。大好きな食べ物を前にすると、前足で蹴ったり、引っ搔いたり悪さをするのだという。
カンガルーは通常は、おとなしく、本能的に人を恐れるのだが、脅かされると予測不能な行動をとるという。
まれだが、人間を襲ったケースもある。人間を襲うときは、人が変わったように非常に攻撃的になる。昨年1月ジョギング中のオーストラリア人が、カンガルーに襲われ緊急手術を受けている。
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