2月27日付米
『Foxニュース』(
『AP通信』記事引用)の、「ASEAN外相、南シナ海問題の懸念に言及」と題した報道:
「・ASEAN10ヵ国の外相は2月27日、ビエンチャン(ラオス)での会議後、南シナ海の最近の状況に深刻な懸念を保持し、一方的な海洋活動によって同海域の安定と平和が損なわれることを憂慮する、との声明を発表。
・但し、“中国”の文言の言及はなし。」
同日付英
『メール・オンライン(デイリィ・メール電子版)』(
『ロイター通信』記事引用)の、「ASEAN、南シナ海での緊張昂揚に懸念」と題した報道記事:
「・米国は2月26日、中国の習主席は南シナ海の軍事拠点化を止めるべきだと主張。...
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2月27日付米
『Foxニュース』(
『AP通信』記事引用)の、「ASEAN外相、南シナ海問題の懸念に言及」と題した報道:
「・ASEAN10ヵ国の外相は2月27日、ビエンチャン(ラオス)での会議後、南シナ海の最近の状況に深刻な懸念を保持し、一方的な海洋活動によって同海域の安定と平和が損なわれることを憂慮する、との声明を発表。
・但し、“中国”の文言の言及はなし。」
同日付英
『メール・オンライン(デイリィ・メール電子版)』(
『ロイター通信』記事引用)の、「ASEAN、南シナ海での緊張昂揚に懸念」と題した報道記事:
「・米国は2月26日、中国の習主席は南シナ海の軍事拠点化を止めるべきだと主張。
・中国と領有権争いのある、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は、ASEAN外相会議後の2月27日、米国の意見に同調する旨表明。
・一方、(中国支援頼みの)カンボジアのホー・ナムホン外相は、中国とASEAN外相との会談を追って設定することにつき、ASEAN内で合意したと発表。
・また、(同じく中国支援頼みの)議長国ラオスでは南シナ海問題を扱うのに無理があるとの批判に対して、同国のトンルン・シースリット副首相兼外相は、ラオスにとってベトナムも中国も友好国であり、平和裏に話し合いで解決が可能と強調。」
一方、同日付中国
『英語版ウェブサイトニュース』(
『新華社通信』記事引用)の、「中国、米軍司令官の南シナ海問題での発言を拒絶」と題した報道記事:
「・中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は2月26日、南シナ海における中国の合法かつ妥当な海洋活動に難癖をつけ、同海域の不和を煽るような、米軍のハリー・ハリス太平洋軍司令官の度重なる挑発的コメントを拒絶すると表明。
・むしろ同高官は、中国を引き合いに出して、米国の同海域における覇権政策を糊塗しようとしているとも非難。
・同高官は2月25日、中国がやがて南シナ海に防空識別圏(ADIZ、注後記)を設定しようが、米軍はこれを無視するとし、更に、中国の同海域の軍事拠点化を糾弾するとも発言。」
(注)ADIZ:各国が、防空上の必要性から領空とは別に設定した空域のこと。防空識別圏
では、常時防空監視が行われ、(通常は)強制力はないが、予め飛行計画を提出せずここに
進入する航空機には識別と証明が求められる。更に、領空侵犯の危険がある航空機に対し
ては、軍事的予防措置などを行使することもある。
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