スターバックス店舗でまた差別騒動
米スターバックスでは、先月にフィラデルフィア州の店舗で黒人男性が知人を待っている際通報されたという差別騒動があり、今月全従業員への差別防止トレーニングが行われる予定であるが、またカリフォルニア州の店舗でラテン系男性が差別を受けたとの騒動が起きている。
5月18日付米国
『CNN』は「スターバックスでまた差別疑惑浮上:バリスタがラテン系客のカップに差別語を書く」の見出しで以下のように報道している。
今月末、差別防止トレーニングを行うという時期に、カリフォルニア州ラ・カニダ・フリントリッジ市の店舗のバリスタが、差別用語を書いたという疑惑が浮上している。
プリシラ・ヘルナンデスさんの同僚が近くのスタバに行った際、ドリンクを注文し名前をペドロ・ヘルナンデスと言っておいた。...
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5月18日付米国
『CNN』は「スターバックスでまた差別疑惑浮上:バリスタがラテン系客のカップに差別語を書く」の見出しで以下のように報道している。
今月末、差別防止トレーニングを行うという時期に、カリフォルニア州ラ・カニダ・フリントリッジ市の店舗のバリスタが、差別用語を書いたという疑惑が浮上している。
プリシラ・ヘルナンデスさんの同僚が近くのスタバに行った際、ドリンクを注文し名前をペドロ・ヘルナンデスと言っておいた。その後そのカップには「ペドロ」ではなく「beaner」と書かれていたのだという。「beaner」は米国でメキシコ人への蔑称(豆を食べる人という意味から)。
店に電話で抗議したところ、従業員はペドロさんが何と言ったかが分からなかったのだと説明し、50ドルのギフトカードの進呈を申し出たという。
間違えないようにと、店側はこの差別用語を使ったようである。ヘルナンデスさんはTwitter でも抗議を拡散。店側はすぐに反応し、「教えてくれてありがとう。これは我々の望む顧客対応ではない、お客様にお詫びし今後このような事の無いよう改めます。」との投稿があった。
ペドロさんは同僚と共に同店のエリアマネージャーに会った。マネージャーは陳謝し詳細を調査すると述べたという。
スターバックスは5月29日午後、8千店舗を一斉閉鎖し、17.5万人の従業員に対し種差別防止トレーニングを行うとしている。先月には2人の黒人男性がフィラベルフィアの店舗で商談相手を待っていた際逮捕される騒動も起きていた。
5月17日付米国『USAトゥデイ』は「スターバックスがカップに書かれた差別語でラテン系客に謝罪」との見出しで以下のように報道している。
ロス郊外の店舗でカップの名前を書く欄に、差別用語が書かれていたという。ラテン系男性の同僚のカップも同様だったという。この騒動は社員への差別防止トレーニングを2週間前に控えたタイミングで起きた。男性によると、バリスタは注文後に一度彼の名前を呼んでおり、これはアクシデントではないと主張する。男性は詫びのギフトカードの受け取りは辞退し、木曜にスターバックスの幹部と地元の店舗で面会、店側は謝罪は受け入れられたとし、「このような間違いのないよう、事態を更に精査し、サービス向上に努めます」とコメントしている。
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タイの軍関連病院で爆発
タイの首都バンコクの軍関連病院(軍運営だが民間人でも治療可能)で22日爆弾が爆発し、軍当局によると、21人が負傷した。現場から時限装置やバッテリーなど簡易爆弾の部品が見つかっており、待合室の花瓶に仕掛けられたパイプ爆弾が爆発したとの見方が有力だという。負傷者は退役軍人が多く、ガラスで顔をけがした女性も含まれるという。この日は同国の軍事クーデターから3年となる日で軍事政権の報道官は事件との関連は不明としているが、先月の爆発事件との類似点からも反軍政勢力による犯行の可能性が高いとみられている。軍事クーデター後、バンコク市内では少なくとも6回の爆発事件が起きており、いずれも小規模だが2015年観光地でもあるヒンズー教寺院でのテロでは20人が死亡している。
5月22日付カタール
『アルジャジーラ』は「バンコクの爆発で24人負傷」との見出しで以下のように報道している。
「バンコク警察はバンコク市内の病院での「軽い」爆発により少なくとも24人が負傷と発表。この日はタイの軍事政権誕生から3周年目にあたる日だった。犯行声明などは出ていないという。
爆発は、退役軍人病院の面かい室で起きた。負傷者は治療を受けているという。
警察の爆発物処理部の部長は、現場から爆弾装置の部品が見つかり、現在監視カメラを解析中だという。...
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5月22日付カタール
『アルジャジーラ』は「バンコクの爆発で24人負傷」との見出しで以下のように報道している。
「バンコク警察はバンコク市内の病院での「軽い」爆発により少なくとも24人が負傷と発表。この日はタイの軍事政権誕生から3周年目にあたる日だった。犯行声明などは出ていないという。
爆発は、退役軍人病院の面かい室で起きた。負傷者は治療を受けているという。
警察の爆発物処理部の部長は、現場から爆弾装置の部品が見つかり、現在監視カメラを解析中だという。負傷者の中には割れたガラス破片でけがをした人も含まれる。」
同日付米国
『USAトゥデイ』は「タイの病院での爆発で20以上負傷」との見出しで次の様に報道している。
「軍事クーデターから3年目となる22日、バンコク市内のプラモンクットクラオ病院(軍運営だが民間人でも治療可能)で、爆発が起き20人以上が負傷した。ワイヤーやバッテリーなど爆発装置の部品が現場で見つかり爆弾による爆発だと断定されたという。爆発半径は2,3メートルだったと警察は説明。
軍事クーデターの3周年記念日だったということが事件の背景に関連あるかは不明で、政府の報道官は、「事実関係は不明ですので、この事件を他の事項と関連づけて考えないでほしい。監視カメラの詳細な解析を待っている段階である。」と述べた。
軍事クーデター後、バンコク市内では少なくとも6回の爆発事件が起きている。2015年ヒンズー教寺院で20人が死亡した爆発以外はいずれも小規模。」
同日付タイ
『バンコクポスト』は「少なくとも20人負傷と警察発表」との見出しで次の様に報道している。
「タイメディアによると、爆発は午前10時にプラモンクットクラオ病院の待合室で起き、同室内のガラス数枚が割れ、煙は出たが出火はしていないという。負傷者の多くは退役した軍人だが、1人の女性が顔を金属片で切っており手術を受けたという。
爆発直後はパイプやケーブルの損傷から、ガス漏れによる爆発が原因とみられていたが、午後警察の爆発物取扱い班による調べで爆弾によるものだと断定された。
病院は閉鎖され、爆発物探知犬による捜査が進んでいる。火薬の入ったビニールパイプが花瓶に隠されているのが見つかった。また多くの釘(爆弾の破壊力を高める為と思われる)が見つかったという。
国立劇場で先週起きた爆発の様子と類似点があり、今回の爆発は病院のVIP室で有線カメラのある所で起きた。」
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