JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年05月18日(土)
最新TV速報
【Globali】
 

アジア各地を異常寒波が襲う(2016/01/26)

エルニーニョ現象で暖冬が予想される中、週末から続く異常寒波は、通常比較的温暖とされる鹿児島に大雪、奄美大島に115年ぶりの雪、沖縄に39年ぶりの霙をもたらしたが、アジア各地も異常寒波の影響を受けている。偏西風が南に蛇行して北極の寒気が流れ込んだのが原因とされている。アジアのメディアの報道ぶりを伝える。

1月26日付英文版『上海日報』(AFP通信引用)は、「気温急降下でアジア各地混乱」という見出しで温暖な冬に慣れている各地の住民にとって珍しい寒さで、死者が出たり、大量の航空便キャンセルとなったと伝えている。タイのバンコクでは通常20℃以下になることは珍しいが、日曜日の夜は16℃まで下がり、短パンとサンダルで過ごして来た市民はタンスにある長袖の上着を探すのに苦労した。中国南部の広州では同日60年ぶりに霙が降った。...
全部読む

 

産業革新機構主導のシャープ再建案(2016/01/25)

かつてシャープの亀山工場で作られた液晶テレビAQUOSは高画質で人気を呼び、シャープはこの液晶と太陽光パネルで日本をリードするハイテク企業と目されていたが、怒涛のようなグローバル化の荒波に揉まれ、韓国サムスン、LG等との価格競争に敗れ経営危機に追い込まれた。過去主力銀行の協力のもと自主再建を目指してきたが中々浮上出来ず、1月22日の新聞で官民ファンドの産業革新機構の主導で再建を目指すことが固まったと報じられた。再建案では革新機構が3,000億円出資し主力銀行2行が3,500億円の金融支援を行うほか、液晶事業は分社して将来ジャパンディスプレイとの統合を目指す。シャープに対しては台湾の鴻海精密工業も6,250億円の買収提案をしているが、総合的な判断で革新機構の案が選ばれたと報じられている。当然液晶技術を外国に渡したくないという我が国政府民間共通の思いがこの結論に大きく影響したものと思われるが、この結論は海外からは批判的な目で見られているようだ。

1月22日付台湾の『タイペイタイムズ』は、「鴻海、日本シャープ買収へ」という見出しで、台湾の鴻海精密工業が6,250億円でシャープを買収する提案を行ない、シャープは2月4日までに再建方針を決定するという「ウォールストリートジャーナル」の報道を伝えた。同紙は「日経新聞」の報道として産業革新機構の再建案も検討中であると伝えている。日本政府役人は液晶事業を外国に売却することに懸念を示し ていること、鴻海はシャープの銀行団の賛同を得るため借入金の全額肩代わりも示しているとも伝えている。...
全部読む


その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング