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2024年05月03日(金)
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【Globali】
 

ASEANは加盟国フィリピンの味方? 中比間の直近の緊張に懸念表明【欧米メディア】(2023/12/31)

12月31日付GLOBALi「中国、自国の傍若無人ぶりを棚に上げてフィリピンによる南シナ海岩礁上への恒久施設建設は国際法違反と糾弾」で報じたとおり、中国は、フィリピンが実効支配する南シナ海南沙諸島海域のセカンド・トーマス礁(注後記)上に恒久施設を建設するのは国際法違反だとして糾弾した。この事態の他、中比間では比漁船・中国海警艦の衝突事故等、一触即発となりかねない程緊張が高まっていることから、東南アジア諸国連合(ASEAN、1967年設立)加盟国外相がこの程、地域の平和と安定を損ないかねないとして当事国の自重と対話を呼びかけている。

12月31日付『ロイター通信』は、ASEAN加盟国外相はこの程、南シナ海における中比間の緊張事態を懸念するとの声明を発表したと報じている。

ASEAN加盟国外相は12月30日、“直近の南シナ海における緊張関係について、地域の平和と安定を脅かすことになりかねないので、関係国間の平和的対話を強く求める”との声明を発表した。

中国とフィリピンは、ここ数ヵ月間、同海域における海上衝突等の事態に関わりお互いを非難し合っている。...

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中国、自国の傍若無人ぶりを棚に上げてフィリピンによる南シナ海岩礁上への恒久施設建設は国際法違反と糾弾【フィリピン・中国メディア】(2023/12/31)

中国はこれまで、2016年の常設仲裁裁判所(PCA、1901年設立)裁定(注1後記)を無視して、南シナ海岩礁に勝手に人工島を建設し、軍事拠点化を進めてきている。ところが、この程フィリピンが実効支配する同海域のセカンド・トーマス礁(注2後記)上に恒久施設を建設するのは国際法違反だとして、自国の傍若無人ぶりを棚に上げて堂々と糾弾している。

12月30日付フィリピン『マニラ・ブルティン』紙(1900年創刊の英字紙)、中国『チャイナデイリィ』紙(1981年創刊の英字紙)は、中国が、フィリピンによる南シナ海内のセカンド・トーマス礁に恒久施設を建設するとする計画は国際法に違反すると糾弾したと報じている。

中国外交部(省に相当)の毛寧報道官(マオ・ニン、51歳、2022年就任)は12月29日、定例記者会見の席上、フィリピンが一方的にセカンド・トーマス礁(フィリピン名:アユンジンショウル、中国名:仁愛礁レナイチャオ)上に恒久施設を建設しようとしているが、明らかに国際法違反だと非難する声明を発表した。...

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