国連の子供たちに人道支援を行う組織である国連児童基金(ユニセフ)の新たな調査によると、世界中で1億1千5百万人の男性、男児が子供のうちに結婚しており、そのうち2千3百万人が15歳までに結婚していた。
『ABCニュース』、
『FOXニュース』(ともに米国)などが報じた。
ユニセフのこれまでの男子新郎に関する最も詳細な分析は金曜日に発表された。
ユニセフは、2014年に18歳までに結婚した男性および男児が1億5千6百万人であると推定している。新しい統計は、82カ国からのデータを含むより広範な調査から得られたものである。
子供の新郎は子供の花嫁ほど多くは研究されていない。...
全部読む
『ABCニュース』、
『FOXニュース』(ともに米国)などが報じた。
ユニセフのこれまでの男子新郎に関する最も詳細な分析は金曜日に発表された。
ユニセフは、2014年に18歳までに結婚した男性および男児が1億5千6百万人であると推定している。新しい統計は、82カ国からのデータを含むより広範な調査から得られたものである。
子供の新郎は子供の花嫁ほど多くは研究されていない。 ユニセフは世界で6億5千万人の女性と少女が17歳以下の年齢で結婚していると推定している。
ユニセフと他のいくつかの団体は、子供の結婚がここ数十年で減少したとしている。 しかし、ユニセフのヘンリエッタ・H・フォア業務執行取締役は、まだ多くの人にとって「結婚は子供時代を盗む」という。
閉じる
フランシスコ法王は、来月ロシアのウラジミール・プーチン大統領とバチカン市国で会談する。ウクライナのカトリックの指導者らがローマ教皇庁に集まり、続く紛争とロシアとウクライナ正教会の分裂の修復について話し合う前日になる。
『ABCニュース』、
『FOXニュース』(ともに米国)などが報じた。
ローマ教皇庁は7月4日の謁見を確認した。これはフランシスコ法王とプーチン大統領の3回目の会談となる。
フランシスコ法王とモスクワ総主教のキリル1世は、2016年は1世紀ぶりに、両教会の長の会議に出席した。このキューバで行われた首脳会談は、法王がロシアを訪問する最初のステップと見られた。まだロシアに足を踏み入れた法王はいない。
プーチン大統領はフランシスコ法王をロシアに招待するつもりか木曜日に聞かれ、ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、それについて話すのはまだ早いと答えた。
先月ローマ教皇庁は、東欧で少数派であるローマ法王に忠誠を誓うウクライナ東方カトリック教会の指導者たちを7月5、6日の会議に招くと発表した。会議の目的は、苦しい立場に置かれているウクライナに支援をしようするものだといわれている。
昨年、ロシア正教会からのウクライナ正教会の離脱が世界の正教会の宗教上の指導者たるキリル1世により承認された。
ウクライナ正教会の独立への動きは、ウクライナ東部の政府軍とロシアの支援を受けた反政府勢力との戦闘に助長されている。
ローマ教皇庁は、いろいろな当事者たちとの関係の悪化を懸念し、紛争への介入を避けてきた。
ウクライナ東方カトリック教会の指導者たちとの会談は、カトリック教会とほかの教会、キリスト教コミュニティーにおける平和と理解の促進を助けるためと言われている。
ロシアは2014年にクリミア半島を併合し、分離派の抵抗勢力を支援している。抵抗勢力は過去5年ウクライナ東部でウクライナ軍と戦っており、1万3千人以上が亡くなっている。
ペトロ・ポロシェンコ前ウクライナ大統領は、果たせなかった再選への公約の目玉として、ウクライナ教会の独立を喧伝していた。ポロシェンコ氏や多くの著名な人物がクリミア半島併合後、独立したウクライナ教会を設立し、何世紀にも亘るロシア教会との絆を断ち切ることが重要だと訴えた。
ロシア政府はウクライナ政府の試みを、教会問題を政治目的に使おうとしてると非難した。
今年初め、プーチン大統領は、ウクライナに新しい正教会を作るという決定は、権力闘争に根差しており、敵意と不寛容を生むと批判した。
またプーチン大統領は宗派間の暴力を警告し、ロシア政府は信仰の自由を含む人権を守るためにあらゆることを行う準備があると述べた。
今年初め、新教会支持派とロシア正教会の影響下に留まりたいとう者の間で、乱闘や衝突があったウクライナの教区もあった。しかし暴力はすべて散発的で、ひどくないものだった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー新大統領は、ポロシェンコ氏の宗教政策を避け、国は宗教問題に干渉すべきではないと述べた。
閉じる