【日本経済の動向】
日銀短観・大企業・製造業・2期連続で改善予測(9月25日)
来月公表される日銀の短観・企業短期経済観測調査は国内の企業9000社余りに景気の現状を尋ねる調査で、来月2日の公表を前に民間のシンクタンクなど12社が予測を発表した。
予測では景気を見る上で特に注目される大企業、製造業の景気判断を示す指数は、プラス4ポイントからプラス9ポイントとなっている。12社中8社が前回6月の調査結果のプラス5ポイントを上回り、2期連続で改善すると見込んでいるが、改善は小幅にとどまるという見方が多くなっている。...
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日銀・大規模な金融緩和策・維持決定(9月22日)
日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で、短期金利をマイナスにし、長期金利をゼロ%程度に抑えるいまの大規模な金融緩和策を維持することを決めた。長期金利の変動幅については、前回7月の会合で決めた事実上1%までの上昇を容認するとしている。
植田総裁がこのあと開く記者会見で、政策の方向性についてどのようなメッセージを示すのかが争点となる。 8月消費者物価指数・3.1%上昇(9月22日)
家庭で消費するものやサービスの値動きを見る先月8月の消費者物価指数は天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月より3.1%上昇した。
上昇率は7月から横ばいで3%以上となったのは12か月連続。食料品などの値上がりが主な要因となっている。
景気の現状示す指数・6か月ぶり低下(9月7日)
内閣府が発表したことし7月の景気動向指数は、景気の現状を示す指数が前の月から1.1ポイント低下した。指数の低下は6か月ぶり。
自動車の出荷台数が減少したほか、半導体製造装置や電子部品で生産が減ったことが影響した。景気の現状については、4か月連続で改善を示しているという判断を示した。 景気の先行きを示す先行指数は107.6となり、前の月より1.2ポイント低下した。先行指数の低下は2か月連続。...
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財務相・神田財務官“あらゆる手段排除せず”市場をけん制(9月6日)
きょうの東京外国為替市場で円相場は1ドル147円台後半まで値下がりし、去年11月以来の円安水準となっている。
これについて財務省の神田財務官はきょう午前、記者団に対し「足元を見ると、投機的な動き、あるいはファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)、経済の基礎的条件では説明できないような動きが見られるようになっており、高い緊張感を持って注視している」と述べた。 その上で、「為替の過度な変動は企業や家計に不確実性をもたらし経済に悪影響が高い。...
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