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2024年05月05日(日)
最新TV速報
【Globali】
 

仏・「個人の権利や自由」より「反テロ監視」へ(2015/06/26)

米国国家安全保障局(以下NSA)が、シラク大統領からオランド大統領まで、フランス大統領三代の通話を盗聴していた事が明るみに出た。フランス議会が反テロのフランス版愛国者法ともいえる、インテリジェンス法を採択したタイミングでこの暴露が行われたものの、法案は可決された。この法律は通信事業者やプロバイダー業者が、通信判別のためのブラックボックス設置を許可する。

フランス政府が「受け入れられない」と強く反発姿勢を示すものの、諜報活動自体に理解を示すようなあいまいな扱いがフランスメディアの中に目立つ。右派系『フィガロ紙』は、「米仏の諜報活動における協力は、「米国のノウハウによって、欧州は実際恩恵を受けた」と、フランスの諜報機関にあたる国内情報中央局(以下DGSI)のスカルシニ元局長の言葉を引用する。フィガロ紙は「残念な波乱のせいで、有益な反テロの共同作業に傷をつける事は間違いない」と嘆き、その矛先はNSAよりむしろウィキリークスであるかのようだ。...
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フランス・カトリック社会と“自由”(2015/01/19)

『リベラシオン紙』は「カトリックの国では、全ての人がシャルリではない」と題して、イエズス会系の雑誌『エチュード』がエチュードのホームページから、『シャルリ・エブド』の一面記事を削除した事を取り上げる。この記事は次の点でフランスを象徴する。

1つ目は、現ローマ法王の出身母体であるイエズス会系の雑誌であるにもかかわらず、表現の自由の観点から、「シャルリ・エブド襲撃の翌日にウーベ編集長率いるエチュード誌のトップページで、カトリックとローマ法王に対して不敬とも言える、シャルリ・エブドの一面記事を掲載する。“恐怖に屈しない事”と“多次元的社会を擁護する事“を求める言葉を添え、“権威をあざ笑えるのは勇気の印”、“信仰でのユーモアは狂信に対する解毒剤”との結論を導く」。...
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