5月25日付ロシア
『スプートニク』は「米国家安全保障担当補佐官オブライエンが中国のコロナ対策をチェルノブイリ原発事故に例える」との見出しで以下のように報道している。
トランプ大統領が新型コロナウィルスが武漢の研究所から発生したという不確かな情報で中国政府の隠ぺいを批判したのと同じ時期に、CBSの番組「Face the Nation」のインタビューで、米国国家安全保障担当官が中国政府の対応を1986年チェルノブイリ原発事故に例え、コロナ蔓延の隠ぺい事件は、将来チェルノブイリ原発のテレビシリーズ(昨年HBOとスカイUKが作成した歴史的なチェルノブイリの悲劇にまつわるドラマ)と同じようなドラマが作られる事だろう、等と述べた。...
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5月25日付ロシア
『スプートニク』は「米国家安全保障担当補佐官オブライエンが中国のコロナ対策をチェルノブイリ原発事故に例える」との見出しで以下のように報道している。
トランプ大統領が新型コロナウィルスが武漢の研究所から発生したという不確かな情報で中国政府の隠ぺいを批判したのと同じ時期に、CBSの番組「Face the Nation」のインタビューで、米国国家安全保障担当官が中国政府の対応を1986年チェルノブイリ原発事故に例え、コロナ蔓延の隠ぺい事件は、将来チェルノブイリ原発のテレビシリーズ(昨年HBOとスカイUKが作成した歴史的なチェルノブイリの悲劇にまつわるドラマ)と同じようなドラマが作られる事だろう、等と述べた。
隠ぺいに関し、中国政府全体か、コロナが最初に発生した武漢地方のみを批判しているかとの質問には、「ホワイトハウスは決めかねるが、いつかは突き止める」としている。
「ワクチンを開発した場合は、米国でも使用可能になるだろう」とし、ワクチン開発や治療法開発への中国によるスパイ行為を批判。「中国は長年米国の知的財産権を侵害してきた歴史があり、ウィルスで同じことをしても驚きはしない」と述べた。
同日付英国『デイリーメール』は「トランプの国家安全保障長官が中国のコロナ対策をチェルノブイリ隠ぺいに例え、米国経済へ多額の損害を与えたと批判」との見出しで以下のように報道している。
米国家安全保障長官が、中国は11月から武漢でのウィルス発生を知っていてWHOに噓を月、他国の専門家が情報にアクセスするのを阻止したと批判。「これは現実的問題で、多くの損害が発生した、多くの米国人や世界の人の命を奪い、本当の情報が発信されたかったためだ。これは隠ぺいだ。これを我々はいつか突き止めるだろう。」等とした。
パンデミックにより米国経済は打撃を受けた。経済活動がストっプし失業者も増加。航空業界からエンターテイメントに至る多くの産業で、ロックダウンにより経済活動が中断。ウクライナ(旧ソビエト連邦)のチェルノブイリ原発事故では、放射性物質により数十人が死亡し、数千人が避難を余儀なくされた。事故の公表が遅れ、最悪の原発事故とみなされている。
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トランプ米大統領を“監視”する立場にある監視・政府改革委員会のイライジャ・カミングス委員長とその選挙区メリーランド州バルティモアを批判している大統領に人種差別だとの批判が殺到している。
7月28日付米国
『CBS』は「ボルティモア・サンが論説でカミングス議員を擁護し、トランプを痛烈に批判」との見出しで以下のように報道している。
バルティモア・サン紙は、トランプ大統領を“ネズミ”に例え“執務室に付いた最も不正直な男”だと論説で辛らつに批判した。先週末トランプ大統領はツイッターで、メリーランド州代表の民主党議員イライジャ・カミングス氏とその選挙区を次々に批判。メリーランドで黒人が多数派のバルティモア都市部の一部を含み郊外にまたがる「彼の選挙区は、ネズミが住みついた米国で最も最悪な場所」などとツイッターに投稿した。...
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7月28日付米国
『CBS』は「ボルティモア・サンが論説でカミングス議員を擁護し、トランプを痛烈に批判」との見出しで以下のように報道している。
バルティモア・サン紙は、トランプ大統領を“ネズミ”に例え“執務室に付いた最も不正直な男”だと論説で辛らつに批判した。先週末トランプ大統領はツイッターで、メリーランド州代表の民主党議員イライジャ・カミングス氏とその選挙区を次々に批判。メリーランドで黒人が多数派のバルティモア都市部の一部を含み郊外にまたがる「彼の選挙区は、ネズミが住みついた米国で最も最悪な場所」などとツイッターに投稿した。
これにつき、米国でも歴史のある地元紙は見出しで「ここで起きていることを把握するのは難しくはない。自分がネズミになるよりも、周りに少しばかりネズミがいる状態の方がましだ。」と批判した。
論説は、「黒人議員を叩くのがよい政治手法だと考えた大統領に、カミングス議員は使われた。トランプを支持する白人至上主義者を喜ばせ、同時にそれ以外の多くのまともな人を紛糾させると考えたからだ。この地区はジョンホプキンス病院(全米3位)、 全米社会保障局の本部やインナーハーバー(観光地)があり、全国平均より平均収入が高い。バルティモアは大統領が統治するべき米国の一部であり、1人の議員よりホワイトハウスは良くも悪くも影響力を持って改革できるはずだ。ネズミなど問題があれば、最も権限のある彼の責任だ。」としている。大統領は感情的で偏屈な論法で、黒人優勢地域より、黒人議員を責める昔の手法に回帰している。ネズミになるより、近所にネズミが住んでいる方がましだ」と述べている。
監視・政府改革委員長として、カミングスはトランプ批判で有名で、政権やビジネスの流れを調査してきた。
同日付米国『FOXニュース』は「トランプがイライジャ・カミングスと舌戦、同議員を人種差別主義者と呼ぶ」との見出しで以下のように報道している。
トランプ氏が監視・政府改革委員長のカミングス議員を批判するツイートにより差別主義者と呼ばれた後に、トランプ氏もカミングス氏も差別主義者だと呼んでいる。
日曜午後、トランプ氏はツイッターで「人種差別主義者イライジャ・カミングスが、バルチモア地区の素晴らしい人々のためエネルギーを注ぐことに注力すれば、多分、無能な指導者により滅茶苦茶になったバルチモアを改善できるだろう。彼の過激な"監視"は笑い草だ!」と呟いた。
その前日、トランプは国境警備担当職員への物言いが、“野蛮ないじめ”だとし、国境よりもバルティモアがよっぽど酷い状況だと言った。
これにペロシ議長をはじめとする民主党は差別主義だと反発。バルティモア出身のペロシ氏がカミングス氏と同市を擁護し、トランプ氏を“差別主義”だとして批判した。これにトランプ氏は「イライジャ・カミングスがバルチモア地区で酷い仕事をしているという既知の事実を述べるのは人種差別とは言えない。民主党は事実で勝てない時には、いつも人種カードを持ち出す。恥を知れ!」と返した。
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