【Globali】
北朝鮮、香港国家安全法決議を支持 北朝鮮の外務省報道官は30日、中国の全人代で「香港国家安全法」を制定する決議が採択されたことを「中国が香港の安定と繁栄のために採った措置だ」として支持すると発言した。
朝鮮中央通信の記者のインタビューに答えたもので、中国の憲法と香港基本法に基づいた合法的な措置であるとして、朝鮮は、中国が国家の主権と安全および「一国二制度」を基盤とする香港の安定と繁栄を保障するための措置であると述べた。
さらに香港は、中華人民共和国が主権を行使し、中国憲法が適用される中国の不可分の領土であるとし、香港問題は完全に中国の内政に属するものであり、いかなる国家も勢力もとやかく言う権利はなく、朝鮮は香港の安定と社会および経済発展に危害を及ぼす外部の干渉に断固として反対する、と表明している。...
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金正恩、核抑止力の強化を指示 5月1日に20日ぶりに順川肥料工場の竣工式に姿を現した北朝鮮の金正恩委員長であったが、それから3週間余またしても動静が伝えられていなかったことから、北朝鮮で何かが起こっているか懸念されていたが、24日になって金正恩委員長の動静が伝えられた(もっとも5月8日には金正恩委員長が中国の習近平総書記に親書を送ったとの報道はあったが、いつ送ったのかという具体的な日時は記されていなかった)。
24日になって『朝鮮中央通信』は、朝鮮労働党中央軍事委員会第7期第4回拡大会議が開催され、金正恩委員長が主催したと報じた。23日付で軍の人事案に関する金正恩委員長の命令書が出されていることから、拡大会議は23日に開催されたものと思われる。
拡大会議では、国家武力の建設と発展の総体的要請に従って、国の核戦争抑止力をいっそう強化し、戦略武力を高度の臨戦状態で運営することや、人民軍砲兵の火力打撃能力を画期的に高める措置が取られた、とされる一方で、不合理な機構や編成的な欠陥があると問題点があったことも討論された。...
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